コイコイさんの前は、人！！人！！人！！これでもかと言わんばかりの人ごみ！！それもそのはずただせさえこのショッピングセンターは人で多いのにリニューアルオープン初日とあって、もう大混雑だった。コイコイさんの前も、破っているのがやっとの位だった???
電車を一本遅らせてＪ駅に降りたのぞみ???人の多さに驚いた。何もこんなに日デートしなくても???そう思っても遅いし、時間は１０時５分前よし??コイコイさんの前は？あ???藤堂さんがいた???真っ先ののぞみの目に入ってきたのは藤堂だった。なんて言えばいいんだろう？やっぱりおはようが一番よね???
そろそろだな～時計を見た藤堂、駅のほうを見るとのぞみの姿を見つけた。そして、のぞみは笑みを浮かべ手を振って歩いた来た。
「おはようございます。」「あ??ああ??」何がおはようだよ???さっき挨拶したくせに???そう思う藤堂の前でのぞみが辺りを見回す。
「エリ！！」「えっ??」「喧嘩しに来たんか？だったら俺帰るぞ」「藤堂さんだけ？」「ああ??」「ウッホン!！」藤堂の少し横から咳払いをする声が聞こえた???その方向を見たのぞみ???し??島田君、何時からそこに？驚いた表情をしていると後ろから声がした。バーバリー 財布 メンズ「ちょっと？」振り返るとそこに音羽が立っていた。―――音羽さん！！どこにいたのって多分私の後ろだけど???藤堂さんちゃんと見つけないと???音羽を見つけた藤堂は、プイッと横を向いた。そんな藤堂さんに突っ込むことなく、わたしの前にでた音羽は、くるりと私のほうを振り向いた。「岡田さん！！しっかりしてよ！！いくら光の方がイケメンだからって、彼氏を見つけなきゃいけないでしょう！！」「すみません。」よくもそんな歯の浮くような台詞がいえるわね。本当に、でも実際に藤堂さんしか見つけることが出来なかったのは事実だし、どうにも出来ないわよ。そ??そんなことを今言ったら何もかもおしまいよね???とにかく謝ったけど??どうしよう???この険悪な雰囲気??どうみても音羽さん、結構切れかけてるし??そこへ、島田が話しかけた。「音羽??俺のことはいいから??」「そんなこと言っていたら??」そうよ??音羽さん、たまたま、藤堂さんを見つけただけだから???ってこっち向いてまだ何かいうの？音羽がのぞみの方を向いた。しかし、間髪いれず藤堂が声をあげ、音羽の手を引き自分の方を向かせた。
