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2006-07-05 15:56:01

文件: aspl2065.zip
大小: 269KB
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旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

Windows 95 の場合

[DCOM for Windows 95]
  1. に行きます。
  2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

     Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

  3. dcom95.exe をダブルクリックします。
  4. [はい] クリックしします。
  5. [Yes] クリックしします。
  6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

Windows 95/98/Me の場合

[Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
  1. に行きます。
  2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

    File Name:    File Size
        1670 KB

  3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
  4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
  ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

[Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
* Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
* Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
  1. に行きます。
  2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

    File Name:    File Size
        1781 KB

  3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
  4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
  5. パソコンを再起動します。
◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
  ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

* このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
Microsoft サイトに行って確認してください。

Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

[本体]
いよいよ本体です。

  1. に行きます。
  2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
    「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
    ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

    Windows           11.5MB

    をダウンロードします。
    上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
  3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

  1. ダウンロードした本体
    ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
    をダブルクリックします。

  2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
    Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
    と表示されたら Next をクリックします。

  3. End-User License Agreement 画面で
    I accept the terms in the License Agreement
    をチェックして、Next をクリックします。

  4. Custom Setup 画面で、
    枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
    すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

  5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
    Location: C:\Perl\
    と記述されています。その右の Browse をクリックして、
    Folder name に入力してあるC:\Perl\

    C:\usr\local\

    に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
    パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
    C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

    #!/usr/local/bin/perl

    プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
    C:\usr\ に変更してください。

  6. Next をクリします。

  7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

    Enable PPM3 to send profile into ASPN

    の □ にチェックマークが付けます。

  8. Next をクリします。

  9. 次の Choose Setup Options 画面で、

    Add Perl to the PATH environment variable

    Create Perl file extension association
    にチェックマークがついています。

    その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
    されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

    ■ Create IIS script mapping for Perl
    ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

    この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
    (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
    は選べません。

  10. Next をクリします。

  11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

  12. ファイルのコピーが始まって
    Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
    と表示されている間、待ってください。

  13. 画面が変わり、表示が
    Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
    変わったら、Finish をクリックします。

  14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
使ってみましょう。
  1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
    (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

  2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
    (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

    と入力して Enter キーを押します。これで、
    c:\usr\local\eg
    ディレクトリがカレントディレクトリになります。

  3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

  4. Hello from ActivePerl!
    C:\usr\local\eg>


    と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
  1. C:\usr\local\eg>perl -h

    と入力して、Enterキーを押します。

  2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
    (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
  1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

    と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

    C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

    と入力して、Enter キーを押します。

  2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
    ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

    bbs.cgi syntax OK

    C:\home\bbs>
では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

準備
[Windows XP のみ]
Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

[Windows 95 のみ]
Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
(Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
  1. 次に行きます。
  2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
    このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
    Windows Socket 2 Update
    986 KB | 8 Min @ 28.8
  3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

  4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
[Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
「」 で、該当箇所をお読みください。
  • Windows 95 の場合
  • Windows 95/98/Me の場合
  • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
本番
[Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

  1. に行きます。

  2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

        09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

       ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

  3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
  1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
  2. ダウンロードした
    apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
    をダブルクリックします。

  3. Welcome to the Installation Wizard for
    Apache HTTP Server 2.0.47

    と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
  4. License Agreement 画面では、
    I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
  5. Read This First 画面では、
    Apache HTTP Server
    というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
  6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
    私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
    Server Name (e.g.)
    127.0.0.1
    Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

    Network Domain (e.g.somenet.com)
    127.0.0.1

    一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

  7. 入力欄の下に
    Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
    とあり、ラジオボタンが2つあります。
    ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
    ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
    の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

  8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

  9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

    Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
    C:\Program Files\Apache Group\
    このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
    Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
    しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
    そのように変更しましょう。
  10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
  11. Folder Name 欄に次の記述があります。
      Folder Name:
      C:\Program Files\Apache Group\
    ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
      Folder Name:
      C:\
  12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
    C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

  13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
    何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

  14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
    作業が終わるまで待ちます。

  15. 画面が変わって、

    Installation Wizard Completed

    Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
    Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

    と表示されたら、 Finish をクリックします。

  16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

作業ディレクトリの作成

(この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
C:\apollo\
次はこのディレクトリを作る手順です。
  1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
  2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
  3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
C:\apollo\public_html\
プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

httpd.conf の修正

Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
[bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

● 212行目

インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
を選ぶと、ポート番号は8080 になります。

ServerName 127.0.0.1:80

もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。

 228行目

DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"

↓変更

#DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
DocumentRoot "C:/apollo/public_html"

先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。

「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
の行頭に # を付けて無効にしました。

なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
が完全に一致することです。

● 253行目



↓変更

#


「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。

作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
 または  だけで表示されます。

● 267行目

    Options Indexes FollowSymLinks

↓変更

    Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes

ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。

MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。

ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
方法の一つです。

● 321行目

DirectoryIndex index.html index.html.var

↓変更

DirectoryIndex index.html index.html.var
DirectoryIndex index.htm index.htm.var

これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。

● 511行目付近

ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。

↓挿入

Alias /html "C:/usr/local/html"


    Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
    AddOutputFilter Includes html
    AllowOverride None
    Order allow,deny
    Allow from all


上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
すると、Apache のマニュアルが表示されます。

その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
html とブラウザに入力すると、表示されます。

● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)

ReadmeName README.html
HeaderName HEADER.html

↓変更

#ReadmeName README.html
#HeaderName HEADER.html

元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
アウトしておきましょう。

これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。

● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)

IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t

↓変更

#IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t

元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。

● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)

LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw

↓変更

LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw

言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。

● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)

AddDefaultCharset ISO-8859-1

↓変更

#AddDefaultCharset ISO-8859-1

デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。

● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)

    #AddHandler cgi-script .cgi

↓変更

    AddHandler cgi-script .cgi

コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
実行する」という意味です。

● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)

#AddHandler send-as-is asis

↓変更

AddHandler send-as-is asis

コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。

● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)

#AddHandler imap-file map

↓変更

AddHandler imap-file map

コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。

● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)

#AddType text/html .shtml
#AddOutputFilter INCLUDES .shtml

↓変更

AddType text/html .shtml
AddOutputFilter INCLUDES .shtml
AddType text/html .html
AddOutputFilter INCLUDES .html

最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------

変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。

最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。

7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
  1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
  2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
  3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
  4. httpd.conf ファイルを開きます。
  5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
  6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
    ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
    httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
    多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
    Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
    Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
    これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
    別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
    Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
    バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

    起動

    1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
    2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

    終了

    1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
    2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
    3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
    (ケーブルテレビの場合)
    J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
    1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
    2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
    3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
    4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
    5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
    6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
    Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
     

    8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

    HTMLファイルを置く

    ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
    [index.html]
    [Windows 95/98/Me では]
    Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
    1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
    2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
    [全Windows OS共通]
    1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
    2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
    ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
    UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
    ~apollo

    CGIファイルを置く

    では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
    [test.cgi]
    CGIスクリプトの先頭行
    #!/usr/local/bin/perl
    の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
    test.cgi
    CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
    [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
    を見てください。エラーの原因がわかります。

    SSIを使う

    では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
    [test.shtml]
    ブラウザで
    test.shtml
    にアクセスしてみましょう。

    Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


    Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

    上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
    拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

    簡単なSSIアクセスカウンタの作成

    上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
    では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
    [counter.cgi]
    counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
    カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
    続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

    [counter.html]
    やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
    counter.html
    ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
    counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
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    旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

    1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

    Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

    ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

    Windows 95 の場合

    [DCOM for Windows 95]
    1. に行きます。
    2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

       Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

    3. dcom95.exe をダブルクリックします。
    4. [はい] クリックしします。
    5. [Yes] クリックしします。
    6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

    Windows 95/98/Me の場合

    [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
    1. に行きます。
    2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

      File Name:    File Size
          1670 KB

    3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
    4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
    ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
      ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

    [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
    * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
    * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
    1. に行きます。
    2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

      File Name:    File Size
          1781 KB

    3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
    4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
    5. パソコンを再起動します。
    ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
      ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

    * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
    Microsoft サイトに行って確認してください。

    Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

    [本体]
    いよいよ本体です。

    1. に行きます。
    2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
      「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
      ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

      Windows           11.5MB

      をダウンロードします。
      上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
    3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

    2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

    1. ダウンロードした本体
      ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
      をダブルクリックします。

    2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
      Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
      と表示されたら Next をクリックします。

    3. End-User License Agreement 画面で
      I accept the terms in the License Agreement
      をチェックして、Next をクリックします。

    4. Custom Setup 画面で、
      枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
      すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

    5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
      Location: C:\Perl\
      と記述されています。その右の Browse をクリックして、
      Folder name に入力してあるC:\Perl\

      C:\usr\local\

      に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
      パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
      C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

      #!/usr/local/bin/perl

      プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
      C:\usr\ に変更してください。

    6. Next をクリします。

    7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

      Enable PPM3 to send profile into ASPN

      の □ にチェックマークが付けます。

    8. Next をクリします。

    9. 次の Choose Setup Options 画面で、

      Add Perl to the PATH environment variable

      Create Perl file extension association
      にチェックマークがついています。

      その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
      されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

      ■ Create IIS script mapping for Perl
      ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

      この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
      (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
      は選べません。

    10. Next をクリします。

    11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

    12. ファイルのコピーが始まって
      Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
      と表示されている間、待ってください。

    13. 画面が変わり、表示が
      Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
      変わったら、Finish をクリックします。

    14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
    これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

    ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

    3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

    ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
    使ってみましょう。
    1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
      (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

    2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
      (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

      と入力して Enter キーを押します。これで、
      c:\usr\local\eg
      ディレクトリがカレントディレクトリになります。

    3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

    4. Hello from ActivePerl!
      C:\usr\local\eg>


      と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
    では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
    1. C:\usr\local\eg>perl -h

      と入力して、Enterキーを押します。

    2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
      (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
    加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
    ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
    試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
    bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
    1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

      と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

      C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

      と入力して、Enter キーを押します。

    2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
      ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

      bbs.cgi syntax OK

      C:\home\bbs>
    では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
    自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

    しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

    4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

    準備
    [Windows XP のみ]
    Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

    [Windows 95 のみ]
    Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
    (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
    1. 次に行きます。
    2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
      このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
      Windows Socket 2 Update
      986 KB | 8 Min @ 28.8
    3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

    4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
    [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
    上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
    ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
    「」 で、該当箇所をお読みください。
    • Windows 95 の場合
    • Windows 95/98/Me の場合
    • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
    本番
    [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

    1. に行きます。

    2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

          09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

         ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

    3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
    5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
    1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
    2. ダウンロードした
      apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
      をダブルクリックします。

    3. Welcome to the Installation Wizard for
      Apache HTTP Server 2.0.47

      と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
    4. License Agreement 画面では、
      I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
    5. Read This First 画面では、
      Apache HTTP Server
      というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
    6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
      私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
      Server Name (e.g.)
      127.0.0.1
      Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

      Network Domain (e.g.somenet.com)
      127.0.0.1

      一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

    7. 入力欄の下に
      Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
      とあり、ラジオボタンが2つあります。
      ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
      ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
      の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

    8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

    9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

      Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
      C:\Program Files\Apache Group\
      このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
      Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
      しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
      そのように変更しましょう。
    10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
    11. Folder Name 欄に次の記述があります。
        Folder Name:
        C:\Program Files\Apache Group\
      ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
        Folder Name:
        C:\
    12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
      C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

    13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
      何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

    14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
      作業が終わるまで待ちます。

    15. 画面が変わって、

      Installation Wizard Completed

      Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
      Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

      と表示されたら、 Finish をクリックします。

    16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

    6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

    作業ディレクトリの作成

    (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
    ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
    われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
    ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
    C:\apollo\
    次はこのディレクトリを作る手順です。
    1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
    2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
    3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
    ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
    C:\apollo\public_html\
    プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
    私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
    次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

    httpd.conf の修正

    Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
    「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
    [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
    Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
    実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
    われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
    プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
    を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
    確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

    ● 212行目
    
    インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
    確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
    インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
    を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
    
    ServerName 127.0.0.1:80
    
    もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
    ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
    
     228行目
    
    DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
    
    ↓変更
    
    #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
    DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
    
    先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
    ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
    
    「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
    の行頭に # を付けて無効にしました。
    
    なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
    ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
    できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
    もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
    musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
    が完全に一致することです。
    
    ● 253行目
    
    
    
    ↓変更
    
    #
    
    
    「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
    です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
    までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
    
    作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
    ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
    とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
     または  だけで表示されます。
    
    ● 267行目
    
        Options Indexes FollowSymLinks
    
    ↓変更
    
        Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
    
    ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
    で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
    
    MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
    ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
    
    ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
    されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
    の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
    方法の一つです。
    
    ● 321行目
    
    DirectoryIndex index.html index.html.var
    
    ↓変更
    
    DirectoryIndex index.html index.html.var
    DirectoryIndex index.htm index.htm.var
    
    これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
    そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
    に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
    
    ● 511行目付近
    
    ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
    キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
    
    ↓挿入
    
    Alias /html "C:/usr/local/html"
    
    
        Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
        AddOutputFilter Includes html
        AllowOverride None
        Order allow,deny
        Allow from all
    
    
    上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
    Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
    すると、Apache のマニュアルが表示されます。
    
    その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
    簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
    html とブラウザに入力すると、表示されます。
    
    ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
    
    ReadmeName README.html
    HeaderName HEADER.html
    
    ↓変更
    
    #ReadmeName README.html
    #HeaderName HEADER.html
    
    元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
    HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
    レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
    ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
    ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
    しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
    HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
    アウトしておきましょう。
    
    これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
    に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
    README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
    
    ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
    
    IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
    
    ↓変更
    
    #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
    
    元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
    IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
    に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
    readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
    のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
    
    ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
    
    LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
    
    ↓変更
    
    LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
    
    言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
    日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
    
    ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
    
    AddDefaultCharset ISO-8859-1
    
    ↓変更
    
    #AddDefaultCharset ISO-8859-1
    
    デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
    このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
    の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
    
    ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
    
        #AddHandler cgi-script .cgi
    
    ↓変更
    
        AddHandler cgi-script .cgi
    
    コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
    実行する」という意味です。
    
    ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
    
    #AddHandler send-as-is asis
    
    ↓変更
    
    AddHandler send-as-is asis
    
    コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
    
    ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
    
    #AddHandler imap-file map
    
    ↓変更
    
    AddHandler imap-file map
    
    コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
    
    ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
    
    #AddType text/html .shtml
    #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
    
    ↓変更
    
    AddType text/html .shtml
    AddOutputFilter INCLUDES .shtml
    AddType text/html .html
    AddOutputFilter INCLUDES .html
    
    最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
    同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
    
    -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
    
    変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
    
    最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
    

    7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

    前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
    ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
    今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
    現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
    Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
    Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
    1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
    2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
    3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
    4. httpd.conf ファイルを開きます。
    5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
    6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
      ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
      httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
      多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
      Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
      Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
      これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
      別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
      Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
      バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

      起動

      1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
      2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

      終了

      1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
      2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
      3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
      (ケーブルテレビの場合)
      J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
      1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
      2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
      3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
      4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
      5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
      6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
      Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
       

      8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

      HTMLファイルを置く

      ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
      [index.html]
      [Windows 95/98/Me では]
      Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
      1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
      2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
      [全Windows OS共通]
      1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
      2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
      ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
      UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
      ~apollo

      CGIファイルを置く

      では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
      [test.cgi]
      CGIスクリプトの先頭行
      #!/usr/local/bin/perl
      の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
      test.cgi
      CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
      [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
      を見てください。エラーの原因がわかります。

      SSIを使う

      では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
      [test.shtml]
      ブラウザで
      test.shtml
      にアクセスしてみましょう。

      Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


      Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

      上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
      拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

      簡単なSSIアクセスカウンタの作成

      上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
      では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
      [counter.cgi]
      counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
      カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
      続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

      [counter.html]
      やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
      counter.html
      ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
      counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
      ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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      旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

      1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

      Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

      ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

      Windows 95 の場合

      [DCOM for Windows 95]
      1. に行きます。
      2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

         Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

      3. dcom95.exe をダブルクリックします。
      4. [はい] クリックしします。
      5. [Yes] クリックしします。
      6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

      Windows 95/98/Me の場合

      [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
      1. に行きます。
      2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

        File Name:    File Size
            1670 KB

      3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
      4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
      ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
        ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

      [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
      * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
      * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
      1. に行きます。
      2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

        File Name:    File Size
            1781 KB

      3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
      4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
      5. パソコンを再起動します。
      ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
        ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

      * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
      Microsoft サイトに行って確認してください。

      Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

      [本体]
      いよいよ本体です。

      1. に行きます。
      2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
        「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
        ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

        Windows           11.5MB

        をダウンロードします。
        上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
      3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

      2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

      1. ダウンロードした本体
        ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
        をダブルクリックします。

      2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
        Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
        と表示されたら Next をクリックします。

      3. End-User License Agreement 画面で
        I accept the terms in the License Agreement
        をチェックして、Next をクリックします。

      4. Custom Setup 画面で、
        枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
        すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

      5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
        Location: C:\Perl\
        と記述されています。その右の Browse をクリックして、
        Folder name に入力してあるC:\Perl\

        C:\usr\local\

        に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
        パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
        C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

        #!/usr/local/bin/perl

        プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
        C:\usr\ に変更してください。

      6. Next をクリします。

      7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

        Enable PPM3 to send profile into ASPN

        の □ にチェックマークが付けます。

      8. Next をクリします。

      9. 次の Choose Setup Options 画面で、

        Add Perl to the PATH environment variable

        Create Perl file extension association
        にチェックマークがついています。

        その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
        されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

        ■ Create IIS script mapping for Perl
        ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

        この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
        (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
        は選べません。

      10. Next をクリします。

      11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

      12. ファイルのコピーが始まって
        Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
        と表示されている間、待ってください。

      13. 画面が変わり、表示が
        Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
        変わったら、Finish をクリックします。

      14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
      これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

      ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

      3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

      ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
      使ってみましょう。
      1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
        (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

      2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
        (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

        と入力して Enter キーを押します。これで、
        c:\usr\local\eg
        ディレクトリがカレントディレクトリになります。

      3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

      4. Hello from ActivePerl!
        C:\usr\local\eg>


        と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
      では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
      1. C:\usr\local\eg>perl -h

        と入力して、Enterキーを押します。

      2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
        (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
      加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
      ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
      試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
      bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
      1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

        と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

        C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

        と入力して、Enter キーを押します。

      2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
        ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

        bbs.cgi syntax OK

        C:\home\bbs>
      では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
      自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

      しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

      4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

      準備
      [Windows XP のみ]
      Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

      [Windows 95 のみ]
      Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
      (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
      1. 次に行きます。
      2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
        このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
        Windows Socket 2 Update
        986 KB | 8 Min @ 28.8
      3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

      4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
      [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
      上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
      ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
      「」 で、該当箇所をお読みください。
      • Windows 95 の場合
      • Windows 95/98/Me の場合
      • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
      本番
      [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

      1. に行きます。

      2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

            09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

           ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

      3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
      5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
      1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
      2. ダウンロードした
        apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
        をダブルクリックします。

      3. Welcome to the Installation Wizard for
        Apache HTTP Server 2.0.47

        と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
      4. License Agreement 画面では、
        I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
      5. Read This First 画面では、
        Apache HTTP Server
        というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
      6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
        私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
        Server Name (e.g.)
        127.0.0.1
        Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

        Network Domain (e.g.somenet.com)
        127.0.0.1

        一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

      7. 入力欄の下に
        Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
        とあり、ラジオボタンが2つあります。
        ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
        ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
        の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

      8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

      9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

        Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
        C:\Program Files\Apache Group\
        このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
        Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
        しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
        そのように変更しましょう。
      10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
      11. Folder Name 欄に次の記述があります。
          Folder Name:
          C:\Program Files\Apache Group\
        ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
          Folder Name:
          C:\
      12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
        C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

      13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
        何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

      14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
        作業が終わるまで待ちます。

      15. 画面が変わって、

        Installation Wizard Completed

        Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
        Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

        と表示されたら、 Finish をクリックします。

      16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

      6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

      作業ディレクトリの作成

      (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
      ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
      われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
      ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
      C:\apollo\
      次はこのディレクトリを作る手順です。
      1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
      2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
      3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
      ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
      C:\apollo\public_html\
      プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
      私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
      次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

      httpd.conf の修正

      Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
      「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
      [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
      Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
      実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
      われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
      プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
      を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
      確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

      ● 212行目
      
      インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
      確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
      インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
      を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
      
      ServerName 127.0.0.1:80
      
      もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
      ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
      
       228行目
      
      DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
      
      ↓変更
      
      #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
      DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
      
      先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
      ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
      
      「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
      の行頭に # を付けて無効にしました。
      
      なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
      ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
      できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
      もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
      musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
      が完全に一致することです。
      
      ● 253行目
      
      
      
      ↓変更
      
      #
      
      
      「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
      です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
      までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
      
      作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
      ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
      とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
       または  だけで表示されます。
      
      ● 267行目
      
          Options Indexes FollowSymLinks
      
      ↓変更
      
          Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
      
      ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
      で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
      
      MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
      ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
      
      ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
      されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
      の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
      方法の一つです。
      
      ● 321行目
      
      DirectoryIndex index.html index.html.var
      
      ↓変更
      
      DirectoryIndex index.html index.html.var
      DirectoryIndex index.htm index.htm.var
      
      これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
      そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
      に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
      
      ● 511行目付近
      
      ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
      キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
      
      ↓挿入
      
      Alias /html "C:/usr/local/html"
      
      
          Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
          AddOutputFilter Includes html
          AllowOverride None
          Order allow,deny
          Allow from all
      
      
      上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
      Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
      すると、Apache のマニュアルが表示されます。
      
      その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
      簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
      html とブラウザに入力すると、表示されます。
      
      ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
      
      ReadmeName README.html
      HeaderName HEADER.html
      
      ↓変更
      
      #ReadmeName README.html
      #HeaderName HEADER.html
      
      元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
      HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
      レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
      ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
      ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
      しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
      HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
      アウトしておきましょう。
      
      これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
      に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
      README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
      
      ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
      
      IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
      
      ↓変更
      
      #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
      
      元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
      IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
      に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
      readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
      のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
      
      ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
      
      LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
      
      ↓変更
      
      LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
      
      言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
      日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
      
      ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
      
      AddDefaultCharset ISO-8859-1
      
      ↓変更
      
      #AddDefaultCharset ISO-8859-1
      
      デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
      このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
      の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
      
      ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
      
          #AddHandler cgi-script .cgi
      
      ↓変更
      
          AddHandler cgi-script .cgi
      
      コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
      実行する」という意味です。
      
      ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
      
      #AddHandler send-as-is asis
      
      ↓変更
      
      AddHandler send-as-is asis
      
      コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
      
      ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
      
      #AddHandler imap-file map
      
      ↓変更
      
      AddHandler imap-file map
      
      コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
      
      ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
      
      #AddType text/html .shtml
      #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
      
      ↓変更
      
      AddType text/html .shtml
      AddOutputFilter INCLUDES .shtml
      AddType text/html .html
      AddOutputFilter INCLUDES .html
      
      最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
      同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
      
      -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
      
      変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
      
      最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
      

      7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

      前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
      ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
      今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
      現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
      Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
      Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
      1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
      2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
      3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
      4. httpd.conf ファイルを開きます。
      5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
      6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
        ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
        httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
        多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
        Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
        Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
        これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
        別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
        Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
        バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

        起動

        1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
        2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

        終了

        1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
        2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
        3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
        (ケーブルテレビの場合)
        J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
        1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
        2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
        3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
        4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
        5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
        6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
        Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
         

        8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

        HTMLファイルを置く

        ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
        [index.html]
        [Windows 95/98/Me では]
        Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
        1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
        2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
        [全Windows OS共通]
        1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
        2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
        ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
        UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
        ~apollo

        CGIファイルを置く

        では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
        [test.cgi]
        CGIスクリプトの先頭行
        #!/usr/local/bin/perl
        の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
        test.cgi
        CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
        [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
        を見てください。エラーの原因がわかります。

        SSIを使う

        では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
        [test.shtml]
        ブラウザで
        test.shtml
        にアクセスしてみましょう。

        Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


        Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

        上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
        拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

        簡単なSSIアクセスカウンタの作成

        上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
        では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
        [counter.cgi]
        counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
        カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
        続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

        [counter.html]
        やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
        counter.html
        ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
        counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
        ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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        2006-07-05 15:56:01

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        旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

        1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

        Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

        ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

        Windows 95 の場合

        [DCOM for Windows 95]
        1. に行きます。
        2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

           Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

        3. dcom95.exe をダブルクリックします。
        4. [はい] クリックしします。
        5. [Yes] クリックしします。
        6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

        Windows 95/98/Me の場合

        [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
        1. に行きます。
        2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

          File Name:    File Size
              1670 KB

        3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
        4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
        ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
          ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

        [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
        * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
        * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
        1. に行きます。
        2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

          File Name:    File Size
              1781 KB

        3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
        4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
        5. パソコンを再起動します。
        ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
          ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

        * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
        Microsoft サイトに行って確認してください。

        Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

        [本体]
        いよいよ本体です。

        1. に行きます。
        2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
          「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
          ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

          Windows           11.5MB

          をダウンロードします。
          上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
        3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

        2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

        1. ダウンロードした本体
          ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
          をダブルクリックします。

        2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
          Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
          と表示されたら Next をクリックします。

        3. End-User License Agreement 画面で
          I accept the terms in the License Agreement
          をチェックして、Next をクリックします。

        4. Custom Setup 画面で、
          枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
          すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

        5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
          Location: C:\Perl\
          と記述されています。その右の Browse をクリックして、
          Folder name に入力してあるC:\Perl\

          C:\usr\local\

          に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
          パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
          C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

          #!/usr/local/bin/perl

          プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
          C:\usr\ に変更してください。

        6. Next をクリします。

        7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

          Enable PPM3 to send profile into ASPN

          の □ にチェックマークが付けます。

        8. Next をクリします。

        9. 次の Choose Setup Options 画面で、

          Add Perl to the PATH environment variable

          Create Perl file extension association
          にチェックマークがついています。

          その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
          されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

          ■ Create IIS script mapping for Perl
          ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

          この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
          (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
          は選べません。

        10. Next をクリします。

        11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

        12. ファイルのコピーが始まって
          Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
          と表示されている間、待ってください。

        13. 画面が変わり、表示が
          Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
          変わったら、Finish をクリックします。

        14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
        これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

        ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

        3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

        ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
        使ってみましょう。
        1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
          (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

        2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
          (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

          と入力して Enter キーを押します。これで、
          c:\usr\local\eg
          ディレクトリがカレントディレクトリになります。

        3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

        4. Hello from ActivePerl!
          C:\usr\local\eg>


          と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
        では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
        1. C:\usr\local\eg>perl -h

          と入力して、Enterキーを押します。

        2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
          (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
        加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
        ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
        試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
        bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
        1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

          と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

          C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

          と入力して、Enter キーを押します。

        2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
          ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

          bbs.cgi syntax OK

          C:\home\bbs>
        では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
        自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

        しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

        4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

        準備
        [Windows XP のみ]
        Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

        [Windows 95 のみ]
        Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
        (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
        1. 次に行きます。
        2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
          このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
          Windows Socket 2 Update
          986 KB | 8 Min @ 28.8
        3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

        4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
        [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
        上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
        ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
        「」 で、該当箇所をお読みください。
        • Windows 95 の場合
        • Windows 95/98/Me の場合
        • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
        本番
        [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

        1. に行きます。

        2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

              09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

             ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

        3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
        5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
        1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
        2. ダウンロードした
          apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
          をダブルクリックします。

        3. Welcome to the Installation Wizard for
          Apache HTTP Server 2.0.47

          と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
        4. License Agreement 画面では、
          I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
        5. Read This First 画面では、
          Apache HTTP Server
          というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
        6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
          私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
          Server Name (e.g.)
          127.0.0.1
          Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

          Network Domain (e.g.somenet.com)
          127.0.0.1

          一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

        7. 入力欄の下に
          Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
          とあり、ラジオボタンが2つあります。
          ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
          ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
          の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

        8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

        9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

          Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
          C:\Program Files\Apache Group\
          このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
          Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
          しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
          そのように変更しましょう。
        10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
        11. Folder Name 欄に次の記述があります。
            Folder Name:
            C:\Program Files\Apache Group\
          ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
            Folder Name:
            C:\
        12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
          C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

        13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
          何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

        14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
          作業が終わるまで待ちます。

        15. 画面が変わって、

          Installation Wizard Completed

          Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
          Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

          と表示されたら、 Finish をクリックします。

        16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

        6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

        作業ディレクトリの作成

        (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
        ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
        われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
        ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
        C:\apollo\
        次はこのディレクトリを作る手順です。
        1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
        2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
        3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
        ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
        C:\apollo\public_html\
        プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
        私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
        次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

        httpd.conf の修正

        Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
        「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
        [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
        Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
        実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
        われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
        プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
        を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
        確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

        ● 212行目
        
        インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
        確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
        インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
        を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
        
        ServerName 127.0.0.1:80
        
        もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
        ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
        
         228行目
        
        DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
        
        ↓変更
        
        #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
        DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
        
        先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
        ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
        
        「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
        の行頭に # を付けて無効にしました。
        
        なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
        ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
        できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
        もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
        musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
        が完全に一致することです。
        
        ● 253行目
        
        
        
        ↓変更
        
        #
        
        
        「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
        です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
        までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
        
        作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
        ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
        とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
         または  だけで表示されます。
        
        ● 267行目
        
            Options Indexes FollowSymLinks
        
        ↓変更
        
            Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
        
        ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
        で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
        
        MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
        ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
        
        ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
        されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
        の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
        方法の一つです。
        
        ● 321行目
        
        DirectoryIndex index.html index.html.var
        
        ↓変更
        
        DirectoryIndex index.html index.html.var
        DirectoryIndex index.htm index.htm.var
        
        これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
        そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
        に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
        
        ● 511行目付近
        
        ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
        キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
        
        ↓挿入
        
        Alias /html "C:/usr/local/html"
        
        
            Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
            AddOutputFilter Includes html
            AllowOverride None
            Order allow,deny
            Allow from all
        
        
        上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
        Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
        すると、Apache のマニュアルが表示されます。
        
        その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
        簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
        html とブラウザに入力すると、表示されます。
        
        ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
        
        ReadmeName README.html
        HeaderName HEADER.html
        
        ↓変更
        
        #ReadmeName README.html
        #HeaderName HEADER.html
        
        元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
        HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
        レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
        ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
        ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
        しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
        HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
        アウトしておきましょう。
        
        これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
        に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
        README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
        
        ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
        
        IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
        
        ↓変更
        
        #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
        
        元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
        IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
        に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
        readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
        のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
        
        ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
        
        LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
        
        ↓変更
        
        LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
        
        言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
        日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
        
        ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
        
        AddDefaultCharset ISO-8859-1
        
        ↓変更
        
        #AddDefaultCharset ISO-8859-1
        
        デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
        このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
        の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
        
        ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
        
            #AddHandler cgi-script .cgi
        
        ↓変更
        
            AddHandler cgi-script .cgi
        
        コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
        実行する」という意味です。
        
        ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
        
        #AddHandler send-as-is asis
        
        ↓変更
        
        AddHandler send-as-is asis
        
        コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
        
        ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
        
        #AddHandler imap-file map
        
        ↓変更
        
        AddHandler imap-file map
        
        コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
        
        ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
        
        #AddType text/html .shtml
        #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
        
        ↓変更
        
        AddType text/html .shtml
        AddOutputFilter INCLUDES .shtml
        AddType text/html .html
        AddOutputFilter INCLUDES .html
        
        最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
        同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
        
        -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
        
        変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
        
        最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
        

        7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

        前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
        ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
        今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
        現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
        Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
        Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
        1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
        2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
        3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
        4. httpd.conf ファイルを開きます。
        5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
        6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
          ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
          httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
          多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
          Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
          Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
          これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
          別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
          Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
          バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

          起動

          1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
          2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

          終了

          1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
          2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
          3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
          (ケーブルテレビの場合)
          J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
          1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
          2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
          3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
          4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
          5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
          6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
          Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
           

          8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

          HTMLファイルを置く

          ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
          [index.html]
          [Windows 95/98/Me では]
          Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
          1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
          2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
          [全Windows OS共通]
          1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
          2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
          ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
          UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
          ~apollo

          CGIファイルを置く

          では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
          [test.cgi]
          CGIスクリプトの先頭行
          #!/usr/local/bin/perl
          の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
          test.cgi
          CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
          [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
          を見てください。エラーの原因がわかります。

          SSIを使う

          では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
          [test.shtml]
          ブラウザで
          test.shtml
          にアクセスしてみましょう。

          Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


          Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

          上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
          拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

          簡単なSSIアクセスカウンタの作成

          上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
          では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
          [counter.cgi]
          counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
          カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
          続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

          [counter.html]
          やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
          counter.html
          ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
          counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
          ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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          旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

          1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

          Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

          ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

          Windows 95 の場合

          [DCOM for Windows 95]
          1. に行きます。
          2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

             Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

          3. dcom95.exe をダブルクリックします。
          4. [はい] クリックしします。
          5. [Yes] クリックしします。
          6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

          Windows 95/98/Me の場合

          [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
          1. に行きます。
          2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

            File Name:    File Size
                1670 KB

          3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
          4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
          ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
            ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

          [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
          * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
          * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
          1. に行きます。
          2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

            File Name:    File Size
                1781 KB

          3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
          4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
          5. パソコンを再起動します。
          ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
            ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

          * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
          Microsoft サイトに行って確認してください。

          Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

          [本体]
          いよいよ本体です。

          1. に行きます。
          2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
            「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
            ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

            Windows           11.5MB

            をダウンロードします。
            上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
          3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

          2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

          1. ダウンロードした本体
            ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
            をダブルクリックします。

          2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
            Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
            と表示されたら Next をクリックします。

          3. End-User License Agreement 画面で
            I accept the terms in the License Agreement
            をチェックして、Next をクリックします。

          4. Custom Setup 画面で、
            枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
            すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

          5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
            Location: C:\Perl\
            と記述されています。その右の Browse をクリックして、
            Folder name に入力してあるC:\Perl\

            C:\usr\local\

            に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
            パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
            C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

            #!/usr/local/bin/perl

            プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
            C:\usr\ に変更してください。

          6. Next をクリします。

          7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

            Enable PPM3 to send profile into ASPN

            の □ にチェックマークが付けます。

          8. Next をクリします。

          9. 次の Choose Setup Options 画面で、

            Add Perl to the PATH environment variable

            Create Perl file extension association
            にチェックマークがついています。

            その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
            されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

            ■ Create IIS script mapping for Perl
            ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

            この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
            (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
            は選べません。

          10. Next をクリします。

          11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

          12. ファイルのコピーが始まって
            Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
            と表示されている間、待ってください。

          13. 画面が変わり、表示が
            Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
            変わったら、Finish をクリックします。

          14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
          これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

          ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

          3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

          ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
          使ってみましょう。
          1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
            (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

          2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
            (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

            と入力して Enter キーを押します。これで、
            c:\usr\local\eg
            ディレクトリがカレントディレクトリになります。

          3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

          4. Hello from ActivePerl!
            C:\usr\local\eg>


            と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
          では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
          1. C:\usr\local\eg>perl -h

            と入力して、Enterキーを押します。

          2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
            (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
          加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
          ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
          試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
          bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
          1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

            と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

            C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

            と入力して、Enter キーを押します。

          2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
            ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

            bbs.cgi syntax OK

            C:\home\bbs>
          では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
          自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

          しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

          4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

          準備
          [Windows XP のみ]
          Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

          [Windows 95 のみ]
          Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
          (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
          1. 次に行きます。
          2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
            このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
            Windows Socket 2 Update
            986 KB | 8 Min @ 28.8
          3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

          4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
          [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
          上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
          ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
          「」 で、該当箇所をお読みください。
          • Windows 95 の場合
          • Windows 95/98/Me の場合
          • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
          本番
          [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

          1. に行きます。

          2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

               ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

          3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
          5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
          1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
          2. ダウンロードした
            apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
            をダブルクリックします。

          3. Welcome to the Installation Wizard for
            Apache HTTP Server 2.0.47

            と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
          4. License Agreement 画面では、
            I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
          5. Read This First 画面では、
            Apache HTTP Server
            というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
          6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
            私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
            Server Name (e.g.)
            127.0.0.1
            Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

            Network Domain (e.g.somenet.com)
            127.0.0.1

            一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

          7. 入力欄の下に
            Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
            とあり、ラジオボタンが2つあります。
            ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
            ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
            の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

          8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

          9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

            Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
            C:\Program Files\Apache Group\
            このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
            Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
            しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
            そのように変更しましょう。
          10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
          11. Folder Name 欄に次の記述があります。
              Folder Name:
              C:\Program Files\Apache Group\
            ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
              Folder Name:
              C:\
          12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
            C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

          13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
            何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

          14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
            作業が終わるまで待ちます。

          15. 画面が変わって、

            Installation Wizard Completed

            Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
            Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

            と表示されたら、 Finish をクリックします。

          16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

          6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

          作業ディレクトリの作成

          (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
          ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
          われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
          ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
          C:\apollo\
          次はこのディレクトリを作る手順です。
          1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
          2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
          3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
          ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
          C:\apollo\public_html\
          プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
          私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
          次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

          httpd.conf の修正

          Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
          「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
          [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
          Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
          実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
          われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
          プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
          を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
          確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

          ● 212行目
          
          インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
          確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
          インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
          を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
          
          ServerName 127.0.0.1:80
          
          もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
          ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
          
           228行目
          
          DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
          
          ↓変更
          
          #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
          DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
          
          先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
          ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
          
          「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
          の行頭に # を付けて無効にしました。
          
          なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
          ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
          できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
          もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
          musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
          が完全に一致することです。
          
          ● 253行目
          
          
          
          ↓変更
          
          #
          
          
          「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
          です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
          までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
          
          作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
          ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
          とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
           または  だけで表示されます。
          
          ● 267行目
          
              Options Indexes FollowSymLinks
          
          ↓変更
          
              Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
          
          ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
          で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
          
          MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
          ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
          
          ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
          されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
          の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
          方法の一つです。
          
          ● 321行目
          
          DirectoryIndex index.html index.html.var
          
          ↓変更
          
          DirectoryIndex index.html index.html.var
          DirectoryIndex index.htm index.htm.var
          
          これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
          そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
          に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
          
          ● 511行目付近
          
          ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
          キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
          
          ↓挿入
          
          Alias /html "C:/usr/local/html"
          
          
              Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
              AddOutputFilter Includes html
              AllowOverride None
              Order allow,deny
              Allow from all
          
          
          上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
          Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
          すると、Apache のマニュアルが表示されます。
          
          その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
          簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
          html とブラウザに入力すると、表示されます。
          
          ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
          
          ReadmeName README.html
          HeaderName HEADER.html
          
          ↓変更
          
          #ReadmeName README.html
          #HeaderName HEADER.html
          
          元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
          HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
          レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
          ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
          ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
          しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
          HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
          アウトしておきましょう。
          
          これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
          に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
          README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
          
          ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
          
          IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
          
          ↓変更
          
          #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
          
          元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
          IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
          に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
          readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
          のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
          
          ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
          
          LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
          
          ↓変更
          
          LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
          
          言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
          日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
          
          ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
          
          AddDefaultCharset ISO-8859-1
          
          ↓変更
          
          #AddDefaultCharset ISO-8859-1
          
          デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
          このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
          の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
          
          ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
          
              #AddHandler cgi-script .cgi
          
          ↓変更
          
              AddHandler cgi-script .cgi
          
          コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
          実行する」という意味です。
          
          ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
          
          #AddHandler send-as-is asis
          
          ↓変更
          
          AddHandler send-as-is asis
          
          コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
          
          ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
          
          #AddHandler imap-file map
          
          ↓変更
          
          AddHandler imap-file map
          
          コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
          
          ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
          
          #AddType text/html .shtml
          #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
          
          ↓変更
          
          AddType text/html .shtml
          AddOutputFilter INCLUDES .shtml
          AddType text/html .html
          AddOutputFilter INCLUDES .html
          
          最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
          同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
          
          -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
          
          変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
          
          最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
          

          7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

          前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
          ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
          今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
          現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
          Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
          Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
          1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
          2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
          3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
          4. httpd.conf ファイルを開きます。
          5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
          6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
            ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
            httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
            多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
            Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
            Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
            これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
            別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
            Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
            バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

            起動

            1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
            2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

            終了

            1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
            2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
            3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
            (ケーブルテレビの場合)
            J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
            1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
            2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
            3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
            4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
            5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
            6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
            Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
             

            8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

            HTMLファイルを置く

            ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
            [index.html]
            [Windows 95/98/Me では]
            Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
            1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
            2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
            [全Windows OS共通]
            1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
            2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
            ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
            UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
            ~apollo

            CGIファイルを置く

            では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
            [test.cgi]
            CGIスクリプトの先頭行
            #!/usr/local/bin/perl
            の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
            test.cgi
            CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
            [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
            を見てください。エラーの原因がわかります。

            SSIを使う

            では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
            [test.shtml]
            ブラウザで
            test.shtml
            にアクセスしてみましょう。

            Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


            Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

            上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
            拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

            簡単なSSIアクセスカウンタの作成

            上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
            では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
            [counter.cgi]
            counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
            カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
            続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

            [counter.html]
            やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
            counter.html
            ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
            counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
            ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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            旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

            1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

            Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

            ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

            Windows 95 の場合

            [DCOM for Windows 95]
            1. に行きます。
            2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

               Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

            3. dcom95.exe をダブルクリックします。
            4. [はい] クリックしします。
            5. [Yes] クリックしします。
            6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

            Windows 95/98/Me の場合

            [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
            1. に行きます。
            2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

              File Name:    File Size
                  1670 KB

            3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
            4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
            ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
              ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

            [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
            * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
            * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
            1. に行きます。
            2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

              File Name:    File Size
                  1781 KB

            3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
            4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
            5. パソコンを再起動します。
            ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
              ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

            * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
            Microsoft サイトに行って確認してください。

            Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

            [本体]
            いよいよ本体です。

            1. に行きます。
            2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
              「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
              ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

              Windows           11.5MB

              をダウンロードします。
              上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
            3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

            2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

            1. ダウンロードした本体
              ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
              をダブルクリックします。

            2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
              Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
              と表示されたら Next をクリックします。

            3. End-User License Agreement 画面で
              I accept the terms in the License Agreement
              をチェックして、Next をクリックします。

            4. Custom Setup 画面で、
              枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
              すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

            5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
              Location: C:\Perl\
              と記述されています。その右の Browse をクリックして、
              Folder name に入力してあるC:\Perl\

              C:\usr\local\

              に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
              パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
              C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

              #!/usr/local/bin/perl

              プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
              C:\usr\ に変更してください。

            6. Next をクリします。

            7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

              Enable PPM3 to send profile into ASPN

              の □ にチェックマークが付けます。

            8. Next をクリします。

            9. 次の Choose Setup Options 画面で、

              Add Perl to the PATH environment variable

              Create Perl file extension association
              にチェックマークがついています。

              その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
              されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

              ■ Create IIS script mapping for Perl
              ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

              この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
              (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
              は選べません。

            10. Next をクリします。

            11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

            12. ファイルのコピーが始まって
              Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
              と表示されている間、待ってください。

            13. 画面が変わり、表示が
              Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
              変わったら、Finish をクリックします。

            14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
            これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

            ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

            3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

            ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
            使ってみましょう。
            1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
              (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

            2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
              (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

              と入力して Enter キーを押します。これで、
              c:\usr\local\eg
              ディレクトリがカレントディレクトリになります。

            3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

            4. Hello from ActivePerl!
              C:\usr\local\eg>


              と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
            では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
            1. C:\usr\local\eg>perl -h

              と入力して、Enterキーを押します。

            2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
              (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
            加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
            ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
            試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
            bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
            1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

              と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

              C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

              と入力して、Enter キーを押します。

            2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
              ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

              bbs.cgi syntax OK

              C:\home\bbs>
            では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
            自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

            しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

            4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

            準備
            [Windows XP のみ]
            Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

            [Windows 95 のみ]
            Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
            (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
            1. 次に行きます。
            2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
              このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
              Windows Socket 2 Update
              986 KB | 8 Min @ 28.8
            3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

            4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
            [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
            上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
            ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
            「」 で、該当箇所をお読みください。
            • Windows 95 の場合
            • Windows 95/98/Me の場合
            • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
            本番
            [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

            1. に行きます。

            2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                  09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                 ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

            3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
            5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
            1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
            2. ダウンロードした
              apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
              をダブルクリックします。

            3. Welcome to the Installation Wizard for
              Apache HTTP Server 2.0.47

              と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
            4. License Agreement 画面では、
              I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
            5. Read This First 画面では、
              Apache HTTP Server
              というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
            6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
              私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
              Server Name (e.g.)
              127.0.0.1
              Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

              Network Domain (e.g.somenet.com)
              127.0.0.1

              一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

            7. 入力欄の下に
              Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
              とあり、ラジオボタンが2つあります。
              ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
              ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
              の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

            8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

            9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

              Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
              C:\Program Files\Apache Group\
              このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
              Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
              しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
              そのように変更しましょう。
            10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
            11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                Folder Name:
                C:\Program Files\Apache Group\
              ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                Folder Name:
                C:\
            12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
              C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

            13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
              何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

            14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
              作業が終わるまで待ちます。

            15. 画面が変わって、

              Installation Wizard Completed

              Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
              Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

              と表示されたら、 Finish をクリックします。

            16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

            6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

            作業ディレクトリの作成

            (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
            ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
            われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
            ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
            C:\apollo\
            次はこのディレクトリを作る手順です。
            1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
            2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
            3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
            ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
            C:\apollo\public_html\
            プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
            私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
            次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

            httpd.conf の修正

            Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
            「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
            [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
            Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
            実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
            われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
            プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
            を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
            確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

            ● 212行目
            
            インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
            確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
            インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
            を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
            
            ServerName 127.0.0.1:80
            
            もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
            ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
            
             228行目
            
            DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
            
            ↓変更
            
            #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
            DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
            
            先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
            ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
            
            「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
            の行頭に # を付けて無効にしました。
            
            なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
            ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
            できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
            もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
            musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
            が完全に一致することです。
            
            ● 253行目
            
            
            
            ↓変更
            
            #
            
            
            「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
            です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
            までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
            
            作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
            ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
            とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
             または  だけで表示されます。
            
            ● 267行目
            
                Options Indexes FollowSymLinks
            
            ↓変更
            
                Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
            
            ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
            で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
            
            MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
            ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
            
            ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
            されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
            の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
            方法の一つです。
            
            ● 321行目
            
            DirectoryIndex index.html index.html.var
            
            ↓変更
            
            DirectoryIndex index.html index.html.var
            DirectoryIndex index.htm index.htm.var
            
            これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
            そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
            に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
            
            ● 511行目付近
            
            ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
            キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
            
            ↓挿入
            
            Alias /html "C:/usr/local/html"
            
            
                Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                AddOutputFilter Includes html
                AllowOverride None
                Order allow,deny
                Allow from all
            
            
            上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
            Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
            すると、Apache のマニュアルが表示されます。
            
            その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
            簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
            html とブラウザに入力すると、表示されます。
            
            ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
            
            ReadmeName README.html
            HeaderName HEADER.html
            
            ↓変更
            
            #ReadmeName README.html
            #HeaderName HEADER.html
            
            元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
            HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
            レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
            ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
            ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
            しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
            HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
            アウトしておきましょう。
            
            これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
            に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
            README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
            
            ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
            
            IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
            
            ↓変更
            
            #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
            
            元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
            IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
            に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
            readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
            のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
            
            ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
            
            LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
            
            ↓変更
            
            LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
            
            言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
            日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
            
            ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
            
            AddDefaultCharset ISO-8859-1
            
            ↓変更
            
            #AddDefaultCharset ISO-8859-1
            
            デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
            このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
            の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
            
            ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
            
                #AddHandler cgi-script .cgi
            
            ↓変更
            
                AddHandler cgi-script .cgi
            
            コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
            実行する」という意味です。
            
            ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
            
            #AddHandler send-as-is asis
            
            ↓変更
            
            AddHandler send-as-is asis
            
            コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
            
            ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
            
            #AddHandler imap-file map
            
            ↓変更
            
            AddHandler imap-file map
            
            コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
            
            ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
            
            #AddType text/html .shtml
            #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
            
            ↓変更
            
            AddType text/html .shtml
            AddOutputFilter INCLUDES .shtml
            AddType text/html .html
            AddOutputFilter INCLUDES .html
            
            最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
            同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
            
            -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
            
            変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
            
            最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
            

            7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

            前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
            ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
            今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
            現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
            Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
            Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
            1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
            2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
            3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
            4. httpd.conf ファイルを開きます。
            5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
            6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
              ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
              httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
              多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
              Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
              Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
              これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
              別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
              Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
              バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

              起動

              1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
              2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

              終了

              1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
              2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
              3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
              (ケーブルテレビの場合)
              J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
              1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
              2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
              3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
              4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
              5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
              6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
              Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
               

              8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

              HTMLファイルを置く

              ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
              [index.html]
              [Windows 95/98/Me では]
              Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
              1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
              2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
              [全Windows OS共通]
              1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
              2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
              ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
              UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
              ~apollo

              CGIファイルを置く

              では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
              [test.cgi]
              CGIスクリプトの先頭行
              #!/usr/local/bin/perl
              の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
              test.cgi
              CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
              [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
              を見てください。エラーの原因がわかります。

              SSIを使う

              では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
              [test.shtml]
              ブラウザで
              test.shtml
              にアクセスしてみましょう。

              Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


              Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

              上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
              拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

              簡単なSSIアクセスカウンタの作成

              上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
              では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
              [counter.cgi]
              counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
              カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
              続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

              [counter.html]
              やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
              counter.html
              ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
              counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
              ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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              我的朋友

              分类:

              2006-07-05 15:56:01

              文件: aspl2065.zip
              大小: 269KB
              下载: 下载


              旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

              1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

              Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

              ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

              Windows 95 の場合

              [DCOM for Windows 95]
              1. に行きます。
              2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                 Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

              3. dcom95.exe をダブルクリックします。
              4. [はい] クリックしします。
              5. [Yes] クリックしします。
              6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

              Windows 95/98/Me の場合

              [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
              1. に行きます。
              2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                File Name:    File Size
                    1670 KB

              3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
              4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
              ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

              [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
              * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
              * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
              1. に行きます。
              2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                File Name:    File Size
                    1781 KB

              3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
              4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
              5. パソコンを再起動します。
              ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

              * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
              Microsoft サイトに行って確認してください。

              Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

              [本体]
              いよいよ本体です。

              1. に行きます。
              2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                Windows           11.5MB

                をダウンロードします。
                上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
              3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

              2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

              1. ダウンロードした本体
                ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                をダブルクリックします。

              2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                と表示されたら Next をクリックします。

              3. End-User License Agreement 画面で
                I accept the terms in the License Agreement
                をチェックして、Next をクリックします。

              4. Custom Setup 画面で、
                枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

              5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                Location: C:\Perl\
                と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                Folder name に入力してあるC:\Perl\

                C:\usr\local\

                に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                #!/usr/local/bin/perl

                プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                C:\usr\ に変更してください。

              6. Next をクリします。

              7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                Enable PPM3 to send profile into ASPN

                の □ にチェックマークが付けます。

              8. Next をクリします。

              9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                Add Perl to the PATH environment variable

                Create Perl file extension association
                にチェックマークがついています。

                その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                ■ Create IIS script mapping for Perl
                ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                は選べません。

              10. Next をクリします。

              11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

              12. ファイルのコピーが始まって
                Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                と表示されている間、待ってください。

              13. 画面が変わり、表示が
                Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                変わったら、Finish をクリックします。

              14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
              これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

              ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

              3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

              ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
              使ってみましょう。
              1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

              2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                と入力して Enter キーを押します。これで、
                c:\usr\local\eg
                ディレクトリがカレントディレクトリになります。

              3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

              4. Hello from ActivePerl!
                C:\usr\local\eg>


                と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
              では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
              1. C:\usr\local\eg>perl -h

                と入力して、Enterキーを押します。

              2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
              加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
              ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
              試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
              bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
              1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                と入力して、Enter キーを押します。

              2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                bbs.cgi syntax OK

                C:\home\bbs>
              では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
              自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

              しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

              4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

              準備
              [Windows XP のみ]
              Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

              [Windows 95 のみ]
              Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
              (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
              1. 次に行きます。
              2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                Windows Socket 2 Update
                986 KB | 8 Min @ 28.8
              3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

              4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
              [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
              上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
              ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
              「」 で、該当箇所をお読みください。
              • Windows 95 の場合
              • Windows 95/98/Me の場合
              • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
              本番
              [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

              1. に行きます。

              2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                    09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                   ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

              3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
              5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
              1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
              2. ダウンロードした
                apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                をダブルクリックします。

              3. Welcome to the Installation Wizard for
                Apache HTTP Server 2.0.47

                と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
              4. License Agreement 画面では、
                I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
              5. Read This First 画面では、
                Apache HTTP Server
                というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
              6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                Server Name (e.g.)
                127.0.0.1
                Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                Network Domain (e.g.somenet.com)
                127.0.0.1

                一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

              7. 入力欄の下に
                Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                とあり、ラジオボタンが2つあります。
                ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

              8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

              9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                C:\Program Files\Apache Group\
                このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                そのように変更しましょう。
              10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
              11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                  Folder Name:
                  C:\Program Files\Apache Group\
                ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                  Folder Name:
                  C:\
              12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

              13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

              14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                作業が終わるまで待ちます。

              15. 画面が変わって、

                Installation Wizard Completed

                Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                と表示されたら、 Finish をクリックします。

              16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

              6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

              作業ディレクトリの作成

              (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
              ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
              われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
              ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
              C:\apollo\
              次はこのディレクトリを作る手順です。
              1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
              2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
              3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
              ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
              C:\apollo\public_html\
              プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
              私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
              次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

              httpd.conf の修正

              Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
              「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
              [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
              Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
              実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
              われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
              プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
              を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
              確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

              ● 212行目
              
              インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
              確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
              インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
              を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
              
              ServerName 127.0.0.1:80
              
              もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
              ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
              
               228行目
              
              DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
              
              ↓変更
              
              #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
              DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
              
              先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
              ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
              
              「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
              の行頭に # を付けて無効にしました。
              
              なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
              ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
              できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
              もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
              musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
              が完全に一致することです。
              
              ● 253行目
              
              
              
              ↓変更
              
              #
              
              
              「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
              です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
              までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
              
              作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
              ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
              とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
               または  だけで表示されます。
              
              ● 267行目
              
                  Options Indexes FollowSymLinks
              
              ↓変更
              
                  Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
              
              ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
              で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
              
              MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
              ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
              
              ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
              されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
              の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
              方法の一つです。
              
              ● 321行目
              
              DirectoryIndex index.html index.html.var
              
              ↓変更
              
              DirectoryIndex index.html index.html.var
              DirectoryIndex index.htm index.htm.var
              
              これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
              そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
              に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
              
              ● 511行目付近
              
              ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
              キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
              
              ↓挿入
              
              Alias /html "C:/usr/local/html"
              
              
                  Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                  AddOutputFilter Includes html
                  AllowOverride None
                  Order allow,deny
                  Allow from all
              
              
              上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
              Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
              すると、Apache のマニュアルが表示されます。
              
              その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
              簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
              html とブラウザに入力すると、表示されます。
              
              ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
              
              ReadmeName README.html
              HeaderName HEADER.html
              
              ↓変更
              
              #ReadmeName README.html
              #HeaderName HEADER.html
              
              元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
              HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
              レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
              ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
              ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
              しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
              HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
              アウトしておきましょう。
              
              これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
              に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
              README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
              
              ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
              
              IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
              
              ↓変更
              
              #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
              
              元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
              IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
              に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
              readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
              のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
              
              ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
              
              LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
              
              ↓変更
              
              LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
              
              言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
              日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
              
              ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
              
              AddDefaultCharset ISO-8859-1
              
              ↓変更
              
              #AddDefaultCharset ISO-8859-1
              
              デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
              このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
              の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
              
              ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
              
                  #AddHandler cgi-script .cgi
              
              ↓変更
              
                  AddHandler cgi-script .cgi
              
              コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
              実行する」という意味です。
              
              ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
              
              #AddHandler send-as-is asis
              
              ↓変更
              
              AddHandler send-as-is asis
              
              コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
              
              ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
              
              #AddHandler imap-file map
              
              ↓変更
              
              AddHandler imap-file map
              
              コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
              
              ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
              
              #AddType text/html .shtml
              #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
              
              ↓変更
              
              AddType text/html .shtml
              AddOutputFilter INCLUDES .shtml
              AddType text/html .html
              AddOutputFilter INCLUDES .html
              
              最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
              同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
              
              -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
              
              変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
              
              最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
              

              7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

              前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
              ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
              今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
              現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
              Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
              Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
              1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
              2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
              3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
              4. httpd.conf ファイルを開きます。
              5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
              6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                起動

                1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                終了

                1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                (ケーブルテレビの場合)
                J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                 

                8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                HTMLファイルを置く

                ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                [index.html]
                [Windows 95/98/Me では]
                Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                [全Windows OS共通]
                1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                ~apollo

                CGIファイルを置く

                では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                [test.cgi]
                CGIスクリプトの先頭行
                #!/usr/local/bin/perl
                の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                test.cgi
                CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                を見てください。エラーの原因がわかります。

                SSIを使う

                では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                [test.shtml]
                ブラウザで
                test.shtml
                にアクセスしてみましょう。

                Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                [counter.cgi]
                counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                [counter.html]
                やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                counter.html
                ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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                2006-07-05 15:56:01

                文件: aspl2065.zip
                大小: 269KB
                下载: 下载


                旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                Windows 95 の場合

                [DCOM for Windows 95]
                1. に行きます。
                2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                   Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                4. [はい] クリックしします。
                5. [Yes] クリックしします。
                6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                Windows 95/98/Me の場合

                [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                1. に行きます。
                2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                  File Name:    File Size
                      1670 KB

                3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                  ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                1. に行きます。
                2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                  File Name:    File Size
                      1781 KB

                3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                5. パソコンを再起動します。
                ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                  ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                Microsoft サイトに行って確認してください。

                Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                [本体]
                いよいよ本体です。

                1. に行きます。
                2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                  「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                  ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                  Windows           11.5MB

                  をダウンロードします。
                  上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                1. ダウンロードした本体
                  ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                  をダブルクリックします。

                2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                  Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                  と表示されたら Next をクリックします。

                3. End-User License Agreement 画面で
                  I accept the terms in the License Agreement
                  をチェックして、Next をクリックします。

                4. Custom Setup 画面で、
                  枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                  すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                  Location: C:\Perl\
                  と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                  Folder name に入力してあるC:\Perl\

                  C:\usr\local\

                  に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                  パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                  C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                  #!/usr/local/bin/perl

                  プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                  C:\usr\ に変更してください。

                6. Next をクリします。

                7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                  Enable PPM3 to send profile into ASPN

                  の □ にチェックマークが付けます。

                8. Next をクリします。

                9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                  Add Perl to the PATH environment variable

                  Create Perl file extension association
                  にチェックマークがついています。

                  その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                  されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                  ■ Create IIS script mapping for Perl
                  ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                  この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                  (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                  は選べません。

                10. Next をクリします。

                11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                12. ファイルのコピーが始まって
                  Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                  と表示されている間、待ってください。

                13. 画面が変わり、表示が
                  Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                  変わったら、Finish をクリックします。

                14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                使ってみましょう。
                1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                  (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                  (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                  と入力して Enter キーを押します。これで、
                  c:\usr\local\eg
                  ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                4. Hello from ActivePerl!
                  C:\usr\local\eg>


                  と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                1. C:\usr\local\eg>perl -h

                  と入力して、Enterキーを押します。

                2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                  (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                  と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                  C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                  と入力して、Enter キーを押します。

                2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                  ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                  bbs.cgi syntax OK

                  C:\home\bbs>
                では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                準備
                [Windows XP のみ]
                Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                [Windows 95 のみ]
                Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                1. 次に行きます。
                2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                  このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                  Windows Socket 2 Update
                  986 KB | 8 Min @ 28.8
                3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                「」 で、該当箇所をお読みください。
                • Windows 95 の場合
                • Windows 95/98/Me の場合
                • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                本番
                [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                1. に行きます。

                2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                      09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                     ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                2. ダウンロードした
                  apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                  をダブルクリックします。

                3. Welcome to the Installation Wizard for
                  Apache HTTP Server 2.0.47

                  と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                4. License Agreement 画面では、
                  I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                5. Read This First 画面では、
                  Apache HTTP Server
                  というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                  私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                  Server Name (e.g.)
                  127.0.0.1
                  Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                  Network Domain (e.g.somenet.com)
                  127.0.0.1

                  一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                7. 入力欄の下に
                  Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                  とあり、ラジオボタンが2つあります。
                  ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                  ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                  の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                  Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                  C:\Program Files\Apache Group\
                  このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                  Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                  しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                  そのように変更しましょう。
                10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                    Folder Name:
                    C:\Program Files\Apache Group\
                  ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                    Folder Name:
                    C:\
                12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                  C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                  何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                  作業が終わるまで待ちます。

                15. 画面が変わって、

                  Installation Wizard Completed

                  Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                  Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                  と表示されたら、 Finish をクリックします。

                16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                作業ディレクトリの作成

                (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                C:\apollo\
                次はこのディレクトリを作る手順です。
                1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                C:\apollo\public_html\
                プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                httpd.conf の修正

                Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                ● 212行目
                
                インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                
                ServerName 127.0.0.1:80
                
                もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                
                 228行目
                
                DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                
                ↓変更
                
                #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                
                先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                
                「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                の行頭に # を付けて無効にしました。
                
                なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                が完全に一致することです。
                
                ● 253行目
                
                
                
                ↓変更
                
                #
                
                
                「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                
                作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                 または  だけで表示されます。
                
                ● 267行目
                
                    Options Indexes FollowSymLinks
                
                ↓変更
                
                    Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                
                ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                
                MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                
                ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                方法の一つです。
                
                ● 321行目
                
                DirectoryIndex index.html index.html.var
                
                ↓変更
                
                DirectoryIndex index.html index.html.var
                DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                
                これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                
                ● 511行目付近
                
                ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                
                ↓挿入
                
                Alias /html "C:/usr/local/html"
                
                
                    Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                    AddOutputFilter Includes html
                    AllowOverride None
                    Order allow,deny
                    Allow from all
                
                
                上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                
                その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                html とブラウザに入力すると、表示されます。
                
                ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                
                ReadmeName README.html
                HeaderName HEADER.html
                
                ↓変更
                
                #ReadmeName README.html
                #HeaderName HEADER.html
                
                元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                アウトしておきましょう。
                
                これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                
                ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                
                IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                
                ↓変更
                
                #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                
                元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                
                ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                
                LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                
                ↓変更
                
                LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                
                言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                
                ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                
                AddDefaultCharset ISO-8859-1
                
                ↓変更
                
                #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                
                デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                
                ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                
                    #AddHandler cgi-script .cgi
                
                ↓変更
                
                    AddHandler cgi-script .cgi
                
                コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                実行する」という意味です。
                
                ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                
                #AddHandler send-as-is asis
                
                ↓変更
                
                AddHandler send-as-is asis
                
                コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                
                ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                
                #AddHandler imap-file map
                
                ↓変更
                
                AddHandler imap-file map
                
                コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                
                ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                
                #AddType text/html .shtml
                #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                
                ↓変更
                
                AddType text/html .shtml
                AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                AddType text/html .html
                AddOutputFilter INCLUDES .html
                
                最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                
                -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                
                変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                
                最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                

                7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                4. httpd.conf ファイルを開きます。
                5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                  ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                  httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                  多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                  Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                  Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                  これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                  別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                  Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                  バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                  起動

                  1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                  2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                  終了

                  1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                  2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                  3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                  (ケーブルテレビの場合)
                  J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                  1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                  2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                  3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                  4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                  5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                  6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                  Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                   

                  8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                  HTMLファイルを置く

                  ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                  [index.html]
                  [Windows 95/98/Me では]
                  Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                  1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                  2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                  [全Windows OS共通]
                  1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                  2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                  ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                  UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                  ~apollo

                  CGIファイルを置く

                  では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                  [test.cgi]
                  CGIスクリプトの先頭行
                  #!/usr/local/bin/perl
                  の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                  test.cgi
                  CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                  [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                  を見てください。エラーの原因がわかります。

                  SSIを使う

                  では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                  [test.shtml]
                  ブラウザで
                  test.shtml
                  にアクセスしてみましょう。

                  Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                  Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                  上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                  拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                  簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                  上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                  では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                  [counter.cgi]
                  counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                  カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                  続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                  [counter.html]
                  やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                  counter.html
                  ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                  counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                  ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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                  2006-07-05 15:56:01

                  文件: aspl2065.zip
                  大小: 269KB
                  下载: 下载


                  旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                  1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                  Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                  ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                  Windows 95 の場合

                  [DCOM for Windows 95]
                  1. に行きます。
                  2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                     Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                  3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                  4. [はい] クリックしします。
                  5. [Yes] クリックしします。
                  6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                  Windows 95/98/Me の場合

                  [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                  1. に行きます。
                  2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                    File Name:    File Size
                        1670 KB

                  3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                  4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                  ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                    ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                  [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                  * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                  * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                  1. に行きます。
                  2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                    File Name:    File Size
                        1781 KB

                  3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                  4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                  5. パソコンを再起動します。
                  ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                    ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                  * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                  Microsoft サイトに行って確認してください。

                  Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                  [本体]
                  いよいよ本体です。

                  1. に行きます。
                  2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                    「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                    ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                    Windows           11.5MB

                    をダウンロードします。
                    上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                  3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                  2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                  1. ダウンロードした本体
                    ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                    をダブルクリックします。

                  2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                    Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                    と表示されたら Next をクリックします。

                  3. End-User License Agreement 画面で
                    I accept the terms in the License Agreement
                    をチェックして、Next をクリックします。

                  4. Custom Setup 画面で、
                    枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                    すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                  5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                    Location: C:\Perl\
                    と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                    Folder name に入力してあるC:\Perl\

                    C:\usr\local\

                    に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                    パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                    C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                    #!/usr/local/bin/perl

                    プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                    C:\usr\ に変更してください。

                  6. Next をクリします。

                  7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                    Enable PPM3 to send profile into ASPN

                    の □ にチェックマークが付けます。

                  8. Next をクリします。

                  9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                    Add Perl to the PATH environment variable

                    Create Perl file extension association
                    にチェックマークがついています。

                    その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                    されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                    ■ Create IIS script mapping for Perl
                    ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                    この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                    (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                    は選べません。

                  10. Next をクリします。

                  11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                  12. ファイルのコピーが始まって
                    Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                    と表示されている間、待ってください。

                  13. 画面が変わり、表示が
                    Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                    変わったら、Finish をクリックします。

                  14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                  これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                  ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                  3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                  ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                  使ってみましょう。
                  1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                    (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                  2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                    (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                    と入力して Enter キーを押します。これで、
                    c:\usr\local\eg
                    ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                  3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                  4. Hello from ActivePerl!
                    C:\usr\local\eg>


                    と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                  では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                  1. C:\usr\local\eg>perl -h

                    と入力して、Enterキーを押します。

                  2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                    (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                  加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                  ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                  試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                  bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                  1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                    と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                    C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                    と入力して、Enter キーを押します。

                  2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                    ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                    bbs.cgi syntax OK

                    C:\home\bbs>
                  では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                  自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                  しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                  4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                  準備
                  [Windows XP のみ]
                  Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                  [Windows 95 のみ]
                  Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                  (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                  1. 次に行きます。
                  2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                    このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                    Windows Socket 2 Update
                    986 KB | 8 Min @ 28.8
                  3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                  4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                  [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                  上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                  ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                  「」 で、該当箇所をお読みください。
                  • Windows 95 の場合
                  • Windows 95/98/Me の場合
                  • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                  本番
                  [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                  1. に行きます。

                  2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                        09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                       ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                  3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                  5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                  1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                  2. ダウンロードした
                    apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                    をダブルクリックします。

                  3. Welcome to the Installation Wizard for
                    Apache HTTP Server 2.0.47

                    と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                  4. License Agreement 画面では、
                    I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                  5. Read This First 画面では、
                    Apache HTTP Server
                    というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                  6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                    私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                    Server Name (e.g.)
                    127.0.0.1
                    Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                    Network Domain (e.g.somenet.com)
                    127.0.0.1

                    一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                  7. 入力欄の下に
                    Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                    とあり、ラジオボタンが2つあります。
                    ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                    ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                    の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                  8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                  9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                    Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                    C:\Program Files\Apache Group\
                    このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                    Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                    しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                    そのように変更しましょう。
                  10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                  11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                      Folder Name:
                      C:\Program Files\Apache Group\
                    ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                      Folder Name:
                      C:\
                  12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                    C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                  13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                    何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                  14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                    作業が終わるまで待ちます。

                  15. 画面が変わって、

                    Installation Wizard Completed

                    Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                    Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                    と表示されたら、 Finish をクリックします。

                  16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                  6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                  作業ディレクトリの作成

                  (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                  ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                  われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                  ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                  C:\apollo\
                  次はこのディレクトリを作る手順です。
                  1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                  2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                  3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                  ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                  C:\apollo\public_html\
                  プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                  私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                  次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                  httpd.conf の修正

                  Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                  「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                  [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                  Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                  実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                  われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                  プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                  を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                  確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                  ● 212行目
                  
                  インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                  確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                  インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                  を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                  
                  ServerName 127.0.0.1:80
                  
                  もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                  ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                  
                   228行目
                  
                  DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                  
                  ↓変更
                  
                  #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                  DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                  
                  先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                  ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                  
                  「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                  の行頭に # を付けて無効にしました。
                  
                  なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                  ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                  できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                  もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                  musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                  が完全に一致することです。
                  
                  ● 253行目
                  
                  
                  
                  ↓変更
                  
                  #
                  
                  
                  「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                  です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                  までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                  
                  作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                  ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                  とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                   または  だけで表示されます。
                  
                  ● 267行目
                  
                      Options Indexes FollowSymLinks
                  
                  ↓変更
                  
                      Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                  
                  ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                  で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                  
                  MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                  ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                  
                  ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                  されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                  の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                  方法の一つです。
                  
                  ● 321行目
                  
                  DirectoryIndex index.html index.html.var
                  
                  ↓変更
                  
                  DirectoryIndex index.html index.html.var
                  DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                  
                  これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                  そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                  に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                  
                  ● 511行目付近
                  
                  ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                  キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                  
                  ↓挿入
                  
                  Alias /html "C:/usr/local/html"
                  
                  
                      Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                      AddOutputFilter Includes html
                      AllowOverride None
                      Order allow,deny
                      Allow from all
                  
                  
                  上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                  Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                  すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                  
                  その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                  簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                  html とブラウザに入力すると、表示されます。
                  
                  ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                  
                  ReadmeName README.html
                  HeaderName HEADER.html
                  
                  ↓変更
                  
                  #ReadmeName README.html
                  #HeaderName HEADER.html
                  
                  元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                  HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                  レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                  ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                  ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                  しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                  HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                  アウトしておきましょう。
                  
                  これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                  に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                  README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                  
                  ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                  
                  IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                  
                  ↓変更
                  
                  #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                  
                  元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                  IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                  に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                  readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                  のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                  
                  ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                  
                  LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                  
                  ↓変更
                  
                  LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                  
                  言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                  日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                  
                  ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                  
                  AddDefaultCharset ISO-8859-1
                  
                  ↓変更
                  
                  #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                  
                  デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                  このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                  の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                  
                  ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                  
                      #AddHandler cgi-script .cgi
                  
                  ↓変更
                  
                      AddHandler cgi-script .cgi
                  
                  コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                  実行する」という意味です。
                  
                  ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                  
                  #AddHandler send-as-is asis
                  
                  ↓変更
                  
                  AddHandler send-as-is asis
                  
                  コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                  
                  ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                  
                  #AddHandler imap-file map
                  
                  ↓変更
                  
                  AddHandler imap-file map
                  
                  コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                  
                  ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                  
                  #AddType text/html .shtml
                  #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                  
                  ↓変更
                  
                  AddType text/html .shtml
                  AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                  AddType text/html .html
                  AddOutputFilter INCLUDES .html
                  
                  最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                  同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                  
                  -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                  
                  変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                  
                  最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                  

                  7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                  前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                  ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                  今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                  現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                  Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                  Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                  1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                  2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                  3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                  4. httpd.conf ファイルを開きます。
                  5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                  6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                    ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                    httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                    多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                    Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                    Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                    これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                    別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                    Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                    バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                    起動

                    1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                    2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                    終了

                    1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                    2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                    3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                    (ケーブルテレビの場合)
                    J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                    1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                    2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                    3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                    4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                    5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                    6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                    Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                     

                    8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                    HTMLファイルを置く

                    ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                    [index.html]
                    [Windows 95/98/Me では]
                    Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                    1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                    2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                    [全Windows OS共通]
                    1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                    2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                    ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                    UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                    ~apollo

                    CGIファイルを置く

                    では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                    [test.cgi]
                    CGIスクリプトの先頭行
                    #!/usr/local/bin/perl
                    の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                    test.cgi
                    CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                    [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                    を見てください。エラーの原因がわかります。

                    SSIを使う

                    では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                    [test.shtml]
                    ブラウザで
                    test.shtml
                    にアクセスしてみましょう。

                    Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                    Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                    上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                    拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                    簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                    上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                    では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                    [counter.cgi]
                    counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                    カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                    続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                    [counter.html]
                    やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                    counter.html
                    ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                    counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                    ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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                    2006-07-05 15:56:01

                    文件: aspl2065.zip
                    大小: 269KB
                    下载: 下载


                    旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                    1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                    Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                    ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                    Windows 95 の場合

                    [DCOM for Windows 95]
                    1. に行きます。
                    2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                       Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                    3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                    4. [はい] クリックしします。
                    5. [Yes] クリックしします。
                    6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                    Windows 95/98/Me の場合

                    [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                    1. に行きます。
                    2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                      File Name:    File Size
                          1670 KB

                    3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                    4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                    ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                      ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                    [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                    * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                    * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                    1. に行きます。
                    2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                      File Name:    File Size
                          1781 KB

                    3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                    4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                    5. パソコンを再起動します。
                    ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                      ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                    * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                    Microsoft サイトに行って確認してください。

                    Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                    [本体]
                    いよいよ本体です。

                    1. に行きます。
                    2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                      「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                      ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                      Windows           11.5MB

                      をダウンロードします。
                      上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                    3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                    2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                    1. ダウンロードした本体
                      ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                      をダブルクリックします。

                    2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                      Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                      と表示されたら Next をクリックします。

                    3. End-User License Agreement 画面で
                      I accept the terms in the License Agreement
                      をチェックして、Next をクリックします。

                    4. Custom Setup 画面で、
                      枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                      すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                    5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                      Location: C:\Perl\
                      と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                      Folder name に入力してあるC:\Perl\

                      C:\usr\local\

                      に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                      パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                      C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                      #!/usr/local/bin/perl

                      プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                      C:\usr\ に変更してください。

                    6. Next をクリします。

                    7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                      Enable PPM3 to send profile into ASPN

                      の □ にチェックマークが付けます。

                    8. Next をクリします。

                    9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                      Add Perl to the PATH environment variable

                      Create Perl file extension association
                      にチェックマークがついています。

                      その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                      されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                      ■ Create IIS script mapping for Perl
                      ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                      この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                      (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                      は選べません。

                    10. Next をクリします。

                    11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                    12. ファイルのコピーが始まって
                      Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                      と表示されている間、待ってください。

                    13. 画面が変わり、表示が
                      Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                      変わったら、Finish をクリックします。

                    14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                    これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                    ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                    3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                    ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                    使ってみましょう。
                    1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                      (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                    2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                      (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                      と入力して Enter キーを押します。これで、
                      c:\usr\local\eg
                      ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                    3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                    4. Hello from ActivePerl!
                      C:\usr\local\eg>


                      と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                    では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                    1. C:\usr\local\eg>perl -h

                      と入力して、Enterキーを押します。

                    2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                      (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                    加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                    ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                    試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                    bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                    1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                      と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                      C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                      と入力して、Enter キーを押します。

                    2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                      ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                      bbs.cgi syntax OK

                      C:\home\bbs>
                    では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                    自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                    しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                    4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                    準備
                    [Windows XP のみ]
                    Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                    [Windows 95 のみ]
                    Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                    (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                    1. 次に行きます。
                    2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                      このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                      Windows Socket 2 Update
                      986 KB | 8 Min @ 28.8
                    3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                    4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                    [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                    上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                    ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                    「」 で、該当箇所をお読みください。
                    • Windows 95 の場合
                    • Windows 95/98/Me の場合
                    • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                    本番
                    [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                    1. に行きます。

                    2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                          09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                         ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                    3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                    5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                    1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                    2. ダウンロードした
                      apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                      をダブルクリックします。

                    3. Welcome to the Installation Wizard for
                      Apache HTTP Server 2.0.47

                      と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                    4. License Agreement 画面では、
                      I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                    5. Read This First 画面では、
                      Apache HTTP Server
                      というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                    6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                      私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                      Server Name (e.g.)
                      127.0.0.1
                      Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                      Network Domain (e.g.somenet.com)
                      127.0.0.1

                      一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                    7. 入力欄の下に
                      Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                      とあり、ラジオボタンが2つあります。
                      ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                      ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                      の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                    8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                    9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                      Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                      C:\Program Files\Apache Group\
                      このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                      Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                      しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                      そのように変更しましょう。
                    10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                    11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                        Folder Name:
                        C:\Program Files\Apache Group\
                      ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                        Folder Name:
                        C:\
                    12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                      C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                    13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                      何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                    14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                      作業が終わるまで待ちます。

                    15. 画面が変わって、

                      Installation Wizard Completed

                      Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                      Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                      と表示されたら、 Finish をクリックします。

                    16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                    6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                    作業ディレクトリの作成

                    (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                    ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                    われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                    ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                    C:\apollo\
                    次はこのディレクトリを作る手順です。
                    1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                    2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                    3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                    ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                    C:\apollo\public_html\
                    プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                    私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                    次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                    httpd.conf の修正

                    Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                    「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                    [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                    Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                    実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                    われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                    プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                    を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                    確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                    ● 212行目
                    
                    インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                    確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                    インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                    を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                    
                    ServerName 127.0.0.1:80
                    
                    もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                    ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                    
                     228行目
                    
                    DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                    
                    ↓変更
                    
                    #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                    DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                    
                    先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                    ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                    
                    「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                    の行頭に # を付けて無効にしました。
                    
                    なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                    ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                    できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                    もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                    musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                    が完全に一致することです。
                    
                    ● 253行目
                    
                    
                    
                    ↓変更
                    
                    #
                    
                    
                    「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                    です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                    までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                    
                    作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                    ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                    とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                     または  だけで表示されます。
                    
                    ● 267行目
                    
                        Options Indexes FollowSymLinks
                    
                    ↓変更
                    
                        Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                    
                    ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                    で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                    
                    MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                    ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                    
                    ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                    されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                    の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                    方法の一つです。
                    
                    ● 321行目
                    
                    DirectoryIndex index.html index.html.var
                    
                    ↓変更
                    
                    DirectoryIndex index.html index.html.var
                    DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                    
                    これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                    そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                    に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                    
                    ● 511行目付近
                    
                    ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                    キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                    
                    ↓挿入
                    
                    Alias /html "C:/usr/local/html"
                    
                    
                        Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                        AddOutputFilter Includes html
                        AllowOverride None
                        Order allow,deny
                        Allow from all
                    
                    
                    上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                    Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                    すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                    
                    その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                    簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                    html とブラウザに入力すると、表示されます。
                    
                    ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                    
                    ReadmeName README.html
                    HeaderName HEADER.html
                    
                    ↓変更
                    
                    #ReadmeName README.html
                    #HeaderName HEADER.html
                    
                    元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                    HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                    レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                    ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                    ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                    しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                    HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                    アウトしておきましょう。
                    
                    これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                    に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                    README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                    
                    ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                    
                    IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                    
                    ↓変更
                    
                    #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                    
                    元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                    IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                    に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                    readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                    のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                    
                    ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                    
                    LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                    
                    ↓変更
                    
                    LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                    
                    言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                    日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                    
                    ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                    
                    AddDefaultCharset ISO-8859-1
                    
                    ↓変更
                    
                    #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                    
                    デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                    このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                    の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                    
                    ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                    
                        #AddHandler cgi-script .cgi
                    
                    ↓変更
                    
                        AddHandler cgi-script .cgi
                    
                    コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                    実行する」という意味です。
                    
                    ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                    
                    #AddHandler send-as-is asis
                    
                    ↓変更
                    
                    AddHandler send-as-is asis
                    
                    コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                    
                    ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                    
                    #AddHandler imap-file map
                    
                    ↓変更
                    
                    AddHandler imap-file map
                    
                    コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                    
                    ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                    
                    #AddType text/html .shtml
                    #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                    
                    ↓変更
                    
                    AddType text/html .shtml
                    AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                    AddType text/html .html
                    AddOutputFilter INCLUDES .html
                    
                    最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                    同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                    
                    -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                    
                    変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                    
                    最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                    

                    7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                    前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                    ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                    今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                    現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                    Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                    Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                    1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                    2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                    3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                    4. httpd.conf ファイルを開きます。
                    5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                    6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                      ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                      httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                      多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                      Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                      Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                      これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                      別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                      Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                      バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                      起動

                      1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                      2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                      終了

                      1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                      2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                      3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                      (ケーブルテレビの場合)
                      J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                      1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                      2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                      3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                      4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                      5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                      6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                      Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                       

                      8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                      HTMLファイルを置く

                      ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                      [index.html]
                      [Windows 95/98/Me では]
                      Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                      1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                      2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                      [全Windows OS共通]
                      1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                      2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                      ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                      UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                      ~apollo

                      CGIファイルを置く

                      では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                      [test.cgi]
                      CGIスクリプトの先頭行
                      #!/usr/local/bin/perl
                      の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                      test.cgi
                      CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                      [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                      を見てください。エラーの原因がわかります。

                      SSIを使う

                      では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                      [test.shtml]
                      ブラウザで
                      test.shtml
                      にアクセスしてみましょう。

                      Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                      Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                      上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                      拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                      簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                      上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                      では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                      [counter.cgi]
                      counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                      カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                      続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                      [counter.html]
                      やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                      counter.html
                      ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                      counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                      ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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                      2006-07-05 15:56:01

                      文件: aspl2065.zip
                      大小: 269KB
                      下载: 下载


                      旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                      1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                      Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                      ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                      Windows 95 の場合

                      [DCOM for Windows 95]
                      1. に行きます。
                      2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                         Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                      3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                      4. [はい] クリックしします。
                      5. [Yes] クリックしします。
                      6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                      Windows 95/98/Me の場合

                      [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                      1. に行きます。
                      2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                        File Name:    File Size
                            1670 KB

                      3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                      4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                      ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                        ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                      [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                      * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                      * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                      1. に行きます。
                      2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                        File Name:    File Size
                            1781 KB

                      3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                      4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                      5. パソコンを再起動します。
                      ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                        ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                      * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                      Microsoft サイトに行って確認してください。

                      Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                      [本体]
                      いよいよ本体です。

                      1. に行きます。
                      2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                        「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                        ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                        Windows           11.5MB

                        をダウンロードします。
                        上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                      3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                      2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                      1. ダウンロードした本体
                        ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                        をダブルクリックします。

                      2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                        Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                        と表示されたら Next をクリックします。

                      3. End-User License Agreement 画面で
                        I accept the terms in the License Agreement
                        をチェックして、Next をクリックします。

                      4. Custom Setup 画面で、
                        枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                        すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                      5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                        Location: C:\Perl\
                        と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                        Folder name に入力してあるC:\Perl\

                        C:\usr\local\

                        に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                        パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                        C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                        #!/usr/local/bin/perl

                        プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                        C:\usr\ に変更してください。

                      6. Next をクリします。

                      7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                        Enable PPM3 to send profile into ASPN

                        の □ にチェックマークが付けます。

                      8. Next をクリします。

                      9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                        Add Perl to the PATH environment variable

                        Create Perl file extension association
                        にチェックマークがついています。

                        その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                        されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                        ■ Create IIS script mapping for Perl
                        ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                        この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                        (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                        は選べません。

                      10. Next をクリします。

                      11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                      12. ファイルのコピーが始まって
                        Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                        と表示されている間、待ってください。

                      13. 画面が変わり、表示が
                        Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                        変わったら、Finish をクリックします。

                      14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                      これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                      ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                      3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                      ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                      使ってみましょう。
                      1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                        (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                      2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                        (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                        と入力して Enter キーを押します。これで、
                        c:\usr\local\eg
                        ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                      3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                      4. Hello from ActivePerl!
                        C:\usr\local\eg>


                        と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                      では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                      1. C:\usr\local\eg>perl -h

                        と入力して、Enterキーを押します。

                      2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                        (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                      加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                      ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                      試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                      bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                      1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                        と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                        C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                        と入力して、Enter キーを押します。

                      2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                        ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                        bbs.cgi syntax OK

                        C:\home\bbs>
                      では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                      自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                      しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                      4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                      準備
                      [Windows XP のみ]
                      Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                      [Windows 95 のみ]
                      Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                      (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                      1. 次に行きます。
                      2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                        このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                        Windows Socket 2 Update
                        986 KB | 8 Min @ 28.8
                      3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                      4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                      [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                      上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                      ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                      「」 で、該当箇所をお読みください。
                      • Windows 95 の場合
                      • Windows 95/98/Me の場合
                      • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                      本番
                      [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                      1. に行きます。

                      2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                            09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                           ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                      3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                      5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                      1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                      2. ダウンロードした
                        apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                        をダブルクリックします。

                      3. Welcome to the Installation Wizard for
                        Apache HTTP Server 2.0.47

                        と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                      4. License Agreement 画面では、
                        I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                      5. Read This First 画面では、
                        Apache HTTP Server
                        というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                      6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                        私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                        Server Name (e.g.)
                        127.0.0.1
                        Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                        Network Domain (e.g.somenet.com)
                        127.0.0.1

                        一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                      7. 入力欄の下に
                        Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                        とあり、ラジオボタンが2つあります。
                        ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                        ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                        の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                      8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                      9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                        Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                        C:\Program Files\Apache Group\
                        このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                        Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                        しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                        そのように変更しましょう。
                      10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                      11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                          Folder Name:
                          C:\Program Files\Apache Group\
                        ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                          Folder Name:
                          C:\
                      12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                        C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                      13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                        何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                      14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                        作業が終わるまで待ちます。

                      15. 画面が変わって、

                        Installation Wizard Completed

                        Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                        Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                        と表示されたら、 Finish をクリックします。

                      16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                      6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                      作業ディレクトリの作成

                      (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                      ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                      われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                      ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                      C:\apollo\
                      次はこのディレクトリを作る手順です。
                      1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                      2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                      3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                      ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                      C:\apollo\public_html\
                      プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                      私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                      次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                      httpd.conf の修正

                      Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                      「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                      [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                      Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                      実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                      われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                      プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                      を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                      確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                      ● 212行目
                      
                      インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                      確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                      インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                      を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                      
                      ServerName 127.0.0.1:80
                      
                      もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                      ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                      
                       228行目
                      
                      DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                      
                      ↓変更
                      
                      #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                      DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                      
                      先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                      ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                      
                      「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                      の行頭に # を付けて無効にしました。
                      
                      なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                      ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                      できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                      もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                      musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                      が完全に一致することです。
                      
                      ● 253行目
                      
                      
                      
                      ↓変更
                      
                      #
                      
                      
                      「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                      です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                      までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                      
                      作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                      ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                      とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                       または  だけで表示されます。
                      
                      ● 267行目
                      
                          Options Indexes FollowSymLinks
                      
                      ↓変更
                      
                          Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                      
                      ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                      で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                      
                      MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                      ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                      
                      ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                      されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                      の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                      方法の一つです。
                      
                      ● 321行目
                      
                      DirectoryIndex index.html index.html.var
                      
                      ↓変更
                      
                      DirectoryIndex index.html index.html.var
                      DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                      
                      これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                      そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                      に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                      
                      ● 511行目付近
                      
                      ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                      キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                      
                      ↓挿入
                      
                      Alias /html "C:/usr/local/html"
                      
                      
                          Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                          AddOutputFilter Includes html
                          AllowOverride None
                          Order allow,deny
                          Allow from all
                      
                      
                      上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                      Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                      すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                      
                      その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                      簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                      html とブラウザに入力すると、表示されます。
                      
                      ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                      
                      ReadmeName README.html
                      HeaderName HEADER.html
                      
                      ↓変更
                      
                      #ReadmeName README.html
                      #HeaderName HEADER.html
                      
                      元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                      HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                      レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                      ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                      ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                      しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                      HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                      アウトしておきましょう。
                      
                      これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                      に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                      README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                      
                      ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                      
                      IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                      
                      ↓変更
                      
                      #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                      
                      元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                      IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                      に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                      readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                      のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                      
                      ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                      
                      LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                      
                      ↓変更
                      
                      LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                      
                      言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                      日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                      
                      ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                      
                      AddDefaultCharset ISO-8859-1
                      
                      ↓変更
                      
                      #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                      
                      デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                      このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                      の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                      
                      ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                      
                          #AddHandler cgi-script .cgi
                      
                      ↓変更
                      
                          AddHandler cgi-script .cgi
                      
                      コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                      実行する」という意味です。
                      
                      ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                      
                      #AddHandler send-as-is asis
                      
                      ↓変更
                      
                      AddHandler send-as-is asis
                      
                      コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                      
                      ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                      
                      #AddHandler imap-file map
                      
                      ↓変更
                      
                      AddHandler imap-file map
                      
                      コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                      
                      ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                      
                      #AddType text/html .shtml
                      #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                      
                      ↓変更
                      
                      AddType text/html .shtml
                      AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                      AddType text/html .html
                      AddOutputFilter INCLUDES .html
                      
                      最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                      同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                      
                      -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                      
                      変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                      
                      最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                      

                      7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                      前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                      ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                      今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                      現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                      Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                      Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                      1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                      2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                      3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                      4. httpd.conf ファイルを開きます。
                      5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                      6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                        ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                        httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                        多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                        Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                        Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                        これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                        別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                        Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                        バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                        起動

                        1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                        2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                        終了

                        1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                        2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                        3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                        (ケーブルテレビの場合)
                        J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                        1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                        2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                        3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                        4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                        5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                        6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                        Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                         

                        8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                        HTMLファイルを置く

                        ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                        [index.html]
                        [Windows 95/98/Me では]
                        Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                        1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                        2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                        [全Windows OS共通]
                        1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                        2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                        ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                        UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                        ~apollo

                        CGIファイルを置く

                        では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                        [test.cgi]
                        CGIスクリプトの先頭行
                        #!/usr/local/bin/perl
                        の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                        test.cgi
                        CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                        [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                        を見てください。エラーの原因がわかります。

                        SSIを使う

                        では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                        [test.shtml]
                        ブラウザで
                        test.shtml
                        にアクセスしてみましょう。

                        Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                        Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                        上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                        拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                        簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                        上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                        では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                        [counter.cgi]
                        counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                        カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                        続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                        [counter.html]
                        やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                        counter.html
                        ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                        counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                        ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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                        2006-07-05 15:56:01

                        文件: aspl2065.zip
                        大小: 269KB
                        下载: 下载


                        旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                        1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                        Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                        ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                        Windows 95 の場合

                        [DCOM for Windows 95]
                        1. に行きます。
                        2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                           Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                        3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                        4. [はい] クリックしします。
                        5. [Yes] クリックしします。
                        6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                        Windows 95/98/Me の場合

                        [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                        1. に行きます。
                        2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                          File Name:    File Size
                              1670 KB

                        3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                        4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                        ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                          ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                        [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                        * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                        * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                        1. に行きます。
                        2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                          File Name:    File Size
                              1781 KB

                        3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                        4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                        5. パソコンを再起動します。
                        ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                          ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                        * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                        Microsoft サイトに行って確認してください。

                        Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                        [本体]
                        いよいよ本体です。

                        1. に行きます。
                        2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                          「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                          ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                          Windows           11.5MB

                          をダウンロードします。
                          上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                        3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                        2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                        1. ダウンロードした本体
                          ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                          をダブルクリックします。

                        2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                          Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                          と表示されたら Next をクリックします。

                        3. End-User License Agreement 画面で
                          I accept the terms in the License Agreement
                          をチェックして、Next をクリックします。

                        4. Custom Setup 画面で、
                          枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                          すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                        5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                          Location: C:\Perl\
                          と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                          Folder name に入力してあるC:\Perl\

                          C:\usr\local\

                          に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                          パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                          C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                          #!/usr/local/bin/perl

                          プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                          C:\usr\ に変更してください。

                        6. Next をクリします。

                        7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                          Enable PPM3 to send profile into ASPN

                          の □ にチェックマークが付けます。

                        8. Next をクリします。

                        9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                          Add Perl to the PATH environment variable

                          Create Perl file extension association
                          にチェックマークがついています。

                          その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                          されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                          ■ Create IIS script mapping for Perl
                          ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                          この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                          (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                          は選べません。

                        10. Next をクリします。

                        11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                        12. ファイルのコピーが始まって
                          Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                          と表示されている間、待ってください。

                        13. 画面が変わり、表示が
                          Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                          変わったら、Finish をクリックします。

                        14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                        これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                        ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                        3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                        ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                        使ってみましょう。
                        1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                          (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                        2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                          (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                          と入力して Enter キーを押します。これで、
                          c:\usr\local\eg
                          ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                        3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                        4. Hello from ActivePerl!
                          C:\usr\local\eg>


                          と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                        では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                        1. C:\usr\local\eg>perl -h

                          と入力して、Enterキーを押します。

                        2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                          (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                        加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                        ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                        試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                        bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                        1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                          と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                          C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                          と入力して、Enter キーを押します。

                        2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                          ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                          bbs.cgi syntax OK

                          C:\home\bbs>
                        では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                        自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                        しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                        4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                        準備
                        [Windows XP のみ]
                        Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                        [Windows 95 のみ]
                        Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                        (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                        1. 次に行きます。
                        2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                          このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                          Windows Socket 2 Update
                          986 KB | 8 Min @ 28.8
                        3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                        4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                        [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                        上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                        ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                        「」 で、該当箇所をお読みください。
                        • Windows 95 の場合
                        • Windows 95/98/Me の場合
                        • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                        本番
                        [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                        1. に行きます。

                        2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                              09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                             ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                        3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                        5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                        1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                        2. ダウンロードした
                          apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                          をダブルクリックします。

                        3. Welcome to the Installation Wizard for
                          Apache HTTP Server 2.0.47

                          と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                        4. License Agreement 画面では、
                          I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                        5. Read This First 画面では、
                          Apache HTTP Server
                          というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                        6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                          私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                          Server Name (e.g.)
                          127.0.0.1
                          Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                          Network Domain (e.g.somenet.com)
                          127.0.0.1

                          一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                        7. 入力欄の下に
                          Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                          とあり、ラジオボタンが2つあります。
                          ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                          ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                          の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                        8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                        9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                          Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                          C:\Program Files\Apache Group\
                          このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                          Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                          しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                          そのように変更しましょう。
                        10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                        11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                            Folder Name:
                            C:\Program Files\Apache Group\
                          ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                            Folder Name:
                            C:\
                        12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                          C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                        13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                          何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                        14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                          作業が終わるまで待ちます。

                        15. 画面が変わって、

                          Installation Wizard Completed

                          Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                          Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                          と表示されたら、 Finish をクリックします。

                        16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                        6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                        作業ディレクトリの作成

                        (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                        ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                        われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                        ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                        C:\apollo\
                        次はこのディレクトリを作る手順です。
                        1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                        2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                        3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                        ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                        C:\apollo\public_html\
                        プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                        私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                        次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                        httpd.conf の修正

                        Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                        「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                        [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                        Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                        実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                        われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                        プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                        を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                        確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                        ● 212行目
                        
                        インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                        確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                        インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                        を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                        
                        ServerName 127.0.0.1:80
                        
                        もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                        ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                        
                         228行目
                        
                        DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                        
                        ↓変更
                        
                        #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                        DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                        
                        先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                        ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                        
                        「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                        の行頭に # を付けて無効にしました。
                        
                        なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                        ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                        できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                        もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                        musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                        が完全に一致することです。
                        
                        ● 253行目
                        
                        
                        
                        ↓変更
                        
                        #
                        
                        
                        「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                        です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                        までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                        
                        作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                        ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                        とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                         または  だけで表示されます。
                        
                        ● 267行目
                        
                            Options Indexes FollowSymLinks
                        
                        ↓変更
                        
                            Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                        
                        ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                        で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                        
                        MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                        ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                        
                        ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                        されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                        の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                        方法の一つです。
                        
                        ● 321行目
                        
                        DirectoryIndex index.html index.html.var
                        
                        ↓変更
                        
                        DirectoryIndex index.html index.html.var
                        DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                        
                        これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                        そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                        に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                        
                        ● 511行目付近
                        
                        ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                        キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                        
                        ↓挿入
                        
                        Alias /html "C:/usr/local/html"
                        
                        
                            Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                            AddOutputFilter Includes html
                            AllowOverride None
                            Order allow,deny
                            Allow from all
                        
                        
                        上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                        Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                        すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                        
                        その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                        簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                        html とブラウザに入力すると、表示されます。
                        
                        ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                        
                        ReadmeName README.html
                        HeaderName HEADER.html
                        
                        ↓変更
                        
                        #ReadmeName README.html
                        #HeaderName HEADER.html
                        
                        元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                        HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                        レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                        ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                        ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                        しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                        HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                        アウトしておきましょう。
                        
                        これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                        に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                        README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                        
                        ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                        
                        IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                        
                        ↓変更
                        
                        #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                        
                        元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                        IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                        に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                        readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                        のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                        
                        ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                        
                        LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                        
                        ↓変更
                        
                        LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                        
                        言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                        日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                        
                        ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                        
                        AddDefaultCharset ISO-8859-1
                        
                        ↓変更
                        
                        #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                        
                        デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                        このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                        の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                        
                        ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                        
                            #AddHandler cgi-script .cgi
                        
                        ↓変更
                        
                            AddHandler cgi-script .cgi
                        
                        コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                        実行する」という意味です。
                        
                        ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                        
                        #AddHandler send-as-is asis
                        
                        ↓変更
                        
                        AddHandler send-as-is asis
                        
                        コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                        
                        ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                        
                        #AddHandler imap-file map
                        
                        ↓変更
                        
                        AddHandler imap-file map
                        
                        コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                        
                        ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                        
                        #AddType text/html .shtml
                        #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                        
                        ↓変更
                        
                        AddType text/html .shtml
                        AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                        AddType text/html .html
                        AddOutputFilter INCLUDES .html
                        
                        最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                        同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                        
                        -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                        
                        変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                        
                        最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                        

                        7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                        前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                        ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                        今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                        現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                        Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                        Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                        1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                        2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                        3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                        4. httpd.conf ファイルを開きます。
                        5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                        6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                          ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                          httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                          多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                          Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                          Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                          これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                          別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                          Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                          バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                          起動

                          1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                          2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                          終了

                          1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                          2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                          3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                          (ケーブルテレビの場合)
                          J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                          1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                          2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                          3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                          4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                          5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                          6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                          Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                           

                          8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                          HTMLファイルを置く

                          ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                          [index.html]
                          [Windows 95/98/Me では]
                          Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                          1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                          2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                          [全Windows OS共通]
                          1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                          2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                          ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                          UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                          ~apollo

                          CGIファイルを置く

                          では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                          [test.cgi]
                          CGIスクリプトの先頭行
                          #!/usr/local/bin/perl
                          の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                          test.cgi
                          CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                          [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                          を見てください。エラーの原因がわかります。

                          SSIを使う

                          では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                          [test.shtml]
                          ブラウザで
                          test.shtml
                          にアクセスしてみましょう。

                          Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                          Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                          上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                          拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                          簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                          上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                          では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                          [counter.cgi]
                          counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                          カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                          続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                          [counter.html]
                          やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                          counter.html
                          ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                          counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                          ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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                          2006-07-05 15:56:01

                          文件: aspl2065.zip
                          大小: 269KB
                          下载: 下载


                          旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                          1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                          Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                          ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                          Windows 95 の場合

                          [DCOM for Windows 95]
                          1. に行きます。
                          2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                             Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                          3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                          4. [はい] クリックしします。
                          5. [Yes] クリックしします。
                          6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                          Windows 95/98/Me の場合

                          [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                          1. に行きます。
                          2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                            File Name:    File Size
                                1670 KB

                          3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                          4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                          ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                            ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                          [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                          * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                          * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                          1. に行きます。
                          2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                            File Name:    File Size
                                1781 KB

                          3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                          4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                          5. パソコンを再起動します。
                          ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                            ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                          * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                          Microsoft サイトに行って確認してください。

                          Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                          [本体]
                          いよいよ本体です。

                          1. に行きます。
                          2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                            「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                            ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                            Windows           11.5MB

                            をダウンロードします。
                            上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                          3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                          2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                          1. ダウンロードした本体
                            ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                            をダブルクリックします。

                          2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                            Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                            と表示されたら Next をクリックします。

                          3. End-User License Agreement 画面で
                            I accept the terms in the License Agreement
                            をチェックして、Next をクリックします。

                          4. Custom Setup 画面で、
                            枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                            すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                          5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                            Location: C:\Perl\
                            と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                            Folder name に入力してあるC:\Perl\

                            C:\usr\local\

                            に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                            パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                            C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                            #!/usr/local/bin/perl

                            プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                            C:\usr\ に変更してください。

                          6. Next をクリします。

                          7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                            Enable PPM3 to send profile into ASPN

                            の □ にチェックマークが付けます。

                          8. Next をクリします。

                          9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                            Add Perl to the PATH environment variable

                            Create Perl file extension association
                            にチェックマークがついています。

                            その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                            されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                            ■ Create IIS script mapping for Perl
                            ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                            この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                            (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                            は選べません。

                          10. Next をクリします。

                          11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                          12. ファイルのコピーが始まって
                            Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                            と表示されている間、待ってください。

                          13. 画面が変わり、表示が
                            Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                            変わったら、Finish をクリックします。

                          14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                          これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                          ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                          3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                          ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                          使ってみましょう。
                          1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                            (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                          2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                            (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                            と入力して Enter キーを押します。これで、
                            c:\usr\local\eg
                            ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                          3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                          4. Hello from ActivePerl!
                            C:\usr\local\eg>


                            と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                          では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                          1. C:\usr\local\eg>perl -h

                            と入力して、Enterキーを押します。

                          2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                            (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                          加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                          ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                          試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                          bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                          1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                            と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                            C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                            と入力して、Enter キーを押します。

                          2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                            ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                            bbs.cgi syntax OK

                            C:\home\bbs>
                          では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                          自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                          しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                          4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                          準備
                          [Windows XP のみ]
                          Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                          [Windows 95 のみ]
                          Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                          (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                          1. 次に行きます。
                          2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                            このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                            Windows Socket 2 Update
                            986 KB | 8 Min @ 28.8
                          3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                          4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                          [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                          上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                          ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                          「」 で、該当箇所をお読みください。
                          • Windows 95 の場合
                          • Windows 95/98/Me の場合
                          • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                          本番
                          [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                          1. に行きます。

                          2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                               ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                          3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                          5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                          1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                          2. ダウンロードした
                            apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                            をダブルクリックします。

                          3. Welcome to the Installation Wizard for
                            Apache HTTP Server 2.0.47

                            と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                          4. License Agreement 画面では、
                            I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                          5. Read This First 画面では、
                            Apache HTTP Server
                            というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                          6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                            私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                            Server Name (e.g.)
                            127.0.0.1
                            Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                            Network Domain (e.g.somenet.com)
                            127.0.0.1

                            一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                          7. 入力欄の下に
                            Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                            とあり、ラジオボタンが2つあります。
                            ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                            ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                            の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                          8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                          9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                            Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                            C:\Program Files\Apache Group\
                            このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                            Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                            しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                            そのように変更しましょう。
                          10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                          11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                              Folder Name:
                              C:\Program Files\Apache Group\
                            ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                              Folder Name:
                              C:\
                          12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                            C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                          13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                            何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                          14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                            作業が終わるまで待ちます。

                          15. 画面が変わって、

                            Installation Wizard Completed

                            Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                            Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                            と表示されたら、 Finish をクリックします。

                          16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                          6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                          作業ディレクトリの作成

                          (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                          ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                          われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                          ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                          C:\apollo\
                          次はこのディレクトリを作る手順です。
                          1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                          2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                          3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                          ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                          C:\apollo\public_html\
                          プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                          私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                          次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                          httpd.conf の修正

                          Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                          「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                          [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                          Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                          実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                          われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                          プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                          を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                          確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                          ● 212行目
                          
                          インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                          確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                          インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                          を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                          
                          ServerName 127.0.0.1:80
                          
                          もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                          ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                          
                           228行目
                          
                          DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                          
                          ↓変更
                          
                          #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                          DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                          
                          先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                          ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                          
                          「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                          の行頭に # を付けて無効にしました。
                          
                          なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                          ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                          できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                          もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                          musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                          が完全に一致することです。
                          
                          ● 253行目
                          
                          
                          
                          ↓変更
                          
                          #
                          
                          
                          「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                          です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                          までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                          
                          作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                          ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                          とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                           または  だけで表示されます。
                          
                          ● 267行目
                          
                              Options Indexes FollowSymLinks
                          
                          ↓変更
                          
                              Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                          
                          ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                          で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                          
                          MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                          ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                          
                          ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                          されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                          の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                          方法の一つです。
                          
                          ● 321行目
                          
                          DirectoryIndex index.html index.html.var
                          
                          ↓変更
                          
                          DirectoryIndex index.html index.html.var
                          DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                          
                          これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                          そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                          に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                          
                          ● 511行目付近
                          
                          ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                          キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                          
                          ↓挿入
                          
                          Alias /html "C:/usr/local/html"
                          
                          
                              Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                              AddOutputFilter Includes html
                              AllowOverride None
                              Order allow,deny
                              Allow from all
                          
                          
                          上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                          Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                          すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                          
                          その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                          簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                          html とブラウザに入力すると、表示されます。
                          
                          ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                          
                          ReadmeName README.html
                          HeaderName HEADER.html
                          
                          ↓変更
                          
                          #ReadmeName README.html
                          #HeaderName HEADER.html
                          
                          元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                          HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                          レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                          ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                          ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                          しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                          HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                          アウトしておきましょう。
                          
                          これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                          に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                          README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                          
                          ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                          
                          IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                          
                          ↓変更
                          
                          #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                          
                          元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                          IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                          に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                          readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                          のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                          
                          ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                          
                          LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                          
                          ↓変更
                          
                          LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                          
                          言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                          日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                          
                          ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                          
                          AddDefaultCharset ISO-8859-1
                          
                          ↓変更
                          
                          #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                          
                          デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                          このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                          の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                          
                          ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                          
                              #AddHandler cgi-script .cgi
                          
                          ↓変更
                          
                              AddHandler cgi-script .cgi
                          
                          コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                          実行する」という意味です。
                          
                          ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                          
                          #AddHandler send-as-is asis
                          
                          ↓変更
                          
                          AddHandler send-as-is asis
                          
                          コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                          
                          ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                          
                          #AddHandler imap-file map
                          
                          ↓変更
                          
                          AddHandler imap-file map
                          
                          コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                          
                          ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                          
                          #AddType text/html .shtml
                          #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                          
                          ↓変更
                          
                          AddType text/html .shtml
                          AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                          AddType text/html .html
                          AddOutputFilter INCLUDES .html
                          
                          最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                          同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                          
                          -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                          
                          変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                          
                          最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                          

                          7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                          前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                          ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                          今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                          現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                          Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                          Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                          1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                          2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                          3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                          4. httpd.conf ファイルを開きます。
                          5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                          6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                            ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                            httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                            多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                            Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                            Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                            これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                            別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                            Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                            バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                            起動

                            1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                            2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                            終了

                            1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                            2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                            3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                            (ケーブルテレビの場合)
                            J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                            1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                            2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                            3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                            4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                            5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                            6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                            Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                             

                            8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                            HTMLファイルを置く

                            ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                            [index.html]
                            [Windows 95/98/Me では]
                            Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                            1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                            2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                            [全Windows OS共通]
                            1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                            2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                            ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                            UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                            ~apollo

                            CGIファイルを置く

                            では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                            [test.cgi]
                            CGIスクリプトの先頭行
                            #!/usr/local/bin/perl
                            の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                            test.cgi
                            CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                            [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                            を見てください。エラーの原因がわかります。

                            SSIを使う

                            では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                            [test.shtml]
                            ブラウザで
                            test.shtml
                            にアクセスしてみましょう。

                            Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                            Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                            上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                            拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                            簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                            上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                            では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                            [counter.cgi]
                            counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                            カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                            続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                            [counter.html]
                            やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                            counter.html
                            ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                            counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                            ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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                            2006-07-05 15:56:01

                            文件: aspl2065.zip
                            大小: 269KB
                            下载: 下载


                            旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                            1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                            Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                            ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                            Windows 95 の場合

                            [DCOM for Windows 95]
                            1. に行きます。
                            2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                               Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                            3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                            4. [はい] クリックしします。
                            5. [Yes] クリックしします。
                            6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                            Windows 95/98/Me の場合

                            [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                            1. に行きます。
                            2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                              File Name:    File Size
                                  1670 KB

                            3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                            4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                            ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                              ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                            [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                            * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                            * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                            1. に行きます。
                            2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                              File Name:    File Size
                                  1781 KB

                            3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                            4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                            5. パソコンを再起動します。
                            ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                              ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                            * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                            Microsoft サイトに行って確認してください。

                            Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                            [本体]
                            いよいよ本体です。

                            1. に行きます。
                            2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                              「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                              ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                              Windows           11.5MB

                              をダウンロードします。
                              上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                            3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                            2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                            1. ダウンロードした本体
                              ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                              をダブルクリックします。

                            2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                              Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                              と表示されたら Next をクリックします。

                            3. End-User License Agreement 画面で
                              I accept the terms in the License Agreement
                              をチェックして、Next をクリックします。

                            4. Custom Setup 画面で、
                              枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                              すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                            5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                              Location: C:\Perl\
                              と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                              Folder name に入力してあるC:\Perl\

                              C:\usr\local\

                              に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                              パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                              C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                              #!/usr/local/bin/perl

                              プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                              C:\usr\ に変更してください。

                            6. Next をクリします。

                            7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                              Enable PPM3 to send profile into ASPN

                              の □ にチェックマークが付けます。

                            8. Next をクリします。

                            9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                              Add Perl to the PATH environment variable

                              Create Perl file extension association
                              にチェックマークがついています。

                              その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                              されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                              ■ Create IIS script mapping for Perl
                              ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                              この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                              (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                              は選べません。

                            10. Next をクリします。

                            11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                            12. ファイルのコピーが始まって
                              Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                              と表示されている間、待ってください。

                            13. 画面が変わり、表示が
                              Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                              変わったら、Finish をクリックします。

                            14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                            これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                            ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                            3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                            ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                            使ってみましょう。
                            1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                              (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                            2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                              (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                              と入力して Enter キーを押します。これで、
                              c:\usr\local\eg
                              ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                            3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                            4. Hello from ActivePerl!
                              C:\usr\local\eg>


                              と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                            では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                            1. C:\usr\local\eg>perl -h

                              と入力して、Enterキーを押します。

                            2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                              (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                            加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                            ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                            試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                            bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                            1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                              と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                              C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                              と入力して、Enter キーを押します。

                            2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                              ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                              bbs.cgi syntax OK

                              C:\home\bbs>
                            では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                            自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                            しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                            4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                            準備
                            [Windows XP のみ]
                            Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                            [Windows 95 のみ]
                            Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                            (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                            1. 次に行きます。
                            2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                              このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                              Windows Socket 2 Update
                              986 KB | 8 Min @ 28.8
                            3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                            4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                            [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                            上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                            ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                            「」 で、該当箇所をお読みください。
                            • Windows 95 の場合
                            • Windows 95/98/Me の場合
                            • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                            本番
                            [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                            1. に行きます。

                            2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                  09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                 ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                            3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                            5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                            1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                            2. ダウンロードした
                              apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                              をダブルクリックします。

                            3. Welcome to the Installation Wizard for
                              Apache HTTP Server 2.0.47

                              と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                            4. License Agreement 画面では、
                              I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                            5. Read This First 画面では、
                              Apache HTTP Server
                              というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                            6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                              私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                              Server Name (e.g.)
                              127.0.0.1
                              Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                              Network Domain (e.g.somenet.com)
                              127.0.0.1

                              一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                            7. 入力欄の下に
                              Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                              とあり、ラジオボタンが2つあります。
                              ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                              ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                              の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                            8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                            9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                              Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                              C:\Program Files\Apache Group\
                              このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                              Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                              しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                              そのように変更しましょう。
                            10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                            11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                Folder Name:
                                C:\Program Files\Apache Group\
                              ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                Folder Name:
                                C:\
                            12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                              C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                            13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                              何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                            14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                              作業が終わるまで待ちます。

                            15. 画面が変わって、

                              Installation Wizard Completed

                              Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                              Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                              と表示されたら、 Finish をクリックします。

                            16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                            6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                            作業ディレクトリの作成

                            (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                            ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                            われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                            ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                            C:\apollo\
                            次はこのディレクトリを作る手順です。
                            1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                            2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                            3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                            ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                            C:\apollo\public_html\
                            プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                            私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                            次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                            httpd.conf の修正

                            Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                            「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                            [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                            Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                            実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                            われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                            プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                            を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                            確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                            ● 212行目
                            
                            インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                            確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                            インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                            を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                            
                            ServerName 127.0.0.1:80
                            
                            もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                            ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                            
                             228行目
                            
                            DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                            
                            ↓変更
                            
                            #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                            DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                            
                            先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                            ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                            
                            「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                            の行頭に # を付けて無効にしました。
                            
                            なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                            ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                            できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                            もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                            musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                            が完全に一致することです。
                            
                            ● 253行目
                            
                            
                            
                            ↓変更
                            
                            #
                            
                            
                            「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                            です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                            までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                            
                            作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                            ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                            とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                             または  だけで表示されます。
                            
                            ● 267行目
                            
                                Options Indexes FollowSymLinks
                            
                            ↓変更
                            
                                Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                            
                            ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                            で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                            
                            MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                            ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                            
                            ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                            されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                            の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                            方法の一つです。
                            
                            ● 321行目
                            
                            DirectoryIndex index.html index.html.var
                            
                            ↓変更
                            
                            DirectoryIndex index.html index.html.var
                            DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                            
                            これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                            そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                            に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                            
                            ● 511行目付近
                            
                            ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                            キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                            
                            ↓挿入
                            
                            Alias /html "C:/usr/local/html"
                            
                            
                                Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                AddOutputFilter Includes html
                                AllowOverride None
                                Order allow,deny
                                Allow from all
                            
                            
                            上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                            Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                            すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                            
                            その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                            簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                            html とブラウザに入力すると、表示されます。
                            
                            ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                            
                            ReadmeName README.html
                            HeaderName HEADER.html
                            
                            ↓変更
                            
                            #ReadmeName README.html
                            #HeaderName HEADER.html
                            
                            元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                            HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                            レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                            ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                            ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                            しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                            HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                            アウトしておきましょう。
                            
                            これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                            に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                            README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                            
                            ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                            
                            IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                            
                            ↓変更
                            
                            #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                            
                            元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                            IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                            に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                            readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                            のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                            
                            ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                            
                            LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                            
                            ↓変更
                            
                            LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                            
                            言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                            日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                            
                            ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                            
                            AddDefaultCharset ISO-8859-1
                            
                            ↓変更
                            
                            #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                            
                            デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                            このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                            の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                            
                            ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                            
                                #AddHandler cgi-script .cgi
                            
                            ↓変更
                            
                                AddHandler cgi-script .cgi
                            
                            コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                            実行する」という意味です。
                            
                            ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                            
                            #AddHandler send-as-is asis
                            
                            ↓変更
                            
                            AddHandler send-as-is asis
                            
                            コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                            
                            ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                            
                            #AddHandler imap-file map
                            
                            ↓変更
                            
                            AddHandler imap-file map
                            
                            コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                            
                            ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                            
                            #AddType text/html .shtml
                            #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                            
                            ↓変更
                            
                            AddType text/html .shtml
                            AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                            AddType text/html .html
                            AddOutputFilter INCLUDES .html
                            
                            最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                            同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                            
                            -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                            
                            変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                            
                            最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                            

                            7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                            前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                            ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                            今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                            現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                            Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                            Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                            1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                            2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                            3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                            4. httpd.conf ファイルを開きます。
                            5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                            6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                              ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                              httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                              多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                              Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                              Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                              これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                              別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                              Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                              バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                              起動

                              1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                              2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                              終了

                              1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                              2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                              3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                              (ケーブルテレビの場合)
                              J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                              1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                              2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                              3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                              4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                              5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                              6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                              Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                               

                              8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                              HTMLファイルを置く

                              ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                              [index.html]
                              [Windows 95/98/Me では]
                              Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                              1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                              2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                              [全Windows OS共通]
                              1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                              2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                              ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                              UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                              ~apollo

                              CGIファイルを置く

                              では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                              [test.cgi]
                              CGIスクリプトの先頭行
                              #!/usr/local/bin/perl
                              の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                              test.cgi
                              CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                              [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                              を見てください。エラーの原因がわかります。

                              SSIを使う

                              では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                              [test.shtml]
                              ブラウザで
                              test.shtml
                              にアクセスしてみましょう。

                              Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                              Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                              上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                              拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                              簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                              上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                              では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                              [counter.cgi]
                              counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                              カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                              続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                              [counter.html]
                              やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                              counter.html
                              ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                              counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                              ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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                              文件: aspl2065.zip
                              大小: 269KB
                              下载: 下载


                              旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                              1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                              Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                              ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                              Windows 95 の場合

                              [DCOM for Windows 95]
                              1. に行きます。
                              2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                 Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                              3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                              4. [はい] クリックしします。
                              5. [Yes] クリックしします。
                              6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                              Windows 95/98/Me の場合

                              [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                              1. に行きます。
                              2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                File Name:    File Size
                                    1670 KB

                              3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                              4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                              ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                              [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                              * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                              * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                              1. に行きます。
                              2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                File Name:    File Size
                                    1781 KB

                              3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                              4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                              5. パソコンを再起動します。
                              ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                              * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                              Microsoft サイトに行って確認してください。

                              Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                              [本体]
                              いよいよ本体です。

                              1. に行きます。
                              2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                Windows           11.5MB

                                をダウンロードします。
                                上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                              3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                              2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                              1. ダウンロードした本体
                                ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                をダブルクリックします。

                              2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                と表示されたら Next をクリックします。

                              3. End-User License Agreement 画面で
                                I accept the terms in the License Agreement
                                をチェックして、Next をクリックします。

                              4. Custom Setup 画面で、
                                枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                              5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                Location: C:\Perl\
                                と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                C:\usr\local\

                                に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                #!/usr/local/bin/perl

                                プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                C:\usr\ に変更してください。

                              6. Next をクリします。

                              7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                の □ にチェックマークが付けます。

                              8. Next をクリします。

                              9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                Add Perl to the PATH environment variable

                                Create Perl file extension association
                                にチェックマークがついています。

                                その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                ■ Create IIS script mapping for Perl
                                ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                は選べません。

                              10. Next をクリします。

                              11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                              12. ファイルのコピーが始まって
                                Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                と表示されている間、待ってください。

                              13. 画面が変わり、表示が
                                Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                変わったら、Finish をクリックします。

                              14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                              これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                              ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                              3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                              ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                              使ってみましょう。
                              1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                              2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                と入力して Enter キーを押します。これで、
                                c:\usr\local\eg
                                ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                              3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                              4. Hello from ActivePerl!
                                C:\usr\local\eg>


                                と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                              では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                              1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                と入力して、Enterキーを押します。

                              2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                              加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                              ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                              試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                              bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                              1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                と入力して、Enter キーを押します。

                              2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                bbs.cgi syntax OK

                                C:\home\bbs>
                              では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                              自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                              しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                              4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                              準備
                              [Windows XP のみ]
                              Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                              [Windows 95 のみ]
                              Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                              (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                              1. 次に行きます。
                              2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                Windows Socket 2 Update
                                986 KB | 8 Min @ 28.8
                              3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                              4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                              [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                              上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                              ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                              「」 で、該当箇所をお読みください。
                              • Windows 95 の場合
                              • Windows 95/98/Me の場合
                              • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                              本番
                              [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                              1. に行きます。

                              2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                    09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                   ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                              3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                              5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                              1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                              2. ダウンロードした
                                apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                をダブルクリックします。

                              3. Welcome to the Installation Wizard for
                                Apache HTTP Server 2.0.47

                                と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                              4. License Agreement 画面では、
                                I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                              5. Read This First 画面では、
                                Apache HTTP Server
                                というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                              6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                Server Name (e.g.)
                                127.0.0.1
                                Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                Network Domain (e.g.somenet.com)
                                127.0.0.1

                                一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                              7. 入力欄の下に
                                Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                              8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                              9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                C:\Program Files\Apache Group\
                                このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                そのように変更しましょう。
                              10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                              11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                  Folder Name:
                                  C:\Program Files\Apache Group\
                                ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                  Folder Name:
                                  C:\
                              12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                              13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                              14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                作業が終わるまで待ちます。

                              15. 画面が変わって、

                                Installation Wizard Completed

                                Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                と表示されたら、 Finish をクリックします。

                              16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                              6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                              作業ディレクトリの作成

                              (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                              ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                              われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                              ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                              C:\apollo\
                              次はこのディレクトリを作る手順です。
                              1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                              2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                              3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                              ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                              C:\apollo\public_html\
                              プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                              私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                              次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                              httpd.conf の修正

                              Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                              「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                              [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                              Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                              実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                              われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                              プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                              を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                              確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                              ● 212行目
                              
                              インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                              確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                              インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                              を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                              
                              ServerName 127.0.0.1:80
                              
                              もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                              ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                              
                               228行目
                              
                              DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                              
                              ↓変更
                              
                              #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                              DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                              
                              先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                              ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                              
                              「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                              の行頭に # を付けて無効にしました。
                              
                              なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                              ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                              できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                              もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                              musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                              が完全に一致することです。
                              
                              ● 253行目
                              
                              
                              
                              ↓変更
                              
                              #
                              
                              
                              「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                              です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                              までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                              
                              作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                              ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                              とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                               または  だけで表示されます。
                              
                              ● 267行目
                              
                                  Options Indexes FollowSymLinks
                              
                              ↓変更
                              
                                  Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                              
                              ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                              で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                              
                              MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                              ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                              
                              ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                              されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                              の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                              方法の一つです。
                              
                              ● 321行目
                              
                              DirectoryIndex index.html index.html.var
                              
                              ↓変更
                              
                              DirectoryIndex index.html index.html.var
                              DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                              
                              これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                              そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                              に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                              
                              ● 511行目付近
                              
                              ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                              キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                              
                              ↓挿入
                              
                              Alias /html "C:/usr/local/html"
                              
                              
                                  Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                  AddOutputFilter Includes html
                                  AllowOverride None
                                  Order allow,deny
                                  Allow from all
                              
                              
                              上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                              Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                              すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                              
                              その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                              簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                              html とブラウザに入力すると、表示されます。
                              
                              ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                              
                              ReadmeName README.html
                              HeaderName HEADER.html
                              
                              ↓変更
                              
                              #ReadmeName README.html
                              #HeaderName HEADER.html
                              
                              元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                              HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                              レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                              ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                              ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                              しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                              HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                              アウトしておきましょう。
                              
                              これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                              に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                              README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                              
                              ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                              
                              IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                              
                              ↓変更
                              
                              #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                              
                              元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                              IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                              に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                              readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                              のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                              
                              ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                              
                              LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                              
                              ↓変更
                              
                              LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                              
                              言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                              日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                              
                              ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                              
                              AddDefaultCharset ISO-8859-1
                              
                              ↓変更
                              
                              #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                              
                              デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                              このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                              の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                              
                              ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                              
                                  #AddHandler cgi-script .cgi
                              
                              ↓変更
                              
                                  AddHandler cgi-script .cgi
                              
                              コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                              実行する」という意味です。
                              
                              ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                              
                              #AddHandler send-as-is asis
                              
                              ↓変更
                              
                              AddHandler send-as-is asis
                              
                              コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                              
                              ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                              
                              #AddHandler imap-file map
                              
                              ↓変更
                              
                              AddHandler imap-file map
                              
                              コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                              
                              ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                              
                              #AddType text/html .shtml
                              #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                              
                              ↓変更
                              
                              AddType text/html .shtml
                              AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                              AddType text/html .html
                              AddOutputFilter INCLUDES .html
                              
                              最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                              同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                              
                              -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                              
                              変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                              
                              最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                              

                              7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                              前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                              ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                              今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                              現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                              Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                              Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                              1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                              2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                              3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                              4. httpd.conf ファイルを開きます。
                              5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                              6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                起動

                                1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                終了

                                1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                (ケーブルテレビの場合)
                                J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                 

                                8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                HTMLファイルを置く

                                ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                [index.html]
                                [Windows 95/98/Me では]
                                Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                [全Windows OS共通]
                                1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                ~apollo

                                CGIファイルを置く

                                では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                [test.cgi]
                                CGIスクリプトの先頭行
                                #!/usr/local/bin/perl
                                の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                test.cgi
                                CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                を見てください。エラーの原因がわかります。

                                SSIを使う

                                では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                [test.shtml]
                                ブラウザで
                                test.shtml
                                にアクセスしてみましょう。

                                Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                [counter.cgi]
                                counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                [counter.html]
                                やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                counter.html
                                ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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                                2006-07-05 15:56:01

                                文件: aspl2065.zip
                                大小: 269KB
                                下载: 下载


                                旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                Windows 95 の場合

                                [DCOM for Windows 95]
                                1. に行きます。
                                2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                   Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                4. [はい] クリックしします。
                                5. [Yes] クリックしします。
                                6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                Windows 95/98/Me の場合

                                [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                1. に行きます。
                                2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                  File Name:    File Size
                                      1670 KB

                                3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                  ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                1. に行きます。
                                2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                  File Name:    File Size
                                      1781 KB

                                3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                5. パソコンを再起動します。
                                ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                  ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                Microsoft サイトに行って確認してください。

                                Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                [本体]
                                いよいよ本体です。

                                1. に行きます。
                                2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                  「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                  ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                  Windows           11.5MB

                                  をダウンロードします。
                                  上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                1. ダウンロードした本体
                                  ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                  をダブルクリックします。

                                2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                  Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                  と表示されたら Next をクリックします。

                                3. End-User License Agreement 画面で
                                  I accept the terms in the License Agreement
                                  をチェックして、Next をクリックします。

                                4. Custom Setup 画面で、
                                  枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                  すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                  Location: C:\Perl\
                                  と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                  Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                  C:\usr\local\

                                  に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                  パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                  C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                  #!/usr/local/bin/perl

                                  プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                  C:\usr\ に変更してください。

                                6. Next をクリします。

                                7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                  Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                  の □ にチェックマークが付けます。

                                8. Next をクリします。

                                9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                  Add Perl to the PATH environment variable

                                  Create Perl file extension association
                                  にチェックマークがついています。

                                  その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                  されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                  ■ Create IIS script mapping for Perl
                                  ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                  この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                  (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                  は選べません。

                                10. Next をクリします。

                                11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                12. ファイルのコピーが始まって
                                  Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                  と表示されている間、待ってください。

                                13. 画面が変わり、表示が
                                  Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                  変わったら、Finish をクリックします。

                                14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                使ってみましょう。
                                1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                  (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                  (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                  と入力して Enter キーを押します。これで、
                                  c:\usr\local\eg
                                  ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                4. Hello from ActivePerl!
                                  C:\usr\local\eg>


                                  と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                  と入力して、Enterキーを押します。

                                2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                  (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                  と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                  C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                  と入力して、Enter キーを押します。

                                2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                  ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                  bbs.cgi syntax OK

                                  C:\home\bbs>
                                では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                準備
                                [Windows XP のみ]
                                Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                [Windows 95 のみ]
                                Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                1. 次に行きます。
                                2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                  このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                  Windows Socket 2 Update
                                  986 KB | 8 Min @ 28.8
                                3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                「」 で、該当箇所をお読みください。
                                • Windows 95 の場合
                                • Windows 95/98/Me の場合
                                • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                本番
                                [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                1. に行きます。

                                2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                      09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                     ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                2. ダウンロードした
                                  apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                  をダブルクリックします。

                                3. Welcome to the Installation Wizard for
                                  Apache HTTP Server 2.0.47

                                  と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                4. License Agreement 画面では、
                                  I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                5. Read This First 画面では、
                                  Apache HTTP Server
                                  というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                  私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                  Server Name (e.g.)
                                  127.0.0.1
                                  Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                  Network Domain (e.g.somenet.com)
                                  127.0.0.1

                                  一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                7. 入力欄の下に
                                  Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                  とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                  ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                  ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                  の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                  Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                  C:\Program Files\Apache Group\
                                  このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                  Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                  しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                  そのように変更しましょう。
                                10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                    Folder Name:
                                    C:\Program Files\Apache Group\
                                  ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                    Folder Name:
                                    C:\
                                12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                  C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                  何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                  作業が終わるまで待ちます。

                                15. 画面が変わって、

                                  Installation Wizard Completed

                                  Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                  Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                  と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                作業ディレクトリの作成

                                (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                C:\apollo\
                                次はこのディレクトリを作る手順です。
                                1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                C:\apollo\public_html\
                                プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                httpd.conf の修正

                                Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                ● 212行目
                                
                                インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                
                                ServerName 127.0.0.1:80
                                
                                もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                
                                 228行目
                                
                                DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                
                                ↓変更
                                
                                #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                
                                先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                
                                「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                の行頭に # を付けて無効にしました。
                                
                                なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                が完全に一致することです。
                                
                                ● 253行目
                                
                                
                                
                                ↓変更
                                
                                #
                                
                                
                                「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                
                                作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                 または  だけで表示されます。
                                
                                ● 267行目
                                
                                    Options Indexes FollowSymLinks
                                
                                ↓変更
                                
                                    Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                
                                ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                
                                MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                
                                ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                方法の一つです。
                                
                                ● 321行目
                                
                                DirectoryIndex index.html index.html.var
                                
                                ↓変更
                                
                                DirectoryIndex index.html index.html.var
                                DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                
                                これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                
                                ● 511行目付近
                                
                                ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                
                                ↓挿入
                                
                                Alias /html "C:/usr/local/html"
                                
                                
                                    Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                    AddOutputFilter Includes html
                                    AllowOverride None
                                    Order allow,deny
                                    Allow from all
                                
                                
                                上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                
                                その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                
                                ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                
                                ReadmeName README.html
                                HeaderName HEADER.html
                                
                                ↓変更
                                
                                #ReadmeName README.html
                                #HeaderName HEADER.html
                                
                                元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                アウトしておきましょう。
                                
                                これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                
                                ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                
                                IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                
                                ↓変更
                                
                                #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                
                                元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                
                                ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                
                                LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                
                                ↓変更
                                
                                LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                
                                言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                
                                ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                
                                AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                
                                ↓変更
                                
                                #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                
                                デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                
                                ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                
                                    #AddHandler cgi-script .cgi
                                
                                ↓変更
                                
                                    AddHandler cgi-script .cgi
                                
                                コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                実行する」という意味です。
                                
                                ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                
                                #AddHandler send-as-is asis
                                
                                ↓変更
                                
                                AddHandler send-as-is asis
                                
                                コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                
                                ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                
                                #AddHandler imap-file map
                                
                                ↓変更
                                
                                AddHandler imap-file map
                                
                                コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                
                                ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                
                                #AddType text/html .shtml
                                #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                
                                ↓変更
                                
                                AddType text/html .shtml
                                AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                AddType text/html .html
                                AddOutputFilter INCLUDES .html
                                
                                最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                
                                -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                
                                変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                
                                最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                

                                7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                  ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                  httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                  多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                  Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                  Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                  これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                  別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                  Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                  バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                  起動

                                  1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                  2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                  終了

                                  1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                  2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                  3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                  (ケーブルテレビの場合)
                                  J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                  1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                  2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                  3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                  4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                  5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                  6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                  Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                   

                                  8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                  HTMLファイルを置く

                                  ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                  [index.html]
                                  [Windows 95/98/Me では]
                                  Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                  1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                  2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                  [全Windows OS共通]
                                  1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                  2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                  ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                  UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                  ~apollo

                                  CGIファイルを置く

                                  では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                  [test.cgi]
                                  CGIスクリプトの先頭行
                                  #!/usr/local/bin/perl
                                  の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                  test.cgi
                                  CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                  [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                  を見てください。エラーの原因がわかります。

                                  SSIを使う

                                  では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                  [test.shtml]
                                  ブラウザで
                                  test.shtml
                                  にアクセスしてみましょう。

                                  Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                  Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                  上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                  拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                  簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                  上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                  では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                  [counter.cgi]
                                  counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                  カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                  続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                  [counter.html]
                                  やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                  counter.html
                                  ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                  counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                  ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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                                  旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                  1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                  Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                  ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                  Windows 95 の場合

                                  [DCOM for Windows 95]
                                  1. に行きます。
                                  2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                     Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                  3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                  4. [はい] クリックしします。
                                  5. [Yes] クリックしします。
                                  6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                  Windows 95/98/Me の場合

                                  [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                  1. に行きます。
                                  2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                    File Name:    File Size
                                        1670 KB

                                  3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                  4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                  ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                    ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                  [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                  * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                  * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                  1. に行きます。
                                  2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                    File Name:    File Size
                                        1781 KB

                                  3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                  4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                  5. パソコンを再起動します。
                                  ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                    ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                  * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                  Microsoft サイトに行って確認してください。

                                  Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                  [本体]
                                  いよいよ本体です。

                                  1. に行きます。
                                  2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                    「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                    ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                    Windows           11.5MB

                                    をダウンロードします。
                                    上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                  3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                  2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                  1. ダウンロードした本体
                                    ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                    をダブルクリックします。

                                  2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                    Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                    と表示されたら Next をクリックします。

                                  3. End-User License Agreement 画面で
                                    I accept the terms in the License Agreement
                                    をチェックして、Next をクリックします。

                                  4. Custom Setup 画面で、
                                    枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                    すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                  5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                    Location: C:\Perl\
                                    と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                    Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                    C:\usr\local\

                                    に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                    パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                    C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                    #!/usr/local/bin/perl

                                    プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                    C:\usr\ に変更してください。

                                  6. Next をクリします。

                                  7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                    Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                    の □ にチェックマークが付けます。

                                  8. Next をクリします。

                                  9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                    Add Perl to the PATH environment variable

                                    Create Perl file extension association
                                    にチェックマークがついています。

                                    その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                    されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                    ■ Create IIS script mapping for Perl
                                    ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                    この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                    (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                    は選べません。

                                  10. Next をクリします。

                                  11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                  12. ファイルのコピーが始まって
                                    Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                    と表示されている間、待ってください。

                                  13. 画面が変わり、表示が
                                    Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                    変わったら、Finish をクリックします。

                                  14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                  これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                  ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                  3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                  ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                  使ってみましょう。
                                  1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                    (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                  2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                    (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                    と入力して Enter キーを押します。これで、
                                    c:\usr\local\eg
                                    ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                  3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                  4. Hello from ActivePerl!
                                    C:\usr\local\eg>


                                    と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                  では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                  1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                    と入力して、Enterキーを押します。

                                  2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                    (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                  加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                  ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                  試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                  bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                  1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                    と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                    C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                    と入力して、Enter キーを押します。

                                  2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                    ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                    bbs.cgi syntax OK

                                    C:\home\bbs>
                                  では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                  自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                  しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                  4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                  準備
                                  [Windows XP のみ]
                                  Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                  [Windows 95 のみ]
                                  Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                  (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                  1. 次に行きます。
                                  2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                    このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                    Windows Socket 2 Update
                                    986 KB | 8 Min @ 28.8
                                  3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                  4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                  [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                  上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                  ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                  「」 で、該当箇所をお読みください。
                                  • Windows 95 の場合
                                  • Windows 95/98/Me の場合
                                  • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                  本番
                                  [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                  1. に行きます。

                                  2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                        09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                       ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                  3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                  5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                  1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                  2. ダウンロードした
                                    apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                    をダブルクリックします。

                                  3. Welcome to the Installation Wizard for
                                    Apache HTTP Server 2.0.47

                                    と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                  4. License Agreement 画面では、
                                    I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                  5. Read This First 画面では、
                                    Apache HTTP Server
                                    というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                  6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                    私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                    Server Name (e.g.)
                                    127.0.0.1
                                    Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                    Network Domain (e.g.somenet.com)
                                    127.0.0.1

                                    一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                  7. 入力欄の下に
                                    Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                    とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                    ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                    ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                    の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                  8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                  9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                    Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                    C:\Program Files\Apache Group\
                                    このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                    Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                    しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                    そのように変更しましょう。
                                  10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                  11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                      Folder Name:
                                      C:\Program Files\Apache Group\
                                    ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                      Folder Name:
                                      C:\
                                  12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                    C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                  13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                    何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                  14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                    作業が終わるまで待ちます。

                                  15. 画面が変わって、

                                    Installation Wizard Completed

                                    Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                    Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                    と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                  16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                  6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                  作業ディレクトリの作成

                                  (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                  ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                  われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                  ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                  C:\apollo\
                                  次はこのディレクトリを作る手順です。
                                  1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                  2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                  3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                  ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                  C:\apollo\public_html\
                                  プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                  私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                  次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                  httpd.conf の修正

                                  Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                  「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                  [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                  Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                  実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                  われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                  プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                  を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                  確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                  ● 212行目
                                  
                                  インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                  確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                  インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                  を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                  
                                  ServerName 127.0.0.1:80
                                  
                                  もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                  ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                  
                                   228行目
                                  
                                  DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                  
                                  ↓変更
                                  
                                  #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                  DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                  
                                  先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                  ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                  
                                  「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                  の行頭に # を付けて無効にしました。
                                  
                                  なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                  ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                  できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                  もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                  musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                  が完全に一致することです。
                                  
                                  ● 253行目
                                  
                                  
                                  
                                  ↓変更
                                  
                                  #
                                  
                                  
                                  「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                  です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                  までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                  
                                  作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                  ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                  とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                   または  だけで表示されます。
                                  
                                  ● 267行目
                                  
                                      Options Indexes FollowSymLinks
                                  
                                  ↓変更
                                  
                                      Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                  
                                  ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                  で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                  
                                  MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                  ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                  
                                  ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                  されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                  の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                  方法の一つです。
                                  
                                  ● 321行目
                                  
                                  DirectoryIndex index.html index.html.var
                                  
                                  ↓変更
                                  
                                  DirectoryIndex index.html index.html.var
                                  DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                  
                                  これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                  そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                  に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                  
                                  ● 511行目付近
                                  
                                  ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                  キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                  
                                  ↓挿入
                                  
                                  Alias /html "C:/usr/local/html"
                                  
                                  
                                      Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                      AddOutputFilter Includes html
                                      AllowOverride None
                                      Order allow,deny
                                      Allow from all
                                  
                                  
                                  上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                  Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                  すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                  
                                  その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                  簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                  html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                  
                                  ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                  
                                  ReadmeName README.html
                                  HeaderName HEADER.html
                                  
                                  ↓変更
                                  
                                  #ReadmeName README.html
                                  #HeaderName HEADER.html
                                  
                                  元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                  HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                  レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                  ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                  ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                  しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                  HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                  アウトしておきましょう。
                                  
                                  これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                  に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                  README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                  
                                  ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                  
                                  IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                  
                                  ↓変更
                                  
                                  #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                  
                                  元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                  IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                  に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                  readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                  のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                  
                                  ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                  
                                  LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                  
                                  ↓変更
                                  
                                  LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                  
                                  言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                  日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                  
                                  ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                  
                                  AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                  
                                  ↓変更
                                  
                                  #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                  
                                  デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                  このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                  の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                  
                                  ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                  
                                      #AddHandler cgi-script .cgi
                                  
                                  ↓変更
                                  
                                      AddHandler cgi-script .cgi
                                  
                                  コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                  実行する」という意味です。
                                  
                                  ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                  
                                  #AddHandler send-as-is asis
                                  
                                  ↓変更
                                  
                                  AddHandler send-as-is asis
                                  
                                  コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                  
                                  ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                  
                                  #AddHandler imap-file map
                                  
                                  ↓変更
                                  
                                  AddHandler imap-file map
                                  
                                  コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                  
                                  ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                  
                                  #AddType text/html .shtml
                                  #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                  
                                  ↓変更
                                  
                                  AddType text/html .shtml
                                  AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                  AddType text/html .html
                                  AddOutputFilter INCLUDES .html
                                  
                                  最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                  同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                  
                                  -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                  
                                  変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                  
                                  最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                  

                                  7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                  前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                  ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                  今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                  現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                  Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                  Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                  1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                  2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                  3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                  4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                  5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                  6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                    ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                    httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                    多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                    Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                    Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                    これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                    別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                    Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                    バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                    起動

                                    1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                    2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                    終了

                                    1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                    2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                    3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                    (ケーブルテレビの場合)
                                    J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                    1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                    2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                    3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                    4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                    5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                    6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                    Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                     

                                    8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                    HTMLファイルを置く

                                    ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                    [index.html]
                                    [Windows 95/98/Me では]
                                    Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                    1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                    2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                    [全Windows OS共通]
                                    1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                    2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                    ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                    UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                    ~apollo

                                    CGIファイルを置く

                                    では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                    [test.cgi]
                                    CGIスクリプトの先頭行
                                    #!/usr/local/bin/perl
                                    の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                    test.cgi
                                    CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                    [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                    を見てください。エラーの原因がわかります。

                                    SSIを使う

                                    では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                    [test.shtml]
                                    ブラウザで
                                    test.shtml
                                    にアクセスしてみましょう。

                                    Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                    Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                    上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                    拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                    簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                    上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                    では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                    [counter.cgi]
                                    counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                    カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                    続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                    [counter.html]
                                    やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                    counter.html
                                    ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                    counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                    ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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                                    旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                    1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                    Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                    ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                    Windows 95 の場合

                                    [DCOM for Windows 95]
                                    1. に行きます。
                                    2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                       Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                    3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                    4. [はい] クリックしします。
                                    5. [Yes] クリックしします。
                                    6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                    Windows 95/98/Me の場合

                                    [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                    1. に行きます。
                                    2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                      File Name:    File Size
                                          1670 KB

                                    3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                    4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                    ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                      ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                    [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                    * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                    * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                    1. に行きます。
                                    2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                      File Name:    File Size
                                          1781 KB

                                    3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                    4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                    5. パソコンを再起動します。
                                    ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                      ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                    * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                    Microsoft サイトに行って確認してください。

                                    Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                    [本体]
                                    いよいよ本体です。

                                    1. に行きます。
                                    2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                      「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                      ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                      Windows           11.5MB

                                      をダウンロードします。
                                      上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                    3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                    2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                    1. ダウンロードした本体
                                      ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                      をダブルクリックします。

                                    2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                      Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                      と表示されたら Next をクリックします。

                                    3. End-User License Agreement 画面で
                                      I accept the terms in the License Agreement
                                      をチェックして、Next をクリックします。

                                    4. Custom Setup 画面で、
                                      枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                      すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                    5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                      Location: C:\Perl\
                                      と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                      Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                      C:\usr\local\

                                      に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                      パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                      C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                      #!/usr/local/bin/perl

                                      プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                      C:\usr\ に変更してください。

                                    6. Next をクリします。

                                    7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                      Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                      の □ にチェックマークが付けます。

                                    8. Next をクリします。

                                    9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                      Add Perl to the PATH environment variable

                                      Create Perl file extension association
                                      にチェックマークがついています。

                                      その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                      されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                      ■ Create IIS script mapping for Perl
                                      ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                      この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                      (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                      は選べません。

                                    10. Next をクリします。

                                    11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                    12. ファイルのコピーが始まって
                                      Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                      と表示されている間、待ってください。

                                    13. 画面が変わり、表示が
                                      Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                      変わったら、Finish をクリックします。

                                    14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                    これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                    ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                    3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                    ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                    使ってみましょう。
                                    1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                      (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                    2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                      (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                      と入力して Enter キーを押します。これで、
                                      c:\usr\local\eg
                                      ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                    3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                    4. Hello from ActivePerl!
                                      C:\usr\local\eg>


                                      と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                    では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                    1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                      と入力して、Enterキーを押します。

                                    2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                      (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                    加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                    ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                    試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                    bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                    1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                      と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                      C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                      と入力して、Enter キーを押します。

                                    2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                      ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                      bbs.cgi syntax OK

                                      C:\home\bbs>
                                    では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                    自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                    しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                    4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                    準備
                                    [Windows XP のみ]
                                    Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                    [Windows 95 のみ]
                                    Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                    (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                    1. 次に行きます。
                                    2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                      このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                      Windows Socket 2 Update
                                      986 KB | 8 Min @ 28.8
                                    3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                    4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                    [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                    上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                    ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                    「」 で、該当箇所をお読みください。
                                    • Windows 95 の場合
                                    • Windows 95/98/Me の場合
                                    • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                    本番
                                    [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                    1. に行きます。

                                    2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                          09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                         ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                    3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                    5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                    1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                    2. ダウンロードした
                                      apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                      をダブルクリックします。

                                    3. Welcome to the Installation Wizard for
                                      Apache HTTP Server 2.0.47

                                      と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                    4. License Agreement 画面では、
                                      I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                    5. Read This First 画面では、
                                      Apache HTTP Server
                                      というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                    6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                      私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                      Server Name (e.g.)
                                      127.0.0.1
                                      Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                      Network Domain (e.g.somenet.com)
                                      127.0.0.1

                                      一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                    7. 入力欄の下に
                                      Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                      とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                      ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                      ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                      の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                    8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                    9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                      Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                      C:\Program Files\Apache Group\
                                      このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                      Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                      しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                      そのように変更しましょう。
                                    10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                    11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                        Folder Name:
                                        C:\Program Files\Apache Group\
                                      ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                        Folder Name:
                                        C:\
                                    12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                      C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                    13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                      何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                    14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                      作業が終わるまで待ちます。

                                    15. 画面が変わって、

                                      Installation Wizard Completed

                                      Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                      Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                      と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                    16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                    6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                    作業ディレクトリの作成

                                    (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                    ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                    われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                    ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                    C:\apollo\
                                    次はこのディレクトリを作る手順です。
                                    1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                    2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                    3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                    ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                    C:\apollo\public_html\
                                    プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                    私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                    次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                    httpd.conf の修正

                                    Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                    「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                    [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                    Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                    実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                    われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                    プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                    を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                    確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                    ● 212行目
                                    
                                    インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                    確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                    インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                    を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                    
                                    ServerName 127.0.0.1:80
                                    
                                    もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                    ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                    
                                     228行目
                                    
                                    DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                    
                                    ↓変更
                                    
                                    #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                    DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                    
                                    先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                    ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                    
                                    「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                    の行頭に # を付けて無効にしました。
                                    
                                    なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                    ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                    できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                    もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                    musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                    が完全に一致することです。
                                    
                                    ● 253行目
                                    
                                    
                                    
                                    ↓変更
                                    
                                    #
                                    
                                    
                                    「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                    です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                    までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                    
                                    作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                    ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                    とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                     または  だけで表示されます。
                                    
                                    ● 267行目
                                    
                                        Options Indexes FollowSymLinks
                                    
                                    ↓変更
                                    
                                        Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                    
                                    ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                    で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                    
                                    MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                    ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                    
                                    ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                    されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                    の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                    方法の一つです。
                                    
                                    ● 321行目
                                    
                                    DirectoryIndex index.html index.html.var
                                    
                                    ↓変更
                                    
                                    DirectoryIndex index.html index.html.var
                                    DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                    
                                    これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                    そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                    に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                    
                                    ● 511行目付近
                                    
                                    ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                    キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                    
                                    ↓挿入
                                    
                                    Alias /html "C:/usr/local/html"
                                    
                                    
                                        Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                        AddOutputFilter Includes html
                                        AllowOverride None
                                        Order allow,deny
                                        Allow from all
                                    
                                    
                                    上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                    Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                    すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                    
                                    その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                    簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                    html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                    
                                    ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                    
                                    ReadmeName README.html
                                    HeaderName HEADER.html
                                    
                                    ↓変更
                                    
                                    #ReadmeName README.html
                                    #HeaderName HEADER.html
                                    
                                    元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                    HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                    レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                    ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                    ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                    しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                    HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                    アウトしておきましょう。
                                    
                                    これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                    に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                    README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                    
                                    ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                    
                                    IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                    
                                    ↓変更
                                    
                                    #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                    
                                    元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                    IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                    に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                    readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                    のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                    
                                    ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                    
                                    LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                    
                                    ↓変更
                                    
                                    LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                    
                                    言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                    日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                    
                                    ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                    
                                    AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                    
                                    ↓変更
                                    
                                    #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                    
                                    デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                    このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                    の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                    
                                    ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                    
                                        #AddHandler cgi-script .cgi
                                    
                                    ↓変更
                                    
                                        AddHandler cgi-script .cgi
                                    
                                    コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                    実行する」という意味です。
                                    
                                    ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                    
                                    #AddHandler send-as-is asis
                                    
                                    ↓変更
                                    
                                    AddHandler send-as-is asis
                                    
                                    コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                    
                                    ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                    
                                    #AddHandler imap-file map
                                    
                                    ↓変更
                                    
                                    AddHandler imap-file map
                                    
                                    コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                    
                                    ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                    
                                    #AddType text/html .shtml
                                    #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                    
                                    ↓変更
                                    
                                    AddType text/html .shtml
                                    AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                    AddType text/html .html
                                    AddOutputFilter INCLUDES .html
                                    
                                    最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                    同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                    
                                    -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                    
                                    変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                    
                                    最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                    

                                    7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                    前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                    ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                    今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                    現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                    Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                    Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                    1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                    2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                    3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                    4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                    5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                    6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                      ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                      httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                      多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                      Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                      Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                      これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                      別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                      Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                      バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                      起動

                                      1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                      2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                      終了

                                      1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                      2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                      3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                      (ケーブルテレビの場合)
                                      J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                      1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                      2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                      3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                      4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                      5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                      6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                      Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                       

                                      8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                      HTMLファイルを置く

                                      ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                      [index.html]
                                      [Windows 95/98/Me では]
                                      Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                      1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                      2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                      [全Windows OS共通]
                                      1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                      2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                      ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                      UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                      ~apollo

                                      CGIファイルを置く

                                      では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                      [test.cgi]
                                      CGIスクリプトの先頭行
                                      #!/usr/local/bin/perl
                                      の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                      test.cgi
                                      CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                      [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                      を見てください。エラーの原因がわかります。

                                      SSIを使う

                                      では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                      [test.shtml]
                                      ブラウザで
                                      test.shtml
                                      にアクセスしてみましょう。

                                      Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                      Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                      上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                      拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                      簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                      上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                      では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                      [counter.cgi]
                                      counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                      カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                      続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                      [counter.html]
                                      やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                      counter.html
                                      ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                      counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                      ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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                                      旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                      1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                      Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                      ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                      Windows 95 の場合

                                      [DCOM for Windows 95]
                                      1. に行きます。
                                      2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                         Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                      3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                      4. [はい] クリックしします。
                                      5. [Yes] クリックしします。
                                      6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                      Windows 95/98/Me の場合

                                      [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                      1. に行きます。
                                      2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                        File Name:    File Size
                                            1670 KB

                                      3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                      4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                      ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                        ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                      [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                      * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                      * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                      1. に行きます。
                                      2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                        File Name:    File Size
                                            1781 KB

                                      3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                      4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                      5. パソコンを再起動します。
                                      ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                        ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                      * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                      Microsoft サイトに行って確認してください。

                                      Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                      [本体]
                                      いよいよ本体です。

                                      1. に行きます。
                                      2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                        「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                        ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                        Windows           11.5MB

                                        をダウンロードします。
                                        上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                      3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                      2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                      1. ダウンロードした本体
                                        ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                        をダブルクリックします。

                                      2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                        Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                        と表示されたら Next をクリックします。

                                      3. End-User License Agreement 画面で
                                        I accept the terms in the License Agreement
                                        をチェックして、Next をクリックします。

                                      4. Custom Setup 画面で、
                                        枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                        すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                      5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                        Location: C:\Perl\
                                        と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                        Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                        C:\usr\local\

                                        に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                        パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                        C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                        #!/usr/local/bin/perl

                                        プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                        C:\usr\ に変更してください。

                                      6. Next をクリします。

                                      7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                        Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                        の □ にチェックマークが付けます。

                                      8. Next をクリします。

                                      9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                        Add Perl to the PATH environment variable

                                        Create Perl file extension association
                                        にチェックマークがついています。

                                        その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                        されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                        ■ Create IIS script mapping for Perl
                                        ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                        この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                        (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                        は選べません。

                                      10. Next をクリします。

                                      11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                      12. ファイルのコピーが始まって
                                        Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                        と表示されている間、待ってください。

                                      13. 画面が変わり、表示が
                                        Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                        変わったら、Finish をクリックします。

                                      14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                      これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                      ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                      3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                      ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                      使ってみましょう。
                                      1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                        (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                      2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                        (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                        と入力して Enter キーを押します。これで、
                                        c:\usr\local\eg
                                        ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                      3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                      4. Hello from ActivePerl!
                                        C:\usr\local\eg>


                                        と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                      では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                      1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                        と入力して、Enterキーを押します。

                                      2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                        (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                      加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                      ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                      試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                      bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                      1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                        と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                        C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                        と入力して、Enter キーを押します。

                                      2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                        ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                        bbs.cgi syntax OK

                                        C:\home\bbs>
                                      では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                      自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                      しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                      4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                      準備
                                      [Windows XP のみ]
                                      Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                      [Windows 95 のみ]
                                      Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                      (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                      1. 次に行きます。
                                      2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                        このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                        Windows Socket 2 Update
                                        986 KB | 8 Min @ 28.8
                                      3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                      4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                      [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                      上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                      ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                      「」 で、該当箇所をお読みください。
                                      • Windows 95 の場合
                                      • Windows 95/98/Me の場合
                                      • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                      本番
                                      [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                      1. に行きます。

                                      2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                            09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                           ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                      3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                      5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                      1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                      2. ダウンロードした
                                        apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                        をダブルクリックします。

                                      3. Welcome to the Installation Wizard for
                                        Apache HTTP Server 2.0.47

                                        と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                      4. License Agreement 画面では、
                                        I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                      5. Read This First 画面では、
                                        Apache HTTP Server
                                        というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                      6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                        私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                        Server Name (e.g.)
                                        127.0.0.1
                                        Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                        Network Domain (e.g.somenet.com)
                                        127.0.0.1

                                        一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                      7. 入力欄の下に
                                        Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                        とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                        ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                        ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                        の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                      8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                      9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                        Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                        C:\Program Files\Apache Group\
                                        このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                        Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                        しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                        そのように変更しましょう。
                                      10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                      11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                          Folder Name:
                                          C:\Program Files\Apache Group\
                                        ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                          Folder Name:
                                          C:\
                                      12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                        C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                      13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                        何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                      14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                        作業が終わるまで待ちます。

                                      15. 画面が変わって、

                                        Installation Wizard Completed

                                        Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                        Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                        と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                      16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                      6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                      作業ディレクトリの作成

                                      (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                      ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                      われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                      ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                      C:\apollo\
                                      次はこのディレクトリを作る手順です。
                                      1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                      2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                      3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                      ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                      C:\apollo\public_html\
                                      プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                      私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                      次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                      httpd.conf の修正

                                      Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                      「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                      [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                      Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                      実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                      われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                      プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                      を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                      確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                      ● 212行目
                                      
                                      インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                      確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                      インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                      を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                      
                                      ServerName 127.0.0.1:80
                                      
                                      もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                      ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                      
                                       228行目
                                      
                                      DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                      
                                      ↓変更
                                      
                                      #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                      DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                      
                                      先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                      ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                      
                                      「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                      の行頭に # を付けて無効にしました。
                                      
                                      なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                      ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                      できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                      もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                      musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                      が完全に一致することです。
                                      
                                      ● 253行目
                                      
                                      
                                      
                                      ↓変更
                                      
                                      #
                                      
                                      
                                      「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                      です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                      までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                      
                                      作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                      ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                      とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                       または  だけで表示されます。
                                      
                                      ● 267行目
                                      
                                          Options Indexes FollowSymLinks
                                      
                                      ↓変更
                                      
                                          Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                      
                                      ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                      で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                      
                                      MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                      ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                      
                                      ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                      されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                      の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                      方法の一つです。
                                      
                                      ● 321行目
                                      
                                      DirectoryIndex index.html index.html.var
                                      
                                      ↓変更
                                      
                                      DirectoryIndex index.html index.html.var
                                      DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                      
                                      これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                      そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                      に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                      
                                      ● 511行目付近
                                      
                                      ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                      キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                      
                                      ↓挿入
                                      
                                      Alias /html "C:/usr/local/html"
                                      
                                      
                                          Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                          AddOutputFilter Includes html
                                          AllowOverride None
                                          Order allow,deny
                                          Allow from all
                                      
                                      
                                      上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                      Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                      すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                      
                                      その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                      簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                      html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                      
                                      ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                      
                                      ReadmeName README.html
                                      HeaderName HEADER.html
                                      
                                      ↓変更
                                      
                                      #ReadmeName README.html
                                      #HeaderName HEADER.html
                                      
                                      元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                      HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                      レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                      ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                      ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                      しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                      HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                      アウトしておきましょう。
                                      
                                      これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                      に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                      README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                      
                                      ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                      
                                      IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                      
                                      ↓変更
                                      
                                      #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                      
                                      元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                      IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                      に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                      readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                      のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                      
                                      ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                      
                                      LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                      
                                      ↓変更
                                      
                                      LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                      
                                      言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                      日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                      
                                      ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                      
                                      AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                      
                                      ↓変更
                                      
                                      #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                      
                                      デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                      このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                      の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                      
                                      ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                      
                                          #AddHandler cgi-script .cgi
                                      
                                      ↓変更
                                      
                                          AddHandler cgi-script .cgi
                                      
                                      コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                      実行する」という意味です。
                                      
                                      ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                      
                                      #AddHandler send-as-is asis
                                      
                                      ↓変更
                                      
                                      AddHandler send-as-is asis
                                      
                                      コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                      
                                      ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                      
                                      #AddHandler imap-file map
                                      
                                      ↓変更
                                      
                                      AddHandler imap-file map
                                      
                                      コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                      
                                      ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                      
                                      #AddType text/html .shtml
                                      #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                      
                                      ↓変更
                                      
                                      AddType text/html .shtml
                                      AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                      AddType text/html .html
                                      AddOutputFilter INCLUDES .html
                                      
                                      最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                      同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                      
                                      -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                      
                                      変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                      
                                      最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                      

                                      7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                      前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                      ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                      今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                      現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                      Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                      Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                      1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                      2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                      3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                      4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                      5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                      6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                        ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                        httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                        多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                        Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                        Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                        これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                        別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                        Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                        バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                        起動

                                        1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                        2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                        終了

                                        1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                        2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                        3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                        (ケーブルテレビの場合)
                                        J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                        1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                        2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                        3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                        4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                        5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                        6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                        Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                         

                                        8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                        HTMLファイルを置く

                                        ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                        [index.html]
                                        [Windows 95/98/Me では]
                                        Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                        1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                        2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                        [全Windows OS共通]
                                        1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                        2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                        ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                        UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                        ~apollo

                                        CGIファイルを置く

                                        では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                        [test.cgi]
                                        CGIスクリプトの先頭行
                                        #!/usr/local/bin/perl
                                        の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                        test.cgi
                                        CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                        [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                        を見てください。エラーの原因がわかります。

                                        SSIを使う

                                        では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                        [test.shtml]
                                        ブラウザで
                                        test.shtml
                                        にアクセスしてみましょう。

                                        Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                        Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                        上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                        拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                        簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                        上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                        では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                        [counter.cgi]
                                        counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                        カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                        続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                        [counter.html]
                                        やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                        counter.html
                                        ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                        counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                        ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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                                        文件: aspl2065.zip
                                        大小: 269KB
                                        下载: 下载


                                        旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                        1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                        Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                        ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                        Windows 95 の場合

                                        [DCOM for Windows 95]
                                        1. に行きます。
                                        2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                           Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                        3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                        4. [はい] クリックしします。
                                        5. [Yes] クリックしします。
                                        6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                        Windows 95/98/Me の場合

                                        [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                        1. に行きます。
                                        2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                          File Name:    File Size
                                              1670 KB

                                        3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                        4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                        ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                          ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                        [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                        * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                        * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                        1. に行きます。
                                        2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                          File Name:    File Size
                                              1781 KB

                                        3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                        4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                        5. パソコンを再起動します。
                                        ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                          ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                        * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                        Microsoft サイトに行って確認してください。

                                        Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                        [本体]
                                        いよいよ本体です。

                                        1. に行きます。
                                        2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                          「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                          ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                          Windows           11.5MB

                                          をダウンロードします。
                                          上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                        3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                        2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                        1. ダウンロードした本体
                                          ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                          をダブルクリックします。

                                        2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                          Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                          と表示されたら Next をクリックします。

                                        3. End-User License Agreement 画面で
                                          I accept the terms in the License Agreement
                                          をチェックして、Next をクリックします。

                                        4. Custom Setup 画面で、
                                          枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                          すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                        5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                          Location: C:\Perl\
                                          と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                          Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                          C:\usr\local\

                                          に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                          パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                          C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                          #!/usr/local/bin/perl

                                          プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                          C:\usr\ に変更してください。

                                        6. Next をクリします。

                                        7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                          Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                          の □ にチェックマークが付けます。

                                        8. Next をクリします。

                                        9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                          Add Perl to the PATH environment variable

                                          Create Perl file extension association
                                          にチェックマークがついています。

                                          その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                          されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                          ■ Create IIS script mapping for Perl
                                          ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                          この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                          (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                          は選べません。

                                        10. Next をクリします。

                                        11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                        12. ファイルのコピーが始まって
                                          Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                          と表示されている間、待ってください。

                                        13. 画面が変わり、表示が
                                          Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                          変わったら、Finish をクリックします。

                                        14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                        これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                        ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                        3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                        ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                        使ってみましょう。
                                        1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                          (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                        2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                          (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                          と入力して Enter キーを押します。これで、
                                          c:\usr\local\eg
                                          ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                        3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                        4. Hello from ActivePerl!
                                          C:\usr\local\eg>


                                          と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                        では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                        1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                          と入力して、Enterキーを押します。

                                        2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                          (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                        加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                        ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                        試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                        bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                        1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                          と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                          C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                          と入力して、Enter キーを押します。

                                        2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                          ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                          bbs.cgi syntax OK

                                          C:\home\bbs>
                                        では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                        自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                        しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                        4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                        準備
                                        [Windows XP のみ]
                                        Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                        [Windows 95 のみ]
                                        Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                        (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                        1. 次に行きます。
                                        2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                          このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                          Windows Socket 2 Update
                                          986 KB | 8 Min @ 28.8
                                        3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                        4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                        [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                        上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                        ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                        「」 で、該当箇所をお読みください。
                                        • Windows 95 の場合
                                        • Windows 95/98/Me の場合
                                        • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                        本番
                                        [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                        1. に行きます。

                                        2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                              09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                             ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                        3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                        5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                        1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                        2. ダウンロードした
                                          apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                          をダブルクリックします。

                                        3. Welcome to the Installation Wizard for
                                          Apache HTTP Server 2.0.47

                                          と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                        4. License Agreement 画面では、
                                          I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                        5. Read This First 画面では、
                                          Apache HTTP Server
                                          というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                        6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                          私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                          Server Name (e.g.)
                                          127.0.0.1
                                          Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                          Network Domain (e.g.somenet.com)
                                          127.0.0.1

                                          一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                        7. 入力欄の下に
                                          Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                          とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                          ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                          ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                          の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                        8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                        9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                          Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                          C:\Program Files\Apache Group\
                                          このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                          Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                          しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                          そのように変更しましょう。
                                        10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                        11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                            Folder Name:
                                            C:\Program Files\Apache Group\
                                          ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                            Folder Name:
                                            C:\
                                        12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                          C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                        13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                          何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                        14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                          作業が終わるまで待ちます。

                                        15. 画面が変わって、

                                          Installation Wizard Completed

                                          Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                          Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                          と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                        16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                        6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                        作業ディレクトリの作成

                                        (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                        ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                        われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                        ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                        C:\apollo\
                                        次はこのディレクトリを作る手順です。
                                        1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                        2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                        3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                        ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                        C:\apollo\public_html\
                                        プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                        私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                        次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                        httpd.conf の修正

                                        Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                        「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                        [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                        Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                        実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                        われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                        プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                        を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                        確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                        ● 212行目
                                        
                                        インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                        確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                        インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                        を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                        
                                        ServerName 127.0.0.1:80
                                        
                                        もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                        ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                        
                                         228行目
                                        
                                        DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                        
                                        ↓変更
                                        
                                        #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                        DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                        
                                        先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                        ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                        
                                        「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                        の行頭に # を付けて無効にしました。
                                        
                                        なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                        ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                        できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                        もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                        musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                        が完全に一致することです。
                                        
                                        ● 253行目
                                        
                                        
                                        
                                        ↓変更
                                        
                                        #
                                        
                                        
                                        「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                        です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                        までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                        
                                        作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                        ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                        とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                         または  だけで表示されます。
                                        
                                        ● 267行目
                                        
                                            Options Indexes FollowSymLinks
                                        
                                        ↓変更
                                        
                                            Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                        
                                        ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                        で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                        
                                        MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                        ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                        
                                        ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                        されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                        の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                        方法の一つです。
                                        
                                        ● 321行目
                                        
                                        DirectoryIndex index.html index.html.var
                                        
                                        ↓変更
                                        
                                        DirectoryIndex index.html index.html.var
                                        DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                        
                                        これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                        そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                        に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                        
                                        ● 511行目付近
                                        
                                        ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                        キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                        
                                        ↓挿入
                                        
                                        Alias /html "C:/usr/local/html"
                                        
                                        
                                            Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                            AddOutputFilter Includes html
                                            AllowOverride None
                                            Order allow,deny
                                            Allow from all
                                        
                                        
                                        上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                        Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                        すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                        
                                        その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                        簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                        html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                        
                                        ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                        
                                        ReadmeName README.html
                                        HeaderName HEADER.html
                                        
                                        ↓変更
                                        
                                        #ReadmeName README.html
                                        #HeaderName HEADER.html
                                        
                                        元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                        HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                        レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                        ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                        ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                        しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                        HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                        アウトしておきましょう。
                                        
                                        これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                        に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                        README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                        
                                        ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                        
                                        IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                        
                                        ↓変更
                                        
                                        #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                        
                                        元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                        IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                        に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                        readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                        のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                        
                                        ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                        
                                        LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                        
                                        ↓変更
                                        
                                        LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                        
                                        言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                        日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                        
                                        ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                        
                                        AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                        
                                        ↓変更
                                        
                                        #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                        
                                        デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                        このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                        の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                        
                                        ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                        
                                            #AddHandler cgi-script .cgi
                                        
                                        ↓変更
                                        
                                            AddHandler cgi-script .cgi
                                        
                                        コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                        実行する」という意味です。
                                        
                                        ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                        
                                        #AddHandler send-as-is asis
                                        
                                        ↓変更
                                        
                                        AddHandler send-as-is asis
                                        
                                        コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                        
                                        ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                        
                                        #AddHandler imap-file map
                                        
                                        ↓変更
                                        
                                        AddHandler imap-file map
                                        
                                        コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                        
                                        ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                        
                                        #AddType text/html .shtml
                                        #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                        
                                        ↓変更
                                        
                                        AddType text/html .shtml
                                        AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                        AddType text/html .html
                                        AddOutputFilter INCLUDES .html
                                        
                                        最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                        同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                        
                                        -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                        
                                        変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                        
                                        最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                        

                                        7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                        前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                        ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                        今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                        現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                        Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                        Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                        1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                        2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                        3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                        4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                        5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                        6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                          ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                          httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                          多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                          Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                          Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                          これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                          別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                          Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                          バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                          起動

                                          1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                          2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                          終了

                                          1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                          2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                          3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                          (ケーブルテレビの場合)
                                          J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                          1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                          2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                          3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                          4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                          5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                          6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                          Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                           

                                          8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                          HTMLファイルを置く

                                          ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                          [index.html]
                                          [Windows 95/98/Me では]
                                          Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                          1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                          2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                          [全Windows OS共通]
                                          1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                          2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                          ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                          UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                          ~apollo

                                          CGIファイルを置く

                                          では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                          [test.cgi]
                                          CGIスクリプトの先頭行
                                          #!/usr/local/bin/perl
                                          の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                          test.cgi
                                          CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                          [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                          を見てください。エラーの原因がわかります。

                                          SSIを使う

                                          では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                          [test.shtml]
                                          ブラウザで
                                          test.shtml
                                          にアクセスしてみましょう。

                                          Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                          Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                          上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                          拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                          簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                          上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                          では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                          [counter.cgi]
                                          counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                          カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                          続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                          [counter.html]
                                          やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                          counter.html
                                          ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                          counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                          ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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                                          文件: aspl2065.zip
                                          大小: 269KB
                                          下载: 下载


                                          旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                          1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                          Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                          ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                          Windows 95 の場合

                                          [DCOM for Windows 95]
                                          1. に行きます。
                                          2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                             Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                          3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                          4. [はい] クリックしします。
                                          5. [Yes] クリックしします。
                                          6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                          Windows 95/98/Me の場合

                                          [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                          1. に行きます。
                                          2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                            File Name:    File Size
                                                1670 KB

                                          3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                          4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                          ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                            ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                          [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                          * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                          * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                          1. に行きます。
                                          2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                            File Name:    File Size
                                                1781 KB

                                          3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                          4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                          5. パソコンを再起動します。
                                          ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                            ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                          * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                          Microsoft サイトに行って確認してください。

                                          Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                          [本体]
                                          いよいよ本体です。

                                          1. に行きます。
                                          2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                            「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                            ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                            Windows           11.5MB

                                            をダウンロードします。
                                            上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                          3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                          2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                          1. ダウンロードした本体
                                            ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                            をダブルクリックします。

                                          2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                            Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                            と表示されたら Next をクリックします。

                                          3. End-User License Agreement 画面で
                                            I accept the terms in the License Agreement
                                            をチェックして、Next をクリックします。

                                          4. Custom Setup 画面で、
                                            枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                            すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                          5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                            Location: C:\Perl\
                                            と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                            Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                            C:\usr\local\

                                            に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                            パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                            C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                            #!/usr/local/bin/perl

                                            プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                            C:\usr\ に変更してください。

                                          6. Next をクリします。

                                          7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                            Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                            の □ にチェックマークが付けます。

                                          8. Next をクリします。

                                          9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                            Add Perl to the PATH environment variable

                                            Create Perl file extension association
                                            にチェックマークがついています。

                                            その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                            されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                            ■ Create IIS script mapping for Perl
                                            ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                            この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                            (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                            は選べません。

                                          10. Next をクリします。

                                          11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                          12. ファイルのコピーが始まって
                                            Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                            と表示されている間、待ってください。

                                          13. 画面が変わり、表示が
                                            Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                            変わったら、Finish をクリックします。

                                          14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                          これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                          ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                          3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                          ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                          使ってみましょう。
                                          1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                            (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                          2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                            (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                            と入力して Enter キーを押します。これで、
                                            c:\usr\local\eg
                                            ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                          3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                          4. Hello from ActivePerl!
                                            C:\usr\local\eg>


                                            と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                          では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                          1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                            と入力して、Enterキーを押します。

                                          2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                            (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                          加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                          ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                          試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                          bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                          1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                            と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                            C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                            と入力して、Enter キーを押します。

                                          2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                            ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                            bbs.cgi syntax OK

                                            C:\home\bbs>
                                          では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                          自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                          しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                          4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                          準備
                                          [Windows XP のみ]
                                          Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                          [Windows 95 のみ]
                                          Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                          (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                          1. 次に行きます。
                                          2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                            このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                            Windows Socket 2 Update
                                            986 KB | 8 Min @ 28.8
                                          3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                          4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                          [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                          上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                          ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                          「」 で、該当箇所をお読みください。
                                          • Windows 95 の場合
                                          • Windows 95/98/Me の場合
                                          • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                          本番
                                          [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                          1. に行きます。

                                          2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                               ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                          3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                          5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                          1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                          2. ダウンロードした
                                            apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                            をダブルクリックします。

                                          3. Welcome to the Installation Wizard for
                                            Apache HTTP Server 2.0.47

                                            と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                          4. License Agreement 画面では、
                                            I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                          5. Read This First 画面では、
                                            Apache HTTP Server
                                            というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                          6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                            私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                            Server Name (e.g.)
                                            127.0.0.1
                                            Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                            Network Domain (e.g.somenet.com)
                                            127.0.0.1

                                            一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                          7. 入力欄の下に
                                            Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                            とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                            ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                            ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                            の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                          8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                          9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                            Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                            C:\Program Files\Apache Group\
                                            このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                            Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                            しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                            そのように変更しましょう。
                                          10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                          11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                              Folder Name:
                                              C:\Program Files\Apache Group\
                                            ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                              Folder Name:
                                              C:\
                                          12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                            C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                          13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                            何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                          14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                            作業が終わるまで待ちます。

                                          15. 画面が変わって、

                                            Installation Wizard Completed

                                            Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                            Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                            と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                          16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                          6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                          作業ディレクトリの作成

                                          (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                          ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                          われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                          ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                          C:\apollo\
                                          次はこのディレクトリを作る手順です。
                                          1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                          2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                          3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                          ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                          C:\apollo\public_html\
                                          プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                          私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                          次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                          httpd.conf の修正

                                          Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                          「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                          [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                          Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                          実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                          われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                          プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                          を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                          確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                          ● 212行目
                                          
                                          インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                          確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                          インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                          を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                          
                                          ServerName 127.0.0.1:80
                                          
                                          もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                          ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                          
                                           228行目
                                          
                                          DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                          
                                          ↓変更
                                          
                                          #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                          DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                          
                                          先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                          ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                          
                                          「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                          の行頭に # を付けて無効にしました。
                                          
                                          なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                          ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                          できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                          もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                          musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                          が完全に一致することです。
                                          
                                          ● 253行目
                                          
                                          
                                          
                                          ↓変更
                                          
                                          #
                                          
                                          
                                          「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                          です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                          までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                          
                                          作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                          ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                          とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                           または  だけで表示されます。
                                          
                                          ● 267行目
                                          
                                              Options Indexes FollowSymLinks
                                          
                                          ↓変更
                                          
                                              Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                          
                                          ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                          で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                          
                                          MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                          ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                          
                                          ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                          されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                          の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                          方法の一つです。
                                          
                                          ● 321行目
                                          
                                          DirectoryIndex index.html index.html.var
                                          
                                          ↓変更
                                          
                                          DirectoryIndex index.html index.html.var
                                          DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                          
                                          これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                          そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                          に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                          
                                          ● 511行目付近
                                          
                                          ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                          キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                          
                                          ↓挿入
                                          
                                          Alias /html "C:/usr/local/html"
                                          
                                          
                                              Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                              AddOutputFilter Includes html
                                              AllowOverride None
                                              Order allow,deny
                                              Allow from all
                                          
                                          
                                          上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                          Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                          すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                          
                                          その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                          簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                          html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                          
                                          ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                          
                                          ReadmeName README.html
                                          HeaderName HEADER.html
                                          
                                          ↓変更
                                          
                                          #ReadmeName README.html
                                          #HeaderName HEADER.html
                                          
                                          元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                          HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                          レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                          ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                          ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                          しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                          HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                          アウトしておきましょう。
                                          
                                          これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                          に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                          README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                          
                                          ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                          
                                          IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                          
                                          ↓変更
                                          
                                          #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                          
                                          元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                          IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                          に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                          readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                          のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                          
                                          ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                          
                                          LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                          
                                          ↓変更
                                          
                                          LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                          
                                          言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                          日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                          
                                          ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                          
                                          AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                          
                                          ↓変更
                                          
                                          #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                          
                                          デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                          このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                          の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                          
                                          ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                          
                                              #AddHandler cgi-script .cgi
                                          
                                          ↓変更
                                          
                                              AddHandler cgi-script .cgi
                                          
                                          コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                          実行する」という意味です。
                                          
                                          ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                          
                                          #AddHandler send-as-is asis
                                          
                                          ↓変更
                                          
                                          AddHandler send-as-is asis
                                          
                                          コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                          
                                          ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                          
                                          #AddHandler imap-file map
                                          
                                          ↓変更
                                          
                                          AddHandler imap-file map
                                          
                                          コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                          
                                          ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                          
                                          #AddType text/html .shtml
                                          #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                          
                                          ↓変更
                                          
                                          AddType text/html .shtml
                                          AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                          AddType text/html .html
                                          AddOutputFilter INCLUDES .html
                                          
                                          最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                          同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                          
                                          -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                          
                                          変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                          
                                          最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                          

                                          7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                          前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                          ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                          今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                          現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                          Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                          Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                          1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                          2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                          3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                          4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                          5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                          6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                            ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                            httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                            多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                            Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                            Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                            これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                            別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                            Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                            バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                            起動

                                            1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                            2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                            終了

                                            1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                            2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                            3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                            (ケーブルテレビの場合)
                                            J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                            1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                            2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                            3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                            4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                            5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                            6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                            Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                             

                                            8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                            HTMLファイルを置く

                                            ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                            [index.html]
                                            [Windows 95/98/Me では]
                                            Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                            1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                            2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                            [全Windows OS共通]
                                            1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                            2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                            ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                            UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                            ~apollo

                                            CGIファイルを置く

                                            では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                            [test.cgi]
                                            CGIスクリプトの先頭行
                                            #!/usr/local/bin/perl
                                            の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                            test.cgi
                                            CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                            [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                            を見てください。エラーの原因がわかります。

                                            SSIを使う

                                            では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                            [test.shtml]
                                            ブラウザで
                                            test.shtml
                                            にアクセスしてみましょう。

                                            Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                            Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                            上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                            拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                            簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                            上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                            では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                            [counter.cgi]
                                            counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                            カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                            続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                            [counter.html]
                                            やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                            counter.html
                                            ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                            counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                            ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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                                            文件: aspl2065.zip
                                            大小: 269KB
                                            下载: 下载


                                            旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                            1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                            Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                            ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                            Windows 95 の場合

                                            [DCOM for Windows 95]
                                            1. に行きます。
                                            2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                               Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                            3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                            4. [はい] クリックしします。
                                            5. [Yes] クリックしします。
                                            6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                            Windows 95/98/Me の場合

                                            [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                            1. に行きます。
                                            2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                              File Name:    File Size
                                                  1670 KB

                                            3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                            4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                            ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                              ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                            [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                            * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                            * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                            1. に行きます。
                                            2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                              File Name:    File Size
                                                  1781 KB

                                            3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                            4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                            5. パソコンを再起動します。
                                            ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                              ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                            * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                            Microsoft サイトに行って確認してください。

                                            Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                            [本体]
                                            いよいよ本体です。

                                            1. に行きます。
                                            2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                              「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                              ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                              Windows           11.5MB

                                              をダウンロードします。
                                              上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                            3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                            2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                            1. ダウンロードした本体
                                              ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                              をダブルクリックします。

                                            2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                              Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                              と表示されたら Next をクリックします。

                                            3. End-User License Agreement 画面で
                                              I accept the terms in the License Agreement
                                              をチェックして、Next をクリックします。

                                            4. Custom Setup 画面で、
                                              枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                              すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                            5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                              Location: C:\Perl\
                                              と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                              Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                              C:\usr\local\

                                              に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                              パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                              C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                              #!/usr/local/bin/perl

                                              プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                              C:\usr\ に変更してください。

                                            6. Next をクリします。

                                            7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                              Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                              の □ にチェックマークが付けます。

                                            8. Next をクリします。

                                            9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                              Add Perl to the PATH environment variable

                                              Create Perl file extension association
                                              にチェックマークがついています。

                                              その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                              されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                              ■ Create IIS script mapping for Perl
                                              ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                              この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                              (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                              は選べません。

                                            10. Next をクリします。

                                            11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                            12. ファイルのコピーが始まって
                                              Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                              と表示されている間、待ってください。

                                            13. 画面が変わり、表示が
                                              Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                              変わったら、Finish をクリックします。

                                            14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                            これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                            ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                            3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                            ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                            使ってみましょう。
                                            1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                              (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                            2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                              (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                              と入力して Enter キーを押します。これで、
                                              c:\usr\local\eg
                                              ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                            3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                            4. Hello from ActivePerl!
                                              C:\usr\local\eg>


                                              と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                            では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                            1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                              と入力して、Enterキーを押します。

                                            2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                              (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                            加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                            ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                            試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                            bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                            1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                              と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                              C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                              と入力して、Enter キーを押します。

                                            2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                              ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                              bbs.cgi syntax OK

                                              C:\home\bbs>
                                            では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                            自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                            しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                            4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                            準備
                                            [Windows XP のみ]
                                            Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                            [Windows 95 のみ]
                                            Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                            (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                            1. 次に行きます。
                                            2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                              このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                              Windows Socket 2 Update
                                              986 KB | 8 Min @ 28.8
                                            3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                            4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                            [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                            上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                            ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                            「」 で、該当箇所をお読みください。
                                            • Windows 95 の場合
                                            • Windows 95/98/Me の場合
                                            • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                            本番
                                            [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                            1. に行きます。

                                            2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                  09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                 ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                            3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                            5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                            1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                            2. ダウンロードした
                                              apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                              をダブルクリックします。

                                            3. Welcome to the Installation Wizard for
                                              Apache HTTP Server 2.0.47

                                              と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                            4. License Agreement 画面では、
                                              I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                            5. Read This First 画面では、
                                              Apache HTTP Server
                                              というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                            6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                              私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                              Server Name (e.g.)
                                              127.0.0.1
                                              Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                              Network Domain (e.g.somenet.com)
                                              127.0.0.1

                                              一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                            7. 入力欄の下に
                                              Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                              とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                              ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                              ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                              の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                            8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                            9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                              Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                              C:\Program Files\Apache Group\
                                              このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                              Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                              しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                              そのように変更しましょう。
                                            10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                            11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                Folder Name:
                                                C:\Program Files\Apache Group\
                                              ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                Folder Name:
                                                C:\
                                            12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                              C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                            13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                              何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                            14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                              作業が終わるまで待ちます。

                                            15. 画面が変わって、

                                              Installation Wizard Completed

                                              Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                              Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                              と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                            16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                            6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                            作業ディレクトリの作成

                                            (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                            ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                            われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                            ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                            C:\apollo\
                                            次はこのディレクトリを作る手順です。
                                            1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                            2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                            3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                            ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                            C:\apollo\public_html\
                                            プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                            私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                            次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                            httpd.conf の修正

                                            Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                            「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                            [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                            Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                            実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                            われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                            プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                            を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                            確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                            ● 212行目
                                            
                                            インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                            確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                            インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                            を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                            
                                            ServerName 127.0.0.1:80
                                            
                                            もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                            ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                            
                                             228行目
                                            
                                            DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                            
                                            ↓変更
                                            
                                            #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                            DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                            
                                            先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                            ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                            
                                            「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                            の行頭に # を付けて無効にしました。
                                            
                                            なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                            ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                            できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                            もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                            musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                            が完全に一致することです。
                                            
                                            ● 253行目
                                            
                                            
                                            
                                            ↓変更
                                            
                                            #
                                            
                                            
                                            「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                            です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                            までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                            
                                            作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                            ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                            とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                             または  だけで表示されます。
                                            
                                            ● 267行目
                                            
                                                Options Indexes FollowSymLinks
                                            
                                            ↓変更
                                            
                                                Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                            
                                            ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                            で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                            
                                            MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                            ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                            
                                            ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                            されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                            の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                            方法の一つです。
                                            
                                            ● 321行目
                                            
                                            DirectoryIndex index.html index.html.var
                                            
                                            ↓変更
                                            
                                            DirectoryIndex index.html index.html.var
                                            DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                            
                                            これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                            そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                            に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                            
                                            ● 511行目付近
                                            
                                            ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                            キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                            
                                            ↓挿入
                                            
                                            Alias /html "C:/usr/local/html"
                                            
                                            
                                                Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                AddOutputFilter Includes html
                                                AllowOverride None
                                                Order allow,deny
                                                Allow from all
                                            
                                            
                                            上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                            Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                            すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                            
                                            その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                            簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                            html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                            
                                            ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                            
                                            ReadmeName README.html
                                            HeaderName HEADER.html
                                            
                                            ↓変更
                                            
                                            #ReadmeName README.html
                                            #HeaderName HEADER.html
                                            
                                            元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                            HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                            レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                            ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                            ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                            しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                            HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                            アウトしておきましょう。
                                            
                                            これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                            に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                            README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                            
                                            ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                            
                                            IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                            
                                            ↓変更
                                            
                                            #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                            
                                            元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                            IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                            に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                            readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                            のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                            
                                            ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                            
                                            LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                            
                                            ↓変更
                                            
                                            LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                            
                                            言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                            日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                            
                                            ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                            
                                            AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                            
                                            ↓変更
                                            
                                            #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                            
                                            デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                            このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                            の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                            
                                            ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                            
                                                #AddHandler cgi-script .cgi
                                            
                                            ↓変更
                                            
                                                AddHandler cgi-script .cgi
                                            
                                            コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                            実行する」という意味です。
                                            
                                            ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                            
                                            #AddHandler send-as-is asis
                                            
                                            ↓変更
                                            
                                            AddHandler send-as-is asis
                                            
                                            コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                            
                                            ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                            
                                            #AddHandler imap-file map
                                            
                                            ↓変更
                                            
                                            AddHandler imap-file map
                                            
                                            コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                            
                                            ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                            
                                            #AddType text/html .shtml
                                            #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                            
                                            ↓変更
                                            
                                            AddType text/html .shtml
                                            AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                            AddType text/html .html
                                            AddOutputFilter INCLUDES .html
                                            
                                            最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                            同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                            
                                            -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                            
                                            変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                            
                                            最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                            

                                            7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                            前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                            ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                            今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                            現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                            Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                            Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                            1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                            2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                            3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                            4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                            5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                            6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                              ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                              httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                              多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                              Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                              Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                              これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                              別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                              Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                              バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                              起動

                                              1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                              2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                              終了

                                              1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                              2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                              3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                              (ケーブルテレビの場合)
                                              J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                              1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                              2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                              3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                              4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                              5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                              6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                              Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                               

                                              8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                              HTMLファイルを置く

                                              ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                              [index.html]
                                              [Windows 95/98/Me では]
                                              Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                              1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                              2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                              [全Windows OS共通]
                                              1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                              2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                              ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                              UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                              ~apollo

                                              CGIファイルを置く

                                              では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                              [test.cgi]
                                              CGIスクリプトの先頭行
                                              #!/usr/local/bin/perl
                                              の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                              test.cgi
                                              CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                              [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                              を見てください。エラーの原因がわかります。

                                              SSIを使う

                                              では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                              [test.shtml]
                                              ブラウザで
                                              test.shtml
                                              にアクセスしてみましょう。

                                              Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                              Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                              上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                              拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                              簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                              上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                              では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                              [counter.cgi]
                                              counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                              カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                              続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                              [counter.html]
                                              やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                              counter.html
                                              ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                              counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                              ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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                                              2006-07-05 15:56:01

                                              文件: aspl2065.zip
                                              大小: 269KB
                                              下载: 下载


                                              旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                              1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                              Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                              ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                              Windows 95 の場合

                                              [DCOM for Windows 95]
                                              1. に行きます。
                                              2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                 Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                              3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                              4. [はい] クリックしします。
                                              5. [Yes] クリックしします。
                                              6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                              Windows 95/98/Me の場合

                                              [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                              1. に行きます。
                                              2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                File Name:    File Size
                                                    1670 KB

                                              3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                              4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                              ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                              [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                              * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                              * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                              1. に行きます。
                                              2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                File Name:    File Size
                                                    1781 KB

                                              3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                              4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                              5. パソコンを再起動します。
                                              ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                              * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                              Microsoft サイトに行って確認してください。

                                              Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                              [本体]
                                              いよいよ本体です。

                                              1. に行きます。
                                              2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                Windows           11.5MB

                                                をダウンロードします。
                                                上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                              3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                              2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                              1. ダウンロードした本体
                                                ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                をダブルクリックします。

                                              2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                と表示されたら Next をクリックします。

                                              3. End-User License Agreement 画面で
                                                I accept the terms in the License Agreement
                                                をチェックして、Next をクリックします。

                                              4. Custom Setup 画面で、
                                                枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                              5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                Location: C:\Perl\
                                                と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                C:\usr\local\

                                                に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                #!/usr/local/bin/perl

                                                プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                C:\usr\ に変更してください。

                                              6. Next をクリします。

                                              7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                の □ にチェックマークが付けます。

                                              8. Next をクリします。

                                              9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                Add Perl to the PATH environment variable

                                                Create Perl file extension association
                                                にチェックマークがついています。

                                                その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                は選べません。

                                              10. Next をクリします。

                                              11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                              12. ファイルのコピーが始まって
                                                Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                と表示されている間、待ってください。

                                              13. 画面が変わり、表示が
                                                Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                変わったら、Finish をクリックします。

                                              14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                              これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                              ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                              3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                              ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                              使ってみましょう。
                                              1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                              2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                c:\usr\local\eg
                                                ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                              3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                              4. Hello from ActivePerl!
                                                C:\usr\local\eg>


                                                と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                              では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                              1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                と入力して、Enterキーを押します。

                                              2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                              加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                              ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                              試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                              bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                              1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                と入力して、Enter キーを押します。

                                              2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                bbs.cgi syntax OK

                                                C:\home\bbs>
                                              では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                              自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                              しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                              4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                              準備
                                              [Windows XP のみ]
                                              Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                              [Windows 95 のみ]
                                              Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                              (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                              1. 次に行きます。
                                              2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                Windows Socket 2 Update
                                                986 KB | 8 Min @ 28.8
                                              3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                              4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                              [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                              上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                              ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                              「」 で、該当箇所をお読みください。
                                              • Windows 95 の場合
                                              • Windows 95/98/Me の場合
                                              • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                              本番
                                              [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                              1. に行きます。

                                              2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                    09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                   ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                              3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                              5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                              1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                              2. ダウンロードした
                                                apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                をダブルクリックします。

                                              3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                Apache HTTP Server 2.0.47

                                                と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                              4. License Agreement 画面では、
                                                I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                              5. Read This First 画面では、
                                                Apache HTTP Server
                                                というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                              6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                Server Name (e.g.)
                                                127.0.0.1
                                                Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                127.0.0.1

                                                一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                              7. 入力欄の下に
                                                Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                              8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                              9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                C:\Program Files\Apache Group\
                                                このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                そのように変更しましょう。
                                              10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                              11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                  Folder Name:
                                                  C:\Program Files\Apache Group\
                                                ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                  Folder Name:
                                                  C:\
                                              12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                              13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                              14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                作業が終わるまで待ちます。

                                              15. 画面が変わって、

                                                Installation Wizard Completed

                                                Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                              16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                              6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                              作業ディレクトリの作成

                                              (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                              ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                              われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                              ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                              C:\apollo\
                                              次はこのディレクトリを作る手順です。
                                              1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                              2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                              3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                              ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                              C:\apollo\public_html\
                                              プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                              私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                              次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                              httpd.conf の修正

                                              Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                              「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                              [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                              Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                              実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                              われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                              プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                              を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                              確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                              ● 212行目
                                              
                                              インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                              確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                              インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                              を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                              
                                              ServerName 127.0.0.1:80
                                              
                                              もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                              ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                              
                                               228行目
                                              
                                              DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                              
                                              ↓変更
                                              
                                              #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                              DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                              
                                              先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                              ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                              
                                              「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                              の行頭に # を付けて無効にしました。
                                              
                                              なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                              ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                              できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                              もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                              musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                              が完全に一致することです。
                                              
                                              ● 253行目
                                              
                                              
                                              
                                              ↓変更
                                              
                                              #
                                              
                                              
                                              「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                              です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                              までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                              
                                              作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                              ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                              とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                               または  だけで表示されます。
                                              
                                              ● 267行目
                                              
                                                  Options Indexes FollowSymLinks
                                              
                                              ↓変更
                                              
                                                  Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                              
                                              ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                              で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                              
                                              MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                              ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                              
                                              ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                              されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                              の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                              方法の一つです。
                                              
                                              ● 321行目
                                              
                                              DirectoryIndex index.html index.html.var
                                              
                                              ↓変更
                                              
                                              DirectoryIndex index.html index.html.var
                                              DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                              
                                              これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                              そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                              に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                              
                                              ● 511行目付近
                                              
                                              ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                              キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                              
                                              ↓挿入
                                              
                                              Alias /html "C:/usr/local/html"
                                              
                                              
                                                  Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                  AddOutputFilter Includes html
                                                  AllowOverride None
                                                  Order allow,deny
                                                  Allow from all
                                              
                                              
                                              上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                              Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                              すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                              
                                              その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                              簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                              html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                              
                                              ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                              
                                              ReadmeName README.html
                                              HeaderName HEADER.html
                                              
                                              ↓変更
                                              
                                              #ReadmeName README.html
                                              #HeaderName HEADER.html
                                              
                                              元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                              HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                              レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                              ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                              ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                              しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                              HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                              アウトしておきましょう。
                                              
                                              これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                              に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                              README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                              
                                              ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                              
                                              IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                              
                                              ↓変更
                                              
                                              #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                              
                                              元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                              IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                              に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                              readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                              のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                              
                                              ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                              
                                              LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                              
                                              ↓変更
                                              
                                              LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                              
                                              言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                              日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                              
                                              ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                              
                                              AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                              
                                              ↓変更
                                              
                                              #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                              
                                              デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                              このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                              の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                              
                                              ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                              
                                                  #AddHandler cgi-script .cgi
                                              
                                              ↓変更
                                              
                                                  AddHandler cgi-script .cgi
                                              
                                              コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                              実行する」という意味です。
                                              
                                              ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                              
                                              #AddHandler send-as-is asis
                                              
                                              ↓変更
                                              
                                              AddHandler send-as-is asis
                                              
                                              コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                              
                                              ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                              
                                              #AddHandler imap-file map
                                              
                                              ↓変更
                                              
                                              AddHandler imap-file map
                                              
                                              コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                              
                                              ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                              
                                              #AddType text/html .shtml
                                              #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                              
                                              ↓変更
                                              
                                              AddType text/html .shtml
                                              AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                              AddType text/html .html
                                              AddOutputFilter INCLUDES .html
                                              
                                              最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                              同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                              
                                              -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                              
                                              変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                              
                                              最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                              

                                              7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                              前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                              ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                              今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                              現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                              Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                              Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                              1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                              2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                              3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                              4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                              5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                              6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                起動

                                                1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                終了

                                                1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                (ケーブルテレビの場合)
                                                J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                 

                                                8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                HTMLファイルを置く

                                                ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                [index.html]
                                                [Windows 95/98/Me では]
                                                Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                [全Windows OS共通]
                                                1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                ~apollo

                                                CGIファイルを置く

                                                では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                [test.cgi]
                                                CGIスクリプトの先頭行
                                                #!/usr/local/bin/perl
                                                の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                test.cgi
                                                CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                SSIを使う

                                                では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                [test.shtml]
                                                ブラウザで
                                                test.shtml
                                                にアクセスしてみましょう。

                                                Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                [counter.cgi]
                                                counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                [counter.html]
                                                やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                counter.html
                                                ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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                                                文件: aspl2065.zip
                                                大小: 269KB
                                                下载: 下载


                                                旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                Windows 95 の場合

                                                [DCOM for Windows 95]
                                                1. に行きます。
                                                2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                   Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                4. [はい] クリックしします。
                                                5. [Yes] クリックしします。
                                                6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                Windows 95/98/Me の場合

                                                [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                1. に行きます。
                                                2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                  File Name:    File Size
                                                      1670 KB

                                                3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                  ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                1. に行きます。
                                                2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                  File Name:    File Size
                                                      1781 KB

                                                3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                5. パソコンを再起動します。
                                                ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                  ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                [本体]
                                                いよいよ本体です。

                                                1. に行きます。
                                                2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                  「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                  ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                  Windows           11.5MB

                                                  をダウンロードします。
                                                  上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                1. ダウンロードした本体
                                                  ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                  をダブルクリックします。

                                                2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                  Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                  と表示されたら Next をクリックします。

                                                3. End-User License Agreement 画面で
                                                  I accept the terms in the License Agreement
                                                  をチェックして、Next をクリックします。

                                                4. Custom Setup 画面で、
                                                  枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                  すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                  Location: C:\Perl\
                                                  と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                  Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                  C:\usr\local\

                                                  に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                  パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                  C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                  #!/usr/local/bin/perl

                                                  プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                  C:\usr\ に変更してください。

                                                6. Next をクリします。

                                                7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                  Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                  の □ にチェックマークが付けます。

                                                8. Next をクリします。

                                                9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                  Add Perl to the PATH environment variable

                                                  Create Perl file extension association
                                                  にチェックマークがついています。

                                                  その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                  されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                  ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                  ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                  この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                  (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                  は選べません。

                                                10. Next をクリします。

                                                11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                12. ファイルのコピーが始まって
                                                  Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                  と表示されている間、待ってください。

                                                13. 画面が変わり、表示が
                                                  Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                  変わったら、Finish をクリックします。

                                                14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                使ってみましょう。
                                                1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                  (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                  (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                  と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                  c:\usr\local\eg
                                                  ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                4. Hello from ActivePerl!
                                                  C:\usr\local\eg>


                                                  と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                  と入力して、Enterキーを押します。

                                                2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                  (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                  と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                  C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                  と入力して、Enter キーを押します。

                                                2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                  ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                  bbs.cgi syntax OK

                                                  C:\home\bbs>
                                                では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                準備
                                                [Windows XP のみ]
                                                Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                [Windows 95 のみ]
                                                Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                1. 次に行きます。
                                                2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                  このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                  Windows Socket 2 Update
                                                  986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                • Windows 95 の場合
                                                • Windows 95/98/Me の場合
                                                • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                本番
                                                [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                1. に行きます。

                                                2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                      09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                     ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                2. ダウンロードした
                                                  apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                  をダブルクリックします。

                                                3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                  Apache HTTP Server 2.0.47

                                                  と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                4. License Agreement 画面では、
                                                  I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                5. Read This First 画面では、
                                                  Apache HTTP Server
                                                  というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                  私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                  Server Name (e.g.)
                                                  127.0.0.1
                                                  Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                  Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                  127.0.0.1

                                                  一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                7. 入力欄の下に
                                                  Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                  とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                  ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                  ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                  の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                  Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                  C:\Program Files\Apache Group\
                                                  このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                  Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                  しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                  そのように変更しましょう。
                                                10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                    Folder Name:
                                                    C:\Program Files\Apache Group\
                                                  ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                    Folder Name:
                                                    C:\
                                                12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                  C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                  何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                  作業が終わるまで待ちます。

                                                15. 画面が変わって、

                                                  Installation Wizard Completed

                                                  Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                  Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                  と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                作業ディレクトリの作成

                                                (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                C:\apollo\
                                                次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                C:\apollo\public_html\
                                                プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                httpd.conf の修正

                                                Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                ● 212行目
                                                
                                                インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                
                                                ServerName 127.0.0.1:80
                                                
                                                もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                
                                                 228行目
                                                
                                                DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                
                                                ↓変更
                                                
                                                #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                
                                                先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                
                                                「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                
                                                なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                が完全に一致することです。
                                                
                                                ● 253行目
                                                
                                                
                                                
                                                ↓変更
                                                
                                                #
                                                
                                                
                                                「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                
                                                作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                 または  だけで表示されます。
                                                
                                                ● 267行目
                                                
                                                    Options Indexes FollowSymLinks
                                                
                                                ↓変更
                                                
                                                    Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                
                                                ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                
                                                MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                
                                                ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                方法の一つです。
                                                
                                                ● 321行目
                                                
                                                DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                
                                                ↓変更
                                                
                                                DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                
                                                これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                
                                                ● 511行目付近
                                                
                                                ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                
                                                ↓挿入
                                                
                                                Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                
                                                
                                                    Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                    AddOutputFilter Includes html
                                                    AllowOverride None
                                                    Order allow,deny
                                                    Allow from all
                                                
                                                
                                                上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                
                                                その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                
                                                ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                
                                                ReadmeName README.html
                                                HeaderName HEADER.html
                                                
                                                ↓変更
                                                
                                                #ReadmeName README.html
                                                #HeaderName HEADER.html
                                                
                                                元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                アウトしておきましょう。
                                                
                                                これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                
                                                ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                
                                                IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                
                                                ↓変更
                                                
                                                #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                
                                                元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                
                                                ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                
                                                LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                
                                                ↓変更
                                                
                                                LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                
                                                言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                
                                                ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                
                                                AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                
                                                ↓変更
                                                
                                                #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                
                                                デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                
                                                ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                
                                                    #AddHandler cgi-script .cgi
                                                
                                                ↓変更
                                                
                                                    AddHandler cgi-script .cgi
                                                
                                                コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                実行する」という意味です。
                                                
                                                ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                
                                                #AddHandler send-as-is asis
                                                
                                                ↓変更
                                                
                                                AddHandler send-as-is asis
                                                
                                                コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                
                                                ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                
                                                #AddHandler imap-file map
                                                
                                                ↓変更
                                                
                                                AddHandler imap-file map
                                                
                                                コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                
                                                ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                
                                                #AddType text/html .shtml
                                                #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                
                                                ↓変更
                                                
                                                AddType text/html .shtml
                                                AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                AddType text/html .html
                                                AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                
                                                最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                
                                                -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                
                                                変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                
                                                最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                

                                                7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                  ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                  httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                  多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                  Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                  Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                  これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                  別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                  Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                  バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                  起動

                                                  1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                  2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                  終了

                                                  1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                  2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                  3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                  (ケーブルテレビの場合)
                                                  J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                  1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                  2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                  3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                  4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                  5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                  6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                  Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                   

                                                  8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                  HTMLファイルを置く

                                                  ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                  [index.html]
                                                  [Windows 95/98/Me では]
                                                  Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                  1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                  2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                  [全Windows OS共通]
                                                  1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                  2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                  ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                  UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                  ~apollo

                                                  CGIファイルを置く

                                                  では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                  [test.cgi]
                                                  CGIスクリプトの先頭行
                                                  #!/usr/local/bin/perl
                                                  の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                  test.cgi
                                                  CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                  [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                  を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                  SSIを使う

                                                  では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                  [test.shtml]
                                                  ブラウザで
                                                  test.shtml
                                                  にアクセスしてみましょう。

                                                  Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                  Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                  上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                  拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                  簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                  上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                  では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                  [counter.cgi]
                                                  counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                  カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                  続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                  [counter.html]
                                                  やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                  counter.html
                                                  ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                  counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                  ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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                                                  文件: aspl2065.zip
                                                  大小: 269KB
                                                  下载: 下载


                                                  旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                  1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                  Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                  ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                  Windows 95 の場合

                                                  [DCOM for Windows 95]
                                                  1. に行きます。
                                                  2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                     Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                  3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                  4. [はい] クリックしします。
                                                  5. [Yes] クリックしします。
                                                  6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                  Windows 95/98/Me の場合

                                                  [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                  1. に行きます。
                                                  2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                    File Name:    File Size
                                                        1670 KB

                                                  3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                  4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                  ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                    ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                  [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                  * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                  * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                  1. に行きます。
                                                  2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                    File Name:    File Size
                                                        1781 KB

                                                  3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                  4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                  5. パソコンを再起動します。
                                                  ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                    ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                  * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                  Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                  Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                  [本体]
                                                  いよいよ本体です。

                                                  1. に行きます。
                                                  2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                    「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                    ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                    Windows           11.5MB

                                                    をダウンロードします。
                                                    上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                  3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                  2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                  1. ダウンロードした本体
                                                    ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                    をダブルクリックします。

                                                  2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                    Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                    と表示されたら Next をクリックします。

                                                  3. End-User License Agreement 画面で
                                                    I accept the terms in the License Agreement
                                                    をチェックして、Next をクリックします。

                                                  4. Custom Setup 画面で、
                                                    枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                    すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                  5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                    Location: C:\Perl\
                                                    と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                    Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                    C:\usr\local\

                                                    に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                    パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                    C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                    #!/usr/local/bin/perl

                                                    プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                    C:\usr\ に変更してください。

                                                  6. Next をクリします。

                                                  7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                    Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                    の □ にチェックマークが付けます。

                                                  8. Next をクリします。

                                                  9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                    Add Perl to the PATH environment variable

                                                    Create Perl file extension association
                                                    にチェックマークがついています。

                                                    その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                    されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                    ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                    ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                    この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                    (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                    は選べません。

                                                  10. Next をクリします。

                                                  11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                  12. ファイルのコピーが始まって
                                                    Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                    と表示されている間、待ってください。

                                                  13. 画面が変わり、表示が
                                                    Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                    変わったら、Finish をクリックします。

                                                  14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                  これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                  ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                  3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                  ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                  使ってみましょう。
                                                  1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                    (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                  2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                    (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                    と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                    c:\usr\local\eg
                                                    ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                  3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                  4. Hello from ActivePerl!
                                                    C:\usr\local\eg>


                                                    と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                  では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                  1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                    と入力して、Enterキーを押します。

                                                  2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                    (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                  加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                  ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                  試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                  bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                  1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                    と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                    C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                    と入力して、Enter キーを押します。

                                                  2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                    ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                    bbs.cgi syntax OK

                                                    C:\home\bbs>
                                                  では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                  自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                  しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                  4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                  準備
                                                  [Windows XP のみ]
                                                  Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                  [Windows 95 のみ]
                                                  Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                  (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                  1. 次に行きます。
                                                  2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                    このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                    Windows Socket 2 Update
                                                    986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                  3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                  4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                  [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                  上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                  ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                  「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                  • Windows 95 の場合
                                                  • Windows 95/98/Me の場合
                                                  • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                  本番
                                                  [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                  1. に行きます。

                                                  2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                        09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                       ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                  3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                  5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                  1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                  2. ダウンロードした
                                                    apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                    をダブルクリックします。

                                                  3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                    Apache HTTP Server 2.0.47

                                                    と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                  4. License Agreement 画面では、
                                                    I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                  5. Read This First 画面では、
                                                    Apache HTTP Server
                                                    というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                  6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                    私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                    Server Name (e.g.)
                                                    127.0.0.1
                                                    Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                    Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                    127.0.0.1

                                                    一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                  7. 入力欄の下に
                                                    Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                    とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                    ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                    ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                    の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                  8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                  9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                    Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                    C:\Program Files\Apache Group\
                                                    このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                    Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                    しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                    そのように変更しましょう。
                                                  10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                  11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                      Folder Name:
                                                      C:\Program Files\Apache Group\
                                                    ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                      Folder Name:
                                                      C:\
                                                  12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                    C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                  13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                    何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                  14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                    作業が終わるまで待ちます。

                                                  15. 画面が変わって、

                                                    Installation Wizard Completed

                                                    Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                    Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                    と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                  16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                  6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                  作業ディレクトリの作成

                                                  (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                  ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                  われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                  ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                  C:\apollo\
                                                  次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                  1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                  2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                  3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                  ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                  C:\apollo\public_html\
                                                  プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                  私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                  次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                  httpd.conf の修正

                                                  Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                  「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                  [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                  Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                  実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                  われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                  プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                  を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                  確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                  ● 212行目
                                                  
                                                  インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                  確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                  インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                  を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                  
                                                  ServerName 127.0.0.1:80
                                                  
                                                  もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                  ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                  
                                                   228行目
                                                  
                                                  DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                  
                                                  ↓変更
                                                  
                                                  #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                  DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                  
                                                  先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                  ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                  
                                                  「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                  の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                  
                                                  なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                  ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                  できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                  もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                  musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                  が完全に一致することです。
                                                  
                                                  ● 253行目
                                                  
                                                  
                                                  
                                                  ↓変更
                                                  
                                                  #
                                                  
                                                  
                                                  「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                  です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                  までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                  
                                                  作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                  ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                  とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                   または  だけで表示されます。
                                                  
                                                  ● 267行目
                                                  
                                                      Options Indexes FollowSymLinks
                                                  
                                                  ↓変更
                                                  
                                                      Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                  
                                                  ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                  で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                  
                                                  MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                  ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                  
                                                  ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                  されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                  の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                  方法の一つです。
                                                  
                                                  ● 321行目
                                                  
                                                  DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                  
                                                  ↓変更
                                                  
                                                  DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                  DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                  
                                                  これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                  そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                  に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                  
                                                  ● 511行目付近
                                                  
                                                  ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                  キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                  
                                                  ↓挿入
                                                  
                                                  Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                  
                                                  
                                                      Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                      AddOutputFilter Includes html
                                                      AllowOverride None
                                                      Order allow,deny
                                                      Allow from all
                                                  
                                                  
                                                  上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                  Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                  すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                  
                                                  その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                  簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                  html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                  
                                                  ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                  
                                                  ReadmeName README.html
                                                  HeaderName HEADER.html
                                                  
                                                  ↓変更
                                                  
                                                  #ReadmeName README.html
                                                  #HeaderName HEADER.html
                                                  
                                                  元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                  HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                  レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                  ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                  ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                  しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                  HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                  アウトしておきましょう。
                                                  
                                                  これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                  に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                  README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                  
                                                  ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                  
                                                  IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                  
                                                  ↓変更
                                                  
                                                  #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                  
                                                  元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                  IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                  に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                  readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                  のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                  
                                                  ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                  
                                                  LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                  
                                                  ↓変更
                                                  
                                                  LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                  
                                                  言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                  日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                  
                                                  ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                  
                                                  AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                  
                                                  ↓変更
                                                  
                                                  #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                  
                                                  デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                  このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                  の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                  
                                                  ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                  
                                                      #AddHandler cgi-script .cgi
                                                  
                                                  ↓変更
                                                  
                                                      AddHandler cgi-script .cgi
                                                  
                                                  コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                  実行する」という意味です。
                                                  
                                                  ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                  
                                                  #AddHandler send-as-is asis
                                                  
                                                  ↓変更
                                                  
                                                  AddHandler send-as-is asis
                                                  
                                                  コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                  
                                                  ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                  
                                                  #AddHandler imap-file map
                                                  
                                                  ↓変更
                                                  
                                                  AddHandler imap-file map
                                                  
                                                  コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                  
                                                  ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                  
                                                  #AddType text/html .shtml
                                                  #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                  
                                                  ↓変更
                                                  
                                                  AddType text/html .shtml
                                                  AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                  AddType text/html .html
                                                  AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                  
                                                  最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                  同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                  
                                                  -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                  
                                                  変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                  
                                                  最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                  

                                                  7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                  前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                  ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                  今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                  現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                  Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                  Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                  1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                  2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                  3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                  4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                  5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                  6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                    ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                    httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                    多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                    Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                    Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                    これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                    別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                    Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                    バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                    起動

                                                    1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                    2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                    終了

                                                    1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                    2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                    3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                    (ケーブルテレビの場合)
                                                    J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                    1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                    2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                    3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                    4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                    5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                    6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                    Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                     

                                                    8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                    HTMLファイルを置く

                                                    ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                    [index.html]
                                                    [Windows 95/98/Me では]
                                                    Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                    1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                    2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                    [全Windows OS共通]
                                                    1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                    2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                    ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                    UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                    ~apollo

                                                    CGIファイルを置く

                                                    では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                    [test.cgi]
                                                    CGIスクリプトの先頭行
                                                    #!/usr/local/bin/perl
                                                    の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                    test.cgi
                                                    CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                    [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                    を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                    SSIを使う

                                                    では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                    [test.shtml]
                                                    ブラウザで
                                                    test.shtml
                                                    にアクセスしてみましょう。

                                                    Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                    Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                    上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                    拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                    簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                    上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                    では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                    [counter.cgi]
                                                    counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                    カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                    続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                    [counter.html]
                                                    やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                    counter.html
                                                    ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                    counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                    ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
                                                    • 博客访问: 162034
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                                                    • 注册时间: 2006-06-06 16:25
                                                    文章分类

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                                                    2006-07-05 15:56:01

                                                    文件: aspl2065.zip
                                                    大小: 269KB
                                                    下载: 下载


                                                    旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                    1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                    Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                    ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                    Windows 95 の場合

                                                    [DCOM for Windows 95]
                                                    1. に行きます。
                                                    2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                       Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                    3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                    4. [はい] クリックしします。
                                                    5. [Yes] クリックしします。
                                                    6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                    Windows 95/98/Me の場合

                                                    [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                    1. に行きます。
                                                    2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                      File Name:    File Size
                                                          1670 KB

                                                    3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                    4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                    ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                      ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                    [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                    * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                    * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                    1. に行きます。
                                                    2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                      File Name:    File Size
                                                          1781 KB

                                                    3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                    4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                    5. パソコンを再起動します。
                                                    ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                      ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                    * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                    Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                    Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                    [本体]
                                                    いよいよ本体です。

                                                    1. に行きます。
                                                    2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                      「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                      ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                      Windows           11.5MB

                                                      をダウンロードします。
                                                      上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                    3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                    2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                    1. ダウンロードした本体
                                                      ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                      をダブルクリックします。

                                                    2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                      Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                      と表示されたら Next をクリックします。

                                                    3. End-User License Agreement 画面で
                                                      I accept the terms in the License Agreement
                                                      をチェックして、Next をクリックします。

                                                    4. Custom Setup 画面で、
                                                      枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                      すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                    5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                      Location: C:\Perl\
                                                      と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                      Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                      C:\usr\local\

                                                      に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                      パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                      C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                      #!/usr/local/bin/perl

                                                      プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                      C:\usr\ に変更してください。

                                                    6. Next をクリします。

                                                    7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                      Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                      の □ にチェックマークが付けます。

                                                    8. Next をクリします。

                                                    9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                      Add Perl to the PATH environment variable

                                                      Create Perl file extension association
                                                      にチェックマークがついています。

                                                      その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                      されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                      ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                      ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                      この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                      (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                      は選べません。

                                                    10. Next をクリします。

                                                    11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                    12. ファイルのコピーが始まって
                                                      Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                      と表示されている間、待ってください。

                                                    13. 画面が変わり、表示が
                                                      Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                      変わったら、Finish をクリックします。

                                                    14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                    これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                    ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                    3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                    ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                    使ってみましょう。
                                                    1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                      (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                    2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                      (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                      と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                      c:\usr\local\eg
                                                      ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                    3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                    4. Hello from ActivePerl!
                                                      C:\usr\local\eg>


                                                      と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                    では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                    1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                      と入力して、Enterキーを押します。

                                                    2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                      (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                    加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                    ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                    試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                    bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                    1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                      と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                      C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                      と入力して、Enter キーを押します。

                                                    2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                      ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                      bbs.cgi syntax OK

                                                      C:\home\bbs>
                                                    では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                    自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                    しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                    4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                    準備
                                                    [Windows XP のみ]
                                                    Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                    [Windows 95 のみ]
                                                    Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                    (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                    1. 次に行きます。
                                                    2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                      このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                      Windows Socket 2 Update
                                                      986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                    3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                    4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                    [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                    上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                    ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                    「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                    • Windows 95 の場合
                                                    • Windows 95/98/Me の場合
                                                    • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                    本番
                                                    [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                    1. に行きます。

                                                    2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                          09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                         ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                    3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                    5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                    1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                    2. ダウンロードした
                                                      apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                      をダブルクリックします。

                                                    3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                      Apache HTTP Server 2.0.47

                                                      と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                    4. License Agreement 画面では、
                                                      I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                    5. Read This First 画面では、
                                                      Apache HTTP Server
                                                      というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                    6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                      私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                      Server Name (e.g.)
                                                      127.0.0.1
                                                      Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                      Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                      127.0.0.1

                                                      一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                    7. 入力欄の下に
                                                      Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                      とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                      ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                      ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                      の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                    8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                    9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                      Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                      C:\Program Files\Apache Group\
                                                      このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                      Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                      しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                      そのように変更しましょう。
                                                    10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                    11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                        Folder Name:
                                                        C:\Program Files\Apache Group\
                                                      ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                        Folder Name:
                                                        C:\
                                                    12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                      C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                    13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                      何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                    14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                      作業が終わるまで待ちます。

                                                    15. 画面が変わって、

                                                      Installation Wizard Completed

                                                      Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                      Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                      と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                    16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                    6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                    作業ディレクトリの作成

                                                    (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                    ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                    われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                    ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                    C:\apollo\
                                                    次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                    1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                    2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                    3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                    ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                    C:\apollo\public_html\
                                                    プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                    私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                    次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                    httpd.conf の修正

                                                    Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                    「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                    [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                    Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                    実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                    われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                    プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                    を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                    確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                    ● 212行目
                                                    
                                                    インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                    確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                    インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                    を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                    
                                                    ServerName 127.0.0.1:80
                                                    
                                                    もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                    ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                    
                                                     228行目
                                                    
                                                    DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                    
                                                    ↓変更
                                                    
                                                    #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                    DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                    
                                                    先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                    ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                    
                                                    「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                    の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                    
                                                    なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                    ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                    できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                    もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                    musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                    が完全に一致することです。
                                                    
                                                    ● 253行目
                                                    
                                                    
                                                    
                                                    ↓変更
                                                    
                                                    #
                                                    
                                                    
                                                    「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                    です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                    までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                    
                                                    作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                    ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                    とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                     または  だけで表示されます。
                                                    
                                                    ● 267行目
                                                    
                                                        Options Indexes FollowSymLinks
                                                    
                                                    ↓変更
                                                    
                                                        Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                    
                                                    ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                    で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                    
                                                    MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                    ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                    
                                                    ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                    されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                    の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                    方法の一つです。
                                                    
                                                    ● 321行目
                                                    
                                                    DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                    
                                                    ↓変更
                                                    
                                                    DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                    DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                    
                                                    これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                    そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                    に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                    
                                                    ● 511行目付近
                                                    
                                                    ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                    キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                    
                                                    ↓挿入
                                                    
                                                    Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                    
                                                    
                                                        Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                        AddOutputFilter Includes html
                                                        AllowOverride None
                                                        Order allow,deny
                                                        Allow from all
                                                    
                                                    
                                                    上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                    Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                    すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                    
                                                    その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                    簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                    html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                    
                                                    ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                    
                                                    ReadmeName README.html
                                                    HeaderName HEADER.html
                                                    
                                                    ↓変更
                                                    
                                                    #ReadmeName README.html
                                                    #HeaderName HEADER.html
                                                    
                                                    元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                    HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                    レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                    ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                    ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                    しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                    HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                    アウトしておきましょう。
                                                    
                                                    これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                    に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                    README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                    
                                                    ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                    
                                                    IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                    
                                                    ↓変更
                                                    
                                                    #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                    
                                                    元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                    IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                    に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                    readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                    のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                    
                                                    ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                    
                                                    LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                    
                                                    ↓変更
                                                    
                                                    LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                    
                                                    言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                    日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                    
                                                    ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                    
                                                    AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                    
                                                    ↓変更
                                                    
                                                    #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                    
                                                    デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                    このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                    の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                    
                                                    ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                    
                                                        #AddHandler cgi-script .cgi
                                                    
                                                    ↓変更
                                                    
                                                        AddHandler cgi-script .cgi
                                                    
                                                    コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                    実行する」という意味です。
                                                    
                                                    ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                    
                                                    #AddHandler send-as-is asis
                                                    
                                                    ↓変更
                                                    
                                                    AddHandler send-as-is asis
                                                    
                                                    コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                    
                                                    ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                    
                                                    #AddHandler imap-file map
                                                    
                                                    ↓変更
                                                    
                                                    AddHandler imap-file map
                                                    
                                                    コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                    
                                                    ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                    
                                                    #AddType text/html .shtml
                                                    #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                    
                                                    ↓変更
                                                    
                                                    AddType text/html .shtml
                                                    AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                    AddType text/html .html
                                                    AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                    
                                                    最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                    同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                    
                                                    -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                    
                                                    変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                    
                                                    最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                    

                                                    7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                    前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                    ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                    今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                    現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                    Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                    Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                    1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                    2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                    3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                    4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                    5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                    6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                      ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                      httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                      多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                      Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                      Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                      これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                      別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                      Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                      バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                      起動

                                                      1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                      2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                      終了

                                                      1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                      2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                      3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                      (ケーブルテレビの場合)
                                                      J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                      1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                      2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                      3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                      4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                      5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                      6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                      Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                       

                                                      8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                      HTMLファイルを置く

                                                      ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                      [index.html]
                                                      [Windows 95/98/Me では]
                                                      Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                      1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                      2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                      [全Windows OS共通]
                                                      1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                      2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                      ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                      UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                      ~apollo

                                                      CGIファイルを置く

                                                      では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                      [test.cgi]
                                                      CGIスクリプトの先頭行
                                                      #!/usr/local/bin/perl
                                                      の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                      test.cgi
                                                      CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                      [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                      を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                      SSIを使う

                                                      では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                      [test.shtml]
                                                      ブラウザで
                                                      test.shtml
                                                      にアクセスしてみましょう。

                                                      Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                      Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                      上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                      拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                      簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                      上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                      では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                      [counter.cgi]
                                                      counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                      カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                      続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                      [counter.html]
                                                      やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                      counter.html
                                                      ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                      counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                      ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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                                                      • 博客等级: 上尉
                                                      • 技术积分: 360
                                                      • 用 户 组: 普通用户
                                                      • 注册时间: 2006-06-06 16:25
                                                      文章分类

                                                      全部博文(43)

                                                      文章存档

                                                      2015年(1)

                                                      2014年(12)

                                                      2008年(1)

                                                      2006年(29)

                                                      我的朋友

                                                      分类:

                                                      2006-07-05 15:56:01

                                                      文件: aspl2065.zip
                                                      大小: 269KB
                                                      下载: 下载


                                                      旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                      1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                      Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                      ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                      Windows 95 の場合

                                                      [DCOM for Windows 95]
                                                      1. に行きます。
                                                      2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                         Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                      3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                      4. [はい] クリックしします。
                                                      5. [Yes] クリックしします。
                                                      6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                      Windows 95/98/Me の場合

                                                      [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                      1. に行きます。
                                                      2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                        File Name:    File Size
                                                            1670 KB

                                                      3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                      4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                      ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                        ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                      [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                      * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                      * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                      1. に行きます。
                                                      2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                        File Name:    File Size
                                                            1781 KB

                                                      3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                      4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                      5. パソコンを再起動します。
                                                      ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                        ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                      * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                      Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                      Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                      [本体]
                                                      いよいよ本体です。

                                                      1. に行きます。
                                                      2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                        「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                        ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                        Windows           11.5MB

                                                        をダウンロードします。
                                                        上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                      3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                      2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                      1. ダウンロードした本体
                                                        ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                        をダブルクリックします。

                                                      2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                        Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                        と表示されたら Next をクリックします。

                                                      3. End-User License Agreement 画面で
                                                        I accept the terms in the License Agreement
                                                        をチェックして、Next をクリックします。

                                                      4. Custom Setup 画面で、
                                                        枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                        すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                      5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                        Location: C:\Perl\
                                                        と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                        Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                        C:\usr\local\

                                                        に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                        パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                        C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                        #!/usr/local/bin/perl

                                                        プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                        C:\usr\ に変更してください。

                                                      6. Next をクリします。

                                                      7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                        Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                        の □ にチェックマークが付けます。

                                                      8. Next をクリします。

                                                      9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                        Add Perl to the PATH environment variable

                                                        Create Perl file extension association
                                                        にチェックマークがついています。

                                                        その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                        されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                        ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                        ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                        この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                        (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                        は選べません。

                                                      10. Next をクリします。

                                                      11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                      12. ファイルのコピーが始まって
                                                        Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                        と表示されている間、待ってください。

                                                      13. 画面が変わり、表示が
                                                        Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                        変わったら、Finish をクリックします。

                                                      14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                      これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                      ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                      3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                      ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                      使ってみましょう。
                                                      1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                        (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                      2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                        (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                        と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                        c:\usr\local\eg
                                                        ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                      3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                      4. Hello from ActivePerl!
                                                        C:\usr\local\eg>


                                                        と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                      では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                      1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                        と入力して、Enterキーを押します。

                                                      2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                        (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                      加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                      ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                      試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                      bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                      1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                        と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                        C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                        と入力して、Enter キーを押します。

                                                      2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                        ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                        bbs.cgi syntax OK

                                                        C:\home\bbs>
                                                      では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                      自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                      しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                      4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                      準備
                                                      [Windows XP のみ]
                                                      Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                      [Windows 95 のみ]
                                                      Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                      (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                      1. 次に行きます。
                                                      2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                        このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                        Windows Socket 2 Update
                                                        986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                      3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                      4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                      [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                      上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                      ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                      「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                      • Windows 95 の場合
                                                      • Windows 95/98/Me の場合
                                                      • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                      本番
                                                      [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                      1. に行きます。

                                                      2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                            09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                           ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                      3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                      5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                      1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                      2. ダウンロードした
                                                        apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                        をダブルクリックします。

                                                      3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                        Apache HTTP Server 2.0.47

                                                        と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                      4. License Agreement 画面では、
                                                        I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                      5. Read This First 画面では、
                                                        Apache HTTP Server
                                                        というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                      6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                        私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                        Server Name (e.g.)
                                                        127.0.0.1
                                                        Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                        Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                        127.0.0.1

                                                        一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                      7. 入力欄の下に
                                                        Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                        とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                        ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                        ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                        の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                      8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                      9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                        Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                        C:\Program Files\Apache Group\
                                                        このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                        Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                        しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                        そのように変更しましょう。
                                                      10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                      11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                          Folder Name:
                                                          C:\Program Files\Apache Group\
                                                        ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                          Folder Name:
                                                          C:\
                                                      12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                        C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                      13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                        何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                      14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                        作業が終わるまで待ちます。

                                                      15. 画面が変わって、

                                                        Installation Wizard Completed

                                                        Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                        Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                        と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                      16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                      6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                      作業ディレクトリの作成

                                                      (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                      ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                      われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                      ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                      C:\apollo\
                                                      次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                      1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                      2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                      3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                      ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                      C:\apollo\public_html\
                                                      プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                      私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                      次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                      httpd.conf の修正

                                                      Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                      「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                      [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                      Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                      実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                      われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                      プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                      を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                      確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                      ● 212行目
                                                      
                                                      インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                      確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                      インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                      を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                      
                                                      ServerName 127.0.0.1:80
                                                      
                                                      もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                      ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                      
                                                       228行目
                                                      
                                                      DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                      
                                                      ↓変更
                                                      
                                                      #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                      DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                      
                                                      先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                      ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                      
                                                      「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                      の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                      
                                                      なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                      ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                      できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                      もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                      musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                      が完全に一致することです。
                                                      
                                                      ● 253行目
                                                      
                                                      
                                                      
                                                      ↓変更
                                                      
                                                      #
                                                      
                                                      
                                                      「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                      です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                      までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                      
                                                      作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                      ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                      とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                       または  だけで表示されます。
                                                      
                                                      ● 267行目
                                                      
                                                          Options Indexes FollowSymLinks
                                                      
                                                      ↓変更
                                                      
                                                          Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                      
                                                      ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                      で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                      
                                                      MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                      ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                      
                                                      ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                      されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                      の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                      方法の一つです。
                                                      
                                                      ● 321行目
                                                      
                                                      DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                      
                                                      ↓変更
                                                      
                                                      DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                      DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                      
                                                      これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                      そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                      に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                      
                                                      ● 511行目付近
                                                      
                                                      ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                      キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                      
                                                      ↓挿入
                                                      
                                                      Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                      
                                                      
                                                          Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                          AddOutputFilter Includes html
                                                          AllowOverride None
                                                          Order allow,deny
                                                          Allow from all
                                                      
                                                      
                                                      上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                      Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                      すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                      
                                                      その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                      簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                      html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                      
                                                      ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                      
                                                      ReadmeName README.html
                                                      HeaderName HEADER.html
                                                      
                                                      ↓変更
                                                      
                                                      #ReadmeName README.html
                                                      #HeaderName HEADER.html
                                                      
                                                      元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                      HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                      レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                      ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                      ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                      しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                      HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                      アウトしておきましょう。
                                                      
                                                      これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                      に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                      README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                      
                                                      ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                      
                                                      IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                      
                                                      ↓変更
                                                      
                                                      #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                      
                                                      元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                      IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                      に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                      readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                      のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                      
                                                      ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                      
                                                      LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                      
                                                      ↓変更
                                                      
                                                      LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                      
                                                      言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                      日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                      
                                                      ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                      
                                                      AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                      
                                                      ↓変更
                                                      
                                                      #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                      
                                                      デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                      このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                      の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                      
                                                      ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                      
                                                          #AddHandler cgi-script .cgi
                                                      
                                                      ↓変更
                                                      
                                                          AddHandler cgi-script .cgi
                                                      
                                                      コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                      実行する」という意味です。
                                                      
                                                      ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                      
                                                      #AddHandler send-as-is asis
                                                      
                                                      ↓変更
                                                      
                                                      AddHandler send-as-is asis
                                                      
                                                      コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                      
                                                      ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                      
                                                      #AddHandler imap-file map
                                                      
                                                      ↓変更
                                                      
                                                      AddHandler imap-file map
                                                      
                                                      コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                      
                                                      ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                      
                                                      #AddType text/html .shtml
                                                      #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                      
                                                      ↓変更
                                                      
                                                      AddType text/html .shtml
                                                      AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                      AddType text/html .html
                                                      AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                      
                                                      最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                      同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                      
                                                      -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                      
                                                      変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                      
                                                      最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                      

                                                      7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                      前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                      ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                      今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                      現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                      Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                      Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                      1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                      2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                      3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                      4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                      5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                      6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                        ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                        httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                        多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                        Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                        Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                        これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                        別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                        Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                        バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                        起動

                                                        1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                        2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                        終了

                                                        1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                        2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                        3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                        (ケーブルテレビの場合)
                                                        J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                        1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                        2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                        3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                        4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                        5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                        6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                        Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                         

                                                        8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                        HTMLファイルを置く

                                                        ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                        [index.html]
                                                        [Windows 95/98/Me では]
                                                        Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                        1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                        2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                        [全Windows OS共通]
                                                        1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                        2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                        ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                        UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                        ~apollo

                                                        CGIファイルを置く

                                                        では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                        [test.cgi]
                                                        CGIスクリプトの先頭行
                                                        #!/usr/local/bin/perl
                                                        の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                        test.cgi
                                                        CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                        [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                        を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                        SSIを使う

                                                        では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                        [test.shtml]
                                                        ブラウザで
                                                        test.shtml
                                                        にアクセスしてみましょう。

                                                        Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                        Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                        上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                        拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                        簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                        上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                        では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                        [counter.cgi]
                                                        counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                        カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                        続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                        [counter.html]
                                                        やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                        counter.html
                                                        ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                        counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                        ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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                                                        文件: aspl2065.zip
                                                        大小: 269KB
                                                        下载: 下载


                                                        旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                        1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                        Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                        ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                        Windows 95 の場合

                                                        [DCOM for Windows 95]
                                                        1. に行きます。
                                                        2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                           Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                        3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                        4. [はい] クリックしします。
                                                        5. [Yes] クリックしします。
                                                        6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                        Windows 95/98/Me の場合

                                                        [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                        1. に行きます。
                                                        2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                          File Name:    File Size
                                                              1670 KB

                                                        3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                        4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                        ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                          ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                        [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                        * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                        * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                        1. に行きます。
                                                        2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                          File Name:    File Size
                                                              1781 KB

                                                        3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                        4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                        5. パソコンを再起動します。
                                                        ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                          ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                        * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                        Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                        Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                        [本体]
                                                        いよいよ本体です。

                                                        1. に行きます。
                                                        2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                          「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                          ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                          Windows           11.5MB

                                                          をダウンロードします。
                                                          上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                        3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                        2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                        1. ダウンロードした本体
                                                          ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                          をダブルクリックします。

                                                        2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                          Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                          と表示されたら Next をクリックします。

                                                        3. End-User License Agreement 画面で
                                                          I accept the terms in the License Agreement
                                                          をチェックして、Next をクリックします。

                                                        4. Custom Setup 画面で、
                                                          枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                          すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                        5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                          Location: C:\Perl\
                                                          と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                          Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                          C:\usr\local\

                                                          に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                          パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                          C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                          #!/usr/local/bin/perl

                                                          プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                          C:\usr\ に変更してください。

                                                        6. Next をクリします。

                                                        7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                          Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                          の □ にチェックマークが付けます。

                                                        8. Next をクリします。

                                                        9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                          Add Perl to the PATH environment variable

                                                          Create Perl file extension association
                                                          にチェックマークがついています。

                                                          その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                          されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                          ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                          ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                          この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                          (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                          は選べません。

                                                        10. Next をクリします。

                                                        11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                        12. ファイルのコピーが始まって
                                                          Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                          と表示されている間、待ってください。

                                                        13. 画面が変わり、表示が
                                                          Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                          変わったら、Finish をクリックします。

                                                        14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                        これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                        ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                        3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                        ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                        使ってみましょう。
                                                        1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                          (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                        2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                          (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                          と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                          c:\usr\local\eg
                                                          ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                        3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                        4. Hello from ActivePerl!
                                                          C:\usr\local\eg>


                                                          と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                        では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                        1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                          と入力して、Enterキーを押します。

                                                        2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                          (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                        加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                        ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                        試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                        bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                        1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                          と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                          C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                          と入力して、Enter キーを押します。

                                                        2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                          ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                          bbs.cgi syntax OK

                                                          C:\home\bbs>
                                                        では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                        自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                        しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                        4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                        準備
                                                        [Windows XP のみ]
                                                        Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                        [Windows 95 のみ]
                                                        Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                        (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                        1. 次に行きます。
                                                        2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                          このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                          Windows Socket 2 Update
                                                          986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                        3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                        4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                        [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                        上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                        ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                        「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                        • Windows 95 の場合
                                                        • Windows 95/98/Me の場合
                                                        • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                        本番
                                                        [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                        1. に行きます。

                                                        2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                              09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                             ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                        3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                        5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                        1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                        2. ダウンロードした
                                                          apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                          をダブルクリックします。

                                                        3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                          Apache HTTP Server 2.0.47

                                                          と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                        4. License Agreement 画面では、
                                                          I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                        5. Read This First 画面では、
                                                          Apache HTTP Server
                                                          というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                        6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                          私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                          Server Name (e.g.)
                                                          127.0.0.1
                                                          Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                          Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                          127.0.0.1

                                                          一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                        7. 入力欄の下に
                                                          Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                          とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                          ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                          ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                          の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                        8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                        9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                          Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                          C:\Program Files\Apache Group\
                                                          このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                          Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                          しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                          そのように変更しましょう。
                                                        10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                        11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                            Folder Name:
                                                            C:\Program Files\Apache Group\
                                                          ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                            Folder Name:
                                                            C:\
                                                        12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                          C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                        13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                          何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                        14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                          作業が終わるまで待ちます。

                                                        15. 画面が変わって、

                                                          Installation Wizard Completed

                                                          Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                          Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                          と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                        16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                        6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                        作業ディレクトリの作成

                                                        (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                        ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                        われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                        ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                        C:\apollo\
                                                        次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                        1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                        2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                        3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                        ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                        C:\apollo\public_html\
                                                        プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                        私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                        次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                        httpd.conf の修正

                                                        Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                        「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                        [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                        Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                        実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                        われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                        プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                        を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                        確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                        ● 212行目
                                                        
                                                        インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                        確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                        インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                        を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                        
                                                        ServerName 127.0.0.1:80
                                                        
                                                        もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                        ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                        
                                                         228行目
                                                        
                                                        DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                        
                                                        ↓変更
                                                        
                                                        #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                        DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                        
                                                        先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                        ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                        
                                                        「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                        の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                        
                                                        なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                        ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                        できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                        もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                        musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                        が完全に一致することです。
                                                        
                                                        ● 253行目
                                                        
                                                        
                                                        
                                                        ↓変更
                                                        
                                                        #
                                                        
                                                        
                                                        「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                        です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                        までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                        
                                                        作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                        ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                        とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                         または  だけで表示されます。
                                                        
                                                        ● 267行目
                                                        
                                                            Options Indexes FollowSymLinks
                                                        
                                                        ↓変更
                                                        
                                                            Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                        
                                                        ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                        で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                        
                                                        MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                        ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                        
                                                        ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                        されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                        の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                        方法の一つです。
                                                        
                                                        ● 321行目
                                                        
                                                        DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                        
                                                        ↓変更
                                                        
                                                        DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                        DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                        
                                                        これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                        そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                        に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                        
                                                        ● 511行目付近
                                                        
                                                        ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                        キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                        
                                                        ↓挿入
                                                        
                                                        Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                        
                                                        
                                                            Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                            AddOutputFilter Includes html
                                                            AllowOverride None
                                                            Order allow,deny
                                                            Allow from all
                                                        
                                                        
                                                        上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                        Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                        すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                        
                                                        その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                        簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                        html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                        
                                                        ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                        
                                                        ReadmeName README.html
                                                        HeaderName HEADER.html
                                                        
                                                        ↓変更
                                                        
                                                        #ReadmeName README.html
                                                        #HeaderName HEADER.html
                                                        
                                                        元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                        HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                        レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                        ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                        ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                        しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                        HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                        アウトしておきましょう。
                                                        
                                                        これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                        に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                        README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                        
                                                        ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                        
                                                        IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                        
                                                        ↓変更
                                                        
                                                        #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                        
                                                        元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                        IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                        に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                        readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                        のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                        
                                                        ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                        
                                                        LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                        
                                                        ↓変更
                                                        
                                                        LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                        
                                                        言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                        日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                        
                                                        ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                        
                                                        AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                        
                                                        ↓変更
                                                        
                                                        #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                        
                                                        デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                        このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                        の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                        
                                                        ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                        
                                                            #AddHandler cgi-script .cgi
                                                        
                                                        ↓変更
                                                        
                                                            AddHandler cgi-script .cgi
                                                        
                                                        コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                        実行する」という意味です。
                                                        
                                                        ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                        
                                                        #AddHandler send-as-is asis
                                                        
                                                        ↓変更
                                                        
                                                        AddHandler send-as-is asis
                                                        
                                                        コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                        
                                                        ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                        
                                                        #AddHandler imap-file map
                                                        
                                                        ↓変更
                                                        
                                                        AddHandler imap-file map
                                                        
                                                        コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                        
                                                        ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                        
                                                        #AddType text/html .shtml
                                                        #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                        
                                                        ↓変更
                                                        
                                                        AddType text/html .shtml
                                                        AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                        AddType text/html .html
                                                        AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                        
                                                        最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                        同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                        
                                                        -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                        
                                                        変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                        
                                                        最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                        

                                                        7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                        前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                        ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                        今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                        現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                        Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                        Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                        1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                        2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                        3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                        4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                        5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                        6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                          ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                          httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                          多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                          Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                          Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                          これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                          別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                          Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                          バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                          起動

                                                          1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                          2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                          終了

                                                          1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                          2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                          3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                          (ケーブルテレビの場合)
                                                          J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                          1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                          2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                          3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                          4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                          5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                          6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                          Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                           

                                                          8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                          HTMLファイルを置く

                                                          ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                          [index.html]
                                                          [Windows 95/98/Me では]
                                                          Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                          1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                          2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                          [全Windows OS共通]
                                                          1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                          2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                          ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                          UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                          ~apollo

                                                          CGIファイルを置く

                                                          では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                          [test.cgi]
                                                          CGIスクリプトの先頭行
                                                          #!/usr/local/bin/perl
                                                          の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                          test.cgi
                                                          CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                          [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                          を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                          SSIを使う

                                                          では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                          [test.shtml]
                                                          ブラウザで
                                                          test.shtml
                                                          にアクセスしてみましょう。

                                                          Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                          上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                          拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                          簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                          上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                          では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                          [counter.cgi]
                                                          counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                          カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                          続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                          [counter.html]
                                                          やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                          counter.html
                                                          ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                          counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                          ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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                                                          大小: 269KB
                                                          下载: 下载


                                                          旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                          1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                          Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                          ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                          Windows 95 の場合

                                                          [DCOM for Windows 95]
                                                          1. に行きます。
                                                          2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                             Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                          3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                          4. [はい] クリックしします。
                                                          5. [Yes] クリックしします。
                                                          6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                          Windows 95/98/Me の場合

                                                          [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                          1. に行きます。
                                                          2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                            File Name:    File Size
                                                                1670 KB

                                                          3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                          4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                          ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                            ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                          [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                          * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                          * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                          1. に行きます。
                                                          2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                            File Name:    File Size
                                                                1781 KB

                                                          3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                          4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                          5. パソコンを再起動します。
                                                          ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                            ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                          * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                          Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                          Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                          [本体]
                                                          いよいよ本体です。

                                                          1. に行きます。
                                                          2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                            「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                            ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                            Windows           11.5MB

                                                            をダウンロードします。
                                                            上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                          3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                          2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                          1. ダウンロードした本体
                                                            ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                            をダブルクリックします。

                                                          2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                            Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                            と表示されたら Next をクリックします。

                                                          3. End-User License Agreement 画面で
                                                            I accept the terms in the License Agreement
                                                            をチェックして、Next をクリックします。

                                                          4. Custom Setup 画面で、
                                                            枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                            すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                          5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                            Location: C:\Perl\
                                                            と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                            Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                            C:\usr\local\

                                                            に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                            パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                            C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                            #!/usr/local/bin/perl

                                                            プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                            C:\usr\ に変更してください。

                                                          6. Next をクリします。

                                                          7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                            Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                            の □ にチェックマークが付けます。

                                                          8. Next をクリします。

                                                          9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                            Add Perl to the PATH environment variable

                                                            Create Perl file extension association
                                                            にチェックマークがついています。

                                                            その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                            されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                            ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                            ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                            この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                            (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                            は選べません。

                                                          10. Next をクリします。

                                                          11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                          12. ファイルのコピーが始まって
                                                            Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                            と表示されている間、待ってください。

                                                          13. 画面が変わり、表示が
                                                            Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                            変わったら、Finish をクリックします。

                                                          14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                          これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                          ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                          3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                          ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                          使ってみましょう。
                                                          1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                            (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                          2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                            (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                            と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                            c:\usr\local\eg
                                                            ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                          3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                          4. Hello from ActivePerl!
                                                            C:\usr\local\eg>


                                                            と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                          では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                          1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                            と入力して、Enterキーを押します。

                                                          2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                            (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                          加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                          ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                          試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                          bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                          1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                            と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                            C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                            と入力して、Enter キーを押します。

                                                          2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                            ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                            bbs.cgi syntax OK

                                                            C:\home\bbs>
                                                          では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                          自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                          しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                          4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                          準備
                                                          [Windows XP のみ]
                                                          Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                          [Windows 95 のみ]
                                                          Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                          (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                          1. 次に行きます。
                                                          2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                            このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                            Windows Socket 2 Update
                                                            986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                          3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                          4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                          [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                          上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                          ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                          「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                          • Windows 95 の場合
                                                          • Windows 95/98/Me の場合
                                                          • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                          本番
                                                          [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                          1. に行きます。

                                                          2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                                09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                               ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                          3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                          5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                          1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                          2. ダウンロードした
                                                            apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                            をダブルクリックします。

                                                          3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                            Apache HTTP Server 2.0.47

                                                            と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                          4. License Agreement 画面では、
                                                            I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                          5. Read This First 画面では、
                                                            Apache HTTP Server
                                                            というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                          6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                            私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                            Server Name (e.g.)
                                                            127.0.0.1
                                                            Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                            Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                            127.0.0.1

                                                            一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                          7. 入力欄の下に
                                                            Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                            とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                            ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                            ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                            の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                          8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                          9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                            Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                            C:\Program Files\Apache Group\
                                                            このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                            Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                            しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                            そのように変更しましょう。
                                                          10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                          11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                              Folder Name:
                                                              C:\Program Files\Apache Group\
                                                            ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                              Folder Name:
                                                              C:\
                                                          12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                            C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                          13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                            何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                          14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                            作業が終わるまで待ちます。

                                                          15. 画面が変わって、

                                                            Installation Wizard Completed

                                                            Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                            Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                            と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                          16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                          6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                          作業ディレクトリの作成

                                                          (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                          ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                          われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                          ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                          C:\apollo\
                                                          次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                          1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                          2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                          3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                          ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                          C:\apollo\public_html\
                                                          プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                          私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                          次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                          httpd.conf の修正

                                                          Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                          「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                          [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                          Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                          実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                          われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                          プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                          を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                          確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                          ● 212行目
                                                          
                                                          インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                          確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                          インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                          を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                          
                                                          ServerName 127.0.0.1:80
                                                          
                                                          もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                          ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                          
                                                           228行目
                                                          
                                                          DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                          
                                                          ↓変更
                                                          
                                                          #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                          DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                          
                                                          先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                          ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                          
                                                          「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                          の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                          
                                                          なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                          ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                          できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                          もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                          musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                          が完全に一致することです。
                                                          
                                                          ● 253行目
                                                          
                                                          
                                                          
                                                          ↓変更
                                                          
                                                          #
                                                          
                                                          
                                                          「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                          です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                          までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                          
                                                          作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                          ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                          とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                           または  だけで表示されます。
                                                          
                                                          ● 267行目
                                                          
                                                              Options Indexes FollowSymLinks
                                                          
                                                          ↓変更
                                                          
                                                              Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                          
                                                          ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                          で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                          
                                                          MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                          ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                          
                                                          ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                          されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                          の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                          方法の一つです。
                                                          
                                                          ● 321行目
                                                          
                                                          DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                          
                                                          ↓変更
                                                          
                                                          DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                          DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                          
                                                          これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                          そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                          に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                          
                                                          ● 511行目付近
                                                          
                                                          ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                          キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                          
                                                          ↓挿入
                                                          
                                                          Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                          
                                                          
                                                              Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                              AddOutputFilter Includes html
                                                              AllowOverride None
                                                              Order allow,deny
                                                              Allow from all
                                                          
                                                          
                                                          上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                          Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                          すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                          
                                                          その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                          簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                          html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                          
                                                          ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                          
                                                          ReadmeName README.html
                                                          HeaderName HEADER.html
                                                          
                                                          ↓変更
                                                          
                                                          #ReadmeName README.html
                                                          #HeaderName HEADER.html
                                                          
                                                          元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                          HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                          レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                          ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                          ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                          しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                          HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                          アウトしておきましょう。
                                                          
                                                          これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                          に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                          README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                          
                                                          ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                          
                                                          IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                          
                                                          ↓変更
                                                          
                                                          #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                          
                                                          元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                          IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                          に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                          readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                          のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                          
                                                          ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                          
                                                          LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                          
                                                          ↓変更
                                                          
                                                          LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                          
                                                          言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                          日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                          
                                                          ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                          
                                                          AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                          
                                                          ↓変更
                                                          
                                                          #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                          
                                                          デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                          このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                          の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                          
                                                          ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                          
                                                              #AddHandler cgi-script .cgi
                                                          
                                                          ↓変更
                                                          
                                                              AddHandler cgi-script .cgi
                                                          
                                                          コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                          実行する」という意味です。
                                                          
                                                          ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                          
                                                          #AddHandler send-as-is asis
                                                          
                                                          ↓変更
                                                          
                                                          AddHandler send-as-is asis
                                                          
                                                          コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                          
                                                          ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                          
                                                          #AddHandler imap-file map
                                                          
                                                          ↓変更
                                                          
                                                          AddHandler imap-file map
                                                          
                                                          コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                          
                                                          ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                          
                                                          #AddType text/html .shtml
                                                          #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                          
                                                          ↓変更
                                                          
                                                          AddType text/html .shtml
                                                          AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                          AddType text/html .html
                                                          AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                          
                                                          最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                          同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                          
                                                          -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                          
                                                          変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                          
                                                          最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                          

                                                          7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                          前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                          ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                          今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                          現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                          Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                          Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                          1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                          2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                          3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                          4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                          5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                          6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                            ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                            httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                            多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                            Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                            Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                            これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                            別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                            Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                            バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                            起動

                                                            1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                            2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                            終了

                                                            1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                            2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                            3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                            (ケーブルテレビの場合)
                                                            J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                            1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                            2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                            3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                            4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                            5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                            6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                            Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                             

                                                            8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                            HTMLファイルを置く

                                                            ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                            [index.html]
                                                            [Windows 95/98/Me では]
                                                            Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                            1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                            2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                            [全Windows OS共通]
                                                            1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                            2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                            ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                            UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                            ~apollo

                                                            CGIファイルを置く

                                                            では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                            [test.cgi]
                                                            CGIスクリプトの先頭行
                                                            #!/usr/local/bin/perl
                                                            の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                            test.cgi
                                                            CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                            [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                            を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                            SSIを使う

                                                            では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                            [test.shtml]
                                                            ブラウザで
                                                            test.shtml
                                                            にアクセスしてみましょう。

                                                            Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                            Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                            上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                            拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                            簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                            上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                            では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                            [counter.cgi]
                                                            counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                            カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                            続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                            [counter.html]
                                                            やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                            counter.html
                                                            ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                            counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                            ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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                                                            大小: 269KB
                                                            下载: 下载


                                                            旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                            1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                            Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                            ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                            Windows 95 の場合

                                                            [DCOM for Windows 95]
                                                            1. に行きます。
                                                            2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                               Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                            3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                            4. [はい] クリックしします。
                                                            5. [Yes] クリックしします。
                                                            6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                            Windows 95/98/Me の場合

                                                            [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                            1. に行きます。
                                                            2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                              File Name:    File Size
                                                                  1670 KB

                                                            3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                            4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                            ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                              ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                            [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                            * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                            * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                            1. に行きます。
                                                            2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                              File Name:    File Size
                                                                  1781 KB

                                                            3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                            4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                            5. パソコンを再起動します。
                                                            ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                              ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                            * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                            Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                            Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                            [本体]
                                                            いよいよ本体です。

                                                            1. に行きます。
                                                            2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                              「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                              ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                              Windows           11.5MB

                                                              をダウンロードします。
                                                              上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                            3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                            2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                            1. ダウンロードした本体
                                                              ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                              をダブルクリックします。

                                                            2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                              Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                              と表示されたら Next をクリックします。

                                                            3. End-User License Agreement 画面で
                                                              I accept the terms in the License Agreement
                                                              をチェックして、Next をクリックします。

                                                            4. Custom Setup 画面で、
                                                              枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                              すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                            5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                              Location: C:\Perl\
                                                              と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                              Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                              C:\usr\local\

                                                              に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                              パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                              C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                              #!/usr/local/bin/perl

                                                              プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                              C:\usr\ に変更してください。

                                                            6. Next をクリします。

                                                            7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                              Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                              の □ にチェックマークが付けます。

                                                            8. Next をクリします。

                                                            9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                              Add Perl to the PATH environment variable

                                                              Create Perl file extension association
                                                              にチェックマークがついています。

                                                              その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                              されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                              ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                              ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                              この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                              (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                              は選べません。

                                                            10. Next をクリします。

                                                            11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                            12. ファイルのコピーが始まって
                                                              Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                              と表示されている間、待ってください。

                                                            13. 画面が変わり、表示が
                                                              Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                              変わったら、Finish をクリックします。

                                                            14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                            これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                            ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                            3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                            ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                            使ってみましょう。
                                                            1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                              (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                            2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                              (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                              と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                              c:\usr\local\eg
                                                              ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                            3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                            4. Hello from ActivePerl!
                                                              C:\usr\local\eg>


                                                              と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                            では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                            1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                              と入力して、Enterキーを押します。

                                                            2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                              (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                            加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                            ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                            試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                            bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                            1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                              と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                              C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                              と入力して、Enter キーを押します。

                                                            2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                              ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                              bbs.cgi syntax OK

                                                              C:\home\bbs>
                                                            では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                            自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                            しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                            4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                            準備
                                                            [Windows XP のみ]
                                                            Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                            [Windows 95 のみ]
                                                            Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                            (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                            1. 次に行きます。
                                                            2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                              このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                              Windows Socket 2 Update
                                                              986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                            3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                            4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                            [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                            上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                            ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                            「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                            • Windows 95 の場合
                                                            • Windows 95/98/Me の場合
                                                            • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                            本番
                                                            [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                            1. に行きます。

                                                            2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                                  09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                                 ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                            3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                            5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                            1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                            2. ダウンロードした
                                                              apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                              をダブルクリックします。

                                                            3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                              Apache HTTP Server 2.0.47

                                                              と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                            4. License Agreement 画面では、
                                                              I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                            5. Read This First 画面では、
                                                              Apache HTTP Server
                                                              というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                            6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                              私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                              Server Name (e.g.)
                                                              127.0.0.1
                                                              Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                              Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                              127.0.0.1

                                                              一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                            7. 入力欄の下に
                                                              Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                              とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                              ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                              ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                              の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                            8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                            9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                              Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                              C:\Program Files\Apache Group\
                                                              このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                              Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                              しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                              そのように変更しましょう。
                                                            10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                            11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                                Folder Name:
                                                                C:\Program Files\Apache Group\
                                                              ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                                Folder Name:
                                                                C:\
                                                            12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                              C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                            13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                              何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                            14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                              作業が終わるまで待ちます。

                                                            15. 画面が変わって、

                                                              Installation Wizard Completed

                                                              Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                              Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                              と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                            16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                            6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                            作業ディレクトリの作成

                                                            (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                            ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                            われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                            ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                            C:\apollo\
                                                            次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                            1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                            2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                            3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                            ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                            C:\apollo\public_html\
                                                            プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                            私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                            次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                            httpd.conf の修正

                                                            Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                            「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                            [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                            Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                            実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                            われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                            プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                            を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                            確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                            ● 212行目
                                                            
                                                            インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                            確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                            インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                            を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                            
                                                            ServerName 127.0.0.1:80
                                                            
                                                            もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                            ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                            
                                                             228行目
                                                            
                                                            DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                            
                                                            ↓変更
                                                            
                                                            #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                            DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                            
                                                            先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                            ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                            
                                                            「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                            の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                            
                                                            なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                            ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                            できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                            もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                            musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                            が完全に一致することです。
                                                            
                                                            ● 253行目
                                                            
                                                            
                                                            
                                                            ↓変更
                                                            
                                                            #
                                                            
                                                            
                                                            「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                            です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                            までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                            
                                                            作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                            ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                            とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                             または  だけで表示されます。
                                                            
                                                            ● 267行目
                                                            
                                                                Options Indexes FollowSymLinks
                                                            
                                                            ↓変更
                                                            
                                                                Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                            
                                                            ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                            で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                            
                                                            MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                            ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                            
                                                            ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                            されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                            の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                            方法の一つです。
                                                            
                                                            ● 321行目
                                                            
                                                            DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                            
                                                            ↓変更
                                                            
                                                            DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                            DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                            
                                                            これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                            そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                            に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                            
                                                            ● 511行目付近
                                                            
                                                            ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                            キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                            
                                                            ↓挿入
                                                            
                                                            Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                            
                                                            
                                                                Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                                AddOutputFilter Includes html
                                                                AllowOverride None
                                                                Order allow,deny
                                                                Allow from all
                                                            
                                                            
                                                            上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                            Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                            すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                            
                                                            その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                            簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                            html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                            
                                                            ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                            
                                                            ReadmeName README.html
                                                            HeaderName HEADER.html
                                                            
                                                            ↓変更
                                                            
                                                            #ReadmeName README.html
                                                            #HeaderName HEADER.html
                                                            
                                                            元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                            HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                            レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                            ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                            ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                            しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                            HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                            アウトしておきましょう。
                                                            
                                                            これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                            に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                            README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                            
                                                            ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                            
                                                            IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                            
                                                            ↓変更
                                                            
                                                            #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                            
                                                            元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                            IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                            に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                            readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                            のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                            
                                                            ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                            
                                                            LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                            
                                                            ↓変更
                                                            
                                                            LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                            
                                                            言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                            日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                            
                                                            ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                            
                                                            AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                            
                                                            ↓変更
                                                            
                                                            #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                            
                                                            デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                            このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                            の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                            
                                                            ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                            
                                                                #AddHandler cgi-script .cgi
                                                            
                                                            ↓変更
                                                            
                                                                AddHandler cgi-script .cgi
                                                            
                                                            コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                            実行する」という意味です。
                                                            
                                                            ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                            
                                                            #AddHandler send-as-is asis
                                                            
                                                            ↓変更
                                                            
                                                            AddHandler send-as-is asis
                                                            
                                                            コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                            
                                                            ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                            
                                                            #AddHandler imap-file map
                                                            
                                                            ↓変更
                                                            
                                                            AddHandler imap-file map
                                                            
                                                            コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                            
                                                            ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                            
                                                            #AddType text/html .shtml
                                                            #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                            
                                                            ↓変更
                                                            
                                                            AddType text/html .shtml
                                                            AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                            AddType text/html .html
                                                            AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                            
                                                            最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                            同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                            
                                                            -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                            
                                                            変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                            
                                                            最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                            

                                                            7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                            前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                            ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                            今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                            現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                            Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                            Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                            1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                            2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                            3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                            4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                            5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                            6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                              ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                              httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                              多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                              Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                              Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                              これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                              別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                              Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                              バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                              起動

                                                              1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                              2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                              終了

                                                              1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                              2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                              3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                              (ケーブルテレビの場合)
                                                              J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                              1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                              2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                              3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                              4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                              5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                              6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                              Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                               

                                                              8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                              HTMLファイルを置く

                                                              ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                              [index.html]
                                                              [Windows 95/98/Me では]
                                                              Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                              1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                              2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                              [全Windows OS共通]
                                                              1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                              2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                              ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                              UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                              ~apollo

                                                              CGIファイルを置く

                                                              では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                              [test.cgi]
                                                              CGIスクリプトの先頭行
                                                              #!/usr/local/bin/perl
                                                              の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                              test.cgi
                                                              CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                              [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                              を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                              SSIを使う

                                                              では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                              [test.shtml]
                                                              ブラウザで
                                                              test.shtml
                                                              にアクセスしてみましょう。

                                                              Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                              Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                              上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                              拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                              簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                              上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                              では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                              [counter.cgi]
                                                              counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                              カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                              続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                              [counter.html]
                                                              やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                              counter.html
                                                              ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                              counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                              ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
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                                                              文件: aspl2065.zip
                                                              大小: 269KB
                                                              下载: 下载


                                                              旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                              1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                              Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                              ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                              Windows 95 の場合

                                                              [DCOM for Windows 95]
                                                              1. に行きます。
                                                              2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                                 Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                              3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                              4. [はい] クリックしします。
                                                              5. [Yes] クリックしします。
                                                              6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                              Windows 95/98/Me の場合

                                                              [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                              1. に行きます。
                                                              2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                File Name:    File Size
                                                                    1670 KB

                                                              3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                              4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                              ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                              [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                              * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                              * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                              1. に行きます。
                                                              2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                File Name:    File Size
                                                                    1781 KB

                                                              3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                              4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                              5. パソコンを再起動します。
                                                              ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                              * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                              Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                              Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                              [本体]
                                                              いよいよ本体です。

                                                              1. に行きます。
                                                              2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                                「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                                ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                                Windows           11.5MB

                                                                をダウンロードします。
                                                                上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                              3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                              2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                              1. ダウンロードした本体
                                                                ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                                をダブルクリックします。

                                                              2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                                Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                と表示されたら Next をクリックします。

                                                              3. End-User License Agreement 画面で
                                                                I accept the terms in the License Agreement
                                                                をチェックして、Next をクリックします。

                                                              4. Custom Setup 画面で、
                                                                枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                                すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                              5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                                Location: C:\Perl\
                                                                と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                                Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                                C:\usr\local\

                                                                に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                                パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                                C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                                #!/usr/local/bin/perl

                                                                プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                                C:\usr\ に変更してください。

                                                              6. Next をクリします。

                                                              7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                                Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                                の □ にチェックマークが付けます。

                                                              8. Next をクリします。

                                                              9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                                Add Perl to the PATH environment variable

                                                                Create Perl file extension association
                                                                にチェックマークがついています。

                                                                その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                                されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                                ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                                ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                                この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                                (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                                は選べません。

                                                              10. Next をクリします。

                                                              11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                              12. ファイルのコピーが始まって
                                                                Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                                と表示されている間、待ってください。

                                                              13. 画面が変わり、表示が
                                                                Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                変わったら、Finish をクリックします。

                                                              14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                              これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                              ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                              3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                              ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                              使ってみましょう。
                                                              1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                                (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                              2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                                (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                                と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                                c:\usr\local\eg
                                                                ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                              3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                              4. Hello from ActivePerl!
                                                                C:\usr\local\eg>


                                                                と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                              では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                              1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                                と入力して、Enterキーを押します。

                                                              2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                                (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                              加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                              ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                              試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                              bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                              1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                                と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                                C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                                と入力して、Enter キーを押します。

                                                              2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                                ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                                bbs.cgi syntax OK

                                                                C:\home\bbs>
                                                              では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                              自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                              しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                              4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                              準備
                                                              [Windows XP のみ]
                                                              Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                              [Windows 95 のみ]
                                                              Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                              (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                              1. 次に行きます。
                                                              2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                                このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                                Windows Socket 2 Update
                                                                986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                              3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                              4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                              [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                              上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                              ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                              「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                              • Windows 95 の場合
                                                              • Windows 95/98/Me の場合
                                                              • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                              本番
                                                              [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                              1. に行きます。

                                                              2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                                    09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                                   ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                              3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                              5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                              1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                              2. ダウンロードした
                                                                apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                                をダブルクリックします。

                                                              3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                                Apache HTTP Server 2.0.47

                                                                と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                              4. License Agreement 画面では、
                                                                I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                              5. Read This First 画面では、
                                                                Apache HTTP Server
                                                                というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                              6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                                私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                                Server Name (e.g.)
                                                                127.0.0.1
                                                                Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                                Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                                127.0.0.1

                                                                一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                              7. 入力欄の下に
                                                                Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                                とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                                ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                                ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                              8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                              9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                                Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                                C:\Program Files\Apache Group\
                                                                このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                                Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                                しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                                そのように変更しましょう。
                                                              10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                              11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                                  Folder Name:
                                                                  C:\Program Files\Apache Group\
                                                                ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                                  Folder Name:
                                                                  C:\
                                                              12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                                C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                              13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                                何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                              14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                                作業が終わるまで待ちます。

                                                              15. 画面が変わって、

                                                                Installation Wizard Completed

                                                                Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                                Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                                と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                              16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                              6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                              作業ディレクトリの作成

                                                              (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                              ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                              われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                              ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                              C:\apollo\
                                                              次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                              1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                              2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                              3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                              ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                              C:\apollo\public_html\
                                                              プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                              私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                              次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                              httpd.conf の修正

                                                              Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                              「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                              [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                              Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                              実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                              われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                              プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                              を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                              確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                              ● 212行目
                                                              
                                                              インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                              確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                              インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                              を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                              
                                                              ServerName 127.0.0.1:80
                                                              
                                                              もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                              ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                              
                                                               228行目
                                                              
                                                              DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                              
                                                              ↓変更
                                                              
                                                              #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                              DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                              
                                                              先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                              ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                              
                                                              「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                              の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                              
                                                              なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                              ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                              できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                              もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                              musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                              が完全に一致することです。
                                                              
                                                              ● 253行目
                                                              
                                                              
                                                              
                                                              ↓変更
                                                              
                                                              #
                                                              
                                                              
                                                              「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                              です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                              までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                              
                                                              作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                              ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                              とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                               または  だけで表示されます。
                                                              
                                                              ● 267行目
                                                              
                                                                  Options Indexes FollowSymLinks
                                                              
                                                              ↓変更
                                                              
                                                                  Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                              
                                                              ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                              で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                              
                                                              MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                              ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                              
                                                              ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                              されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                              の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                              方法の一つです。
                                                              
                                                              ● 321行目
                                                              
                                                              DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                              
                                                              ↓変更
                                                              
                                                              DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                              DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                              
                                                              これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                              そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                              に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                              
                                                              ● 511行目付近
                                                              
                                                              ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                              キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                              
                                                              ↓挿入
                                                              
                                                              Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                              
                                                              
                                                                  Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                                  AddOutputFilter Includes html
                                                                  AllowOverride None
                                                                  Order allow,deny
                                                                  Allow from all
                                                              
                                                              
                                                              上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                              Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                              すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                              
                                                              その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                              簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                              html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                              
                                                              ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                              
                                                              ReadmeName README.html
                                                              HeaderName HEADER.html
                                                              
                                                              ↓変更
                                                              
                                                              #ReadmeName README.html
                                                              #HeaderName HEADER.html
                                                              
                                                              元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                              HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                              レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                              ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                              ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                              しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                              HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                              アウトしておきましょう。
                                                              
                                                              これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                              に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                              README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                              
                                                              ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                              
                                                              IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                              
                                                              ↓変更
                                                              
                                                              #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                              
                                                              元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                              IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                              に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                              readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                              のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                              
                                                              ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                              
                                                              LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                              
                                                              ↓変更
                                                              
                                                              LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                              
                                                              言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                              日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                              
                                                              ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                              
                                                              AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                              
                                                              ↓変更
                                                              
                                                              #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                              
                                                              デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                              このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                              の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                              
                                                              ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                              
                                                                  #AddHandler cgi-script .cgi
                                                              
                                                              ↓変更
                                                              
                                                                  AddHandler cgi-script .cgi
                                                              
                                                              コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                              実行する」という意味です。
                                                              
                                                              ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                              
                                                              #AddHandler send-as-is asis
                                                              
                                                              ↓変更
                                                              
                                                              AddHandler send-as-is asis
                                                              
                                                              コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                              
                                                              ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                              
                                                              #AddHandler imap-file map
                                                              
                                                              ↓変更
                                                              
                                                              AddHandler imap-file map
                                                              
                                                              コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                              
                                                              ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                              
                                                              #AddType text/html .shtml
                                                              #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                              
                                                              ↓変更
                                                              
                                                              AddType text/html .shtml
                                                              AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                              AddType text/html .html
                                                              AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                              
                                                              最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                              同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                              
                                                              -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                              
                                                              変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                              
                                                              最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                              

                                                              7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                              前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                              ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                              今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                              現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                              Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                              Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                              1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                              2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                              3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                              4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                              5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                              6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                                ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                                httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                                多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                                Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                                Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                                別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                                Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                                起動

                                                                1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                                2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                                終了

                                                                1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                                2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                                3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                                (ケーブルテレビの場合)
                                                                J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                                1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                                2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                                3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                                4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                                5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                                6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                                Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                                 

                                                                8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                                HTMLファイルを置く

                                                                ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                                [index.html]
                                                                [Windows 95/98/Me では]
                                                                Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                                1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                                2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                                [全Windows OS共通]
                                                                1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                                2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                                ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                                UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                                ~apollo

                                                                CGIファイルを置く

                                                                では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                                [test.cgi]
                                                                CGIスクリプトの先頭行
                                                                #!/usr/local/bin/perl
                                                                の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                                test.cgi
                                                                CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                                [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                                を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                                SSIを使う

                                                                では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                                [test.shtml]
                                                                ブラウザで
                                                                test.shtml
                                                                にアクセスしてみましょう。

                                                                Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                                Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                                上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                                拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                                簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                                上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                                では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                                [counter.cgi]
                                                                counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                                カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                                続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                                [counter.html]
                                                                やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                                counter.html
                                                                ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                                counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                                ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
                                                                • 博客访问: 162040
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                                                                2008年(1)

                                                                2006年(29)

                                                                我的朋友

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                                                                文件: aspl2065.zip
                                                                大小: 269KB
                                                                下载: 下载


                                                                旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                                1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                                Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                                ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                                Windows 95 の場合

                                                                [DCOM for Windows 95]
                                                                1. に行きます。
                                                                2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                                   Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                                3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                                4. [はい] クリックしします。
                                                                5. [Yes] クリックしします。
                                                                6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                                Windows 95/98/Me の場合

                                                                [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                                1. に行きます。
                                                                2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                  File Name:    File Size
                                                                      1670 KB

                                                                3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                  ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                                * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                                * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                                1. に行きます。
                                                                2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                  File Name:    File Size
                                                                      1781 KB

                                                                3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                5. パソコンを再起動します。
                                                                ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                  ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                                Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                                Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                                [本体]
                                                                いよいよ本体です。

                                                                1. に行きます。
                                                                2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                                  「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                                  ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                                  Windows           11.5MB

                                                                  をダウンロードします。
                                                                  上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                                3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                                2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                                1. ダウンロードした本体
                                                                  ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                                  をダブルクリックします。

                                                                2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                                  Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                  と表示されたら Next をクリックします。

                                                                3. End-User License Agreement 画面で
                                                                  I accept the terms in the License Agreement
                                                                  をチェックして、Next をクリックします。

                                                                4. Custom Setup 画面で、
                                                                  枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                                  すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                                5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                                  Location: C:\Perl\
                                                                  と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                                  Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                                  C:\usr\local\

                                                                  に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                                  パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                                  C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                                  #!/usr/local/bin/perl

                                                                  プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                                  C:\usr\ に変更してください。

                                                                6. Next をクリします。

                                                                7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                                  Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                                  の □ にチェックマークが付けます。

                                                                8. Next をクリします。

                                                                9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                                  Add Perl to the PATH environment variable

                                                                  Create Perl file extension association
                                                                  にチェックマークがついています。

                                                                  その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                                  されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                                  ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                                  ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                                  この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                                  (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                                  は選べません。

                                                                10. Next をクリします。

                                                                11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                                12. ファイルのコピーが始まって
                                                                  Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                                  と表示されている間、待ってください。

                                                                13. 画面が変わり、表示が
                                                                  Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                  変わったら、Finish をクリックします。

                                                                14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                                これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                                ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                                3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                                ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                                使ってみましょう。
                                                                1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                                  (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                                2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                                  (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                                  と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                                  c:\usr\local\eg
                                                                  ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                                3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                                4. Hello from ActivePerl!
                                                                  C:\usr\local\eg>


                                                                  と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                                では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                                1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                                  と入力して、Enterキーを押します。

                                                                2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                                  (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                                加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                                ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                                試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                                bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                                1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                                  と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                                  C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                                  と入力して、Enter キーを押します。

                                                                2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                                  ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                                  bbs.cgi syntax OK

                                                                  C:\home\bbs>
                                                                では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                                自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                                しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                                4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                                準備
                                                                [Windows XP のみ]
                                                                Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                                [Windows 95 のみ]
                                                                Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                                (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                                1. 次に行きます。
                                                                2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                                  このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                                  Windows Socket 2 Update
                                                                  986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                                3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                                4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                                [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                                上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                                ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                                「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                                • Windows 95 の場合
                                                                • Windows 95/98/Me の場合
                                                                • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                                本番
                                                                [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                                1. に行きます。

                                                                2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                                      09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                                     ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                                3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                                1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                                2. ダウンロードした
                                                                  apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                                  をダブルクリックします。

                                                                3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                                  Apache HTTP Server 2.0.47

                                                                  と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                                4. License Agreement 画面では、
                                                                  I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                                5. Read This First 画面では、
                                                                  Apache HTTP Server
                                                                  というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                                6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                                  私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                                  Server Name (e.g.)
                                                                  127.0.0.1
                                                                  Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                                  Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                                  127.0.0.1

                                                                  一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                                7. 入力欄の下に
                                                                  Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                                  とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                                  ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                                  ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                  の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                                8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                                9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                                  Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                                  C:\Program Files\Apache Group\
                                                                  このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                                  Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                                  しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                                  そのように変更しましょう。
                                                                10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                                11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                                    Folder Name:
                                                                    C:\Program Files\Apache Group\
                                                                  ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                                    Folder Name:
                                                                    C:\
                                                                12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                                  C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                                13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                                  何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                                14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                                  作業が終わるまで待ちます。

                                                                15. 画面が変わって、

                                                                  Installation Wizard Completed

                                                                  Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                                  Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                                  と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                                16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                                6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                                作業ディレクトリの作成

                                                                (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                                ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                                われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                                ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                                C:\apollo\
                                                                次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                                1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                                2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                                3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                                ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                                C:\apollo\public_html\
                                                                プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                                私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                                次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                                httpd.conf の修正

                                                                Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                                「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                                [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                                Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                                実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                                われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                                プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                                を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                                確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                                ● 212行目
                                                                
                                                                インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                                確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                                インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                                
                                                                ServerName 127.0.0.1:80
                                                                
                                                                もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                                ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                                
                                                                 228行目
                                                                
                                                                DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                
                                                                ↓変更
                                                                
                                                                #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                                
                                                                先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                                ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                                
                                                                「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                                
                                                                なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                                ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                                できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                                もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                                musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                                が完全に一致することです。
                                                                
                                                                ● 253行目
                                                                
                                                                
                                                                
                                                                ↓変更
                                                                
                                                                #
                                                                
                                                                
                                                                「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                                です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                                までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                                
                                                                作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                                ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                                とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                                 または  だけで表示されます。
                                                                
                                                                ● 267行目
                                                                
                                                                    Options Indexes FollowSymLinks
                                                                
                                                                ↓変更
                                                                
                                                                    Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                                
                                                                ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                                で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                                
                                                                MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                                ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                                
                                                                ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                                されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                                の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                                方法の一つです。
                                                                
                                                                ● 321行目
                                                                
                                                                DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                
                                                                ↓変更
                                                                
                                                                DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                                
                                                                これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                                そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                                に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                                
                                                                ● 511行目付近
                                                                
                                                                ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                                キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                                
                                                                ↓挿入
                                                                
                                                                Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                                
                                                                
                                                                    Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                                    AddOutputFilter Includes html
                                                                    AllowOverride None
                                                                    Order allow,deny
                                                                    Allow from all
                                                                
                                                                
                                                                上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                                Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                                すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                                
                                                                その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                                簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                                html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                                
                                                                ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                
                                                                ReadmeName README.html
                                                                HeaderName HEADER.html
                                                                
                                                                ↓変更
                                                                
                                                                #ReadmeName README.html
                                                                #HeaderName HEADER.html
                                                                
                                                                元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                                HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                                レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                                ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                                ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                                しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                                HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                                アウトしておきましょう。
                                                                
                                                                これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                                に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                                README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                                
                                                                ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                
                                                                IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                
                                                                ↓変更
                                                                
                                                                #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                
                                                                元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                                IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                                に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                                readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                                のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                                
                                                                ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                
                                                                LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                
                                                                ↓変更
                                                                
                                                                LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                
                                                                言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                                日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                                
                                                                ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                
                                                                AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                
                                                                ↓変更
                                                                
                                                                #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                
                                                                デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                                このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                                の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                                
                                                                ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                
                                                                    #AddHandler cgi-script .cgi
                                                                
                                                                ↓変更
                                                                
                                                                    AddHandler cgi-script .cgi
                                                                
                                                                コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                                実行する」という意味です。
                                                                
                                                                ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                
                                                                #AddHandler send-as-is asis
                                                                
                                                                ↓変更
                                                                
                                                                AddHandler send-as-is asis
                                                                
                                                                コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                                
                                                                ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                
                                                                #AddHandler imap-file map
                                                                
                                                                ↓変更
                                                                
                                                                AddHandler imap-file map
                                                                
                                                                コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                                
                                                                ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                
                                                                #AddType text/html .shtml
                                                                #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                
                                                                ↓変更
                                                                
                                                                AddType text/html .shtml
                                                                AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                AddType text/html .html
                                                                AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                                
                                                                最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                                同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                                
                                                                -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                                
                                                                変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                                
                                                                最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                                

                                                                7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                                前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                                ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                                今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                                現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                                Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                                Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                                1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                                2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                                3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                                4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                                5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                                6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                                  ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                                  httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                                  多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                                  Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                                  Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                  これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                                  別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                                  Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                  バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                                  起動

                                                                  1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                                  2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                                  終了

                                                                  1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                                  2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                                  3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                                  (ケーブルテレビの場合)
                                                                  J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                                  1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                                  2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                                  3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                                  4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                                  5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                                  6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                                  Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                                   

                                                                  8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                                  HTMLファイルを置く

                                                                  ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                                  [index.html]
                                                                  [Windows 95/98/Me では]
                                                                  Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                                  1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                                  2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                                  [全Windows OS共通]
                                                                  1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                                  2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                                  ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                                  UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                                  ~apollo

                                                                  CGIファイルを置く

                                                                  では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                                  [test.cgi]
                                                                  CGIスクリプトの先頭行
                                                                  #!/usr/local/bin/perl
                                                                  の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                                  test.cgi
                                                                  CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                                  [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                                  を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                                  SSIを使う

                                                                  では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                                  [test.shtml]
                                                                  ブラウザで
                                                                  test.shtml
                                                                  にアクセスしてみましょう。

                                                                  Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                                  Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                                  上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                                  拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                                  簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                                  上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                                  では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                                  [counter.cgi]
                                                                  counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                                  カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                                  続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                                  [counter.html]
                                                                  やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                                  counter.html
                                                                  ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                                  counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                                  ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
                                                                  • 博客访问: 162041
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                                                                  • 用 户 组: 普通用户
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                                                                  2014年(12)

                                                                  2008年(1)

                                                                  2006年(29)

                                                                  我的朋友

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                                                                  2006-07-05 15:56:01

                                                                  文件: aspl2065.zip
                                                                  大小: 269KB
                                                                  下载: 下载


                                                                  旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                                  1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                                  Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                                  ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                                  Windows 95 の場合

                                                                  [DCOM for Windows 95]
                                                                  1. に行きます。
                                                                  2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                                     Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                                  3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                                  4. [はい] クリックしします。
                                                                  5. [Yes] クリックしします。
                                                                  6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                                  Windows 95/98/Me の場合

                                                                  [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                                  1. に行きます。
                                                                  2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                    File Name:    File Size
                                                                        1670 KB

                                                                  3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                  4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                  ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                    ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                  [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                                  * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                                  * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                                  1. に行きます。
                                                                  2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                    File Name:    File Size
                                                                        1781 KB

                                                                  3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                  4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                  5. パソコンを再起動します。
                                                                  ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                    ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                  * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                                  Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                                  Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                                  [本体]
                                                                  いよいよ本体です。

                                                                  1. に行きます。
                                                                  2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                                    「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                                    ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                                    Windows           11.5MB

                                                                    をダウンロードします。
                                                                    上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                                  3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                                  2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                                  1. ダウンロードした本体
                                                                    ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                                    をダブルクリックします。

                                                                  2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                                    Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                    と表示されたら Next をクリックします。

                                                                  3. End-User License Agreement 画面で
                                                                    I accept the terms in the License Agreement
                                                                    をチェックして、Next をクリックします。

                                                                  4. Custom Setup 画面で、
                                                                    枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                                    すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                                  5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                                    Location: C:\Perl\
                                                                    と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                                    Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                                    C:\usr\local\

                                                                    に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                                    パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                                    C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                                    #!/usr/local/bin/perl

                                                                    プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                                    C:\usr\ に変更してください。

                                                                  6. Next をクリします。

                                                                  7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                                    Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                                    の □ にチェックマークが付けます。

                                                                  8. Next をクリします。

                                                                  9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                                    Add Perl to the PATH environment variable

                                                                    Create Perl file extension association
                                                                    にチェックマークがついています。

                                                                    その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                                    されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                                    ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                                    ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                                    この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                                    (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                                    は選べません。

                                                                  10. Next をクリします。

                                                                  11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                                  12. ファイルのコピーが始まって
                                                                    Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                                    と表示されている間、待ってください。

                                                                  13. 画面が変わり、表示が
                                                                    Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                    変わったら、Finish をクリックします。

                                                                  14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                                  これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                                  ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                                  3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                                  ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                                  使ってみましょう。
                                                                  1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                                    (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                                  2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                                    (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                                    と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                                    c:\usr\local\eg
                                                                    ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                                  3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                                  4. Hello from ActivePerl!
                                                                    C:\usr\local\eg>


                                                                    と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                                  では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                                  1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                                    と入力して、Enterキーを押します。

                                                                  2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                                    (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                                  加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                                  ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                                  試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                                  bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                                  1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                                    と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                                    C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                                    と入力して、Enter キーを押します。

                                                                  2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                                    ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                                    bbs.cgi syntax OK

                                                                    C:\home\bbs>
                                                                  では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                                  自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                                  しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                                  4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                                  準備
                                                                  [Windows XP のみ]
                                                                  Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                                  [Windows 95 のみ]
                                                                  Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                                  (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                                  1. 次に行きます。
                                                                  2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                                    このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                                    Windows Socket 2 Update
                                                                    986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                                  3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                                  4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                                  [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                                  上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                                  ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                                  「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                                  • Windows 95 の場合
                                                                  • Windows 95/98/Me の場合
                                                                  • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                                  本番
                                                                  [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                                  1. に行きます。

                                                                  2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                                        09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                                       ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                                  3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                  5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                                  1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                                  2. ダウンロードした
                                                                    apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                                    をダブルクリックします。

                                                                  3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                                    Apache HTTP Server 2.0.47

                                                                    と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                                  4. License Agreement 画面では、
                                                                    I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                                  5. Read This First 画面では、
                                                                    Apache HTTP Server
                                                                    というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                                  6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                                    私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                                    Server Name (e.g.)
                                                                    127.0.0.1
                                                                    Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                                    Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                                    127.0.0.1

                                                                    一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                                  7. 入力欄の下に
                                                                    Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                                    とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                                    ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                                    ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                    の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                                  8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                                  9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                                    Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                                    C:\Program Files\Apache Group\
                                                                    このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                                    Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                                    しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                                    そのように変更しましょう。
                                                                  10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                                  11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                                      Folder Name:
                                                                      C:\Program Files\Apache Group\
                                                                    ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                                      Folder Name:
                                                                      C:\
                                                                  12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                                    C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                                  13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                                    何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                                  14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                                    作業が終わるまで待ちます。

                                                                  15. 画面が変わって、

                                                                    Installation Wizard Completed

                                                                    Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                                    Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                                    と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                                  16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                                  6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                                  作業ディレクトリの作成

                                                                  (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                                  ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                                  われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                                  ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                                  C:\apollo\
                                                                  次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                                  1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                                  2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                                  3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                                  ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                                  C:\apollo\public_html\
                                                                  プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                                  私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                                  次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                                  httpd.conf の修正

                                                                  Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                                  「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                                  [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                                  Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                                  実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                                  われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                                  プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                                  を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                                  確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                                  ● 212行目
                                                                  
                                                                  インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                                  確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                                  インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                  を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                                  
                                                                  ServerName 127.0.0.1:80
                                                                  
                                                                  もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                                  ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                                  
                                                                   228行目
                                                                  
                                                                  DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                  
                                                                  ↓変更
                                                                  
                                                                  #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                  DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                                  
                                                                  先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                                  ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                                  
                                                                  「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                  の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                                  
                                                                  なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                                  ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                                  できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                                  もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                                  musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                                  が完全に一致することです。
                                                                  
                                                                  ● 253行目
                                                                  
                                                                  
                                                                  
                                                                  ↓変更
                                                                  
                                                                  #
                                                                  
                                                                  
                                                                  「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                                  です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                                  までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                                  
                                                                  作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                                  ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                                  とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                                   または  だけで表示されます。
                                                                  
                                                                  ● 267行目
                                                                  
                                                                      Options Indexes FollowSymLinks
                                                                  
                                                                  ↓変更
                                                                  
                                                                      Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                                  
                                                                  ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                                  で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                                  
                                                                  MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                                  ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                                  
                                                                  ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                                  されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                                  の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                                  方法の一つです。
                                                                  
                                                                  ● 321行目
                                                                  
                                                                  DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                  
                                                                  ↓変更
                                                                  
                                                                  DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                  DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                                  
                                                                  これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                                  そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                                  に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                                  
                                                                  ● 511行目付近
                                                                  
                                                                  ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                                  キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                                  
                                                                  ↓挿入
                                                                  
                                                                  Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                                  
                                                                  
                                                                      Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                                      AddOutputFilter Includes html
                                                                      AllowOverride None
                                                                      Order allow,deny
                                                                      Allow from all
                                                                  
                                                                  
                                                                  上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                                  Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                                  すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                                  
                                                                  その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                                  簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                                  html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                                  
                                                                  ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                  
                                                                  ReadmeName README.html
                                                                  HeaderName HEADER.html
                                                                  
                                                                  ↓変更
                                                                  
                                                                  #ReadmeName README.html
                                                                  #HeaderName HEADER.html
                                                                  
                                                                  元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                                  HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                                  レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                                  ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                                  ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                                  しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                                  HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                                  アウトしておきましょう。
                                                                  
                                                                  これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                                  に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                                  README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                                  
                                                                  ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                  
                                                                  IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                  
                                                                  ↓変更
                                                                  
                                                                  #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                  
                                                                  元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                                  IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                                  に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                                  readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                                  のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                                  
                                                                  ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                  
                                                                  LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                  
                                                                  ↓変更
                                                                  
                                                                  LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                  
                                                                  言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                                  日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                                  
                                                                  ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                  
                                                                  AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                  
                                                                  ↓変更
                                                                  
                                                                  #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                  
                                                                  デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                                  このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                                  の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                                  
                                                                  ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                  
                                                                      #AddHandler cgi-script .cgi
                                                                  
                                                                  ↓変更
                                                                  
                                                                      AddHandler cgi-script .cgi
                                                                  
                                                                  コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                                  実行する」という意味です。
                                                                  
                                                                  ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                  
                                                                  #AddHandler send-as-is asis
                                                                  
                                                                  ↓変更
                                                                  
                                                                  AddHandler send-as-is asis
                                                                  
                                                                  コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                                  
                                                                  ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                  
                                                                  #AddHandler imap-file map
                                                                  
                                                                  ↓変更
                                                                  
                                                                  AddHandler imap-file map
                                                                  
                                                                  コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                                  
                                                                  ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                  
                                                                  #AddType text/html .shtml
                                                                  #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                  
                                                                  ↓変更
                                                                  
                                                                  AddType text/html .shtml
                                                                  AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                  AddType text/html .html
                                                                  AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                                  
                                                                  最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                                  同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                                  
                                                                  -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                                  
                                                                  変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                                  
                                                                  最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                                  

                                                                  7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                                  前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                                  ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                                  今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                                  現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                                  Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                                  Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                                  1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                                  2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                                  3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                                  4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                                  5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                                  6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                                    ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                                    httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                                    多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                                    Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                                    Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                    これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                                    別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                                    Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                    バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                                    起動

                                                                    1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                                    2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                                    終了

                                                                    1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                                    2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                                    3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                                    (ケーブルテレビの場合)
                                                                    J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                                    1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                                    2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                                    3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                                    4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                                    5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                                    6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                                    Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                                     

                                                                    8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                                    HTMLファイルを置く

                                                                    ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                                    [index.html]
                                                                    [Windows 95/98/Me では]
                                                                    Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                                    1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                                    2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                                    [全Windows OS共通]
                                                                    1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                                    2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                                    ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                                    UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                                    ~apollo

                                                                    CGIファイルを置く

                                                                    では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                                    [test.cgi]
                                                                    CGIスクリプトの先頭行
                                                                    #!/usr/local/bin/perl
                                                                    の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                                    test.cgi
                                                                    CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                                    [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                                    を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                                    SSIを使う

                                                                    では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                                    [test.shtml]
                                                                    ブラウザで
                                                                    test.shtml
                                                                    にアクセスしてみましょう。

                                                                    Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                                    Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                                    上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                                    拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                                    簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                                    上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                                    では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                                    [counter.cgi]
                                                                    counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                                    カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                                    続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                                    [counter.html]
                                                                    やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                                    counter.html
                                                                    ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                                    counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                                    ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
                                                                    • 博客访问: 162042
                                                                    • 博文数量: 43
                                                                    • 博客积分: 1410
                                                                    • 博客等级: 上尉
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                                                                    • 用 户 组: 普通用户
                                                                    • 注册时间: 2006-06-06 16:25
                                                                    文章分类

                                                                    全部博文(43)

                                                                    文章存档

                                                                    2015年(1)

                                                                    2014年(12)

                                                                    2008年(1)

                                                                    2006年(29)

                                                                    我的朋友

                                                                    分类:

                                                                    2006-07-05 15:56:01

                                                                    文件: aspl2065.zip
                                                                    大小: 269KB
                                                                    下载: 下载


                                                                    旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                                    1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                                    Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                                    ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                                    Windows 95 の場合

                                                                    [DCOM for Windows 95]
                                                                    1. に行きます。
                                                                    2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                                       Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                                    3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                                    4. [はい] クリックしします。
                                                                    5. [Yes] クリックしします。
                                                                    6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                                    Windows 95/98/Me の場合

                                                                    [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                                    1. に行きます。
                                                                    2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                      File Name:    File Size
                                                                          1670 KB

                                                                    3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                    4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                    ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                      ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                    [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                                    * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                                    * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                                    1. に行きます。
                                                                    2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                      File Name:    File Size
                                                                          1781 KB

                                                                    3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                    4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                    5. パソコンを再起動します。
                                                                    ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                      ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                    * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                                    Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                                    Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                                    [本体]
                                                                    いよいよ本体です。

                                                                    1. に行きます。
                                                                    2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                                      「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                                      ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                                      Windows           11.5MB

                                                                      をダウンロードします。
                                                                      上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                                    3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                                    2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                                    1. ダウンロードした本体
                                                                      ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                                      をダブルクリックします。

                                                                    2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                                      Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                      と表示されたら Next をクリックします。

                                                                    3. End-User License Agreement 画面で
                                                                      I accept the terms in the License Agreement
                                                                      をチェックして、Next をクリックします。

                                                                    4. Custom Setup 画面で、
                                                                      枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                                      すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                                    5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                                      Location: C:\Perl\
                                                                      と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                                      Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                                      C:\usr\local\

                                                                      に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                                      パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                                      C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                                      #!/usr/local/bin/perl

                                                                      プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                                      C:\usr\ に変更してください。

                                                                    6. Next をクリします。

                                                                    7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                                      Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                                      の □ にチェックマークが付けます。

                                                                    8. Next をクリします。

                                                                    9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                                      Add Perl to the PATH environment variable

                                                                      Create Perl file extension association
                                                                      にチェックマークがついています。

                                                                      その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                                      されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                                      ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                                      ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                                      この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                                      (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                                      は選べません。

                                                                    10. Next をクリします。

                                                                    11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                                    12. ファイルのコピーが始まって
                                                                      Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                                      と表示されている間、待ってください。

                                                                    13. 画面が変わり、表示が
                                                                      Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                      変わったら、Finish をクリックします。

                                                                    14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                                    これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                                    ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                                    3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                                    ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                                    使ってみましょう。
                                                                    1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                                      (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                                    2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                                      (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                                      と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                                      c:\usr\local\eg
                                                                      ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                                    3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                                    4. Hello from ActivePerl!
                                                                      C:\usr\local\eg>


                                                                      と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                                    では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                                    1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                                      と入力して、Enterキーを押します。

                                                                    2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                                      (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                                    加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                                    ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                                    試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                                    bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                                    1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                                      と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                                      C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                                      と入力して、Enter キーを押します。

                                                                    2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                                      ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                                      bbs.cgi syntax OK

                                                                      C:\home\bbs>
                                                                    では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                                    自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                                    しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                                    4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                                    準備
                                                                    [Windows XP のみ]
                                                                    Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                                    [Windows 95 のみ]
                                                                    Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                                    (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                                    1. 次に行きます。
                                                                    2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                                      このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                                      Windows Socket 2 Update
                                                                      986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                                    3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                                    4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                                    [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                                    上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                                    ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                                    「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                                    • Windows 95 の場合
                                                                    • Windows 95/98/Me の場合
                                                                    • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                                    本番
                                                                    [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                                    1. に行きます。

                                                                    2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                                          09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                                         ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                                    3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                    5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                                    1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                                    2. ダウンロードした
                                                                      apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                                      をダブルクリックします。

                                                                    3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                                      Apache HTTP Server 2.0.47

                                                                      と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                                    4. License Agreement 画面では、
                                                                      I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                                    5. Read This First 画面では、
                                                                      Apache HTTP Server
                                                                      というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                                    6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                                      私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                                      Server Name (e.g.)
                                                                      127.0.0.1
                                                                      Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                                      Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                                      127.0.0.1

                                                                      一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                                    7. 入力欄の下に
                                                                      Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                                      とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                                      ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                                      ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                      の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                                    8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                                    9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                                      Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                                      C:\Program Files\Apache Group\
                                                                      このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                                      Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                                      しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                                      そのように変更しましょう。
                                                                    10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                                    11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                                        Folder Name:
                                                                        C:\Program Files\Apache Group\
                                                                      ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                                        Folder Name:
                                                                        C:\
                                                                    12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                                      C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                                    13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                                      何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                                    14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                                      作業が終わるまで待ちます。

                                                                    15. 画面が変わって、

                                                                      Installation Wizard Completed

                                                                      Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                                      Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                                      と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                                    16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                                    6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                                    作業ディレクトリの作成

                                                                    (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                                    ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                                    われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                                    ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                                    C:\apollo\
                                                                    次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                                    1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                                    2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                                    3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                                    ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                                    C:\apollo\public_html\
                                                                    プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                                    私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                                    次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                                    httpd.conf の修正

                                                                    Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                                    「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                                    [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                                    Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                                    実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                                    われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                                    プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                                    を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                                    確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                                    ● 212行目
                                                                    
                                                                    インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                                    確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                                    インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                    を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                                    
                                                                    ServerName 127.0.0.1:80
                                                                    
                                                                    もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                                    ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                                    
                                                                     228行目
                                                                    
                                                                    DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                    
                                                                    ↓変更
                                                                    
                                                                    #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                    DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                                    
                                                                    先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                                    ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                                    
                                                                    「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                    の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                                    
                                                                    なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                                    ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                                    できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                                    もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                                    musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                                    が完全に一致することです。
                                                                    
                                                                    ● 253行目
                                                                    
                                                                    
                                                                    
                                                                    ↓変更
                                                                    
                                                                    #
                                                                    
                                                                    
                                                                    「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                                    です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                                    までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                                    
                                                                    作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                                    ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                                    とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                                     または  だけで表示されます。
                                                                    
                                                                    ● 267行目
                                                                    
                                                                        Options Indexes FollowSymLinks
                                                                    
                                                                    ↓変更
                                                                    
                                                                        Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                                    
                                                                    ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                                    で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                                    
                                                                    MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                                    ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                                    
                                                                    ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                                    されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                                    の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                                    方法の一つです。
                                                                    
                                                                    ● 321行目
                                                                    
                                                                    DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                    
                                                                    ↓変更
                                                                    
                                                                    DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                    DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                                    
                                                                    これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                                    そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                                    に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                                    
                                                                    ● 511行目付近
                                                                    
                                                                    ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                                    キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                                    
                                                                    ↓挿入
                                                                    
                                                                    Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                                    
                                                                    
                                                                        Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                                        AddOutputFilter Includes html
                                                                        AllowOverride None
                                                                        Order allow,deny
                                                                        Allow from all
                                                                    
                                                                    
                                                                    上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                                    Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                                    すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                                    
                                                                    その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                                    簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                                    html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                                    
                                                                    ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                    
                                                                    ReadmeName README.html
                                                                    HeaderName HEADER.html
                                                                    
                                                                    ↓変更
                                                                    
                                                                    #ReadmeName README.html
                                                                    #HeaderName HEADER.html
                                                                    
                                                                    元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                                    HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                                    レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                                    ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                                    ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                                    しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                                    HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                                    アウトしておきましょう。
                                                                    
                                                                    これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                                    に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                                    README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                                    
                                                                    ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                    
                                                                    IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                    
                                                                    ↓変更
                                                                    
                                                                    #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                    
                                                                    元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                                    IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                                    に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                                    readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                                    のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                                    
                                                                    ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                    
                                                                    LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                    
                                                                    ↓変更
                                                                    
                                                                    LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                    
                                                                    言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                                    日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                                    
                                                                    ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                    
                                                                    AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                    
                                                                    ↓変更
                                                                    
                                                                    #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                    
                                                                    デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                                    このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                                    の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                                    
                                                                    ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                    
                                                                        #AddHandler cgi-script .cgi
                                                                    
                                                                    ↓変更
                                                                    
                                                                        AddHandler cgi-script .cgi
                                                                    
                                                                    コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                                    実行する」という意味です。
                                                                    
                                                                    ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                    
                                                                    #AddHandler send-as-is asis
                                                                    
                                                                    ↓変更
                                                                    
                                                                    AddHandler send-as-is asis
                                                                    
                                                                    コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                                    
                                                                    ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                    
                                                                    #AddHandler imap-file map
                                                                    
                                                                    ↓変更
                                                                    
                                                                    AddHandler imap-file map
                                                                    
                                                                    コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                                    
                                                                    ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                    
                                                                    #AddType text/html .shtml
                                                                    #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                    
                                                                    ↓変更
                                                                    
                                                                    AddType text/html .shtml
                                                                    AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                    AddType text/html .html
                                                                    AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                                    
                                                                    最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                                    同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                                    
                                                                    -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                                    
                                                                    変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                                    
                                                                    最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                                    

                                                                    7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                                    前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                                    ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                                    今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                                    現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                                    Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                                    Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                                    1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                                    2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                                    3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                                    4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                                    5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                                    6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                                      ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                                      httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                                      多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                                      Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                                      Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                      これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                                      別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                                      Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                      バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                                      起動

                                                                      1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                                      2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                                      終了

                                                                      1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                                      2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                                      3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                                      (ケーブルテレビの場合)
                                                                      J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                                      1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                                      2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                                      3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                                      4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                                      5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                                      6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                                      Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                                       

                                                                      8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                                      HTMLファイルを置く

                                                                      ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                                      [index.html]
                                                                      [Windows 95/98/Me では]
                                                                      Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                                      1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                                      2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                                      [全Windows OS共通]
                                                                      1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                                      2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                                      ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                                      UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                                      ~apollo

                                                                      CGIファイルを置く

                                                                      では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                                      [test.cgi]
                                                                      CGIスクリプトの先頭行
                                                                      #!/usr/local/bin/perl
                                                                      の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                                      test.cgi
                                                                      CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                                      [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                                      を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                                      SSIを使う

                                                                      では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                                      [test.shtml]
                                                                      ブラウザで
                                                                      test.shtml
                                                                      にアクセスしてみましょう。

                                                                      Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                                      Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                                      上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                                      拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                                      簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                                      上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                                      では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                                      [counter.cgi]
                                                                      counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                                      カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                                      続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                                      [counter.html]
                                                                      やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                                      counter.html
                                                                      ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                                      counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                                      ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
                                                                      • 博客访问: 162043
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                                                                      2014年(12)

                                                                      2008年(1)

                                                                      2006年(29)

                                                                      我的朋友

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                                                                      文件: aspl2065.zip
                                                                      大小: 269KB
                                                                      下载: 下载


                                                                      旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                                      1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                                      Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                                      ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                                      Windows 95 の場合

                                                                      [DCOM for Windows 95]
                                                                      1. に行きます。
                                                                      2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                                         Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                                      3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                                      4. [はい] クリックしします。
                                                                      5. [Yes] クリックしします。
                                                                      6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                                      Windows 95/98/Me の場合

                                                                      [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                                      1. に行きます。
                                                                      2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                        File Name:    File Size
                                                                            1670 KB

                                                                      3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                      4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                      ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                        ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                      [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                                      * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                                      * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                                      1. に行きます。
                                                                      2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                        File Name:    File Size
                                                                            1781 KB

                                                                      3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                      4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                      5. パソコンを再起動します。
                                                                      ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                        ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                      * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                                      Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                                      Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                                      [本体]
                                                                      いよいよ本体です。

                                                                      1. に行きます。
                                                                      2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                                        「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                                        ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                                        Windows           11.5MB

                                                                        をダウンロードします。
                                                                        上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                                      3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                                      2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                                      1. ダウンロードした本体
                                                                        ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                                        をダブルクリックします。

                                                                      2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                                        Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                        と表示されたら Next をクリックします。

                                                                      3. End-User License Agreement 画面で
                                                                        I accept the terms in the License Agreement
                                                                        をチェックして、Next をクリックします。

                                                                      4. Custom Setup 画面で、
                                                                        枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                                        すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                                      5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                                        Location: C:\Perl\
                                                                        と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                                        Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                                        C:\usr\local\

                                                                        に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                                        パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                                        C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                                        #!/usr/local/bin/perl

                                                                        プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                                        C:\usr\ に変更してください。

                                                                      6. Next をクリします。

                                                                      7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                                        Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                                        の □ にチェックマークが付けます。

                                                                      8. Next をクリします。

                                                                      9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                                        Add Perl to the PATH environment variable

                                                                        Create Perl file extension association
                                                                        にチェックマークがついています。

                                                                        その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                                        されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                                        ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                                        ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                                        この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                                        (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                                        は選べません。

                                                                      10. Next をクリします。

                                                                      11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                                      12. ファイルのコピーが始まって
                                                                        Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                                        と表示されている間、待ってください。

                                                                      13. 画面が変わり、表示が
                                                                        Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                        変わったら、Finish をクリックします。

                                                                      14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                                      これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                                      ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                                      3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                                      ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                                      使ってみましょう。
                                                                      1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                                        (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                                      2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                                        (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                                        と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                                        c:\usr\local\eg
                                                                        ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                                      3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                                      4. Hello from ActivePerl!
                                                                        C:\usr\local\eg>


                                                                        と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                                      では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                                      1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                                        と入力して、Enterキーを押します。

                                                                      2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                                        (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                                      加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                                      ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                                      試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                                      bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                                      1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                                        と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                                        C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                                        と入力して、Enter キーを押します。

                                                                      2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                                        ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                                        bbs.cgi syntax OK

                                                                        C:\home\bbs>
                                                                      では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                                      自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                                      しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                                      4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                                      準備
                                                                      [Windows XP のみ]
                                                                      Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                                      [Windows 95 のみ]
                                                                      Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                                      (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                                      1. 次に行きます。
                                                                      2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                                        このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                                        Windows Socket 2 Update
                                                                        986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                                      3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                                      4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                                      [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                                      上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                                      ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                                      「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                                      • Windows 95 の場合
                                                                      • Windows 95/98/Me の場合
                                                                      • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                                      本番
                                                                      [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                                      1. に行きます。

                                                                      2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                                            09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                                           ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                                      3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                      5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                                      1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                                      2. ダウンロードした
                                                                        apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                                        をダブルクリックします。

                                                                      3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                                        Apache HTTP Server 2.0.47

                                                                        と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                                      4. License Agreement 画面では、
                                                                        I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                                      5. Read This First 画面では、
                                                                        Apache HTTP Server
                                                                        というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                                      6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                                        私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                                        Server Name (e.g.)
                                                                        127.0.0.1
                                                                        Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                                        Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                                        127.0.0.1

                                                                        一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                                      7. 入力欄の下に
                                                                        Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                                        とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                                        ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                                        ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                        の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                                      8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                                      9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                                        Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                                        C:\Program Files\Apache Group\
                                                                        このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                                        Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                                        しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                                        そのように変更しましょう。
                                                                      10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                                      11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                                          Folder Name:
                                                                          C:\Program Files\Apache Group\
                                                                        ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                                          Folder Name:
                                                                          C:\
                                                                      12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                                        C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                                      13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                                        何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                                      14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                                        作業が終わるまで待ちます。

                                                                      15. 画面が変わって、

                                                                        Installation Wizard Completed

                                                                        Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                                        Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                                        と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                                      16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                                      6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                                      作業ディレクトリの作成

                                                                      (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                                      ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                                      われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                                      ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                                      C:\apollo\
                                                                      次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                                      1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                                      2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                                      3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                                      ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                                      C:\apollo\public_html\
                                                                      プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                                      私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                                      次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                                      httpd.conf の修正

                                                                      Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                                      「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                                      [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                                      Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                                      実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                                      われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                                      プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                                      を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                                      確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                                      ● 212行目
                                                                      
                                                                      インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                                      確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                                      インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                      を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                                      
                                                                      ServerName 127.0.0.1:80
                                                                      
                                                                      もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                                      ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                                      
                                                                       228行目
                                                                      
                                                                      DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                      
                                                                      ↓変更
                                                                      
                                                                      #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                      DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                                      
                                                                      先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                                      ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                                      
                                                                      「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                      の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                                      
                                                                      なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                                      ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                                      できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                                      もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                                      musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                                      が完全に一致することです。
                                                                      
                                                                      ● 253行目
                                                                      
                                                                      
                                                                      
                                                                      ↓変更
                                                                      
                                                                      #
                                                                      
                                                                      
                                                                      「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                                      です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                                      までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                                      
                                                                      作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                                      ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                                      とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                                       または  だけで表示されます。
                                                                      
                                                                      ● 267行目
                                                                      
                                                                          Options Indexes FollowSymLinks
                                                                      
                                                                      ↓変更
                                                                      
                                                                          Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                                      
                                                                      ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                                      で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                                      
                                                                      MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                                      ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                                      
                                                                      ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                                      されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                                      の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                                      方法の一つです。
                                                                      
                                                                      ● 321行目
                                                                      
                                                                      DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                      
                                                                      ↓変更
                                                                      
                                                                      DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                      DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                                      
                                                                      これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                                      そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                                      に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                                      
                                                                      ● 511行目付近
                                                                      
                                                                      ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                                      キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                                      
                                                                      ↓挿入
                                                                      
                                                                      Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                                      
                                                                      
                                                                          Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                                          AddOutputFilter Includes html
                                                                          AllowOverride None
                                                                          Order allow,deny
                                                                          Allow from all
                                                                      
                                                                      
                                                                      上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                                      Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                                      すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                                      
                                                                      その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                                      簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                                      html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                                      
                                                                      ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                      
                                                                      ReadmeName README.html
                                                                      HeaderName HEADER.html
                                                                      
                                                                      ↓変更
                                                                      
                                                                      #ReadmeName README.html
                                                                      #HeaderName HEADER.html
                                                                      
                                                                      元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                                      HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                                      レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                                      ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                                      ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                                      しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                                      HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                                      アウトしておきましょう。
                                                                      
                                                                      これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                                      に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                                      README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                                      
                                                                      ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                      
                                                                      IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                      
                                                                      ↓変更
                                                                      
                                                                      #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                      
                                                                      元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                                      IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                                      に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                                      readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                                      のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                                      
                                                                      ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                      
                                                                      LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                      
                                                                      ↓変更
                                                                      
                                                                      LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                      
                                                                      言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                                      日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                                      
                                                                      ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                      
                                                                      AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                      
                                                                      ↓変更
                                                                      
                                                                      #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                      
                                                                      デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                                      このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                                      の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                                      
                                                                      ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                      
                                                                          #AddHandler cgi-script .cgi
                                                                      
                                                                      ↓変更
                                                                      
                                                                          AddHandler cgi-script .cgi
                                                                      
                                                                      コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                                      実行する」という意味です。
                                                                      
                                                                      ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                      
                                                                      #AddHandler send-as-is asis
                                                                      
                                                                      ↓変更
                                                                      
                                                                      AddHandler send-as-is asis
                                                                      
                                                                      コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                                      
                                                                      ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                      
                                                                      #AddHandler imap-file map
                                                                      
                                                                      ↓変更
                                                                      
                                                                      AddHandler imap-file map
                                                                      
                                                                      コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                                      
                                                                      ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                      
                                                                      #AddType text/html .shtml
                                                                      #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                      
                                                                      ↓変更
                                                                      
                                                                      AddType text/html .shtml
                                                                      AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                      AddType text/html .html
                                                                      AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                                      
                                                                      最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                                      同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                                      
                                                                      -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                                      
                                                                      変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                                      
                                                                      最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                                      

                                                                      7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                                      前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                                      ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                                      今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                                      現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                                      Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                                      Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                                      1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                                      2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                                      3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                                      4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                                      5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                                      6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                                        ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                                        httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                                        多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                                        Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                                        Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                        これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                                        別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                                        Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                        バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                                        起動

                                                                        1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                                        2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                                        終了

                                                                        1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                                        2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                                        3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                                        (ケーブルテレビの場合)
                                                                        J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                                        1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                                        2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                                        3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                                        4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                                        5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                                        6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                                        Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                                         

                                                                        8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                                        HTMLファイルを置く

                                                                        ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                                        [index.html]
                                                                        [Windows 95/98/Me では]
                                                                        Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                                        1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                                        2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                                        [全Windows OS共通]
                                                                        1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                                        2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                                        ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                                        UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                                        ~apollo

                                                                        CGIファイルを置く

                                                                        では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                                        [test.cgi]
                                                                        CGIスクリプトの先頭行
                                                                        #!/usr/local/bin/perl
                                                                        の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                                        test.cgi
                                                                        CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                                        [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                                        を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                                        SSIを使う

                                                                        では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                                        [test.shtml]
                                                                        ブラウザで
                                                                        test.shtml
                                                                        にアクセスしてみましょう。

                                                                        Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                                        Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                                        上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                                        拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                                        簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                                        上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                                        では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                                        [counter.cgi]
                                                                        counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                                        カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                                        続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                                        [counter.html]
                                                                        やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                                        counter.html
                                                                        ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                                        counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                                        ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
                                                                        • 博客访问: 162034
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                                                                        2014年(12)

                                                                        2008年(1)

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                                                                        文件: aspl2065.zip
                                                                        大小: 269KB
                                                                        下载: 下载


                                                                        旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                                        1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                                        Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                                        ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                                        Windows 95 の場合

                                                                        [DCOM for Windows 95]
                                                                        1. に行きます。
                                                                        2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                                           Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                                        3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                                        4. [はい] クリックしします。
                                                                        5. [Yes] クリックしします。
                                                                        6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                                        Windows 95/98/Me の場合

                                                                        [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                                        1. に行きます。
                                                                        2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                          File Name:    File Size
                                                                              1670 KB

                                                                        3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                        4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                        ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                          ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                        [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                                        * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                                        * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                                        1. に行きます。
                                                                        2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                          File Name:    File Size
                                                                              1781 KB

                                                                        3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                        4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                        5. パソコンを再起動します。
                                                                        ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                          ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                        * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                                        Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                                        Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                                        [本体]
                                                                        いよいよ本体です。

                                                                        1. に行きます。
                                                                        2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                                          「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                                          ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                                          Windows           11.5MB

                                                                          をダウンロードします。
                                                                          上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                                        3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                                        2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                                        1. ダウンロードした本体
                                                                          ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                                          をダブルクリックします。

                                                                        2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                                          Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                          と表示されたら Next をクリックします。

                                                                        3. End-User License Agreement 画面で
                                                                          I accept the terms in the License Agreement
                                                                          をチェックして、Next をクリックします。

                                                                        4. Custom Setup 画面で、
                                                                          枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                                          すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                                        5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                                          Location: C:\Perl\
                                                                          と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                                          Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                                          C:\usr\local\

                                                                          に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                                          パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                                          C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                                          #!/usr/local/bin/perl

                                                                          プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                                          C:\usr\ に変更してください。

                                                                        6. Next をクリします。

                                                                        7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                                          Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                                          の □ にチェックマークが付けます。

                                                                        8. Next をクリします。

                                                                        9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                                          Add Perl to the PATH environment variable

                                                                          Create Perl file extension association
                                                                          にチェックマークがついています。

                                                                          その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                                          されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                                          ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                                          ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                                          この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                                          (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                                          は選べません。

                                                                        10. Next をクリします。

                                                                        11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                                        12. ファイルのコピーが始まって
                                                                          Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                                          と表示されている間、待ってください。

                                                                        13. 画面が変わり、表示が
                                                                          Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                          変わったら、Finish をクリックします。

                                                                        14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                                        これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                                        ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                                        3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                                        ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                                        使ってみましょう。
                                                                        1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                                          (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                                        2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                                          (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                                          と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                                          c:\usr\local\eg
                                                                          ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                                        3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                                        4. Hello from ActivePerl!
                                                                          C:\usr\local\eg>


                                                                          と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                                        では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                                        1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                                          と入力して、Enterキーを押します。

                                                                        2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                                          (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                                        加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                                        ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                                        試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                                        bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                                        1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                                          と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                                          C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                                          と入力して、Enter キーを押します。

                                                                        2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                                          ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                                          bbs.cgi syntax OK

                                                                          C:\home\bbs>
                                                                        では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                                        自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                                        しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                                        4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                                        準備
                                                                        [Windows XP のみ]
                                                                        Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                                        [Windows 95 のみ]
                                                                        Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                                        (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                                        1. 次に行きます。
                                                                        2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                                          このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                                          Windows Socket 2 Update
                                                                          986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                                        3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                                        4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                                        [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                                        上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                                        ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                                        「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                                        • Windows 95 の場合
                                                                        • Windows 95/98/Me の場合
                                                                        • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                                        本番
                                                                        [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                                        1. に行きます。

                                                                        2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                                              09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                                             ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                                        3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                        5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                                        1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                                        2. ダウンロードした
                                                                          apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                                          をダブルクリックします。

                                                                        3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                                          Apache HTTP Server 2.0.47

                                                                          と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                                        4. License Agreement 画面では、
                                                                          I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                                        5. Read This First 画面では、
                                                                          Apache HTTP Server
                                                                          というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                                        6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                                          私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                                          Server Name (e.g.)
                                                                          127.0.0.1
                                                                          Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                                          Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                                          127.0.0.1

                                                                          一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                                        7. 入力欄の下に
                                                                          Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                                          とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                                          ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                                          ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                          の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                                        8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                                        9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                                          Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                                          C:\Program Files\Apache Group\
                                                                          このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                                          Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                                          しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                                          そのように変更しましょう。
                                                                        10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                                        11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                                            Folder Name:
                                                                            C:\Program Files\Apache Group\
                                                                          ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                                            Folder Name:
                                                                            C:\
                                                                        12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                                          C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                                        13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                                          何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                                        14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                                          作業が終わるまで待ちます。

                                                                        15. 画面が変わって、

                                                                          Installation Wizard Completed

                                                                          Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                                          Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                                          と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                                        16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                                        6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                                        作業ディレクトリの作成

                                                                        (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                                        ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                                        われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                                        ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                                        C:\apollo\
                                                                        次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                                        1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                                        2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                                        3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                                        ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                                        C:\apollo\public_html\
                                                                        プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                                        私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                                        次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                                        httpd.conf の修正

                                                                        Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                                        「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                                        [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                                        Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                                        実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                                        われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                                        プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                                        を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                                        確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                                        ● 212行目
                                                                        
                                                                        インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                                        確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                                        インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                        を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                                        
                                                                        ServerName 127.0.0.1:80
                                                                        
                                                                        もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                                        ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                                        
                                                                         228行目
                                                                        
                                                                        DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                        
                                                                        ↓変更
                                                                        
                                                                        #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                        DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                                        
                                                                        先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                                        ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                                        
                                                                        「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                        の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                                        
                                                                        なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                                        ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                                        できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                                        もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                                        musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                                        が完全に一致することです。
                                                                        
                                                                        ● 253行目
                                                                        
                                                                        
                                                                        
                                                                        ↓変更
                                                                        
                                                                        #
                                                                        
                                                                        
                                                                        「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                                        です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                                        までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                                        
                                                                        作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                                        ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                                        とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                                         または  だけで表示されます。
                                                                        
                                                                        ● 267行目
                                                                        
                                                                            Options Indexes FollowSymLinks
                                                                        
                                                                        ↓変更
                                                                        
                                                                            Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                                        
                                                                        ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                                        で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                                        
                                                                        MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                                        ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                                        
                                                                        ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                                        されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                                        の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                                        方法の一つです。
                                                                        
                                                                        ● 321行目
                                                                        
                                                                        DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                        
                                                                        ↓変更
                                                                        
                                                                        DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                        DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                                        
                                                                        これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                                        そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                                        に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                                        
                                                                        ● 511行目付近
                                                                        
                                                                        ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                                        キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                                        
                                                                        ↓挿入
                                                                        
                                                                        Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                                        
                                                                        
                                                                            Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                                            AddOutputFilter Includes html
                                                                            AllowOverride None
                                                                            Order allow,deny
                                                                            Allow from all
                                                                        
                                                                        
                                                                        上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                                        Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                                        すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                                        
                                                                        その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                                        簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                                        html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                                        
                                                                        ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                        
                                                                        ReadmeName README.html
                                                                        HeaderName HEADER.html
                                                                        
                                                                        ↓変更
                                                                        
                                                                        #ReadmeName README.html
                                                                        #HeaderName HEADER.html
                                                                        
                                                                        元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                                        HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                                        レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                                        ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                                        ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                                        しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                                        HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                                        アウトしておきましょう。
                                                                        
                                                                        これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                                        に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                                        README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                                        
                                                                        ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                        
                                                                        IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                        
                                                                        ↓変更
                                                                        
                                                                        #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                        
                                                                        元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                                        IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                                        に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                                        readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                                        のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                                        
                                                                        ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                        
                                                                        LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                        
                                                                        ↓変更
                                                                        
                                                                        LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                        
                                                                        言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                                        日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                                        
                                                                        ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                        
                                                                        AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                        
                                                                        ↓変更
                                                                        
                                                                        #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                        
                                                                        デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                                        このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                                        の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                                        
                                                                        ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                        
                                                                            #AddHandler cgi-script .cgi
                                                                        
                                                                        ↓変更
                                                                        
                                                                            AddHandler cgi-script .cgi
                                                                        
                                                                        コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                                        実行する」という意味です。
                                                                        
                                                                        ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                        
                                                                        #AddHandler send-as-is asis
                                                                        
                                                                        ↓変更
                                                                        
                                                                        AddHandler send-as-is asis
                                                                        
                                                                        コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                                        
                                                                        ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                        
                                                                        #AddHandler imap-file map
                                                                        
                                                                        ↓変更
                                                                        
                                                                        AddHandler imap-file map
                                                                        
                                                                        コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                                        
                                                                        ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                        
                                                                        #AddType text/html .shtml
                                                                        #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                        
                                                                        ↓変更
                                                                        
                                                                        AddType text/html .shtml
                                                                        AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                        AddType text/html .html
                                                                        AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                                        
                                                                        最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                                        同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                                        
                                                                        -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                                        
                                                                        変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                                        
                                                                        最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                                        

                                                                        7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                                        前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                                        ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                                        今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                                        現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                                        Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                                        Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                                        1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                                        2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                                        3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                                        4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                                        5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                                        6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                                          ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                                          httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                                          多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                                          Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                                          Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                          これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                                          別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                                          Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                          バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                                          起動

                                                                          1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                                          2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                                          終了

                                                                          1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                                          2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                                          3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                                          (ケーブルテレビの場合)
                                                                          J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                                          1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                                          2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                                          3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                                          4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                                          5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                                          6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                                          Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                                           

                                                                          8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                                          HTMLファイルを置く

                                                                          ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                                          [index.html]
                                                                          [Windows 95/98/Me では]
                                                                          Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                                          1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                                          2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                                          [全Windows OS共通]
                                                                          1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                                          2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                                          ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                                          UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                                          ~apollo

                                                                          CGIファイルを置く

                                                                          では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                                          [test.cgi]
                                                                          CGIスクリプトの先頭行
                                                                          #!/usr/local/bin/perl
                                                                          の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                                          test.cgi
                                                                          CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                                          [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                                          を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                                          SSIを使う

                                                                          では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                                          [test.shtml]
                                                                          ブラウザで
                                                                          test.shtml
                                                                          にアクセスしてみましょう。

                                                                          Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                                          上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                                          拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                                          簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                                          上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                                          では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                                          [counter.cgi]
                                                                          counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                                          カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                                          続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                                          [counter.html]
                                                                          やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                                          counter.html
                                                                          ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                                          counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                                          ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
                                                                          • 博客访问: 162045
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                                                                          • 博客积分: 1410
                                                                          • 博客等级: 上尉
                                                                          • 技术积分: 360
                                                                          • 用 户 组: 普通用户
                                                                          • 注册时间: 2006-06-06 16:25
                                                                          文章分类

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                                                                          2014年(12)

                                                                          2008年(1)

                                                                          2006年(29)

                                                                          我的朋友

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                                                                          2006-07-05 15:56:01

                                                                          文件: aspl2065.zip
                                                                          大小: 269KB
                                                                          下载: 下载


                                                                          旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                                          1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                                          Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                                          ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                                          Windows 95 の場合

                                                                          [DCOM for Windows 95]
                                                                          1. に行きます。
                                                                          2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                                             Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                                          3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                                          4. [はい] クリックしします。
                                                                          5. [Yes] クリックしします。
                                                                          6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                                          Windows 95/98/Me の場合

                                                                          [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                                          1. に行きます。
                                                                          2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                            File Name:    File Size
                                                                                1670 KB

                                                                          3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                          4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                          ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                            ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                          [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                                          * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                                          * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                                          1. に行きます。
                                                                          2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                            File Name:    File Size
                                                                                1781 KB

                                                                          3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                          4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                          5. パソコンを再起動します。
                                                                          ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                            ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                          * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                                          Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                                          Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                                          [本体]
                                                                          いよいよ本体です。

                                                                          1. に行きます。
                                                                          2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                                            「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                                            ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                                            Windows           11.5MB

                                                                            をダウンロードします。
                                                                            上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                                          3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                                          2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                                          1. ダウンロードした本体
                                                                            ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                                            をダブルクリックします。

                                                                          2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                                            Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                            と表示されたら Next をクリックします。

                                                                          3. End-User License Agreement 画面で
                                                                            I accept the terms in the License Agreement
                                                                            をチェックして、Next をクリックします。

                                                                          4. Custom Setup 画面で、
                                                                            枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                                            すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                                          5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                                            Location: C:\Perl\
                                                                            と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                                            Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                                            C:\usr\local\

                                                                            に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                                            パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                                            C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                                            #!/usr/local/bin/perl

                                                                            プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                                            C:\usr\ に変更してください。

                                                                          6. Next をクリします。

                                                                          7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                                            Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                                            の □ にチェックマークが付けます。

                                                                          8. Next をクリします。

                                                                          9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                                            Add Perl to the PATH environment variable

                                                                            Create Perl file extension association
                                                                            にチェックマークがついています。

                                                                            その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                                            されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                                            ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                                            ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                                            この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                                            (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                                            は選べません。

                                                                          10. Next をクリします。

                                                                          11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                                          12. ファイルのコピーが始まって
                                                                            Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                                            と表示されている間、待ってください。

                                                                          13. 画面が変わり、表示が
                                                                            Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                            変わったら、Finish をクリックします。

                                                                          14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                                          これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                                          ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                                          3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                                          ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                                          使ってみましょう。
                                                                          1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                                            (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                                          2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                                            (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                                            と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                                            c:\usr\local\eg
                                                                            ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                                          3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                                          4. Hello from ActivePerl!
                                                                            C:\usr\local\eg>


                                                                            と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                                          では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                                          1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                                            と入力して、Enterキーを押します。

                                                                          2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                                            (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                                          加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                                          ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                                          試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                                          bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                                          1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                                            と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                                            C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                                            と入力して、Enter キーを押します。

                                                                          2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                                            ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                                            bbs.cgi syntax OK

                                                                            C:\home\bbs>
                                                                          では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                                          自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                                          しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                                          4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                                          準備
                                                                          [Windows XP のみ]
                                                                          Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                                          [Windows 95 のみ]
                                                                          Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                                          (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                                          1. 次に行きます。
                                                                          2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                                            このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                                            Windows Socket 2 Update
                                                                            986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                                          3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                                          4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                                          [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                                          上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                                          ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                                          「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                                          • Windows 95 の場合
                                                                          • Windows 95/98/Me の場合
                                                                          • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                                          本番
                                                                          [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                                          1. に行きます。

                                                                          2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                                                09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                                               ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                                          3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                          5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                                          1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                                          2. ダウンロードした
                                                                            apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                                            をダブルクリックします。

                                                                          3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                                            Apache HTTP Server 2.0.47

                                                                            と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                                          4. License Agreement 画面では、
                                                                            I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                                          5. Read This First 画面では、
                                                                            Apache HTTP Server
                                                                            というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                                          6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                                            私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                                            Server Name (e.g.)
                                                                            127.0.0.1
                                                                            Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                                            Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                                            127.0.0.1

                                                                            一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                                          7. 入力欄の下に
                                                                            Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                                            とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                                            ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                                            ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                            の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                                          8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                                          9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                                            Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                                            C:\Program Files\Apache Group\
                                                                            このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                                            Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                                            しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                                            そのように変更しましょう。
                                                                          10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                                          11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                                              Folder Name:
                                                                              C:\Program Files\Apache Group\
                                                                            ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                                              Folder Name:
                                                                              C:\
                                                                          12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                                            C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                                          13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                                            何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                                          14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                                            作業が終わるまで待ちます。

                                                                          15. 画面が変わって、

                                                                            Installation Wizard Completed

                                                                            Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                                            Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                                            と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                                          16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                                          6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                                          作業ディレクトリの作成

                                                                          (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                                          ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                                          われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                                          ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                                          C:\apollo\
                                                                          次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                                          1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                                          2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                                          3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                                          ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                                          C:\apollo\public_html\
                                                                          プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                                          私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                                          次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                                          httpd.conf の修正

                                                                          Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                                          「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                                          [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                                          Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                                          実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                                          われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                                          プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                                          を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                                          確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                                          ● 212行目
                                                                          
                                                                          インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                                          確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                                          インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                          を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                                          
                                                                          ServerName 127.0.0.1:80
                                                                          
                                                                          もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                                          ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                                          
                                                                           228行目
                                                                          
                                                                          DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                          
                                                                          ↓変更
                                                                          
                                                                          #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                          DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                                          
                                                                          先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                                          ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                                          
                                                                          「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                          の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                                          
                                                                          なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                                          ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                                          できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                                          もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                                          musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                                          が完全に一致することです。
                                                                          
                                                                          ● 253行目
                                                                          
                                                                          
                                                                          
                                                                          ↓変更
                                                                          
                                                                          #
                                                                          
                                                                          
                                                                          「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                                          です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                                          までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                                          
                                                                          作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                                          ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                                          とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                                           または  だけで表示されます。
                                                                          
                                                                          ● 267行目
                                                                          
                                                                              Options Indexes FollowSymLinks
                                                                          
                                                                          ↓変更
                                                                          
                                                                              Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                                          
                                                                          ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                                          で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                                          
                                                                          MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                                          ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                                          
                                                                          ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                                          されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                                          の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                                          方法の一つです。
                                                                          
                                                                          ● 321行目
                                                                          
                                                                          DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                          
                                                                          ↓変更
                                                                          
                                                                          DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                          DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                                          
                                                                          これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                                          そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                                          に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                                          
                                                                          ● 511行目付近
                                                                          
                                                                          ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                                          キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                                          
                                                                          ↓挿入
                                                                          
                                                                          Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                                          
                                                                          
                                                                              Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                                              AddOutputFilter Includes html
                                                                              AllowOverride None
                                                                              Order allow,deny
                                                                              Allow from all
                                                                          
                                                                          
                                                                          上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                                          Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                                          すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                                          
                                                                          その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                                          簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                                          html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                                          
                                                                          ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                          
                                                                          ReadmeName README.html
                                                                          HeaderName HEADER.html
                                                                          
                                                                          ↓変更
                                                                          
                                                                          #ReadmeName README.html
                                                                          #HeaderName HEADER.html
                                                                          
                                                                          元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                                          HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                                          レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                                          ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                                          ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                                          しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                                          HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                                          アウトしておきましょう。
                                                                          
                                                                          これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                                          に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                                          README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                                          
                                                                          ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                          
                                                                          IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                          
                                                                          ↓変更
                                                                          
                                                                          #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                          
                                                                          元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                                          IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                                          に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                                          readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                                          のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                                          
                                                                          ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                          
                                                                          LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                          
                                                                          ↓変更
                                                                          
                                                                          LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                          
                                                                          言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                                          日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                                          
                                                                          ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                          
                                                                          AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                          
                                                                          ↓変更
                                                                          
                                                                          #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                          
                                                                          デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                                          このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                                          の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                                          
                                                                          ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                          
                                                                              #AddHandler cgi-script .cgi
                                                                          
                                                                          ↓変更
                                                                          
                                                                              AddHandler cgi-script .cgi
                                                                          
                                                                          コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                                          実行する」という意味です。
                                                                          
                                                                          ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                          
                                                                          #AddHandler send-as-is asis
                                                                          
                                                                          ↓変更
                                                                          
                                                                          AddHandler send-as-is asis
                                                                          
                                                                          コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                                          
                                                                          ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                          
                                                                          #AddHandler imap-file map
                                                                          
                                                                          ↓変更
                                                                          
                                                                          AddHandler imap-file map
                                                                          
                                                                          コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                                          
                                                                          ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                          
                                                                          #AddType text/html .shtml
                                                                          #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                          
                                                                          ↓変更
                                                                          
                                                                          AddType text/html .shtml
                                                                          AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                          AddType text/html .html
                                                                          AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                                          
                                                                          最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                                          同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                                          
                                                                          -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                                          
                                                                          変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                                          
                                                                          最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                                          

                                                                          7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                                          前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                                          ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                                          今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                                          現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                                          Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                                          Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                                          1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                                          2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                                          3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                                          4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                                          5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                                          6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                                            ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                                            httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                                            多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                                            Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                                            Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                            これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                                            別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                                            Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                            バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                                            起動

                                                                            1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                                            2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                                            終了

                                                                            1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                                            2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                                            3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                                            (ケーブルテレビの場合)
                                                                            J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                                            1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                                            2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                                            3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                                            4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                                            5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                                            6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                                            Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                                             

                                                                            8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                                            HTMLファイルを置く

                                                                            ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                                            [index.html]
                                                                            [Windows 95/98/Me では]
                                                                            Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                                            1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                                            2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                                            [全Windows OS共通]
                                                                            1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                                            2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                                            ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                                            UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                                            ~apollo

                                                                            CGIファイルを置く

                                                                            では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                                            [test.cgi]
                                                                            CGIスクリプトの先頭行
                                                                            #!/usr/local/bin/perl
                                                                            の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                                            test.cgi
                                                                            CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                                            [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                                            を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                                            SSIを使う

                                                                            では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                                            [test.shtml]
                                                                            ブラウザで
                                                                            test.shtml
                                                                            にアクセスしてみましょう。

                                                                            Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                                            Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                                            上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                                            拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                                            簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                                            上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                                            では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                                            [counter.cgi]
                                                                            counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                                            カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                                            続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                                            [counter.html]
                                                                            やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                                            counter.html
                                                                            ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                                            counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                                            ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
                                                                            • 博客访问: 162046
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                                                                            • 用 户 组: 普通用户
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                                                                            全部博文(43)

                                                                            文章存档

                                                                            2015年(1)

                                                                            2014年(12)

                                                                            2008年(1)

                                                                            2006年(29)

                                                                            我的朋友

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                                                                            文件: aspl2065.zip
                                                                            大小: 269KB
                                                                            下载: 下载


                                                                            旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                                            1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                                            Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                                            ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                                            Windows 95 の場合

                                                                            [DCOM for Windows 95]
                                                                            1. に行きます。
                                                                            2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                                               Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                                            3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                                            4. [はい] クリックしします。
                                                                            5. [Yes] クリックしします。
                                                                            6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                                            Windows 95/98/Me の場合

                                                                            [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                                            1. に行きます。
                                                                            2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                              File Name:    File Size
                                                                                  1670 KB

                                                                            3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                            4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                            ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                              ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                            [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                                            * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                                            * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                                            1. に行きます。
                                                                            2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                              File Name:    File Size
                                                                                  1781 KB

                                                                            3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                            4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                            5. パソコンを再起動します。
                                                                            ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                              ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                            * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                                            Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                                            Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                                            [本体]
                                                                            いよいよ本体です。

                                                                            1. に行きます。
                                                                            2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                                              「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                                              ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                                              Windows           11.5MB

                                                                              をダウンロードします。
                                                                              上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                                            3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                                            2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                                            1. ダウンロードした本体
                                                                              ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                                              をダブルクリックします。

                                                                            2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                                              Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                              と表示されたら Next をクリックします。

                                                                            3. End-User License Agreement 画面で
                                                                              I accept the terms in the License Agreement
                                                                              をチェックして、Next をクリックします。

                                                                            4. Custom Setup 画面で、
                                                                              枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                                              すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                                            5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                                              Location: C:\Perl\
                                                                              と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                                              Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                                              C:\usr\local\

                                                                              に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                                              パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                                              C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                                              #!/usr/local/bin/perl

                                                                              プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                                              C:\usr\ に変更してください。

                                                                            6. Next をクリします。

                                                                            7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                                              Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                                              の □ にチェックマークが付けます。

                                                                            8. Next をクリします。

                                                                            9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                                              Add Perl to the PATH environment variable

                                                                              Create Perl file extension association
                                                                              にチェックマークがついています。

                                                                              その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                                              されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                                              ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                                              ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                                              この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                                              (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                                              は選べません。

                                                                            10. Next をクリします。

                                                                            11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                                            12. ファイルのコピーが始まって
                                                                              Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                                              と表示されている間、待ってください。

                                                                            13. 画面が変わり、表示が
                                                                              Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                              変わったら、Finish をクリックします。

                                                                            14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                                            これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                                            ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                                            3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                                            ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                                            使ってみましょう。
                                                                            1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                                              (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                                            2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                                              (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                                              と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                                              c:\usr\local\eg
                                                                              ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                                            3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                                            4. Hello from ActivePerl!
                                                                              C:\usr\local\eg>


                                                                              と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                                            では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                                            1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                                              と入力して、Enterキーを押します。

                                                                            2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                                              (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                                            加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                                            ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                                            試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                                            bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                                            1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                                              と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                                              C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                                              と入力して、Enter キーを押します。

                                                                            2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                                              ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                                              bbs.cgi syntax OK

                                                                              C:\home\bbs>
                                                                            では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                                            自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                                            しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                                            4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                                            準備
                                                                            [Windows XP のみ]
                                                                            Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                                            [Windows 95 のみ]
                                                                            Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                                            (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                                            1. 次に行きます。
                                                                            2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                                              このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                                              Windows Socket 2 Update
                                                                              986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                                            3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                                            4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                                            [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                                            上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                                            ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                                            「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                                            • Windows 95 の場合
                                                                            • Windows 95/98/Me の場合
                                                                            • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                                            本番
                                                                            [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                                            1. に行きます。

                                                                            2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                                                  09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                                                 ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                                            3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                            5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                                            1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                                            2. ダウンロードした
                                                                              apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                                              をダブルクリックします。

                                                                            3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                                              Apache HTTP Server 2.0.47

                                                                              と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                                            4. License Agreement 画面では、
                                                                              I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                                            5. Read This First 画面では、
                                                                              Apache HTTP Server
                                                                              というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                                            6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                                              私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                                              Server Name (e.g.)
                                                                              127.0.0.1
                                                                              Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                                              Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                                              127.0.0.1

                                                                              一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                                            7. 入力欄の下に
                                                                              Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                                              とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                                              ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                                              ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                              の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                                            8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                                            9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                                              Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                                              C:\Program Files\Apache Group\
                                                                              このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                                              Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                                              しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                                              そのように変更しましょう。
                                                                            10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                                            11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                                                Folder Name:
                                                                                C:\Program Files\Apache Group\
                                                                              ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                                                Folder Name:
                                                                                C:\
                                                                            12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                                              C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                                            13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                                              何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                                            14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                                              作業が終わるまで待ちます。

                                                                            15. 画面が変わって、

                                                                              Installation Wizard Completed

                                                                              Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                                              Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                                              と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                                            16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                                            6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                                            作業ディレクトリの作成

                                                                            (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                                            ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                                            われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                                            ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                                            C:\apollo\
                                                                            次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                                            1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                                            2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                                            3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                                            ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                                            C:\apollo\public_html\
                                                                            プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                                            私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                                            次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                                            httpd.conf の修正

                                                                            Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                                            「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                                            [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                                            Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                                            実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                                            われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                                            プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                                            を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                                            確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                                            ● 212行目
                                                                            
                                                                            インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                                            確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                                            インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                            を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                                            
                                                                            ServerName 127.0.0.1:80
                                                                            
                                                                            もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                                            ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                                            
                                                                             228行目
                                                                            
                                                                            DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                            
                                                                            ↓変更
                                                                            
                                                                            #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                            DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                                            
                                                                            先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                                            ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                                            
                                                                            「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                            の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                                            
                                                                            なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                                            ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                                            できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                                            もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                                            musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                                            が完全に一致することです。
                                                                            
                                                                            ● 253行目
                                                                            
                                                                            
                                                                            
                                                                            ↓変更
                                                                            
                                                                            #
                                                                            
                                                                            
                                                                            「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                                            です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                                            までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                                            
                                                                            作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                                            ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                                            とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                                             または  だけで表示されます。
                                                                            
                                                                            ● 267行目
                                                                            
                                                                                Options Indexes FollowSymLinks
                                                                            
                                                                            ↓変更
                                                                            
                                                                                Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                                            
                                                                            ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                                            で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                                            
                                                                            MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                                            ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                                            
                                                                            ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                                            されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                                            の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                                            方法の一つです。
                                                                            
                                                                            ● 321行目
                                                                            
                                                                            DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                            
                                                                            ↓変更
                                                                            
                                                                            DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                            DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                                            
                                                                            これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                                            そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                                            に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                                            
                                                                            ● 511行目付近
                                                                            
                                                                            ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                                            キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                                            
                                                                            ↓挿入
                                                                            
                                                                            Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                                            
                                                                            
                                                                                Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                                                AddOutputFilter Includes html
                                                                                AllowOverride None
                                                                                Order allow,deny
                                                                                Allow from all
                                                                            
                                                                            
                                                                            上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                                            Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                                            すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                                            
                                                                            その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                                            簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                                            html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                                            
                                                                            ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                            
                                                                            ReadmeName README.html
                                                                            HeaderName HEADER.html
                                                                            
                                                                            ↓変更
                                                                            
                                                                            #ReadmeName README.html
                                                                            #HeaderName HEADER.html
                                                                            
                                                                            元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                                            HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                                            レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                                            ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                                            ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                                            しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                                            HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                                            アウトしておきましょう。
                                                                            
                                                                            これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                                            に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                                            README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                                            
                                                                            ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                            
                                                                            IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                            
                                                                            ↓変更
                                                                            
                                                                            #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                            
                                                                            元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                                            IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                                            に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                                            readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                                            のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                                            
                                                                            ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                            
                                                                            LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                            
                                                                            ↓変更
                                                                            
                                                                            LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                            
                                                                            言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                                            日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                                            
                                                                            ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                            
                                                                            AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                            
                                                                            ↓変更
                                                                            
                                                                            #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                            
                                                                            デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                                            このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                                            の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                                            
                                                                            ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                            
                                                                                #AddHandler cgi-script .cgi
                                                                            
                                                                            ↓変更
                                                                            
                                                                                AddHandler cgi-script .cgi
                                                                            
                                                                            コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                                            実行する」という意味です。
                                                                            
                                                                            ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                            
                                                                            #AddHandler send-as-is asis
                                                                            
                                                                            ↓変更
                                                                            
                                                                            AddHandler send-as-is asis
                                                                            
                                                                            コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                                            
                                                                            ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                            
                                                                            #AddHandler imap-file map
                                                                            
                                                                            ↓変更
                                                                            
                                                                            AddHandler imap-file map
                                                                            
                                                                            コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                                            
                                                                            ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                            
                                                                            #AddType text/html .shtml
                                                                            #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                            
                                                                            ↓変更
                                                                            
                                                                            AddType text/html .shtml
                                                                            AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                            AddType text/html .html
                                                                            AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                                            
                                                                            最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                                            同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                                            
                                                                            -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                                            
                                                                            変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                                            
                                                                            最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                                            

                                                                            7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                                            前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                                            ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                                            今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                                            現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                                            Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                                            Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                                            1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                                            2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                                            3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                                            4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                                            5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                                            6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                                              ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                                              httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                                              多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                                              Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                                              Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                              これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                                              別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                                              Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                              バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                                              起動

                                                                              1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                                              2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                                              終了

                                                                              1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                                              2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                                              3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                                              (ケーブルテレビの場合)
                                                                              J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                                              1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                                              2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                                              3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                                              4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                                              5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                                              6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                                              Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                                               

                                                                              8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                                              HTMLファイルを置く

                                                                              ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                                              [index.html]
                                                                              [Windows 95/98/Me では]
                                                                              Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                                              1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                                              2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                                              [全Windows OS共通]
                                                                              1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                                              2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                                              ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                                              UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                                              ~apollo

                                                                              CGIファイルを置く

                                                                              では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                                              [test.cgi]
                                                                              CGIスクリプトの先頭行
                                                                              #!/usr/local/bin/perl
                                                                              の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                                              test.cgi
                                                                              CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                                              [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                                              を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                                              SSIを使う

                                                                              では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                                              [test.shtml]
                                                                              ブラウザで
                                                                              test.shtml
                                                                              にアクセスしてみましょう。

                                                                              Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                                              Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                                              上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                                              拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                                              簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                                              上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                                              では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                                              [counter.cgi]
                                                                              counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                                              カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                                              続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                                              [counter.html]
                                                                              やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                                              counter.html
                                                                              ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                                              counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                                              ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
                                                                              • 博客访问: 162047
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                                                                              • 用 户 组: 普通用户
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                                                                              全部博文(43)

                                                                              文章存档

                                                                              2015年(1)

                                                                              2014年(12)

                                                                              2008年(1)

                                                                              2006年(29)

                                                                              我的朋友

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                                                                              文件: aspl2065.zip
                                                                              大小: 269KB
                                                                              下载: 下载


                                                                              旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                                              1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                                              Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                                              ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                                              Windows 95 の場合

                                                                              [DCOM for Windows 95]
                                                                              1. に行きます。
                                                                              2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                                                 Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                                              3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                                              4. [はい] クリックしします。
                                                                              5. [Yes] クリックしします。
                                                                              6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                                              Windows 95/98/Me の場合

                                                                              [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                                              1. に行きます。
                                                                              2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                File Name:    File Size
                                                                                    1670 KB

                                                                              3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                              4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                              ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                              [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                                              * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                                              * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                                              1. に行きます。
                                                                              2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                File Name:    File Size
                                                                                    1781 KB

                                                                              3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                              4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                              5. パソコンを再起動します。
                                                                              ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                              * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                                              Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                                              Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                                              [本体]
                                                                              いよいよ本体です。

                                                                              1. に行きます。
                                                                              2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                                                「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                                                ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                                                Windows           11.5MB

                                                                                をダウンロードします。
                                                                                上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                                              3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                                              2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                                              1. ダウンロードした本体
                                                                                ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                                                をダブルクリックします。

                                                                              2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                                                Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                と表示されたら Next をクリックします。

                                                                              3. End-User License Agreement 画面で
                                                                                I accept the terms in the License Agreement
                                                                                をチェックして、Next をクリックします。

                                                                              4. Custom Setup 画面で、
                                                                                枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                                                すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                                              5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                                                Location: C:\Perl\
                                                                                と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                                                Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                                                C:\usr\local\

                                                                                に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                                                パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                                                C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                                                #!/usr/local/bin/perl

                                                                                プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                                                C:\usr\ に変更してください。

                                                                              6. Next をクリします。

                                                                              7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                                                Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                                                の □ にチェックマークが付けます。

                                                                              8. Next をクリします。

                                                                              9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                                                Add Perl to the PATH environment variable

                                                                                Create Perl file extension association
                                                                                にチェックマークがついています。

                                                                                その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                                                されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                                                ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                                                ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                                                この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                                                (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                                                は選べません。

                                                                              10. Next をクリします。

                                                                              11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                                              12. ファイルのコピーが始まって
                                                                                Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                                                と表示されている間、待ってください。

                                                                              13. 画面が変わり、表示が
                                                                                Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                変わったら、Finish をクリックします。

                                                                              14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                                              これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                                              ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                                              3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                                              ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                                              使ってみましょう。
                                                                              1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                                                (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                                              2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                                                (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                                                と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                                                c:\usr\local\eg
                                                                                ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                                              3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                                              4. Hello from ActivePerl!
                                                                                C:\usr\local\eg>


                                                                                と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                                              では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                                              1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                                                と入力して、Enterキーを押します。

                                                                              2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                                                (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                                              加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                                              ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                                              試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                                              bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                                              1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                                                と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                                                C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                                                と入力して、Enter キーを押します。

                                                                              2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                                                ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                                                bbs.cgi syntax OK

                                                                                C:\home\bbs>
                                                                              では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                                              自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                                              しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                                              4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                                              準備
                                                                              [Windows XP のみ]
                                                                              Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                                              [Windows 95 のみ]
                                                                              Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                                              (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                                              1. 次に行きます。
                                                                              2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                                                このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                                                Windows Socket 2 Update
                                                                                986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                                              3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                                              4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                                              [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                                              上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                                              ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                                              「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                                              • Windows 95 の場合
                                                                              • Windows 95/98/Me の場合
                                                                              • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                                              本番
                                                                              [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                                              1. に行きます。

                                                                              2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                                                    09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                                                   ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                                              3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                              5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                                              1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                                              2. ダウンロードした
                                                                                apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                                                をダブルクリックします。

                                                                              3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                                                Apache HTTP Server 2.0.47

                                                                                と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                                              4. License Agreement 画面では、
                                                                                I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                                              5. Read This First 画面では、
                                                                                Apache HTTP Server
                                                                                というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                                              6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                                                私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                                                Server Name (e.g.)
                                                                                127.0.0.1
                                                                                Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                                                Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                                                127.0.0.1

                                                                                一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                                              7. 入力欄の下に
                                                                                Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                                                とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                                                ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                                                ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                                の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                                              8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                                              9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                                                Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                                                C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                                                Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                                                しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                                                そのように変更しましょう。
                                                                              10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                                              11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                                                  Folder Name:
                                                                                  C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                                                  Folder Name:
                                                                                  C:\
                                                                              12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                                                C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                                              13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                                                何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                                              14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                                                作業が終わるまで待ちます。

                                                                              15. 画面が変わって、

                                                                                Installation Wizard Completed

                                                                                Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                                                Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                                                と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                                              16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                                              6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                                              作業ディレクトリの作成

                                                                              (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                                              ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                                              われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                                              ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                                              C:\apollo\
                                                                              次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                                              1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                                              2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                                              3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                                              ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                                              C:\apollo\public_html\
                                                                              プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                                              私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                                              次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                                              httpd.conf の修正

                                                                              Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                                              「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                                              [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                                              Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                                              実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                                              われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                                              プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                                              を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                                              確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                                              ● 212行目
                                                                              
                                                                              インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                                              確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                                              インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                              を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                                              
                                                                              ServerName 127.0.0.1:80
                                                                              
                                                                              もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                                              ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                                              
                                                                               228行目
                                                                              
                                                                              DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                              
                                                                              ↓変更
                                                                              
                                                                              #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                              DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                                              
                                                                              先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                                              ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                                              
                                                                              「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                              の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                                              
                                                                              なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                                              ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                                              できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                                              もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                                              musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                                              が完全に一致することです。
                                                                              
                                                                              ● 253行目
                                                                              
                                                                              
                                                                              
                                                                              ↓変更
                                                                              
                                                                              #
                                                                              
                                                                              
                                                                              「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                                              です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                                              までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                                              
                                                                              作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                                              ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                                              とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                                               または  だけで表示されます。
                                                                              
                                                                              ● 267行目
                                                                              
                                                                                  Options Indexes FollowSymLinks
                                                                              
                                                                              ↓変更
                                                                              
                                                                                  Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                                              
                                                                              ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                                              で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                                              
                                                                              MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                                              ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                                              
                                                                              ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                                              されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                                              の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                                              方法の一つです。
                                                                              
                                                                              ● 321行目
                                                                              
                                                                              DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                              
                                                                              ↓変更
                                                                              
                                                                              DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                              DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                                              
                                                                              これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                                              そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                                              に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                                              
                                                                              ● 511行目付近
                                                                              
                                                                              ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                                              キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                                              
                                                                              ↓挿入
                                                                              
                                                                              Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                                              
                                                                              
                                                                                  Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                                                  AddOutputFilter Includes html
                                                                                  AllowOverride None
                                                                                  Order allow,deny
                                                                                  Allow from all
                                                                              
                                                                              
                                                                              上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                                              Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                                              すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                                              
                                                                              その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                                              簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                                              html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                                              
                                                                              ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                              
                                                                              ReadmeName README.html
                                                                              HeaderName HEADER.html
                                                                              
                                                                              ↓変更
                                                                              
                                                                              #ReadmeName README.html
                                                                              #HeaderName HEADER.html
                                                                              
                                                                              元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                                              HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                                              レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                                              ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                                              ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                                              しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                                              HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                                              アウトしておきましょう。
                                                                              
                                                                              これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                                              に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                                              README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                                              
                                                                              ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                              
                                                                              IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                              
                                                                              ↓変更
                                                                              
                                                                              #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                              
                                                                              元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                                              IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                                              に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                                              readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                                              のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                                              
                                                                              ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                              
                                                                              LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                              
                                                                              ↓変更
                                                                              
                                                                              LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                              
                                                                              言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                                              日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                                              
                                                                              ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                              
                                                                              AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                              
                                                                              ↓変更
                                                                              
                                                                              #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                              
                                                                              デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                                              このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                                              の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                                              
                                                                              ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                              
                                                                                  #AddHandler cgi-script .cgi
                                                                              
                                                                              ↓変更
                                                                              
                                                                                  AddHandler cgi-script .cgi
                                                                              
                                                                              コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                                              実行する」という意味です。
                                                                              
                                                                              ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                              
                                                                              #AddHandler send-as-is asis
                                                                              
                                                                              ↓変更
                                                                              
                                                                              AddHandler send-as-is asis
                                                                              
                                                                              コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                                              
                                                                              ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                              
                                                                              #AddHandler imap-file map
                                                                              
                                                                              ↓変更
                                                                              
                                                                              AddHandler imap-file map
                                                                              
                                                                              コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                                              
                                                                              ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                              
                                                                              #AddType text/html .shtml
                                                                              #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                              
                                                                              ↓変更
                                                                              
                                                                              AddType text/html .shtml
                                                                              AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                              AddType text/html .html
                                                                              AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                                              
                                                                              最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                                              同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                                              
                                                                              -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                                              
                                                                              変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                                              
                                                                              最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                                              

                                                                              7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                                              前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                                              ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                                              今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                                              現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                                              Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                                              Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                                              1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                                              2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                                              3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                                              4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                                              5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                                              6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                                                ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                                                httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                                                多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                                                Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                                                Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                                                別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                                                Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                                                起動

                                                                                1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                                                2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                                                終了

                                                                                1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                                                2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                                                3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                                                (ケーブルテレビの場合)
                                                                                J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                                                1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                                                2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                                                3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                                                4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                                                5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                                                6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                                                Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                                                 

                                                                                8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                                                HTMLファイルを置く

                                                                                ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                                                [index.html]
                                                                                [Windows 95/98/Me では]
                                                                                Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                                                1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                                                2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                                                [全Windows OS共通]
                                                                                1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                                                2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                                                ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                                                UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                                                ~apollo

                                                                                CGIファイルを置く

                                                                                では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                                                [test.cgi]
                                                                                CGIスクリプトの先頭行
                                                                                #!/usr/local/bin/perl
                                                                                の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                                                test.cgi
                                                                                CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                                                [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                                                を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                                                SSIを使う

                                                                                では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                                                [test.shtml]
                                                                                ブラウザで
                                                                                test.shtml
                                                                                にアクセスしてみましょう。

                                                                                Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                                                Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                                                上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                                                拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                                                簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                                                上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                                                では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                                                [counter.cgi]
                                                                                counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                                                カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                                                続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                                                [counter.html]
                                                                                やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                                                counter.html
                                                                                ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                                                counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                                                ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
                                                                                • 博客访问: 162048
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                                                                                • 博客积分: 1410
                                                                                • 博客等级: 上尉
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                                                                                • 用 户 组: 普通用户
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                                                                                2014年(12)

                                                                                2008年(1)

                                                                                2006年(29)

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                                                                                文件: aspl2065.zip
                                                                                大小: 269KB
                                                                                下载: 下载


                                                                                旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                                                1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                                                Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                                                ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                                                Windows 95 の場合

                                                                                [DCOM for Windows 95]
                                                                                1. に行きます。
                                                                                2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                                                   Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                                                3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                                                4. [はい] クリックしします。
                                                                                5. [Yes] クリックしします。
                                                                                6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                                                Windows 95/98/Me の場合

                                                                                [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                                                1. に行きます。
                                                                                2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                  File Name:    File Size
                                                                                      1670 KB

                                                                                3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                                ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                  ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                                [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                                                * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                                                * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                                                1. に行きます。
                                                                                2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                  File Name:    File Size
                                                                                      1781 KB

                                                                                3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                                5. パソコンを再起動します。
                                                                                ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                  ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                                * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                                                Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                                                Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                                                [本体]
                                                                                いよいよ本体です。

                                                                                1. に行きます。
                                                                                2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                                                  「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                                                  ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                                                  Windows           11.5MB

                                                                                  をダウンロードします。
                                                                                  上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                                                3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                                                2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                                                1. ダウンロードした本体
                                                                                  ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                                                  をダブルクリックします。

                                                                                2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                                                  Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                  と表示されたら Next をクリックします。

                                                                                3. End-User License Agreement 画面で
                                                                                  I accept the terms in the License Agreement
                                                                                  をチェックして、Next をクリックします。

                                                                                4. Custom Setup 画面で、
                                                                                  枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                                                  すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                                                5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                                                  Location: C:\Perl\
                                                                                  と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                                                  Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                                                  C:\usr\local\

                                                                                  に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                                                  パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                                                  C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                                                  #!/usr/local/bin/perl

                                                                                  プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                                                  C:\usr\ に変更してください。

                                                                                6. Next をクリします。

                                                                                7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                                                  Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                                                  の □ にチェックマークが付けます。

                                                                                8. Next をクリします。

                                                                                9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                                                  Add Perl to the PATH environment variable

                                                                                  Create Perl file extension association
                                                                                  にチェックマークがついています。

                                                                                  その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                                                  されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                                                  ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                                                  ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                                                  この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                                                  (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                                                  は選べません。

                                                                                10. Next をクリします。

                                                                                11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                                                12. ファイルのコピーが始まって
                                                                                  Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                                                  と表示されている間、待ってください。

                                                                                13. 画面が変わり、表示が
                                                                                  Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                  変わったら、Finish をクリックします。

                                                                                14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                                                これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                                                ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                                                3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                                                ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                                                使ってみましょう。
                                                                                1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                                                  (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                                                2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                                                  (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                                                  と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                                                  c:\usr\local\eg
                                                                                  ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                                                3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                                                4. Hello from ActivePerl!
                                                                                  C:\usr\local\eg>


                                                                                  と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                                                では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                                                1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                                                  と入力して、Enterキーを押します。

                                                                                2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                                                  (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                                                加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                                                ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                                                試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                                                bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                                                1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                                                  と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                                                  C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                                                  と入力して、Enter キーを押します。

                                                                                2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                                                  ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                                                  bbs.cgi syntax OK

                                                                                  C:\home\bbs>
                                                                                では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                                                自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                                                しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                                                4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                                                準備
                                                                                [Windows XP のみ]
                                                                                Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                                                [Windows 95 のみ]
                                                                                Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                                                (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                                                1. 次に行きます。
                                                                                2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                                                  このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                                                  Windows Socket 2 Update
                                                                                  986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                                                3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                                                4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                                                [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                                                上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                                                ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                                                「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                                                • Windows 95 の場合
                                                                                • Windows 95/98/Me の場合
                                                                                • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                                                本番
                                                                                [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                                                1. に行きます。

                                                                                2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                                                      09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                                                     ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                                                3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                                                1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                                                2. ダウンロードした
                                                                                  apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                                                  をダブルクリックします。

                                                                                3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                                                  Apache HTTP Server 2.0.47

                                                                                  と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                                                4. License Agreement 画面では、
                                                                                  I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                                                5. Read This First 画面では、
                                                                                  Apache HTTP Server
                                                                                  というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                                                6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                                                  私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                                                  Server Name (e.g.)
                                                                                  127.0.0.1
                                                                                  Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                                                  Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                                                  127.0.0.1

                                                                                  一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                                                7. 入力欄の下に
                                                                                  Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                                                  とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                                                  ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                                                  ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                                  の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                                                8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                                                9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                                                  Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                                                  C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                  このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                                                  Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                                                  しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                                                  そのように変更しましょう。
                                                                                10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                                                11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                                                    Folder Name:
                                                                                    C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                  ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                                                    Folder Name:
                                                                                    C:\
                                                                                12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                                                  C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                                                13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                                                  何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                                                14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                                                  作業が終わるまで待ちます。

                                                                                15. 画面が変わって、

                                                                                  Installation Wizard Completed

                                                                                  Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                                                  Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                                                  と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                                                16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                                                6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                                                作業ディレクトリの作成

                                                                                (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                                                ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                                                われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                                                ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                                                C:\apollo\
                                                                                次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                                                1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                                                2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                                                3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                                                ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                                                C:\apollo\public_html\
                                                                                プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                                                私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                                                次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                                                httpd.conf の修正

                                                                                Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                                                「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                                                [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                                                Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                                                実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                                                われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                                                プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                                                を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                                                確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                                                ● 212行目
                                                                                
                                                                                インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                                                確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                                                インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                                を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                                                
                                                                                ServerName 127.0.0.1:80
                                                                                
                                                                                もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                                                ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                                                
                                                                                 228行目
                                                                                
                                                                                DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                
                                                                                ↓変更
                                                                                
                                                                                #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                                                
                                                                                先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                                                ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                                                
                                                                                「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                                                
                                                                                なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                                                ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                                                できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                                                もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                                                musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                                                が完全に一致することです。
                                                                                
                                                                                ● 253行目
                                                                                
                                                                                
                                                                                
                                                                                ↓変更
                                                                                
                                                                                #
                                                                                
                                                                                
                                                                                「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                                                です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                                                までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                                                
                                                                                作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                                                ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                                                とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                                                 または  だけで表示されます。
                                                                                
                                                                                ● 267行目
                                                                                
                                                                                    Options Indexes FollowSymLinks
                                                                                
                                                                                ↓変更
                                                                                
                                                                                    Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                                                
                                                                                ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                                                で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                                                
                                                                                MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                                                ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                                                
                                                                                ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                                                されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                                                の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                                                方法の一つです。
                                                                                
                                                                                ● 321行目
                                                                                
                                                                                DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                                
                                                                                ↓変更
                                                                                
                                                                                DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                                DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                                                
                                                                                これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                                                そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                                                に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                                                
                                                                                ● 511行目付近
                                                                                
                                                                                ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                                                キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                                                
                                                                                ↓挿入
                                                                                
                                                                                Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                                                
                                                                                
                                                                                    Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                                                    AddOutputFilter Includes html
                                                                                    AllowOverride None
                                                                                    Order allow,deny
                                                                                    Allow from all
                                                                                
                                                                                
                                                                                上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                                                Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                                                すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                                                
                                                                                その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                                                簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                                                html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                                                
                                                                                ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                
                                                                                ReadmeName README.html
                                                                                HeaderName HEADER.html
                                                                                
                                                                                ↓変更
                                                                                
                                                                                #ReadmeName README.html
                                                                                #HeaderName HEADER.html
                                                                                
                                                                                元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                                                HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                                                レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                                                ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                                                ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                                                しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                                                HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                                                アウトしておきましょう。
                                                                                
                                                                                これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                                                に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                                                README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                                                
                                                                                ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                
                                                                                IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                                
                                                                                ↓変更
                                                                                
                                                                                #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                                
                                                                                元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                                                IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                                                に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                                                readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                                                のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                                                
                                                                                ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                
                                                                                LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                                
                                                                                ↓変更
                                                                                
                                                                                LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                                
                                                                                言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                                                日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                                                
                                                                                ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                
                                                                                AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                                
                                                                                ↓変更
                                                                                
                                                                                #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                                
                                                                                デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                                                このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                                                の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                                                
                                                                                ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                
                                                                                    #AddHandler cgi-script .cgi
                                                                                
                                                                                ↓変更
                                                                                
                                                                                    AddHandler cgi-script .cgi
                                                                                
                                                                                コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                                                実行する」という意味です。
                                                                                
                                                                                ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                
                                                                                #AddHandler send-as-is asis
                                                                                
                                                                                ↓変更
                                                                                
                                                                                AddHandler send-as-is asis
                                                                                
                                                                                コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                                                
                                                                                ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                
                                                                                #AddHandler imap-file map
                                                                                
                                                                                ↓変更
                                                                                
                                                                                AddHandler imap-file map
                                                                                
                                                                                コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                                                
                                                                                ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                
                                                                                #AddType text/html .shtml
                                                                                #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                                
                                                                                ↓変更
                                                                                
                                                                                AddType text/html .shtml
                                                                                AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                                AddType text/html .html
                                                                                AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                                                
                                                                                最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                                                同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                                                
                                                                                -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                                                
                                                                                変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                                                
                                                                                最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                                                

                                                                                7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                                                前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                                                ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                                                今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                                                現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                                                Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                                                Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                                                1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                                                2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                                                3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                                                4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                                                5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                                                6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                                                  ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                                                  httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                                                  多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                                                  Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                                                  Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                  これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                                                  別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                                                  Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                  バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                                                  起動

                                                                                  1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                                                  2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                                                  終了

                                                                                  1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                                                  2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                                                  3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                                                  (ケーブルテレビの場合)
                                                                                  J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                                                  1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                                                  2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                                                  3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                                                  4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                                                  5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                                                  6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                                                  Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                                                   

                                                                                  8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                                                  HTMLファイルを置く

                                                                                  ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                                                  [index.html]
                                                                                  [Windows 95/98/Me では]
                                                                                  Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                                                  1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                                                  2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                                                  [全Windows OS共通]
                                                                                  1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                                                  2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                                                  ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                                                  UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                                                  ~apollo

                                                                                  CGIファイルを置く

                                                                                  では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                                                  [test.cgi]
                                                                                  CGIスクリプトの先頭行
                                                                                  #!/usr/local/bin/perl
                                                                                  の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                                                  test.cgi
                                                                                  CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                                                  [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                                                  を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                                                  SSIを使う

                                                                                  では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                                                  [test.shtml]
                                                                                  ブラウザで
                                                                                  test.shtml
                                                                                  にアクセスしてみましょう。

                                                                                  Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                                                  Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                                                  上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                                                  拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                                                  簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                                                  上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                                                  では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                                                  [counter.cgi]
                                                                                  counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                                                  カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                                                  続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                                                  [counter.html]
                                                                                  やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                                                  counter.html
                                                                                  ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                                                  counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                                                  ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
                                                                                  • 博客访问: 162049
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                                                                                  2014年(12)

                                                                                  2008年(1)

                                                                                  2006年(29)

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                                                                                  文件: aspl2065.zip
                                                                                  大小: 269KB
                                                                                  下载: 下载


                                                                                  旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                                                  1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                                                  Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                                                  ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                                                  Windows 95 の場合

                                                                                  [DCOM for Windows 95]
                                                                                  1. に行きます。
                                                                                  2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                                                     Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                                                  3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                                                  4. [はい] クリックしします。
                                                                                  5. [Yes] クリックしします。
                                                                                  6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                                                  Windows 95/98/Me の場合

                                                                                  [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                                                  1. に行きます。
                                                                                  2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                    File Name:    File Size
                                                                                        1670 KB

                                                                                  3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                  4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                                  ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                    ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                                  [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                                                  * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                                                  * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                                                  1. に行きます。
                                                                                  2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                    File Name:    File Size
                                                                                        1781 KB

                                                                                  3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                  4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                                  5. パソコンを再起動します。
                                                                                  ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                    ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                                  * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                                                  Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                                                  Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                                                  [本体]
                                                                                  いよいよ本体です。

                                                                                  1. に行きます。
                                                                                  2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                                                    「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                                                    ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                                                    Windows           11.5MB

                                                                                    をダウンロードします。
                                                                                    上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                                                  3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                                                  2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                                                  1. ダウンロードした本体
                                                                                    ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                                                    をダブルクリックします。

                                                                                  2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                                                    Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                    と表示されたら Next をクリックします。

                                                                                  3. End-User License Agreement 画面で
                                                                                    I accept the terms in the License Agreement
                                                                                    をチェックして、Next をクリックします。

                                                                                  4. Custom Setup 画面で、
                                                                                    枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                                                    すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                                                  5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                                                    Location: C:\Perl\
                                                                                    と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                                                    Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                                                    C:\usr\local\

                                                                                    に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                                                    パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                                                    C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                                                    #!/usr/local/bin/perl

                                                                                    プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                                                    C:\usr\ に変更してください。

                                                                                  6. Next をクリします。

                                                                                  7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                                                    Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                                                    の □ にチェックマークが付けます。

                                                                                  8. Next をクリします。

                                                                                  9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                                                    Add Perl to the PATH environment variable

                                                                                    Create Perl file extension association
                                                                                    にチェックマークがついています。

                                                                                    その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                                                    されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                                                    ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                                                    ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                                                    この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                                                    (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                                                    は選べません。

                                                                                  10. Next をクリします。

                                                                                  11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                                                  12. ファイルのコピーが始まって
                                                                                    Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                                                    と表示されている間、待ってください。

                                                                                  13. 画面が変わり、表示が
                                                                                    Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                    変わったら、Finish をクリックします。

                                                                                  14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                                                  これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                                                  ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                                                  3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                                                  ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                                                  使ってみましょう。
                                                                                  1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                                                    (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                                                  2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                                                    (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                                                    と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                                                    c:\usr\local\eg
                                                                                    ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                                                  3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                                                  4. Hello from ActivePerl!
                                                                                    C:\usr\local\eg>


                                                                                    と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                                                  では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                                                  1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                                                    と入力して、Enterキーを押します。

                                                                                  2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                                                    (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                                                  加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                                                  ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                                                  試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                                                  bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                                                  1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                                                    と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                                                    C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                                                    と入力して、Enter キーを押します。

                                                                                  2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                                                    ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                                                    bbs.cgi syntax OK

                                                                                    C:\home\bbs>
                                                                                  では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                                                  自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                                                  しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                                                  4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                                                  準備
                                                                                  [Windows XP のみ]
                                                                                  Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                                                  [Windows 95 のみ]
                                                                                  Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                                                  (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                                                  1. 次に行きます。
                                                                                  2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                                                    このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                                                    Windows Socket 2 Update
                                                                                    986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                                                  3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                                                  4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                                                  [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                                                  上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                                                  ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                                                  「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                                                  • Windows 95 の場合
                                                                                  • Windows 95/98/Me の場合
                                                                                  • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                                                  本番
                                                                                  [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                                                  1. に行きます。

                                                                                  2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                                                        09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                                                       ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                                                  3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                  5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                                                  1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                                                  2. ダウンロードした
                                                                                    apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                                                    をダブルクリックします。

                                                                                  3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                                                    Apache HTTP Server 2.0.47

                                                                                    と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                                                  4. License Agreement 画面では、
                                                                                    I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                                                  5. Read This First 画面では、
                                                                                    Apache HTTP Server
                                                                                    というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                                                  6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                                                    私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                                                    Server Name (e.g.)
                                                                                    127.0.0.1
                                                                                    Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                                                    Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                                                    127.0.0.1

                                                                                    一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                                                  7. 入力欄の下に
                                                                                    Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                                                    とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                                                    ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                                                    ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                                    の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                                                  8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                                                  9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                                                    Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                                                    C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                    このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                                                    Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                                                    しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                                                    そのように変更しましょう。
                                                                                  10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                                                  11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                                                      Folder Name:
                                                                                      C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                    ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                                                      Folder Name:
                                                                                      C:\
                                                                                  12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                                                    C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                                                  13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                                                    何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                                                  14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                                                    作業が終わるまで待ちます。

                                                                                  15. 画面が変わって、

                                                                                    Installation Wizard Completed

                                                                                    Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                                                    Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                                                    と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                                                  16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                                                  6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                                                  作業ディレクトリの作成

                                                                                  (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                                                  ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                                                  われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                                                  ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                                                  C:\apollo\
                                                                                  次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                                                  1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                                                  2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                                                  3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                                                  ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                                                  C:\apollo\public_html\
                                                                                  プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                                                  私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                                                  次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                                                  httpd.conf の修正

                                                                                  Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                                                  「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                                                  [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                                                  Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                                                  実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                                                  われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                                                  プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                                                  を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                                                  確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                                                  ● 212行目
                                                                                  
                                                                                  インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                                                  確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                                                  インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                                  を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                                                  
                                                                                  ServerName 127.0.0.1:80
                                                                                  
                                                                                  もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                                                  ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                                                  
                                                                                   228行目
                                                                                  
                                                                                  DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                  
                                                                                  ↓変更
                                                                                  
                                                                                  #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                  DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                                                  
                                                                                  先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                                                  ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                                                  
                                                                                  「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                  の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                                                  
                                                                                  なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                                                  ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                                                  できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                                                  もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                                                  musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                                                  が完全に一致することです。
                                                                                  
                                                                                  ● 253行目
                                                                                  
                                                                                  
                                                                                  
                                                                                  ↓変更
                                                                                  
                                                                                  #
                                                                                  
                                                                                  
                                                                                  「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                                                  です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                                                  までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                                                  
                                                                                  作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                                                  ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                                                  とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                                                   または  だけで表示されます。
                                                                                  
                                                                                  ● 267行目
                                                                                  
                                                                                      Options Indexes FollowSymLinks
                                                                                  
                                                                                  ↓変更
                                                                                  
                                                                                      Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                                                  
                                                                                  ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                                                  で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                                                  
                                                                                  MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                                                  ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                                                  
                                                                                  ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                                                  されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                                                  の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                                                  方法の一つです。
                                                                                  
                                                                                  ● 321行目
                                                                                  
                                                                                  DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                                  
                                                                                  ↓変更
                                                                                  
                                                                                  DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                                  DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                                                  
                                                                                  これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                                                  そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                                                  に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                                                  
                                                                                  ● 511行目付近
                                                                                  
                                                                                  ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                                                  キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                                                  
                                                                                  ↓挿入
                                                                                  
                                                                                  Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                                                  
                                                                                  
                                                                                      Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                                                      AddOutputFilter Includes html
                                                                                      AllowOverride None
                                                                                      Order allow,deny
                                                                                      Allow from all
                                                                                  
                                                                                  
                                                                                  上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                                                  Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                                                  すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                                                  
                                                                                  その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                                                  簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                                                  html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                                                  
                                                                                  ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                  
                                                                                  ReadmeName README.html
                                                                                  HeaderName HEADER.html
                                                                                  
                                                                                  ↓変更
                                                                                  
                                                                                  #ReadmeName README.html
                                                                                  #HeaderName HEADER.html
                                                                                  
                                                                                  元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                                                  HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                                                  レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                                                  ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                                                  ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                                                  しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                                                  HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                                                  アウトしておきましょう。
                                                                                  
                                                                                  これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                                                  に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                                                  README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                                                  
                                                                                  ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                  
                                                                                  IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                                  
                                                                                  ↓変更
                                                                                  
                                                                                  #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                                  
                                                                                  元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                                                  IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                                                  に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                                                  readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                                                  のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                                                  
                                                                                  ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                  
                                                                                  LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                                  
                                                                                  ↓変更
                                                                                  
                                                                                  LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                                  
                                                                                  言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                                                  日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                                                  
                                                                                  ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                  
                                                                                  AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                                  
                                                                                  ↓変更
                                                                                  
                                                                                  #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                                  
                                                                                  デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                                                  このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                                                  の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                                                  
                                                                                  ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                  
                                                                                      #AddHandler cgi-script .cgi
                                                                                  
                                                                                  ↓変更
                                                                                  
                                                                                      AddHandler cgi-script .cgi
                                                                                  
                                                                                  コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                                                  実行する」という意味です。
                                                                                  
                                                                                  ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                  
                                                                                  #AddHandler send-as-is asis
                                                                                  
                                                                                  ↓変更
                                                                                  
                                                                                  AddHandler send-as-is asis
                                                                                  
                                                                                  コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                                                  
                                                                                  ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                  
                                                                                  #AddHandler imap-file map
                                                                                  
                                                                                  ↓変更
                                                                                  
                                                                                  AddHandler imap-file map
                                                                                  
                                                                                  コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                                                  
                                                                                  ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                  
                                                                                  #AddType text/html .shtml
                                                                                  #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                                  
                                                                                  ↓変更
                                                                                  
                                                                                  AddType text/html .shtml
                                                                                  AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                                  AddType text/html .html
                                                                                  AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                                                  
                                                                                  最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                                                  同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                                                  
                                                                                  -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                                                  
                                                                                  変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                                                  
                                                                                  最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                                                  

                                                                                  7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                                                  前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                                                  ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                                                  今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                                                  現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                                                  Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                                                  Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                                                  1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                                                  2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                                                  3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                                                  4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                                                  5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                                                  6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                                                    ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                                                    httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                                                    多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                                                    Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                                                    Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                    これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                                                    別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                                                    Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                    バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                                                    起動

                                                                                    1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                                                    2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                                                    終了

                                                                                    1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                                                    2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                                                    3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                                                    (ケーブルテレビの場合)
                                                                                    J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                                                    1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                                                    2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                                                    3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                                                    4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                                                    5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                                                    6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                                                    Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                                                     

                                                                                    8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                                                    HTMLファイルを置く

                                                                                    ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                                                    [index.html]
                                                                                    [Windows 95/98/Me では]
                                                                                    Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                                                    1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                                                    2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                                                    [全Windows OS共通]
                                                                                    1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                                                    2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                                                    ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                                                    UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                                                    ~apollo

                                                                                    CGIファイルを置く

                                                                                    では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                                                    [test.cgi]
                                                                                    CGIスクリプトの先頭行
                                                                                    #!/usr/local/bin/perl
                                                                                    の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                                                    test.cgi
                                                                                    CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                                                    [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                                                    を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                                                    SSIを使う

                                                                                    では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                                                    [test.shtml]
                                                                                    ブラウザで
                                                                                    test.shtml
                                                                                    にアクセスしてみましょう。

                                                                                    Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                                                    Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                                                    上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                                                    拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                                                    簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                                                    上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                                                    では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                                                    [counter.cgi]
                                                                                    counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                                                    カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                                                    続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                                                    [counter.html]
                                                                                    やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                                                    counter.html
                                                                                    ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                                                    counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                                                    ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
                                                                                    • 博客访问: 162050
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                                                                                    2014年(12)

                                                                                    2008年(1)

                                                                                    2006年(29)

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                                                                                    文件: aspl2065.zip
                                                                                    大小: 269KB
                                                                                    下载: 下载


                                                                                    旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                                                    1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                                                    Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                                                    ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                                                    Windows 95 の場合

                                                                                    [DCOM for Windows 95]
                                                                                    1. に行きます。
                                                                                    2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                                                       Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                                                    3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                                                    4. [はい] クリックしします。
                                                                                    5. [Yes] クリックしします。
                                                                                    6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                                                    Windows 95/98/Me の場合

                                                                                    [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                                                    1. に行きます。
                                                                                    2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                      File Name:    File Size
                                                                                          1670 KB

                                                                                    3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                    4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                                    ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                      ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                                    [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                                                    * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                                                    * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                                                    1. に行きます。
                                                                                    2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                      File Name:    File Size
                                                                                          1781 KB

                                                                                    3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                    4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                                    5. パソコンを再起動します。
                                                                                    ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                      ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                                    * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                                                    Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                                                    Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                                                    [本体]
                                                                                    いよいよ本体です。

                                                                                    1. に行きます。
                                                                                    2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                                                      「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                                                      ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                                                      Windows           11.5MB

                                                                                      をダウンロードします。
                                                                                      上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                                                    3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                                                    2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                                                    1. ダウンロードした本体
                                                                                      ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                                                      をダブルクリックします。

                                                                                    2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                                                      Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                      と表示されたら Next をクリックします。

                                                                                    3. End-User License Agreement 画面で
                                                                                      I accept the terms in the License Agreement
                                                                                      をチェックして、Next をクリックします。

                                                                                    4. Custom Setup 画面で、
                                                                                      枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                                                      すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                                                    5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                                                      Location: C:\Perl\
                                                                                      と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                                                      Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                                                      C:\usr\local\

                                                                                      に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                                                      パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                                                      C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                                                      #!/usr/local/bin/perl

                                                                                      プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                                                      C:\usr\ に変更してください。

                                                                                    6. Next をクリします。

                                                                                    7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                                                      Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                                                      の □ にチェックマークが付けます。

                                                                                    8. Next をクリします。

                                                                                    9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                                                      Add Perl to the PATH environment variable

                                                                                      Create Perl file extension association
                                                                                      にチェックマークがついています。

                                                                                      その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                                                      されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                                                      ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                                                      ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                                                      この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                                                      (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                                                      は選べません。

                                                                                    10. Next をクリします。

                                                                                    11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                                                    12. ファイルのコピーが始まって
                                                                                      Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                                                      と表示されている間、待ってください。

                                                                                    13. 画面が変わり、表示が
                                                                                      Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                      変わったら、Finish をクリックします。

                                                                                    14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                                                    これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                                                    ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                                                    3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                                                    ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                                                    使ってみましょう。
                                                                                    1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                                                      (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                                                    2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                                                      (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                                                      と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                                                      c:\usr\local\eg
                                                                                      ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                                                    3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                                                    4. Hello from ActivePerl!
                                                                                      C:\usr\local\eg>


                                                                                      と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                                                    では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                                                    1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                                                      と入力して、Enterキーを押します。

                                                                                    2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                                                      (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                                                    加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                                                    ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                                                    試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                                                    bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                                                    1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                                                      と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                                                      C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                                                      と入力して、Enter キーを押します。

                                                                                    2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                                                      ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                                                      bbs.cgi syntax OK

                                                                                      C:\home\bbs>
                                                                                    では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                                                    自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                                                    しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                                                    4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                                                    準備
                                                                                    [Windows XP のみ]
                                                                                    Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                                                    [Windows 95 のみ]
                                                                                    Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                                                    (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                                                    1. 次に行きます。
                                                                                    2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                                                      このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                                                      Windows Socket 2 Update
                                                                                      986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                                                    3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                                                    4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                                                    [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                                                    上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                                                    ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                                                    「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                                                    • Windows 95 の場合
                                                                                    • Windows 95/98/Me の場合
                                                                                    • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                                                    本番
                                                                                    [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                                                    1. に行きます。

                                                                                    2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                                                          09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                                                         ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                                                    3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                    5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                                                    1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                                                    2. ダウンロードした
                                                                                      apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                                                      をダブルクリックします。

                                                                                    3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                                                      Apache HTTP Server 2.0.47

                                                                                      と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                                                    4. License Agreement 画面では、
                                                                                      I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                                                    5. Read This First 画面では、
                                                                                      Apache HTTP Server
                                                                                      というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                                                    6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                                                      私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                                                      Server Name (e.g.)
                                                                                      127.0.0.1
                                                                                      Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                                                      Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                                                      127.0.0.1

                                                                                      一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                                                    7. 入力欄の下に
                                                                                      Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                                                      とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                                                      ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                                                      ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                                      の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                                                    8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                                                    9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                                                      Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                                                      C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                      このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                                                      Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                                                      しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                                                      そのように変更しましょう。
                                                                                    10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                                                    11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                                                        Folder Name:
                                                                                        C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                      ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                                                        Folder Name:
                                                                                        C:\
                                                                                    12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                                                      C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                                                    13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                                                      何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                                                    14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                                                      作業が終わるまで待ちます。

                                                                                    15. 画面が変わって、

                                                                                      Installation Wizard Completed

                                                                                      Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                                                      Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                                                      と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                                                    16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                                                    6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                                                    作業ディレクトリの作成

                                                                                    (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                                                    ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                                                    われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                                                    ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                                                    C:\apollo\
                                                                                    次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                                                    1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                                                    2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                                                    3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                                                    ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                                                    C:\apollo\public_html\
                                                                                    プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                                                    私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                                                    次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                                                    httpd.conf の修正

                                                                                    Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                                                    「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                                                    [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                                                    Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                                                    実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                                                    われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                                                    プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                                                    を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                                                    確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                                                    ● 212行目
                                                                                    
                                                                                    インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                                                    確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                                                    インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                                    を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                                                    
                                                                                    ServerName 127.0.0.1:80
                                                                                    
                                                                                    もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                                                    ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                                                    
                                                                                     228行目
                                                                                    
                                                                                    DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                    
                                                                                    ↓変更
                                                                                    
                                                                                    #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                    DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                                                    
                                                                                    先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                                                    ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                                                    
                                                                                    「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                    の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                                                    
                                                                                    なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                                                    ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                                                    できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                                                    もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                                                    musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                                                    が完全に一致することです。
                                                                                    
                                                                                    ● 253行目
                                                                                    
                                                                                    
                                                                                    
                                                                                    ↓変更
                                                                                    
                                                                                    #
                                                                                    
                                                                                    
                                                                                    「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                                                    です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                                                    までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                                                    
                                                                                    作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                                                    ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                                                    とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                                                     または  だけで表示されます。
                                                                                    
                                                                                    ● 267行目
                                                                                    
                                                                                        Options Indexes FollowSymLinks
                                                                                    
                                                                                    ↓変更
                                                                                    
                                                                                        Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                                                    
                                                                                    ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                                                    で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                                                    
                                                                                    MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                                                    ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                                                    
                                                                                    ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                                                    されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                                                    の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                                                    方法の一つです。
                                                                                    
                                                                                    ● 321行目
                                                                                    
                                                                                    DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                                    
                                                                                    ↓変更
                                                                                    
                                                                                    DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                                    DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                                                    
                                                                                    これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                                                    そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                                                    に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                                                    
                                                                                    ● 511行目付近
                                                                                    
                                                                                    ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                                                    キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                                                    
                                                                                    ↓挿入
                                                                                    
                                                                                    Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                                                    
                                                                                    
                                                                                        Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                                                        AddOutputFilter Includes html
                                                                                        AllowOverride None
                                                                                        Order allow,deny
                                                                                        Allow from all
                                                                                    
                                                                                    
                                                                                    上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                                                    Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                                                    すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                                                    
                                                                                    その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                                                    簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                                                    html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                                                    
                                                                                    ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                    
                                                                                    ReadmeName README.html
                                                                                    HeaderName HEADER.html
                                                                                    
                                                                                    ↓変更
                                                                                    
                                                                                    #ReadmeName README.html
                                                                                    #HeaderName HEADER.html
                                                                                    
                                                                                    元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                                                    HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                                                    レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                                                    ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                                                    ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                                                    しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                                                    HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                                                    アウトしておきましょう。
                                                                                    
                                                                                    これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                                                    に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                                                    README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                                                    
                                                                                    ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                    
                                                                                    IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                                    
                                                                                    ↓変更
                                                                                    
                                                                                    #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                                    
                                                                                    元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                                                    IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                                                    に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                                                    readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                                                    のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                                                    
                                                                                    ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                    
                                                                                    LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                                    
                                                                                    ↓変更
                                                                                    
                                                                                    LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                                    
                                                                                    言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                                                    日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                                                    
                                                                                    ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                    
                                                                                    AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                                    
                                                                                    ↓変更
                                                                                    
                                                                                    #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                                    
                                                                                    デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                                                    このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                                                    の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                                                    
                                                                                    ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                    
                                                                                        #AddHandler cgi-script .cgi
                                                                                    
                                                                                    ↓変更
                                                                                    
                                                                                        AddHandler cgi-script .cgi
                                                                                    
                                                                                    コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                                                    実行する」という意味です。
                                                                                    
                                                                                    ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                    
                                                                                    #AddHandler send-as-is asis
                                                                                    
                                                                                    ↓変更
                                                                                    
                                                                                    AddHandler send-as-is asis
                                                                                    
                                                                                    コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                                                    
                                                                                    ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                    
                                                                                    #AddHandler imap-file map
                                                                                    
                                                                                    ↓変更
                                                                                    
                                                                                    AddHandler imap-file map
                                                                                    
                                                                                    コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                                                    
                                                                                    ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                    
                                                                                    #AddType text/html .shtml
                                                                                    #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                                    
                                                                                    ↓変更
                                                                                    
                                                                                    AddType text/html .shtml
                                                                                    AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                                    AddType text/html .html
                                                                                    AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                                                    
                                                                                    最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                                                    同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                                                    
                                                                                    -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                                                    
                                                                                    変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                                                    
                                                                                    最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                                                    

                                                                                    7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                                                    前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                                                    ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                                                    今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                                                    現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                                                    Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                                                    Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                                                    1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                                                    2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                                                    3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                                                    4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                                                    5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                                                    6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                                                      ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                                                      httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                                                      多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                                                      Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                                                      Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                      これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                                                      別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                                                      Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                      バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                                                      起動

                                                                                      1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                                                      2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                                                      終了

                                                                                      1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                                                      2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                                                      3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                                                      (ケーブルテレビの場合)
                                                                                      J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                                                      1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                                                      2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                                                      3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                                                      4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                                                      5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                                                      6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                                                      Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                                                       

                                                                                      8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                                                      HTMLファイルを置く

                                                                                      ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                                                      [index.html]
                                                                                      [Windows 95/98/Me では]
                                                                                      Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                                                      1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                                                      2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                                                      [全Windows OS共通]
                                                                                      1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                                                      2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                                                      ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                                                      UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                                                      ~apollo

                                                                                      CGIファイルを置く

                                                                                      では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                                                      [test.cgi]
                                                                                      CGIスクリプトの先頭行
                                                                                      #!/usr/local/bin/perl
                                                                                      の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                                                      test.cgi
                                                                                      CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                                                      [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                                                      を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                                                      SSIを使う

                                                                                      では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                                                      [test.shtml]
                                                                                      ブラウザで
                                                                                      test.shtml
                                                                                      にアクセスしてみましょう。

                                                                                      Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                                                      Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                                                      上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                                                      拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                                                      簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                                                      上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                                                      では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                                                      [counter.cgi]
                                                                                      counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                                                      カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                                                      続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                                                      [counter.html]
                                                                                      やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                                                      counter.html
                                                                                      ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                                                      counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                                                      ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
                                                                                      • 博客访问: 162051
                                                                                      • 博文数量: 43
                                                                                      • 博客积分: 1410
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                                                                                      • 技术积分: 360
                                                                                      • 用 户 组: 普通用户
                                                                                      • 注册时间: 2006-06-06 16:25
                                                                                      文章分类

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                                                                                      2014年(12)

                                                                                      2008年(1)

                                                                                      2006年(29)

                                                                                      我的朋友

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                                                                                      文件: aspl2065.zip
                                                                                      大小: 269KB
                                                                                      下载: 下载


                                                                                      旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                                                      1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                                                      Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                                                      ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                                                      Windows 95 の場合

                                                                                      [DCOM for Windows 95]
                                                                                      1. に行きます。
                                                                                      2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                                                         Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                                                      3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                                                      4. [はい] クリックしします。
                                                                                      5. [Yes] クリックしします。
                                                                                      6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                                                      Windows 95/98/Me の場合

                                                                                      [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                                                      1. に行きます。
                                                                                      2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                        File Name:    File Size
                                                                                            1670 KB

                                                                                      3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                      4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                                      ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                        ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                                      [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                                                      * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                                                      * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                                                      1. に行きます。
                                                                                      2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                        File Name:    File Size
                                                                                            1781 KB

                                                                                      3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                      4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                                      5. パソコンを再起動します。
                                                                                      ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                        ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                                      * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                                                      Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                                                      Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                                                      [本体]
                                                                                      いよいよ本体です。

                                                                                      1. に行きます。
                                                                                      2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                                                        「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                                                        ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                                                        Windows           11.5MB

                                                                                        をダウンロードします。
                                                                                        上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                                                      3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                                                      2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                                                      1. ダウンロードした本体
                                                                                        ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                                                        をダブルクリックします。

                                                                                      2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                                                        Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                        と表示されたら Next をクリックします。

                                                                                      3. End-User License Agreement 画面で
                                                                                        I accept the terms in the License Agreement
                                                                                        をチェックして、Next をクリックします。

                                                                                      4. Custom Setup 画面で、
                                                                                        枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                                                        すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                                                      5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                                                        Location: C:\Perl\
                                                                                        と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                                                        Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                                                        C:\usr\local\

                                                                                        に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                                                        パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                                                        C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                                                        #!/usr/local/bin/perl

                                                                                        プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                                                        C:\usr\ に変更してください。

                                                                                      6. Next をクリします。

                                                                                      7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                                                        Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                                                        の □ にチェックマークが付けます。

                                                                                      8. Next をクリします。

                                                                                      9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                                                        Add Perl to the PATH environment variable

                                                                                        Create Perl file extension association
                                                                                        にチェックマークがついています。

                                                                                        その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                                                        されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                                                        ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                                                        ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                                                        この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                                                        (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                                                        は選べません。

                                                                                      10. Next をクリします。

                                                                                      11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                                                      12. ファイルのコピーが始まって
                                                                                        Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                                                        と表示されている間、待ってください。

                                                                                      13. 画面が変わり、表示が
                                                                                        Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                        変わったら、Finish をクリックします。

                                                                                      14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                                                      これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                                                      ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                                                      3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                                                      ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                                                      使ってみましょう。
                                                                                      1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                                                        (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                                                      2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                                                        (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                                                        と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                                                        c:\usr\local\eg
                                                                                        ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                                                      3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                                                      4. Hello from ActivePerl!
                                                                                        C:\usr\local\eg>


                                                                                        と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                                                      では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                                                      1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                                                        と入力して、Enterキーを押します。

                                                                                      2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                                                        (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                                                      加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                                                      ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                                                      試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                                                      bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                                                      1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                                                        と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                                                        C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                                                        と入力して、Enter キーを押します。

                                                                                      2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                                                        ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                                                        bbs.cgi syntax OK

                                                                                        C:\home\bbs>
                                                                                      では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                                                      自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                                                      しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                                                      4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                                                      準備
                                                                                      [Windows XP のみ]
                                                                                      Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                                                      [Windows 95 のみ]
                                                                                      Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                                                      (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                                                      1. 次に行きます。
                                                                                      2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                                                        このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                                                        Windows Socket 2 Update
                                                                                        986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                                                      3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                                                      4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                                                      [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                                                      上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                                                      ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                                                      「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                                                      • Windows 95 の場合
                                                                                      • Windows 95/98/Me の場合
                                                                                      • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                                                      本番
                                                                                      [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                                                      1. に行きます。

                                                                                      2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                                                            09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                                                           ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                                                      3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                      5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                                                      1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                                                      2. ダウンロードした
                                                                                        apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                                                        をダブルクリックします。

                                                                                      3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                                                        Apache HTTP Server 2.0.47

                                                                                        と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                                                      4. License Agreement 画面では、
                                                                                        I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                                                      5. Read This First 画面では、
                                                                                        Apache HTTP Server
                                                                                        というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                                                      6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                                                        私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                                                        Server Name (e.g.)
                                                                                        127.0.0.1
                                                                                        Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                                                        Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                                                        127.0.0.1

                                                                                        一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                                                      7. 入力欄の下に
                                                                                        Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                                                        とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                                                        ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                                                        ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                                        の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                                                      8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                                                      9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                                                        Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                                                        C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                        このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                                                        Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                                                        しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                                                        そのように変更しましょう。
                                                                                      10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                                                      11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                                                          Folder Name:
                                                                                          C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                        ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                                                          Folder Name:
                                                                                          C:\
                                                                                      12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                                                        C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                                                      13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                                                        何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                                                      14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                                                        作業が終わるまで待ちます。

                                                                                      15. 画面が変わって、

                                                                                        Installation Wizard Completed

                                                                                        Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                                                        Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                                                        と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                                                      16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                                                      6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                                                      作業ディレクトリの作成

                                                                                      (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                                                      ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                                                      われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                                                      ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                                                      C:\apollo\
                                                                                      次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                                                      1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                                                      2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                                                      3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                                                      ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                                                      C:\apollo\public_html\
                                                                                      プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                                                      私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                                                      次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                                                      httpd.conf の修正

                                                                                      Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                                                      「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                                                      [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                                                      Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                                                      実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                                                      われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                                                      プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                                                      を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                                                      確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                                                      ● 212行目
                                                                                      
                                                                                      インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                                                      確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                                                      インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                                      を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                                                      
                                                                                      ServerName 127.0.0.1:80
                                                                                      
                                                                                      もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                                                      ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                                                      
                                                                                       228行目
                                                                                      
                                                                                      DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                      
                                                                                      ↓変更
                                                                                      
                                                                                      #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                      DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                                                      
                                                                                      先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                                                      ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                                                      
                                                                                      「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                      の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                                                      
                                                                                      なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                                                      ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                                                      できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                                                      もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                                                      musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                                                      が完全に一致することです。
                                                                                      
                                                                                      ● 253行目
                                                                                      
                                                                                      
                                                                                      
                                                                                      ↓変更
                                                                                      
                                                                                      #
                                                                                      
                                                                                      
                                                                                      「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                                                      です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                                                      までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                                                      
                                                                                      作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                                                      ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                                                      とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                                                       または  だけで表示されます。
                                                                                      
                                                                                      ● 267行目
                                                                                      
                                                                                          Options Indexes FollowSymLinks
                                                                                      
                                                                                      ↓変更
                                                                                      
                                                                                          Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                                                      
                                                                                      ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                                                      で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                                                      
                                                                                      MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                                                      ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                                                      
                                                                                      ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                                                      されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                                                      の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                                                      方法の一つです。
                                                                                      
                                                                                      ● 321行目
                                                                                      
                                                                                      DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                                      
                                                                                      ↓変更
                                                                                      
                                                                                      DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                                      DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                                                      
                                                                                      これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                                                      そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                                                      に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                                                      
                                                                                      ● 511行目付近
                                                                                      
                                                                                      ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                                                      キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                                                      
                                                                                      ↓挿入
                                                                                      
                                                                                      Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                                                      
                                                                                      
                                                                                          Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                                                          AddOutputFilter Includes html
                                                                                          AllowOverride None
                                                                                          Order allow,deny
                                                                                          Allow from all
                                                                                      
                                                                                      
                                                                                      上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                                                      Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                                                      すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                                                      
                                                                                      その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                                                      簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                                                      html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                                                      
                                                                                      ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                      
                                                                                      ReadmeName README.html
                                                                                      HeaderName HEADER.html
                                                                                      
                                                                                      ↓変更
                                                                                      
                                                                                      #ReadmeName README.html
                                                                                      #HeaderName HEADER.html
                                                                                      
                                                                                      元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                                                      HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                                                      レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                                                      ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                                                      ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                                                      しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                                                      HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                                                      アウトしておきましょう。
                                                                                      
                                                                                      これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                                                      に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                                                      README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                                                      
                                                                                      ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                      
                                                                                      IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                                      
                                                                                      ↓変更
                                                                                      
                                                                                      #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                                      
                                                                                      元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                                                      IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                                                      に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                                                      readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                                                      のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                                                      
                                                                                      ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                      
                                                                                      LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                                      
                                                                                      ↓変更
                                                                                      
                                                                                      LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                                      
                                                                                      言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                                                      日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                                                      
                                                                                      ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                      
                                                                                      AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                                      
                                                                                      ↓変更
                                                                                      
                                                                                      #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                                      
                                                                                      デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                                                      このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                                                      の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                                                      
                                                                                      ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                      
                                                                                          #AddHandler cgi-script .cgi
                                                                                      
                                                                                      ↓変更
                                                                                      
                                                                                          AddHandler cgi-script .cgi
                                                                                      
                                                                                      コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                                                      実行する」という意味です。
                                                                                      
                                                                                      ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                      
                                                                                      #AddHandler send-as-is asis
                                                                                      
                                                                                      ↓変更
                                                                                      
                                                                                      AddHandler send-as-is asis
                                                                                      
                                                                                      コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                                                      
                                                                                      ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                      
                                                                                      #AddHandler imap-file map
                                                                                      
                                                                                      ↓変更
                                                                                      
                                                                                      AddHandler imap-file map
                                                                                      
                                                                                      コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                                                      
                                                                                      ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                      
                                                                                      #AddType text/html .shtml
                                                                                      #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                                      
                                                                                      ↓変更
                                                                                      
                                                                                      AddType text/html .shtml
                                                                                      AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                                      AddType text/html .html
                                                                                      AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                                                      
                                                                                      最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                                                      同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                                                      
                                                                                      -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                                                      
                                                                                      変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                                                      
                                                                                      最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                                                      

                                                                                      7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                                                      前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                                                      ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                                                      今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                                                      現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                                                      Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                                                      Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                                                      1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                                                      2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                                                      3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                                                      4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                                                      5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                                                      6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                                                        ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                                                        httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                                                        多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                                                        Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                                                        Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                        これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                                                        別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                                                        Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                        バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                                                        起動

                                                                                        1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                                                        2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                                                        終了

                                                                                        1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                                                        2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                                                        3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                                                        (ケーブルテレビの場合)
                                                                                        J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                                                        1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                                                        2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                                                        3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                                                        4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                                                        5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                                                        6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                                                        Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                                                         

                                                                                        8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                                                        HTMLファイルを置く

                                                                                        ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                                                        [index.html]
                                                                                        [Windows 95/98/Me では]
                                                                                        Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                                                        1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                                                        2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                                                        [全Windows OS共通]
                                                                                        1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                                                        2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                                                        ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                                                        UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                                                        ~apollo

                                                                                        CGIファイルを置く

                                                                                        では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                                                        [test.cgi]
                                                                                        CGIスクリプトの先頭行
                                                                                        #!/usr/local/bin/perl
                                                                                        の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                                                        test.cgi
                                                                                        CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                                                        [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                                                        を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                                                        SSIを使う

                                                                                        では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                                                        [test.shtml]
                                                                                        ブラウザで
                                                                                        test.shtml
                                                                                        にアクセスしてみましょう。

                                                                                        Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                                                        Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                                                        上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                                                        拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                                                        簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                                                        上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                                                        では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                                                        [counter.cgi]
                                                                                        counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                                                        カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                                                        続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                                                        [counter.html]
                                                                                        やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                                                        counter.html
                                                                                        ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                                                        counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                                                        ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
                                                                                        • 博客访问: 162052
                                                                                        • 博文数量: 43
                                                                                        • 博客积分: 1410
                                                                                        • 博客等级: 上尉
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                                                                                        • 用 户 组: 普通用户
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                                                                                        文章分类

                                                                                        全部博文(43)

                                                                                        文章存档

                                                                                        2015年(1)

                                                                                        2014年(12)

                                                                                        2008年(1)

                                                                                        2006年(29)

                                                                                        我的朋友

                                                                                        分类:

                                                                                        2006-07-05 15:56:01

                                                                                        文件: aspl2065.zip
                                                                                        大小: 269KB
                                                                                        下载: 下载


                                                                                        旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                                                        1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                                                        Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                                                        ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                                                        Windows 95 の場合

                                                                                        [DCOM for Windows 95]
                                                                                        1. に行きます。
                                                                                        2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                                                           Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                                                        3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                                                        4. [はい] クリックしします。
                                                                                        5. [Yes] クリックしします。
                                                                                        6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                                                        Windows 95/98/Me の場合

                                                                                        [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                                                        1. に行きます。
                                                                                        2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                          File Name:    File Size
                                                                                              1670 KB

                                                                                        3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                        4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                                        ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                          ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                                        [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                                                        * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                                                        * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                                                        1. に行きます。
                                                                                        2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                          File Name:    File Size
                                                                                              1781 KB

                                                                                        3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                        4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                                        5. パソコンを再起動します。
                                                                                        ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                          ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                                        * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                                                        Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                                                        Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                                                        [本体]
                                                                                        いよいよ本体です。

                                                                                        1. に行きます。
                                                                                        2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                                                          「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                                                          ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                                                          Windows           11.5MB

                                                                                          をダウンロードします。
                                                                                          上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                                                        3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                                                        2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                                                        1. ダウンロードした本体
                                                                                          ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                                                          をダブルクリックします。

                                                                                        2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                                                          Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                          と表示されたら Next をクリックします。

                                                                                        3. End-User License Agreement 画面で
                                                                                          I accept the terms in the License Agreement
                                                                                          をチェックして、Next をクリックします。

                                                                                        4. Custom Setup 画面で、
                                                                                          枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                                                          すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                                                        5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                                                          Location: C:\Perl\
                                                                                          と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                                                          Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                                                          C:\usr\local\

                                                                                          に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                                                          パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                                                          C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                                                          #!/usr/local/bin/perl

                                                                                          プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                                                          C:\usr\ に変更してください。

                                                                                        6. Next をクリします。

                                                                                        7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                                                          Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                                                          の □ にチェックマークが付けます。

                                                                                        8. Next をクリします。

                                                                                        9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                                                          Add Perl to the PATH environment variable

                                                                                          Create Perl file extension association
                                                                                          にチェックマークがついています。

                                                                                          その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                                                          されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                                                          ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                                                          ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                                                          この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                                                          (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                                                          は選べません。

                                                                                        10. Next をクリします。

                                                                                        11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                                                        12. ファイルのコピーが始まって
                                                                                          Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                                                          と表示されている間、待ってください。

                                                                                        13. 画面が変わり、表示が
                                                                                          Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                          変わったら、Finish をクリックします。

                                                                                        14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                                                        これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                                                        ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                                                        3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                                                        ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                                                        使ってみましょう。
                                                                                        1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                                                          (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                                                        2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                                                          (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                                                          と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                                                          c:\usr\local\eg
                                                                                          ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                                                        3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                                                        4. Hello from ActivePerl!
                                                                                          C:\usr\local\eg>


                                                                                          と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                                                        では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                                                        1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                                                          と入力して、Enterキーを押します。

                                                                                        2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                                                          (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                                                        加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                                                        ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                                                        試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                                                        bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                                                        1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                                                          と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                                                          C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                                                          と入力して、Enter キーを押します。

                                                                                        2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                                                          ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                                                          bbs.cgi syntax OK

                                                                                          C:\home\bbs>
                                                                                        では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                                                        自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                                                        しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                                                        4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                                                        準備
                                                                                        [Windows XP のみ]
                                                                                        Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                                                        [Windows 95 のみ]
                                                                                        Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                                                        (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                                                        1. 次に行きます。
                                                                                        2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                                                          このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                                                          Windows Socket 2 Update
                                                                                          986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                                                        3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                                                        4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                                                        [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                                                        上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                                                        ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                                                        「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                                                        • Windows 95 の場合
                                                                                        • Windows 95/98/Me の場合
                                                                                        • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                                                        本番
                                                                                        [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                                                        1. に行きます。

                                                                                        2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                                                              09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                                                             ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                                                        3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                        5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                                                        1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                                                        2. ダウンロードした
                                                                                          apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                                                          をダブルクリックします。

                                                                                        3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                                                          Apache HTTP Server 2.0.47

                                                                                          と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                                                        4. License Agreement 画面では、
                                                                                          I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                                                        5. Read This First 画面では、
                                                                                          Apache HTTP Server
                                                                                          というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                                                        6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                                                          私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                                                          Server Name (e.g.)
                                                                                          127.0.0.1
                                                                                          Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                                                          Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                                                          127.0.0.1

                                                                                          一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                                                        7. 入力欄の下に
                                                                                          Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                                                          とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                                                          ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                                                          ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                                          の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                                                        8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                                                        9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                                                          Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                                                          C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                          このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                                                          Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                                                          しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                                                          そのように変更しましょう。
                                                                                        10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                                                        11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                                                            Folder Name:
                                                                                            C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                          ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                                                            Folder Name:
                                                                                            C:\
                                                                                        12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                                                          C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                                                        13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                                                          何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                                                        14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                                                          作業が終わるまで待ちます。

                                                                                        15. 画面が変わって、

                                                                                          Installation Wizard Completed

                                                                                          Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                                                          Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                                                          と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                                                        16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                                                        6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                                                        作業ディレクトリの作成

                                                                                        (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                                                        ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                                                        われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                                                        ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                                                        C:\apollo\
                                                                                        次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                                                        1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                                                        2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                                                        3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                                                        ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                                                        C:\apollo\public_html\
                                                                                        プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                                                        私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                                                        次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                                                        httpd.conf の修正

                                                                                        Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                                                        「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                                                        [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                                                        Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                                                        実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                                                        われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                                                        プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                                                        を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                                                        確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                                                        ● 212行目
                                                                                        
                                                                                        インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                                                        確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                                                        インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                                        を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                                                        
                                                                                        ServerName 127.0.0.1:80
                                                                                        
                                                                                        もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                                                        ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                                                        
                                                                                         228行目
                                                                                        
                                                                                        DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                        
                                                                                        ↓変更
                                                                                        
                                                                                        #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                        DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                                                        
                                                                                        先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                                                        ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                                                        
                                                                                        「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                        の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                                                        
                                                                                        なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                                                        ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                                                        できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                                                        もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                                                        musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                                                        が完全に一致することです。
                                                                                        
                                                                                        ● 253行目
                                                                                        
                                                                                        
                                                                                        
                                                                                        ↓変更
                                                                                        
                                                                                        #
                                                                                        
                                                                                        
                                                                                        「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                                                        です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                                                        までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                                                        
                                                                                        作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                                                        ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                                                        とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                                                         または  だけで表示されます。
                                                                                        
                                                                                        ● 267行目
                                                                                        
                                                                                            Options Indexes FollowSymLinks
                                                                                        
                                                                                        ↓変更
                                                                                        
                                                                                            Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                                                        
                                                                                        ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                                                        で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                                                        
                                                                                        MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                                                        ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                                                        
                                                                                        ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                                                        されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                                                        の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                                                        方法の一つです。
                                                                                        
                                                                                        ● 321行目
                                                                                        
                                                                                        DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                                        
                                                                                        ↓変更
                                                                                        
                                                                                        DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                                        DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                                                        
                                                                                        これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                                                        そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                                                        に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                                                        
                                                                                        ● 511行目付近
                                                                                        
                                                                                        ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                                                        キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                                                        
                                                                                        ↓挿入
                                                                                        
                                                                                        Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                                                        
                                                                                        
                                                                                            Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                                                            AddOutputFilter Includes html
                                                                                            AllowOverride None
                                                                                            Order allow,deny
                                                                                            Allow from all
                                                                                        
                                                                                        
                                                                                        上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                                                        Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                                                        すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                                                        
                                                                                        その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                                                        簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                                                        html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                                                        
                                                                                        ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                        
                                                                                        ReadmeName README.html
                                                                                        HeaderName HEADER.html
                                                                                        
                                                                                        ↓変更
                                                                                        
                                                                                        #ReadmeName README.html
                                                                                        #HeaderName HEADER.html
                                                                                        
                                                                                        元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                                                        HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                                                        レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                                                        ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                                                        ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                                                        しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                                                        HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                                                        アウトしておきましょう。
                                                                                        
                                                                                        これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                                                        に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                                                        README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                                                        
                                                                                        ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                        
                                                                                        IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                                        
                                                                                        ↓変更
                                                                                        
                                                                                        #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                                        
                                                                                        元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                                                        IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                                                        に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                                                        readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                                                        のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                                                        
                                                                                        ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                        
                                                                                        LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                                        
                                                                                        ↓変更
                                                                                        
                                                                                        LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                                        
                                                                                        言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                                                        日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                                                        
                                                                                        ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                        
                                                                                        AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                                        
                                                                                        ↓変更
                                                                                        
                                                                                        #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                                        
                                                                                        デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                                                        このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                                                        の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                                                        
                                                                                        ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                        
                                                                                            #AddHandler cgi-script .cgi
                                                                                        
                                                                                        ↓変更
                                                                                        
                                                                                            AddHandler cgi-script .cgi
                                                                                        
                                                                                        コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                                                        実行する」という意味です。
                                                                                        
                                                                                        ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                        
                                                                                        #AddHandler send-as-is asis
                                                                                        
                                                                                        ↓変更
                                                                                        
                                                                                        AddHandler send-as-is asis
                                                                                        
                                                                                        コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                                                        
                                                                                        ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                        
                                                                                        #AddHandler imap-file map
                                                                                        
                                                                                        ↓変更
                                                                                        
                                                                                        AddHandler imap-file map
                                                                                        
                                                                                        コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                                                        
                                                                                        ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                        
                                                                                        #AddType text/html .shtml
                                                                                        #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                                        
                                                                                        ↓変更
                                                                                        
                                                                                        AddType text/html .shtml
                                                                                        AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                                        AddType text/html .html
                                                                                        AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                                                        
                                                                                        最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                                                        同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                                                        
                                                                                        -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                                                        
                                                                                        変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                                                        
                                                                                        最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                                                        

                                                                                        7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                                                        前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                                                        ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                                                        今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                                                        現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                                                        Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                                                        Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                                                        1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                                                        2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                                                        3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                                                        4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                                                        5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                                                        6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                                                          ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                                                          httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                                                          多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                                                          Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                                                          Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                          これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                                                          別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                                                          Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                          バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                                                          起動

                                                                                          1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                                                          2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                                                          終了

                                                                                          1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                                                          2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                                                          3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                                                          (ケーブルテレビの場合)
                                                                                          J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                                                          1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                                                          2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                                                          3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                                                          4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                                                          5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                                                          6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                                                          Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                                                           

                                                                                          8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                                                          HTMLファイルを置く

                                                                                          ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                                                          [index.html]
                                                                                          [Windows 95/98/Me では]
                                                                                          Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                                                          1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                                                          2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                                                          [全Windows OS共通]
                                                                                          1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                                                          2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                                                          ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                                                          UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                                                          ~apollo

                                                                                          CGIファイルを置く

                                                                                          では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                                                          [test.cgi]
                                                                                          CGIスクリプトの先頭行
                                                                                          #!/usr/local/bin/perl
                                                                                          の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                                                          test.cgi
                                                                                          CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                                                          [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                                                          を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                                                          SSIを使う

                                                                                          では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                                                          [test.shtml]
                                                                                          ブラウザで
                                                                                          test.shtml
                                                                                          にアクセスしてみましょう。

                                                                                          Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                                                          上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                                                          拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                                                          簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                                                          上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                                                          では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                                                          [counter.cgi]
                                                                                          counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                                                          カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                                                          続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                                                          [counter.html]
                                                                                          やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                                                          counter.html
                                                                                          ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                                                          counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                                                          ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
                                                                                          • 博客访问: 162053
                                                                                          • 博文数量: 43
                                                                                          • 博客积分: 1410
                                                                                          • 博客等级: 上尉
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                                                                                          • 用 户 组: 普通用户
                                                                                          • 注册时间: 2006-06-06 16:25
                                                                                          文章分类

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                                                                                          2014年(12)

                                                                                          2008年(1)

                                                                                          2006年(29)

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                                                                                          文件: aspl2065.zip
                                                                                          大小: 269KB
                                                                                          下载: 下载


                                                                                          旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                                                          1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                                                          Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                                                          ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                                                          Windows 95 の場合

                                                                                          [DCOM for Windows 95]
                                                                                          1. に行きます。
                                                                                          2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                                                             Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                                                          3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                                                          4. [はい] クリックしします。
                                                                                          5. [Yes] クリックしします。
                                                                                          6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                                                          Windows 95/98/Me の場合

                                                                                          [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                                                          1. に行きます。
                                                                                          2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                            File Name:    File Size
                                                                                                1670 KB

                                                                                          3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                          4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                                          ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                            ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                                          [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                                                          * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                                                          * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                                                          1. に行きます。
                                                                                          2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                            File Name:    File Size
                                                                                                1781 KB

                                                                                          3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                          4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                                          5. パソコンを再起動します。
                                                                                          ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                            ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                                          * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                                                          Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                                                          Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                                                          [本体]
                                                                                          いよいよ本体です。

                                                                                          1. に行きます。
                                                                                          2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                                                            「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                                                            ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                                                            Windows           11.5MB

                                                                                            をダウンロードします。
                                                                                            上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                                                          3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                                                          2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                                                          1. ダウンロードした本体
                                                                                            ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                                                            をダブルクリックします。

                                                                                          2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                                                            Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                            と表示されたら Next をクリックします。

                                                                                          3. End-User License Agreement 画面で
                                                                                            I accept the terms in the License Agreement
                                                                                            をチェックして、Next をクリックします。

                                                                                          4. Custom Setup 画面で、
                                                                                            枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                                                            すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                                                          5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                                                            Location: C:\Perl\
                                                                                            と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                                                            Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                                                            C:\usr\local\

                                                                                            に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                                                            パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                                                            C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                                                            #!/usr/local/bin/perl

                                                                                            プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                                                            C:\usr\ に変更してください。

                                                                                          6. Next をクリします。

                                                                                          7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                                                            Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                                                            の □ にチェックマークが付けます。

                                                                                          8. Next をクリします。

                                                                                          9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                                                            Add Perl to the PATH environment variable

                                                                                            Create Perl file extension association
                                                                                            にチェックマークがついています。

                                                                                            その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                                                            されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                                                            ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                                                            ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                                                            この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                                                            (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                                                            は選べません。

                                                                                          10. Next をクリします。

                                                                                          11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                                                          12. ファイルのコピーが始まって
                                                                                            Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                                                            と表示されている間、待ってください。

                                                                                          13. 画面が変わり、表示が
                                                                                            Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                            変わったら、Finish をクリックします。

                                                                                          14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                                                          これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                                                          ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                                                          3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                                                          ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                                                          使ってみましょう。
                                                                                          1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                                                            (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                                                          2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                                                            (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                                                            と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                                                            c:\usr\local\eg
                                                                                            ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                                                          3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                                                          4. Hello from ActivePerl!
                                                                                            C:\usr\local\eg>


                                                                                            と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                                                          では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                                                          1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                                                            と入力して、Enterキーを押します。

                                                                                          2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                                                            (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                                                          加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                                                          ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                                                          試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                                                          bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                                                          1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                                                            と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                                                            C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                                                            と入力して、Enter キーを押します。

                                                                                          2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                                                            ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                                                            bbs.cgi syntax OK

                                                                                            C:\home\bbs>
                                                                                          では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                                                          自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                                                          しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                                                          4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                                                          準備
                                                                                          [Windows XP のみ]
                                                                                          Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                                                          [Windows 95 のみ]
                                                                                          Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                                                          (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                                                          1. 次に行きます。
                                                                                          2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                                                            このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                                                            Windows Socket 2 Update
                                                                                            986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                                                          3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                                                          4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                                                          [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                                                          上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                                                          ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                                                          「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                                                          • Windows 95 の場合
                                                                                          • Windows 95/98/Me の場合
                                                                                          • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                                                          本番
                                                                                          [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                                                          1. に行きます。

                                                                                          2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                                                                09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                                                               ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                                                          3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                          5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                                                          1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                                                          2. ダウンロードした
                                                                                            apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                                                            をダブルクリックします。

                                                                                          3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                                                            Apache HTTP Server 2.0.47

                                                                                            と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                                                          4. License Agreement 画面では、
                                                                                            I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                                                          5. Read This First 画面では、
                                                                                            Apache HTTP Server
                                                                                            というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                                                          6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                                                            私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                                                            Server Name (e.g.)
                                                                                            127.0.0.1
                                                                                            Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                                                            Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                                                            127.0.0.1

                                                                                            一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                                                          7. 入力欄の下に
                                                                                            Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                                                            とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                                                            ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                                                            ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                                            の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                                                          8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                                                          9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                                                            Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                                                            C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                            このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                                                            Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                                                            しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                                                            そのように変更しましょう。
                                                                                          10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                                                          11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                                                              Folder Name:
                                                                                              C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                            ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                                                              Folder Name:
                                                                                              C:\
                                                                                          12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                                                            C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                                                          13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                                                            何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                                                          14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                                                            作業が終わるまで待ちます。

                                                                                          15. 画面が変わって、

                                                                                            Installation Wizard Completed

                                                                                            Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                                                            Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                                                            と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                                                          16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                                                          6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                                                          作業ディレクトリの作成

                                                                                          (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                                                          ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                                                          われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                                                          ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                                                          C:\apollo\
                                                                                          次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                                                          1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                                                          2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                                                          3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                                                          ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                                                          C:\apollo\public_html\
                                                                                          プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                                                          私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                                                          次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                                                          httpd.conf の修正

                                                                                          Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                                                          「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                                                          [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                                                          Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                                                          実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                                                          われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                                                          プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                                                          を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                                                          確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                                                          ● 212行目
                                                                                          
                                                                                          インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                                                          確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                                                          インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                                          を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                                                          
                                                                                          ServerName 127.0.0.1:80
                                                                                          
                                                                                          もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                                                          ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                                                          
                                                                                           228行目
                                                                                          
                                                                                          DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                          
                                                                                          ↓変更
                                                                                          
                                                                                          #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                          DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                                                          
                                                                                          先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                                                          ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                                                          
                                                                                          「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                          の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                                                          
                                                                                          なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                                                          ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                                                          できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                                                          もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                                                          musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                                                          が完全に一致することです。
                                                                                          
                                                                                          ● 253行目
                                                                                          
                                                                                          
                                                                                          
                                                                                          ↓変更
                                                                                          
                                                                                          #
                                                                                          
                                                                                          
                                                                                          「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                                                          です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                                                          までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                                                          
                                                                                          作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                                                          ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                                                          とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                                                           または  だけで表示されます。
                                                                                          
                                                                                          ● 267行目
                                                                                          
                                                                                              Options Indexes FollowSymLinks
                                                                                          
                                                                                          ↓変更
                                                                                          
                                                                                              Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                                                          
                                                                                          ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                                                          で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                                                          
                                                                                          MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                                                          ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                                                          
                                                                                          ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                                                          されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                                                          の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                                                          方法の一つです。
                                                                                          
                                                                                          ● 321行目
                                                                                          
                                                                                          DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                                          
                                                                                          ↓変更
                                                                                          
                                                                                          DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                                          DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                                                          
                                                                                          これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                                                          そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                                                          に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                                                          
                                                                                          ● 511行目付近
                                                                                          
                                                                                          ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                                                          キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                                                          
                                                                                          ↓挿入
                                                                                          
                                                                                          Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                                                          
                                                                                          
                                                                                              Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                                                              AddOutputFilter Includes html
                                                                                              AllowOverride None
                                                                                              Order allow,deny
                                                                                              Allow from all
                                                                                          
                                                                                          
                                                                                          上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                                                          Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                                                          すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                                                          
                                                                                          その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                                                          簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                                                          html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                                                          
                                                                                          ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                          
                                                                                          ReadmeName README.html
                                                                                          HeaderName HEADER.html
                                                                                          
                                                                                          ↓変更
                                                                                          
                                                                                          #ReadmeName README.html
                                                                                          #HeaderName HEADER.html
                                                                                          
                                                                                          元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                                                          HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                                                          レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                                                          ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                                                          ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                                                          しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                                                          HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                                                          アウトしておきましょう。
                                                                                          
                                                                                          これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                                                          に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                                                          README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                                                          
                                                                                          ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                          
                                                                                          IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                                          
                                                                                          ↓変更
                                                                                          
                                                                                          #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                                          
                                                                                          元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                                                          IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                                                          に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                                                          readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                                                          のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                                                          
                                                                                          ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                          
                                                                                          LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                                          
                                                                                          ↓変更
                                                                                          
                                                                                          LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                                          
                                                                                          言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                                                          日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                                                          
                                                                                          ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                          
                                                                                          AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                                          
                                                                                          ↓変更
                                                                                          
                                                                                          #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                                          
                                                                                          デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                                                          このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                                                          の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                                                          
                                                                                          ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                          
                                                                                              #AddHandler cgi-script .cgi
                                                                                          
                                                                                          ↓変更
                                                                                          
                                                                                              AddHandler cgi-script .cgi
                                                                                          
                                                                                          コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                                                          実行する」という意味です。
                                                                                          
                                                                                          ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                          
                                                                                          #AddHandler send-as-is asis
                                                                                          
                                                                                          ↓変更
                                                                                          
                                                                                          AddHandler send-as-is asis
                                                                                          
                                                                                          コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                                                          
                                                                                          ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                          
                                                                                          #AddHandler imap-file map
                                                                                          
                                                                                          ↓変更
                                                                                          
                                                                                          AddHandler imap-file map
                                                                                          
                                                                                          コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                                                          
                                                                                          ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                          
                                                                                          #AddType text/html .shtml
                                                                                          #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                                          
                                                                                          ↓変更
                                                                                          
                                                                                          AddType text/html .shtml
                                                                                          AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                                          AddType text/html .html
                                                                                          AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                                                          
                                                                                          最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                                                          同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                                                          
                                                                                          -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                                                          
                                                                                          変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                                                          
                                                                                          最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                                                          

                                                                                          7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                                                          前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                                                          ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                                                          今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                                                          現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                                                          Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                                                          Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                                                          1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                                                          2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                                                          3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                                                          4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                                                          5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                                                          6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                                                            ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                                                            httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                                                            多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                                                            Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                                                            Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                            これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                                                            別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                                                            Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                            バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                                                            起動

                                                                                            1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                                                            2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                                                            終了

                                                                                            1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                                                            2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                                                            3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                                                            (ケーブルテレビの場合)
                                                                                            J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                                                            1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                                                            2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                                                            3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                                                            4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                                                            5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                                                            6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                                                            Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                                                             

                                                                                            8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                                                            HTMLファイルを置く

                                                                                            ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                                                            [index.html]
                                                                                            [Windows 95/98/Me では]
                                                                                            Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                                                            1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                                                            2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                                                            [全Windows OS共通]
                                                                                            1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                                                            2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                                                            ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                                                            UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                                                            ~apollo

                                                                                            CGIファイルを置く

                                                                                            では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                                                            [test.cgi]
                                                                                            CGIスクリプトの先頭行
                                                                                            #!/usr/local/bin/perl
                                                                                            の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                                                            test.cgi
                                                                                            CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                                                            [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                                                            を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                                                            SSIを使う

                                                                                            では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                                                            [test.shtml]
                                                                                            ブラウザで
                                                                                            test.shtml
                                                                                            にアクセスしてみましょう。

                                                                                            Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                                                            Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                                                            上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                                                            拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                                                            簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                                                            上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                                                            では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                                                            [counter.cgi]
                                                                                            counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                                                            カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                                                            続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                                                            [counter.html]
                                                                                            やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                                                            counter.html
                                                                                            ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                                                            counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                                                            ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
                                                                                            • 博客访问: 162054
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                                                                                            • 注册时间: 2006-06-06 16:25
                                                                                            文章分类

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                                                                                            2014年(12)

                                                                                            2008年(1)

                                                                                            2006年(29)

                                                                                            我的朋友

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                                                                                            文件: aspl2065.zip
                                                                                            大小: 269KB
                                                                                            下载: 下载


                                                                                            旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                                                            1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                                                            Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                                                            ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                                                            Windows 95 の場合

                                                                                            [DCOM for Windows 95]
                                                                                            1. に行きます。
                                                                                            2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                                                               Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                                                            3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                                                            4. [はい] クリックしします。
                                                                                            5. [Yes] クリックしします。
                                                                                            6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                                                            Windows 95/98/Me の場合

                                                                                            [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                                                            1. に行きます。
                                                                                            2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                              File Name:    File Size
                                                                                                  1670 KB

                                                                                            3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                            4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                                            ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                              ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                                            [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                                                            * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                                                            * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                                                            1. に行きます。
                                                                                            2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                              File Name:    File Size
                                                                                                  1781 KB

                                                                                            3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                            4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                                            5. パソコンを再起動します。
                                                                                            ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                              ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                                            * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                                                            Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                                                            Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                                                            [本体]
                                                                                            いよいよ本体です。

                                                                                            1. に行きます。
                                                                                            2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                                                              「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                                                              ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                                                              Windows           11.5MB

                                                                                              をダウンロードします。
                                                                                              上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                                                            3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                                                            2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                                                            1. ダウンロードした本体
                                                                                              ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                                                              をダブルクリックします。

                                                                                            2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                                                              Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                              と表示されたら Next をクリックします。

                                                                                            3. End-User License Agreement 画面で
                                                                                              I accept the terms in the License Agreement
                                                                                              をチェックして、Next をクリックします。

                                                                                            4. Custom Setup 画面で、
                                                                                              枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                                                              すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                                                            5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                                                              Location: C:\Perl\
                                                                                              と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                                                              Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                                                              C:\usr\local\

                                                                                              に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                                                              パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                                                              C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                                                              #!/usr/local/bin/perl

                                                                                              プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                                                              C:\usr\ に変更してください。

                                                                                            6. Next をクリします。

                                                                                            7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                                                              Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                                                              の □ にチェックマークが付けます。

                                                                                            8. Next をクリします。

                                                                                            9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                                                              Add Perl to the PATH environment variable

                                                                                              Create Perl file extension association
                                                                                              にチェックマークがついています。

                                                                                              その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                                                              されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                                                              ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                                                              ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                                                              この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                                                              (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                                                              は選べません。

                                                                                            10. Next をクリします。

                                                                                            11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                                                            12. ファイルのコピーが始まって
                                                                                              Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                                                              と表示されている間、待ってください。

                                                                                            13. 画面が変わり、表示が
                                                                                              Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                              変わったら、Finish をクリックします。

                                                                                            14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                                                            これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                                                            ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                                                            3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                                                            ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                                                            使ってみましょう。
                                                                                            1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                                                              (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                                                            2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                                                              (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                                                              と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                                                              c:\usr\local\eg
                                                                                              ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                                                            3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                                                            4. Hello from ActivePerl!
                                                                                              C:\usr\local\eg>


                                                                                              と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                                                            では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                                                            1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                                                              と入力して、Enterキーを押します。

                                                                                            2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                                                              (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                                                            加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                                                            ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                                                            試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                                                            bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                                                            1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                                                              と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                                                              C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                                                              と入力して、Enter キーを押します。

                                                                                            2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                                                              ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                                                              bbs.cgi syntax OK

                                                                                              C:\home\bbs>
                                                                                            では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                                                            自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                                                            しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                                                            4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                                                            準備
                                                                                            [Windows XP のみ]
                                                                                            Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                                                            [Windows 95 のみ]
                                                                                            Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                                                            (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                                                            1. 次に行きます。
                                                                                            2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                                                              このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                                                              Windows Socket 2 Update
                                                                                              986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                                                            3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                                                            4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                                                            [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                                                            上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                                                            ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                                                            「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                                                            • Windows 95 の場合
                                                                                            • Windows 95/98/Me の場合
                                                                                            • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                                                            本番
                                                                                            [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                                                            1. に行きます。

                                                                                            2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                                                                  09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                                                                 ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                                                            3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                            5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                                                            1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                                                            2. ダウンロードした
                                                                                              apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                                                              をダブルクリックします。

                                                                                            3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                                                              Apache HTTP Server 2.0.47

                                                                                              と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                                                            4. License Agreement 画面では、
                                                                                              I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                                                            5. Read This First 画面では、
                                                                                              Apache HTTP Server
                                                                                              というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                                                            6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                                                              私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                                                              Server Name (e.g.)
                                                                                              127.0.0.1
                                                                                              Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                                                              Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                                                              127.0.0.1

                                                                                              一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                                                            7. 入力欄の下に
                                                                                              Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                                                              とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                                                              ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                                                              ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                                              の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                                                            8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                                                            9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                                                              Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                                                              C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                              このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                                                              Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                                                              しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                                                              そのように変更しましょう。
                                                                                            10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                                                            11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                                                                Folder Name:
                                                                                                C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                              ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                                                                Folder Name:
                                                                                                C:\
                                                                                            12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                                                              C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                                                            13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                                                              何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                                                            14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                                                              作業が終わるまで待ちます。

                                                                                            15. 画面が変わって、

                                                                                              Installation Wizard Completed

                                                                                              Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                                                              Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                                                              と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                                                            16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                                                            6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                                                            作業ディレクトリの作成

                                                                                            (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                                                            ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                                                            われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                                                            ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                                                            C:\apollo\
                                                                                            次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                                                            1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                                                            2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                                                            3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                                                            ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                                                            C:\apollo\public_html\
                                                                                            プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                                                            私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                                                            次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                                                            httpd.conf の修正

                                                                                            Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                                                            「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                                                            [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                                                            Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                                                            実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                                                            われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                                                            プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                                                            を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                                                            確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                                                            ● 212行目
                                                                                            
                                                                                            インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                                                            確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                                                            インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                                            を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                                                            
                                                                                            ServerName 127.0.0.1:80
                                                                                            
                                                                                            もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                                                            ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                                                            
                                                                                             228行目
                                                                                            
                                                                                            DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                            
                                                                                            ↓変更
                                                                                            
                                                                                            #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                            DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                                                            
                                                                                            先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                                                            ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                                                            
                                                                                            「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                            の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                                                            
                                                                                            なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                                                            ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                                                            できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                                                            もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                                                            musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                                                            が完全に一致することです。
                                                                                            
                                                                                            ● 253行目
                                                                                            
                                                                                            
                                                                                            
                                                                                            ↓変更
                                                                                            
                                                                                            #
                                                                                            
                                                                                            
                                                                                            「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                                                            です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                                                            までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                                                            
                                                                                            作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                                                            ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                                                            とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                                                             または  だけで表示されます。
                                                                                            
                                                                                            ● 267行目
                                                                                            
                                                                                                Options Indexes FollowSymLinks
                                                                                            
                                                                                            ↓変更
                                                                                            
                                                                                                Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                                                            
                                                                                            ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                                                            で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                                                            
                                                                                            MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                                                            ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                                                            
                                                                                            ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                                                            されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                                                            の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                                                            方法の一つです。
                                                                                            
                                                                                            ● 321行目
                                                                                            
                                                                                            DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                                            
                                                                                            ↓変更
                                                                                            
                                                                                            DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                                            DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                                                            
                                                                                            これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                                                            そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                                                            に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                                                            
                                                                                            ● 511行目付近
                                                                                            
                                                                                            ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                                                            キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                                                            
                                                                                            ↓挿入
                                                                                            
                                                                                            Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                                                            
                                                                                            
                                                                                                Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                                                                AddOutputFilter Includes html
                                                                                                AllowOverride None
                                                                                                Order allow,deny
                                                                                                Allow from all
                                                                                            
                                                                                            
                                                                                            上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                                                            Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                                                            すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                                                            
                                                                                            その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                                                            簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                                                            html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                                                            
                                                                                            ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                            
                                                                                            ReadmeName README.html
                                                                                            HeaderName HEADER.html
                                                                                            
                                                                                            ↓変更
                                                                                            
                                                                                            #ReadmeName README.html
                                                                                            #HeaderName HEADER.html
                                                                                            
                                                                                            元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                                                            HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                                                            レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                                                            ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                                                            ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                                                            しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                                                            HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                                                            アウトしておきましょう。
                                                                                            
                                                                                            これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                                                            に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                                                            README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                                                            
                                                                                            ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                            
                                                                                            IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                                            
                                                                                            ↓変更
                                                                                            
                                                                                            #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                                            
                                                                                            元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                                                            IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                                                            に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                                                            readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                                                            のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                                                            
                                                                                            ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                            
                                                                                            LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                                            
                                                                                            ↓変更
                                                                                            
                                                                                            LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                                            
                                                                                            言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                                                            日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                                                            
                                                                                            ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                            
                                                                                            AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                                            
                                                                                            ↓変更
                                                                                            
                                                                                            #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                                            
                                                                                            デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                                                            このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                                                            の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                                                            
                                                                                            ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                            
                                                                                                #AddHandler cgi-script .cgi
                                                                                            
                                                                                            ↓変更
                                                                                            
                                                                                                AddHandler cgi-script .cgi
                                                                                            
                                                                                            コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                                                            実行する」という意味です。
                                                                                            
                                                                                            ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                            
                                                                                            #AddHandler send-as-is asis
                                                                                            
                                                                                            ↓変更
                                                                                            
                                                                                            AddHandler send-as-is asis
                                                                                            
                                                                                            コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                                                            
                                                                                            ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                            
                                                                                            #AddHandler imap-file map
                                                                                            
                                                                                            ↓変更
                                                                                            
                                                                                            AddHandler imap-file map
                                                                                            
                                                                                            コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                                                            
                                                                                            ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                            
                                                                                            #AddType text/html .shtml
                                                                                            #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                                            
                                                                                            ↓変更
                                                                                            
                                                                                            AddType text/html .shtml
                                                                                            AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                                            AddType text/html .html
                                                                                            AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                                                            
                                                                                            最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                                                            同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                                                            
                                                                                            -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                                                            
                                                                                            変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                                                            
                                                                                            最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                                                            

                                                                                            7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                                                            前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                                                            ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                                                            今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                                                            現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                                                            Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                                                            Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                                                            1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                                                            2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                                                            3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                                                            4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                                                            5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                                                            6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                                                              ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                                                              httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                                                              多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                                                              Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                                                              Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                              これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                                                              別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                                                              Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                              バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                                                              起動

                                                                                              1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                                                              2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                                                              終了

                                                                                              1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                                                              2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                                                              3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                                                              (ケーブルテレビの場合)
                                                                                              J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                                                              1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                                                              2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                                                              3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                                                              4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                                                              5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                                                              6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                                                              Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                                                               

                                                                                              8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                                                              HTMLファイルを置く

                                                                                              ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                                                              [index.html]
                                                                                              [Windows 95/98/Me では]
                                                                                              Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                                                              1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                                                              2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                                                              [全Windows OS共通]
                                                                                              1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                                                              2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                                                              ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                                                              UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                                                              ~apollo

                                                                                              CGIファイルを置く

                                                                                              では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                                                              [test.cgi]
                                                                                              CGIスクリプトの先頭行
                                                                                              #!/usr/local/bin/perl
                                                                                              の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                                                              test.cgi
                                                                                              CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                                                              [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                                                              を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                                                              SSIを使う

                                                                                              では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                                                              [test.shtml]
                                                                                              ブラウザで
                                                                                              test.shtml
                                                                                              にアクセスしてみましょう。

                                                                                              Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                                                              Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                                                              上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                                                              拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                                                              簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                                                              上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                                                              では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                                                              [counter.cgi]
                                                                                              counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                                                              カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                                                              続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                                                              [counter.html]
                                                                                              やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                                                              counter.html
                                                                                              ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                                                              counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                                                              ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
                                                                                              • 博客访问: 162055
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                                                                                              文章存档

                                                                                              2015年(1)

                                                                                              2014年(12)

                                                                                              2008年(1)

                                                                                              2006年(29)

                                                                                              我的朋友

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                                                                                              文件: aspl2065.zip
                                                                                              大小: 269KB
                                                                                              下载: 下载


                                                                                              旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                                                              1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                                                              Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                                                              ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                                                              Windows 95 の場合

                                                                                              [DCOM for Windows 95]
                                                                                              1. に行きます。
                                                                                              2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                                                                 Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                                                              3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                                                              4. [はい] クリックしします。
                                                                                              5. [Yes] クリックしします。
                                                                                              6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                                                              Windows 95/98/Me の場合

                                                                                              [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                                                              1. に行きます。
                                                                                              2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                                File Name:    File Size
                                                                                                    1670 KB

                                                                                              3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                              4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                                              ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                                ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                                              [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                                                              * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                                                              * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                                                              1. に行きます。
                                                                                              2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                                File Name:    File Size
                                                                                                    1781 KB

                                                                                              3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                              4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                                              5. パソコンを再起動します。
                                                                                              ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                                ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                                              * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                                                              Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                                                              Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                                                              [本体]
                                                                                              いよいよ本体です。

                                                                                              1. に行きます。
                                                                                              2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                                                                「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                                                                ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                                                                Windows           11.5MB

                                                                                                をダウンロードします。
                                                                                                上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                                                              3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                                                              2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                                                              1. ダウンロードした本体
                                                                                                ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                                                                をダブルクリックします。

                                                                                              2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                                                                Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                                と表示されたら Next をクリックします。

                                                                                              3. End-User License Agreement 画面で
                                                                                                I accept the terms in the License Agreement
                                                                                                をチェックして、Next をクリックします。

                                                                                              4. Custom Setup 画面で、
                                                                                                枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                                                                すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                                                              5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                                                                Location: C:\Perl\
                                                                                                と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                                                                Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                                                                C:\usr\local\

                                                                                                に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                                                                パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                                                                C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                                                                #!/usr/local/bin/perl

                                                                                                プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                                                                C:\usr\ に変更してください。

                                                                                              6. Next をクリします。

                                                                                              7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                                                                Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                                                                の □ にチェックマークが付けます。

                                                                                              8. Next をクリします。

                                                                                              9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                                                                Add Perl to the PATH environment variable

                                                                                                Create Perl file extension association
                                                                                                にチェックマークがついています。

                                                                                                その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                                                                されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                                                                ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                                                                ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                                                                この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                                                                (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                                                                は選べません。

                                                                                              10. Next をクリします。

                                                                                              11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                                                              12. ファイルのコピーが始まって
                                                                                                Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                                                                と表示されている間、待ってください。

                                                                                              13. 画面が変わり、表示が
                                                                                                Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                                変わったら、Finish をクリックします。

                                                                                              14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                                                              これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                                                              ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                                                              3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                                                              ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                                                              使ってみましょう。
                                                                                              1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                                                                (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                                                              2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                                                                (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                                                                と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                                                                c:\usr\local\eg
                                                                                                ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                                                              3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                                                              4. Hello from ActivePerl!
                                                                                                C:\usr\local\eg>


                                                                                                と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                                                              では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                                                              1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                                                                と入力して、Enterキーを押します。

                                                                                              2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                                                                (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                                                              加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                                                              ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                                                              試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                                                              bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                                                              1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                                                                と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                                                                C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                                                                と入力して、Enter キーを押します。

                                                                                              2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                                                                ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                                                                bbs.cgi syntax OK

                                                                                                C:\home\bbs>
                                                                                              では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                                                              自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                                                              しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                                                              4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                                                              準備
                                                                                              [Windows XP のみ]
                                                                                              Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                                                              [Windows 95 のみ]
                                                                                              Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                                                              (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                                                              1. 次に行きます。
                                                                                              2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                                                                このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                                                                Windows Socket 2 Update
                                                                                                986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                                                              3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                                                              4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                                                              [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                                                              上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                                                              ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                                                              「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                                                              • Windows 95 の場合
                                                                                              • Windows 95/98/Me の場合
                                                                                              • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                                                              本番
                                                                                              [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                                                              1. に行きます。

                                                                                              2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                                                                    09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                                                                   ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                                                              3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                              5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                                                              1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                                                              2. ダウンロードした
                                                                                                apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                                                                をダブルクリックします。

                                                                                              3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                                                                Apache HTTP Server 2.0.47

                                                                                                と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                                                              4. License Agreement 画面では、
                                                                                                I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                                                              5. Read This First 画面では、
                                                                                                Apache HTTP Server
                                                                                                というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                                                              6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                                                                私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                                                                Server Name (e.g.)
                                                                                                127.0.0.1
                                                                                                Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                                                                Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                                                                127.0.0.1

                                                                                                一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                                                              7. 入力欄の下に
                                                                                                Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                                                                とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                                                                ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                                                                ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                                                の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                                                              8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                                                              9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                                                                Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                                                                C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                                このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                                                                Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                                                                しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                                                                そのように変更しましょう。
                                                                                              10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                                                              11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                                                                  Folder Name:
                                                                                                  C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                                ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                                                                  Folder Name:
                                                                                                  C:\
                                                                                              12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                                                                C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                                                              13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                                                                何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                                                              14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                                                                作業が終わるまで待ちます。

                                                                                              15. 画面が変わって、

                                                                                                Installation Wizard Completed

                                                                                                Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                                                                Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                                                                と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                                                              16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                                                              6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                                                              作業ディレクトリの作成

                                                                                              (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                                                              ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                                                              われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                                                              ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                                                              C:\apollo\
                                                                                              次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                                                              1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                                                              2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                                                              3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                                                              ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                                                              C:\apollo\public_html\
                                                                                              プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                                                              私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                                                              次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                                                              httpd.conf の修正

                                                                                              Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                                                              「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                                                              [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                                                              Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                                                              実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                                                              われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                                                              プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                                                              を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                                                              確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                                                              ● 212行目
                                                                                              
                                                                                              インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                                                              確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                                                              インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                                              を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                                                              
                                                                                              ServerName 127.0.0.1:80
                                                                                              
                                                                                              もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                                                              ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                                                              
                                                                                               228行目
                                                                                              
                                                                                              DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                              
                                                                                              ↓変更
                                                                                              
                                                                                              #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                              DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                                                              
                                                                                              先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                                                              ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                                                              
                                                                                              「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                              の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                                                              
                                                                                              なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                                                              ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                                                              できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                                                              もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                                                              musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                                                              が完全に一致することです。
                                                                                              
                                                                                              ● 253行目
                                                                                              
                                                                                              
                                                                                              
                                                                                              ↓変更
                                                                                              
                                                                                              #
                                                                                              
                                                                                              
                                                                                              「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                                                              です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                                                              までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                                                              
                                                                                              作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                                                              ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                                                              とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                                                               または  だけで表示されます。
                                                                                              
                                                                                              ● 267行目
                                                                                              
                                                                                                  Options Indexes FollowSymLinks
                                                                                              
                                                                                              ↓変更
                                                                                              
                                                                                                  Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                                                              
                                                                                              ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                                                              で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                                                              
                                                                                              MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                                                              ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                                                              
                                                                                              ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                                                              されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                                                              の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                                                              方法の一つです。
                                                                                              
                                                                                              ● 321行目
                                                                                              
                                                                                              DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                                              
                                                                                              ↓変更
                                                                                              
                                                                                              DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                                              DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                                                              
                                                                                              これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                                                              そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                                                              に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                                                              
                                                                                              ● 511行目付近
                                                                                              
                                                                                              ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                                                              キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                                                              
                                                                                              ↓挿入
                                                                                              
                                                                                              Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                                                              
                                                                                              
                                                                                                  Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                                                                  AddOutputFilter Includes html
                                                                                                  AllowOverride None
                                                                                                  Order allow,deny
                                                                                                  Allow from all
                                                                                              
                                                                                              
                                                                                              上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                                                              Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                                                              すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                                                              
                                                                                              その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                                                              簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                                                              html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                                                              
                                                                                              ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                              
                                                                                              ReadmeName README.html
                                                                                              HeaderName HEADER.html
                                                                                              
                                                                                              ↓変更
                                                                                              
                                                                                              #ReadmeName README.html
                                                                                              #HeaderName HEADER.html
                                                                                              
                                                                                              元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                                                              HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                                                              レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                                                              ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                                                              ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                                                              しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                                                              HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                                                              アウトしておきましょう。
                                                                                              
                                                                                              これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                                                              に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                                                              README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                                                              
                                                                                              ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                              
                                                                                              IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                                              
                                                                                              ↓変更
                                                                                              
                                                                                              #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                                              
                                                                                              元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                                                              IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                                                              に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                                                              readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                                                              のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                                                              
                                                                                              ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                              
                                                                                              LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                                              
                                                                                              ↓変更
                                                                                              
                                                                                              LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                                              
                                                                                              言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                                                              日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                                                              
                                                                                              ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                              
                                                                                              AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                                              
                                                                                              ↓変更
                                                                                              
                                                                                              #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                                              
                                                                                              デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                                                              このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                                                              の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                                                              
                                                                                              ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                              
                                                                                                  #AddHandler cgi-script .cgi
                                                                                              
                                                                                              ↓変更
                                                                                              
                                                                                                  AddHandler cgi-script .cgi
                                                                                              
                                                                                              コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                                                              実行する」という意味です。
                                                                                              
                                                                                              ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                              
                                                                                              #AddHandler send-as-is asis
                                                                                              
                                                                                              ↓変更
                                                                                              
                                                                                              AddHandler send-as-is asis
                                                                                              
                                                                                              コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                                                              
                                                                                              ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                              
                                                                                              #AddHandler imap-file map
                                                                                              
                                                                                              ↓変更
                                                                                              
                                                                                              AddHandler imap-file map
                                                                                              
                                                                                              コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                                                              
                                                                                              ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                              
                                                                                              #AddType text/html .shtml
                                                                                              #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                                              
                                                                                              ↓変更
                                                                                              
                                                                                              AddType text/html .shtml
                                                                                              AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                                              AddType text/html .html
                                                                                              AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                                                              
                                                                                              最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                                                              同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                                                              
                                                                                              -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                                                              
                                                                                              変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                                                              
                                                                                              最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                                                              

                                                                                              7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                                                              前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                                                              ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                                                              今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                                                              現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                                                              Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                                                              Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                                                              1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                                                              2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                                                              3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                                                              4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                                                              5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                                                              6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                                                                ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                                                                httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                                                                多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                                                                Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                                                                Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                                これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                                                                別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                                                                Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                                バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                                                                起動

                                                                                                1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                                                                2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                                                                終了

                                                                                                1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                                                                2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                                                                3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                                                                (ケーブルテレビの場合)
                                                                                                J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                                                                1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                                                                2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                                                                3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                                                                4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                                                                5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                                                                6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                                                                Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                                                                 

                                                                                                8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                                                                HTMLファイルを置く

                                                                                                ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                                                                [index.html]
                                                                                                [Windows 95/98/Me では]
                                                                                                Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                                                                1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                                                                2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                                                                [全Windows OS共通]
                                                                                                1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                                                                2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                                                                ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                                                                UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                                                                ~apollo

                                                                                                CGIファイルを置く

                                                                                                では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                                                                [test.cgi]
                                                                                                CGIスクリプトの先頭行
                                                                                                #!/usr/local/bin/perl
                                                                                                の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                                                                test.cgi
                                                                                                CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                                                                [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                                                                を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                                                                SSIを使う

                                                                                                では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                                                                [test.shtml]
                                                                                                ブラウザで
                                                                                                test.shtml
                                                                                                にアクセスしてみましょう。

                                                                                                Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                                                                Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                                                                上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                                                                拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                                                                簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                                                                上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                                                                では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                                                                [counter.cgi]
                                                                                                counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                                                                カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                                                                続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                                                                [counter.html]
                                                                                                やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                                                                counter.html
                                                                                                ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                                                                counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                                                                ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
                                                                                                • 博客访问: 162056
                                                                                                • 博文数量: 43
                                                                                                • 博客积分: 1410
                                                                                                • 博客等级: 上尉
                                                                                                • 技术积分: 360
                                                                                                • 用 户 组: 普通用户
                                                                                                • 注册时间: 2006-06-06 16:25
                                                                                                文章分类

                                                                                                全部博文(43)

                                                                                                文章存档

                                                                                                2015年(1)

                                                                                                2014年(12)

                                                                                                2008年(1)

                                                                                                2006年(29)

                                                                                                我的朋友

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                                                                                                文件: aspl2065.zip
                                                                                                大小: 269KB
                                                                                                下载: 下载


                                                                                                旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                                                                1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                                                                Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                                                                ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                                                                Windows 95 の場合

                                                                                                [DCOM for Windows 95]
                                                                                                1. に行きます。
                                                                                                2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                                                                   Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                                                                3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                                                                4. [はい] クリックしします。
                                                                                                5. [Yes] クリックしします。
                                                                                                6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                                                                Windows 95/98/Me の場合

                                                                                                [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                                                                1. に行きます。
                                                                                                2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                                  File Name:    File Size
                                                                                                      1670 KB

                                                                                                3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                                4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                                                ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                                  ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                                                [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                                                                * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                                                                * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                                                                1. に行きます。
                                                                                                2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                                  File Name:    File Size
                                                                                                      1781 KB

                                                                                                3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                                4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                                                5. パソコンを再起動します。
                                                                                                ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                                  ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                                                * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                                                                Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                                                                Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                                                                [本体]
                                                                                                いよいよ本体です。

                                                                                                1. に行きます。
                                                                                                2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                                                                  「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                                                                  ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                                                                  Windows           11.5MB

                                                                                                  をダウンロードします。
                                                                                                  上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                                                                3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                                                                2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                                                                1. ダウンロードした本体
                                                                                                  ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                                                                  をダブルクリックします。

                                                                                                2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                                                                  Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                                  と表示されたら Next をクリックします。

                                                                                                3. End-User License Agreement 画面で
                                                                                                  I accept the terms in the License Agreement
                                                                                                  をチェックして、Next をクリックします。

                                                                                                4. Custom Setup 画面で、
                                                                                                  枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                                                                  すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                                                                5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                                                                  Location: C:\Perl\
                                                                                                  と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                                                                  Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                                                                  C:\usr\local\

                                                                                                  に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                                                                  パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                                                                  C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                                                                  #!/usr/local/bin/perl

                                                                                                  プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                                                                  C:\usr\ に変更してください。

                                                                                                6. Next をクリします。

                                                                                                7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                                                                  Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                                                                  の □ にチェックマークが付けます。

                                                                                                8. Next をクリします。

                                                                                                9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                                                                  Add Perl to the PATH environment variable

                                                                                                  Create Perl file extension association
                                                                                                  にチェックマークがついています。

                                                                                                  その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                                                                  されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                                                                  ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                                                                  ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                                                                  この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                                                                  (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                                                                  は選べません。

                                                                                                10. Next をクリします。

                                                                                                11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                                                                12. ファイルのコピーが始まって
                                                                                                  Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                                                                  と表示されている間、待ってください。

                                                                                                13. 画面が変わり、表示が
                                                                                                  Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                                  変わったら、Finish をクリックします。

                                                                                                14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                                                                これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                                                                ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                                                                3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                                                                ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                                                                使ってみましょう。
                                                                                                1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                                                                  (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                                                                2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                                                                  (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                                                                  と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                                                                  c:\usr\local\eg
                                                                                                  ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                                                                3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                                                                4. Hello from ActivePerl!
                                                                                                  C:\usr\local\eg>


                                                                                                  と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                                                                では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                                                                1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                                                                  と入力して、Enterキーを押します。

                                                                                                2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                                                                  (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                                                                加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                                                                ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                                                                試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                                                                bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                                                                1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                                                                  と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                                                                  C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                                                                  と入力して、Enter キーを押します。

                                                                                                2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                                                                  ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                                                                  bbs.cgi syntax OK

                                                                                                  C:\home\bbs>
                                                                                                では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                                                                自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                                                                しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                                                                4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                                                                準備
                                                                                                [Windows XP のみ]
                                                                                                Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                                                                [Windows 95 のみ]
                                                                                                Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                                                                (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                                                                1. 次に行きます。
                                                                                                2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                                                                  このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                                                                  Windows Socket 2 Update
                                                                                                  986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                                                                3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                                                                4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                                                                [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                                                                上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                                                                ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                                                                「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                                                                • Windows 95 の場合
                                                                                                • Windows 95/98/Me の場合
                                                                                                • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                                                                本番
                                                                                                [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                                                                1. に行きます。

                                                                                                2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                                                                      09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                                                                     ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                                                                3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                                5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                                                                1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                                                                2. ダウンロードした
                                                                                                  apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                                                                  をダブルクリックします。

                                                                                                3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                                                                  Apache HTTP Server 2.0.47

                                                                                                  と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                                                                4. License Agreement 画面では、
                                                                                                  I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                                                                5. Read This First 画面では、
                                                                                                  Apache HTTP Server
                                                                                                  というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                                                                6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                                                                  私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                                                                  Server Name (e.g.)
                                                                                                  127.0.0.1
                                                                                                  Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                                                                  Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                                                                  127.0.0.1

                                                                                                  一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                                                                7. 入力欄の下に
                                                                                                  Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                                                                  とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                                                                  ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                                                                  ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                                                  の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                                                                8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                                                                9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                                                                  Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                                                                  C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                                  このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                                                                  Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                                                                  しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                                                                  そのように変更しましょう。
                                                                                                10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                                                                11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                                                                    Folder Name:
                                                                                                    C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                                  ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                                                                    Folder Name:
                                                                                                    C:\
                                                                                                12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                                                                  C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                                                                13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                                                                  何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                                                                14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                                                                  作業が終わるまで待ちます。

                                                                                                15. 画面が変わって、

                                                                                                  Installation Wizard Completed

                                                                                                  Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                                                                  Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                                                                  と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                                                                16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                                                                6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                                                                作業ディレクトリの作成

                                                                                                (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                                                                ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                                                                われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                                                                ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                                                                C:\apollo\
                                                                                                次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                                                                1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                                                                2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                                                                3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                                                                ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                                                                C:\apollo\public_html\
                                                                                                プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                                                                私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                                                                次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                                                                httpd.conf の修正

                                                                                                Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                                                                「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                                                                [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                                                                Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                                                                実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                                                                われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                                                                プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                                                                を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                                                                確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                                                                ● 212行目
                                                                                                
                                                                                                インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                                                                確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                                                                インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                                                を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                                                                
                                                                                                ServerName 127.0.0.1:80
                                                                                                
                                                                                                もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                                                                ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                                                                
                                                                                                 228行目
                                                                                                
                                                                                                DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                                
                                                                                                ↓変更
                                                                                                
                                                                                                #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                                DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                                                                
                                                                                                先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                                                                ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                                                                
                                                                                                「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                                の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                                                                
                                                                                                なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                                                                ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                                                                できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                                                                もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                                                                musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                                                                が完全に一致することです。
                                                                                                
                                                                                                ● 253行目
                                                                                                
                                                                                                
                                                                                                
                                                                                                ↓変更
                                                                                                
                                                                                                #
                                                                                                
                                                                                                
                                                                                                「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                                                                です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                                                                までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                                                                
                                                                                                作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                                                                ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                                                                とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                                                                 または  だけで表示されます。
                                                                                                
                                                                                                ● 267行目
                                                                                                
                                                                                                    Options Indexes FollowSymLinks
                                                                                                
                                                                                                ↓変更
                                                                                                
                                                                                                    Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                                                                
                                                                                                ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                                                                で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                                                                
                                                                                                MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                                                                ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                                                                
                                                                                                ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                                                                されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                                                                の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                                                                方法の一つです。
                                                                                                
                                                                                                ● 321行目
                                                                                                
                                                                                                DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                                                
                                                                                                ↓変更
                                                                                                
                                                                                                DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                                                DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                                                                
                                                                                                これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                                                                そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                                                                に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                                                                
                                                                                                ● 511行目付近
                                                                                                
                                                                                                ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                                                                キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                                                                
                                                                                                ↓挿入
                                                                                                
                                                                                                Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                                                                
                                                                                                
                                                                                                    Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                                                                    AddOutputFilter Includes html
                                                                                                    AllowOverride None
                                                                                                    Order allow,deny
                                                                                                    Allow from all
                                                                                                
                                                                                                
                                                                                                上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                                                                Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                                                                すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                                                                
                                                                                                その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                                                                簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                                                                html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                                                                
                                                                                                ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                
                                                                                                ReadmeName README.html
                                                                                                HeaderName HEADER.html
                                                                                                
                                                                                                ↓変更
                                                                                                
                                                                                                #ReadmeName README.html
                                                                                                #HeaderName HEADER.html
                                                                                                
                                                                                                元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                                                                HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                                                                レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                                                                ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                                                                ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                                                                しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                                                                HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                                                                アウトしておきましょう。
                                                                                                
                                                                                                これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                                                                に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                                                                README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                                                                
                                                                                                ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                
                                                                                                IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                                                
                                                                                                ↓変更
                                                                                                
                                                                                                #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                                                
                                                                                                元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                                                                IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                                                                に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                                                                readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                                                                のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                                                                
                                                                                                ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                
                                                                                                LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                                                
                                                                                                ↓変更
                                                                                                
                                                                                                LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                                                
                                                                                                言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                                                                日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                                                                
                                                                                                ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                
                                                                                                AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                                                
                                                                                                ↓変更
                                                                                                
                                                                                                #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                                                
                                                                                                デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                                                                このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                                                                の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                                                                
                                                                                                ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                
                                                                                                    #AddHandler cgi-script .cgi
                                                                                                
                                                                                                ↓変更
                                                                                                
                                                                                                    AddHandler cgi-script .cgi
                                                                                                
                                                                                                コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                                                                実行する」という意味です。
                                                                                                
                                                                                                ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                
                                                                                                #AddHandler send-as-is asis
                                                                                                
                                                                                                ↓変更
                                                                                                
                                                                                                AddHandler send-as-is asis
                                                                                                
                                                                                                コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                                                                
                                                                                                ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                
                                                                                                #AddHandler imap-file map
                                                                                                
                                                                                                ↓変更
                                                                                                
                                                                                                AddHandler imap-file map
                                                                                                
                                                                                                コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                                                                
                                                                                                ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                
                                                                                                #AddType text/html .shtml
                                                                                                #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                                                
                                                                                                ↓変更
                                                                                                
                                                                                                AddType text/html .shtml
                                                                                                AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                                                AddType text/html .html
                                                                                                AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                                                                
                                                                                                最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                                                                同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                                                                
                                                                                                -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                                                                
                                                                                                変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                                                                
                                                                                                最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                                                                

                                                                                                7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                                                                前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                                                                ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                                                                今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                                                                現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                                                                Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                                                                Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                                                                1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                                                                2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                                                                3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                                                                4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                                                                5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                                                                6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                                                                  ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                                                                  httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                                                                  多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                                                                  Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                                                                  Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                                  これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                                                                  別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                                                                  Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                                  バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                                                                  起動

                                                                                                  1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                                                                  2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                                                                  終了

                                                                                                  1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                                                                  2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                                                                  3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                                                                  (ケーブルテレビの場合)
                                                                                                  J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                                                                  1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                                                                  2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                                                                  3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                                                                  4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                                                                  5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                                                                  6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                                                                  Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                                                                   

                                                                                                  8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                                                                  HTMLファイルを置く

                                                                                                  ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                                                                  [index.html]
                                                                                                  [Windows 95/98/Me では]
                                                                                                  Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                                                                  1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                                                                  2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                                                                  [全Windows OS共通]
                                                                                                  1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                                                                  2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                                                                  ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                                                                  UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                                                                  ~apollo

                                                                                                  CGIファイルを置く

                                                                                                  では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                                                                  [test.cgi]
                                                                                                  CGIスクリプトの先頭行
                                                                                                  #!/usr/local/bin/perl
                                                                                                  の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                                                                  test.cgi
                                                                                                  CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                                                                  [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                                                                  を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                                                                  SSIを使う

                                                                                                  では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                                                                  [test.shtml]
                                                                                                  ブラウザで
                                                                                                  test.shtml
                                                                                                  にアクセスしてみましょう。

                                                                                                  Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                                                                  Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                                                                  上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                                                                  拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                                                                  簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                                                                  上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                                                                  では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                                                                  [counter.cgi]
                                                                                                  counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                                                                  カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                                                                  続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                                                                  [counter.html]
                                                                                                  やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                                                                  counter.html
                                                                                                  ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                                                                  counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                                                                  ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
                                                                                                  • 博客访问: 162057
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                                                                                                  2014年(12)

                                                                                                  2008年(1)

                                                                                                  2006年(29)

                                                                                                  我的朋友

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                                                                                                  文件: aspl2065.zip
                                                                                                  大小: 269KB
                                                                                                  下载: 下载


                                                                                                  旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                                                                  1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                                                                  Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                                                                  ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                                                                  Windows 95 の場合

                                                                                                  [DCOM for Windows 95]
                                                                                                  1. に行きます。
                                                                                                  2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                                                                     Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                                                                  3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                                                                  4. [はい] クリックしします。
                                                                                                  5. [Yes] クリックしします。
                                                                                                  6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                                                                  Windows 95/98/Me の場合

                                                                                                  [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                                                                  1. に行きます。
                                                                                                  2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                                    File Name:    File Size
                                                                                                        1670 KB

                                                                                                  3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                                  4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                                                  ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                                    ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                                                  [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                                                                  * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                                                                  * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                                                                  1. に行きます。
                                                                                                  2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                                    File Name:    File Size
                                                                                                        1781 KB

                                                                                                  3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                                  4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                                                  5. パソコンを再起動します。
                                                                                                  ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                                    ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                                                  * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                                                                  Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                                                                  Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                                                                  [本体]
                                                                                                  いよいよ本体です。

                                                                                                  1. に行きます。
                                                                                                  2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                                                                    「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                                                                    ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                                                                    Windows           11.5MB

                                                                                                    をダウンロードします。
                                                                                                    上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                                                                  3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                                                                  2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                                                                  1. ダウンロードした本体
                                                                                                    ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                                                                    をダブルクリックします。

                                                                                                  2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                                                                    Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                                    と表示されたら Next をクリックします。

                                                                                                  3. End-User License Agreement 画面で
                                                                                                    I accept the terms in the License Agreement
                                                                                                    をチェックして、Next をクリックします。

                                                                                                  4. Custom Setup 画面で、
                                                                                                    枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                                                                    すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                                                                  5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                                                                    Location: C:\Perl\
                                                                                                    と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                                                                    Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                                                                    C:\usr\local\

                                                                                                    に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                                                                    パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                                                                    C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                                                                    #!/usr/local/bin/perl

                                                                                                    プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                                                                    C:\usr\ に変更してください。

                                                                                                  6. Next をクリします。

                                                                                                  7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                                                                    Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                                                                    の □ にチェックマークが付けます。

                                                                                                  8. Next をクリします。

                                                                                                  9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                                                                    Add Perl to the PATH environment variable

                                                                                                    Create Perl file extension association
                                                                                                    にチェックマークがついています。

                                                                                                    その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                                                                    されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                                                                    ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                                                                    ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                                                                    この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                                                                    (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                                                                    は選べません。

                                                                                                  10. Next をクリします。

                                                                                                  11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                                                                  12. ファイルのコピーが始まって
                                                                                                    Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                                                                    と表示されている間、待ってください。

                                                                                                  13. 画面が変わり、表示が
                                                                                                    Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                                    変わったら、Finish をクリックします。

                                                                                                  14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                                                                  これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                                                                  ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                                                                  3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                                                                  ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                                                                  使ってみましょう。
                                                                                                  1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                                                                    (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                                                                  2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                                                                    (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                                                                    と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                                                                    c:\usr\local\eg
                                                                                                    ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                                                                  3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                                                                  4. Hello from ActivePerl!
                                                                                                    C:\usr\local\eg>


                                                                                                    と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                                                                  では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                                                                  1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                                                                    と入力して、Enterキーを押します。

                                                                                                  2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                                                                    (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                                                                  加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                                                                  ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                                                                  試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                                                                  bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                                                                  1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                                                                    と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                                                                    C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                                                                    と入力して、Enter キーを押します。

                                                                                                  2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                                                                    ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                                                                    bbs.cgi syntax OK

                                                                                                    C:\home\bbs>
                                                                                                  では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                                                                  自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                                                                  しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                                                                  4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                                                                  準備
                                                                                                  [Windows XP のみ]
                                                                                                  Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                                                                  [Windows 95 のみ]
                                                                                                  Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                                                                  (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                                                                  1. 次に行きます。
                                                                                                  2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                                                                    このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                                                                    Windows Socket 2 Update
                                                                                                    986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                                                                  3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                                                                  4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                                                                  [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                                                                  上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                                                                  ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                                                                  「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                                                                  • Windows 95 の場合
                                                                                                  • Windows 95/98/Me の場合
                                                                                                  • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                                                                  本番
                                                                                                  [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                                                                  1. に行きます。

                                                                                                  2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                                                                        09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                                                                       ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                                                                  3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                                  5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                                                                  1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                                                                  2. ダウンロードした
                                                                                                    apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                                                                    をダブルクリックします。

                                                                                                  3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                                                                    Apache HTTP Server 2.0.47

                                                                                                    と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                                                                  4. License Agreement 画面では、
                                                                                                    I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                                                                  5. Read This First 画面では、
                                                                                                    Apache HTTP Server
                                                                                                    というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                                                                  6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                                                                    私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                                                                    Server Name (e.g.)
                                                                                                    127.0.0.1
                                                                                                    Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                                                                    Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                                                                    127.0.0.1

                                                                                                    一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                                                                  7. 入力欄の下に
                                                                                                    Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                                                                    とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                                                                    ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                                                                    ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                                                    の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                                                                  8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                                                                  9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                                                                    Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                                                                    C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                                    このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                                                                    Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                                                                    しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                                                                    そのように変更しましょう。
                                                                                                  10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                                                                  11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                                                                      Folder Name:
                                                                                                      C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                                    ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                                                                      Folder Name:
                                                                                                      C:\
                                                                                                  12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                                                                    C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                                                                  13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                                                                    何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                                                                  14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                                                                    作業が終わるまで待ちます。

                                                                                                  15. 画面が変わって、

                                                                                                    Installation Wizard Completed

                                                                                                    Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                                                                    Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                                                                    と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                                                                  16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                                                                  6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                                                                  作業ディレクトリの作成

                                                                                                  (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                                                                  ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                                                                  われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                                                                  ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                                                                  C:\apollo\
                                                                                                  次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                                                                  1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                                                                  2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                                                                  3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                                                                  ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                                                                  C:\apollo\public_html\
                                                                                                  プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                                                                  私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                                                                  次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                                                                  httpd.conf の修正

                                                                                                  Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                                                                  「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                                                                  [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                                                                  Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                                                                  実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                                                                  われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                                                                  プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                                                                  を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                                                                  確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                                                                  ● 212行目
                                                                                                  
                                                                                                  インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                                                                  確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                                                                  インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                                                  を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                                                                  
                                                                                                  ServerName 127.0.0.1:80
                                                                                                  
                                                                                                  もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                                                                  ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                                                                  
                                                                                                   228行目
                                                                                                  
                                                                                                  DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                                  
                                                                                                  ↓変更
                                                                                                  
                                                                                                  #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                                  DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                                                                  
                                                                                                  先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                                                                  ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                                                                  
                                                                                                  「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                                  の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                                                                  
                                                                                                  なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                                                                  ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                                                                  できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                                                                  もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                                                                  musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                                                                  が完全に一致することです。
                                                                                                  
                                                                                                  ● 253行目
                                                                                                  
                                                                                                  
                                                                                                  
                                                                                                  ↓変更
                                                                                                  
                                                                                                  #
                                                                                                  
                                                                                                  
                                                                                                  「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                                                                  です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                                                                  までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                                                                  
                                                                                                  作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                                                                  ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                                                                  とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                                                                   または  だけで表示されます。
                                                                                                  
                                                                                                  ● 267行目
                                                                                                  
                                                                                                      Options Indexes FollowSymLinks
                                                                                                  
                                                                                                  ↓変更
                                                                                                  
                                                                                                      Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                                                                  
                                                                                                  ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                                                                  で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                                                                  
                                                                                                  MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                                                                  ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                                                                  
                                                                                                  ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                                                                  されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                                                                  の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                                                                  方法の一つです。
                                                                                                  
                                                                                                  ● 321行目
                                                                                                  
                                                                                                  DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                                                  
                                                                                                  ↓変更
                                                                                                  
                                                                                                  DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                                                  DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                                                                  
                                                                                                  これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                                                                  そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                                                                  に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                                                                  
                                                                                                  ● 511行目付近
                                                                                                  
                                                                                                  ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                                                                  キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                                                                  
                                                                                                  ↓挿入
                                                                                                  
                                                                                                  Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                                                                  
                                                                                                  
                                                                                                      Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                                                                      AddOutputFilter Includes html
                                                                                                      AllowOverride None
                                                                                                      Order allow,deny
                                                                                                      Allow from all
                                                                                                  
                                                                                                  
                                                                                                  上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                                                                  Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                                                                  すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                                                                  
                                                                                                  その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                                                                  簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                                                                  html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                                                                  
                                                                                                  ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                  
                                                                                                  ReadmeName README.html
                                                                                                  HeaderName HEADER.html
                                                                                                  
                                                                                                  ↓変更
                                                                                                  
                                                                                                  #ReadmeName README.html
                                                                                                  #HeaderName HEADER.html
                                                                                                  
                                                                                                  元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                                                                  HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                                                                  レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                                                                  ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                                                                  ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                                                                  しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                                                                  HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                                                                  アウトしておきましょう。
                                                                                                  
                                                                                                  これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                                                                  に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                                                                  README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                                                                  
                                                                                                  ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                  
                                                                                                  IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                                                  
                                                                                                  ↓変更
                                                                                                  
                                                                                                  #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                                                  
                                                                                                  元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                                                                  IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                                                                  に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                                                                  readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                                                                  のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                                                                  
                                                                                                  ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                  
                                                                                                  LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                                                  
                                                                                                  ↓変更
                                                                                                  
                                                                                                  LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                                                  
                                                                                                  言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                                                                  日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                                                                  
                                                                                                  ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                  
                                                                                                  AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                                                  
                                                                                                  ↓変更
                                                                                                  
                                                                                                  #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                                                  
                                                                                                  デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                                                                  このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                                                                  の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                                                                  
                                                                                                  ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                  
                                                                                                      #AddHandler cgi-script .cgi
                                                                                                  
                                                                                                  ↓変更
                                                                                                  
                                                                                                      AddHandler cgi-script .cgi
                                                                                                  
                                                                                                  コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                                                                  実行する」という意味です。
                                                                                                  
                                                                                                  ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                  
                                                                                                  #AddHandler send-as-is asis
                                                                                                  
                                                                                                  ↓変更
                                                                                                  
                                                                                                  AddHandler send-as-is asis
                                                                                                  
                                                                                                  コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                                                                  
                                                                                                  ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                  
                                                                                                  #AddHandler imap-file map
                                                                                                  
                                                                                                  ↓変更
                                                                                                  
                                                                                                  AddHandler imap-file map
                                                                                                  
                                                                                                  コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                                                                  
                                                                                                  ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                  
                                                                                                  #AddType text/html .shtml
                                                                                                  #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                                                  
                                                                                                  ↓変更
                                                                                                  
                                                                                                  AddType text/html .shtml
                                                                                                  AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                                                  AddType text/html .html
                                                                                                  AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                                                                  
                                                                                                  最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                                                                  同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                                                                  
                                                                                                  -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                                                                  
                                                                                                  変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                                                                  
                                                                                                  最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                                                                  

                                                                                                  7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                                                                  前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                                                                  ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                                                                  今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                                                                  現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                                                                  Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                                                                  Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                                                                  1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                                                                  2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                                                                  3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                                                                  4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                                                                  5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                                                                  6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                                                                    ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                                                                    httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                                                                    多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                                                                    Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                                                                    Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                                    これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                                                                    別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                                                                    Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                                    バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                                                                    起動

                                                                                                    1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                                                                    2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                                                                    終了

                                                                                                    1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                                                                    2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                                                                    3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                                                                    (ケーブルテレビの場合)
                                                                                                    J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                                                                    1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                                                                    2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                                                                    3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                                                                    4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                                                                    5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                                                                    6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                                                                    Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                                                                     

                                                                                                    8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                                                                    HTMLファイルを置く

                                                                                                    ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                                                                    [index.html]
                                                                                                    [Windows 95/98/Me では]
                                                                                                    Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                                                                    1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                                                                    2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                                                                    [全Windows OS共通]
                                                                                                    1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                                                                    2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                                                                    ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                                                                    UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                                                                    ~apollo

                                                                                                    CGIファイルを置く

                                                                                                    では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                                                                    [test.cgi]
                                                                                                    CGIスクリプトの先頭行
                                                                                                    #!/usr/local/bin/perl
                                                                                                    の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                                                                    test.cgi
                                                                                                    CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                                                                    [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                                                                    を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                                                                    SSIを使う

                                                                                                    では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                                                                    [test.shtml]
                                                                                                    ブラウザで
                                                                                                    test.shtml
                                                                                                    にアクセスしてみましょう。

                                                                                                    Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                                                                    Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                                                                    上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                                                                    拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                                                                    簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                                                                    上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                                                                    では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                                                                    [counter.cgi]
                                                                                                    counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                                                                    カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                                                                    続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                                                                    [counter.html]
                                                                                                    やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                                                                    counter.html
                                                                                                    ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                                                                    counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                                                                    ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
                                                                                                    • 博客访问: 162058
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                                                                                                    文件: aspl2065.zip
                                                                                                    大小: 269KB
                                                                                                    下载: 下载


                                                                                                    旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                                                                    1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                                                                    Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                                                                    ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                                                                    Windows 95 の場合

                                                                                                    [DCOM for Windows 95]
                                                                                                    1. に行きます。
                                                                                                    2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                                                                       Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                                                                    3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                                                                    4. [はい] クリックしします。
                                                                                                    5. [Yes] クリックしします。
                                                                                                    6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                                                                    Windows 95/98/Me の場合

                                                                                                    [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                                                                    1. に行きます。
                                                                                                    2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                                      File Name:    File Size
                                                                                                          1670 KB

                                                                                                    3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                                    4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                                                    ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                                      ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                                                    [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                                                                    * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                                                                    * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                                                                    1. に行きます。
                                                                                                    2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                                      File Name:    File Size
                                                                                                          1781 KB

                                                                                                    3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                                    4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                                                    5. パソコンを再起動します。
                                                                                                    ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                                      ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                                                    * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                                                                    Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                                                                    Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                                                                    [本体]
                                                                                                    いよいよ本体です。

                                                                                                    1. に行きます。
                                                                                                    2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                                                                      「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                                                                      ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                                                                      Windows           11.5MB

                                                                                                      をダウンロードします。
                                                                                                      上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                                                                    3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                                                                    2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                                                                    1. ダウンロードした本体
                                                                                                      ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                                                                      をダブルクリックします。

                                                                                                    2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                                                                      Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                                      と表示されたら Next をクリックします。

                                                                                                    3. End-User License Agreement 画面で
                                                                                                      I accept the terms in the License Agreement
                                                                                                      をチェックして、Next をクリックします。

                                                                                                    4. Custom Setup 画面で、
                                                                                                      枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                                                                      すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                                                                    5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                                                                      Location: C:\Perl\
                                                                                                      と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                                                                      Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                                                                      C:\usr\local\

                                                                                                      に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                                                                      パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                                                                      C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                                                                      #!/usr/local/bin/perl

                                                                                                      プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                                                                      C:\usr\ に変更してください。

                                                                                                    6. Next をクリします。

                                                                                                    7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                                                                      Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                                                                      の □ にチェックマークが付けます。

                                                                                                    8. Next をクリします。

                                                                                                    9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                                                                      Add Perl to the PATH environment variable

                                                                                                      Create Perl file extension association
                                                                                                      にチェックマークがついています。

                                                                                                      その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                                                                      されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                                                                      ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                                                                      ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                                                                      この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                                                                      (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                                                                      は選べません。

                                                                                                    10. Next をクリします。

                                                                                                    11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                                                                    12. ファイルのコピーが始まって
                                                                                                      Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                                                                      と表示されている間、待ってください。

                                                                                                    13. 画面が変わり、表示が
                                                                                                      Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                                      変わったら、Finish をクリックします。

                                                                                                    14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                                                                    これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                                                                    ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                                                                    3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                                                                    ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                                                                    使ってみましょう。
                                                                                                    1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                                                                      (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                                                                    2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                                                                      (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                                                                      と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                                                                      c:\usr\local\eg
                                                                                                      ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                                                                    3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                                                                    4. Hello from ActivePerl!
                                                                                                      C:\usr\local\eg>


                                                                                                      と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                                                                    では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                                                                    1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                                                                      と入力して、Enterキーを押します。

                                                                                                    2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                                                                      (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                                                                    加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                                                                    ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                                                                    試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                                                                    bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                                                                    1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                                                                      と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                                                                      C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                                                                      と入力して、Enter キーを押します。

                                                                                                    2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                                                                      ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                                                                      bbs.cgi syntax OK

                                                                                                      C:\home\bbs>
                                                                                                    では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                                                                    自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                                                                    しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                                                                    4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                                                                    準備
                                                                                                    [Windows XP のみ]
                                                                                                    Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                                                                    [Windows 95 のみ]
                                                                                                    Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                                                                    (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                                                                    1. 次に行きます。
                                                                                                    2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                                                                      このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                                                                      Windows Socket 2 Update
                                                                                                      986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                                                                    3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                                                                    4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                                                                    [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                                                                    上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                                                                    ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                                                                    「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                                                                    • Windows 95 の場合
                                                                                                    • Windows 95/98/Me の場合
                                                                                                    • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                                                                    本番
                                                                                                    [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                                                                    1. に行きます。

                                                                                                    2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                                                                          09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                                                                         ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                                                                    3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                                    5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                                                                    1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                                                                    2. ダウンロードした
                                                                                                      apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                                                                      をダブルクリックします。

                                                                                                    3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                                                                      Apache HTTP Server 2.0.47

                                                                                                      と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                                                                    4. License Agreement 画面では、
                                                                                                      I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                                                                    5. Read This First 画面では、
                                                                                                      Apache HTTP Server
                                                                                                      というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                                                                    6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                                                                      私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                                                                      Server Name (e.g.)
                                                                                                      127.0.0.1
                                                                                                      Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                                                                      Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                                                                      127.0.0.1

                                                                                                      一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                                                                    7. 入力欄の下に
                                                                                                      Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                                                                      とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                                                                      ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                                                                      ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                                                      の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                                                                    8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                                                                    9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                                                                      Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                                                                      C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                                      このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                                                                      Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                                                                      しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                                                                      そのように変更しましょう。
                                                                                                    10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                                                                    11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                                                                        Folder Name:
                                                                                                        C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                                      ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                                                                        Folder Name:
                                                                                                        C:\
                                                                                                    12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                                                                      C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                                                                    13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                                                                      何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                                                                    14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                                                                      作業が終わるまで待ちます。

                                                                                                    15. 画面が変わって、

                                                                                                      Installation Wizard Completed

                                                                                                      Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                                                                      Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                                                                      と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                                                                    16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                                                                    6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                                                                    作業ディレクトリの作成

                                                                                                    (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                                                                    ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                                                                    われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                                                                    ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                                                                    C:\apollo\
                                                                                                    次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                                                                    1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                                                                    2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                                                                    3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                                                                    ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                                                                    C:\apollo\public_html\
                                                                                                    プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                                                                    私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                                                                    次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                                                                    httpd.conf の修正

                                                                                                    Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                                                                    「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                                                                    [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                                                                    Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                                                                    実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                                                                    われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                                                                    プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                                                                    を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                                                                    確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                                                                    ● 212行目
                                                                                                    
                                                                                                    インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                                                                    確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                                                                    インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                                                    を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                                                                    
                                                                                                    ServerName 127.0.0.1:80
                                                                                                    
                                                                                                    もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                                                                    ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                                                                    
                                                                                                     228行目
                                                                                                    
                                                                                                    DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                                    
                                                                                                    ↓変更
                                                                                                    
                                                                                                    #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                                    DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                                                                    
                                                                                                    先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                                                                    ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                                                                    
                                                                                                    「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                                    の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                                                                    
                                                                                                    なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                                                                    ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                                                                    できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                                                                    もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                                                                    musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                                                                    が完全に一致することです。
                                                                                                    
                                                                                                    ● 253行目
                                                                                                    
                                                                                                    
                                                                                                    
                                                                                                    ↓変更
                                                                                                    
                                                                                                    #
                                                                                                    
                                                                                                    
                                                                                                    「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                                                                    です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                                                                    までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                                                                    
                                                                                                    作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                                                                    ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                                                                    とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                                                                     または  だけで表示されます。
                                                                                                    
                                                                                                    ● 267行目
                                                                                                    
                                                                                                        Options Indexes FollowSymLinks
                                                                                                    
                                                                                                    ↓変更
                                                                                                    
                                                                                                        Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                                                                    
                                                                                                    ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                                                                    で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                                                                    
                                                                                                    MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                                                                    ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                                                                    
                                                                                                    ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                                                                    されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                                                                    の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                                                                    方法の一つです。
                                                                                                    
                                                                                                    ● 321行目
                                                                                                    
                                                                                                    DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                                                    
                                                                                                    ↓変更
                                                                                                    
                                                                                                    DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                                                    DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                                                                    
                                                                                                    これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                                                                    そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                                                                    に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                                                                    
                                                                                                    ● 511行目付近
                                                                                                    
                                                                                                    ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                                                                    キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                                                                    
                                                                                                    ↓挿入
                                                                                                    
                                                                                                    Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                                                                    
                                                                                                    
                                                                                                        Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                                                                        AddOutputFilter Includes html
                                                                                                        AllowOverride None
                                                                                                        Order allow,deny
                                                                                                        Allow from all
                                                                                                    
                                                                                                    
                                                                                                    上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                                                                    Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                                                                    すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                                                                    
                                                                                                    その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                                                                    簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                                                                    html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                                                                    
                                                                                                    ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                    
                                                                                                    ReadmeName README.html
                                                                                                    HeaderName HEADER.html
                                                                                                    
                                                                                                    ↓変更
                                                                                                    
                                                                                                    #ReadmeName README.html
                                                                                                    #HeaderName HEADER.html
                                                                                                    
                                                                                                    元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                                                                    HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                                                                    レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                                                                    ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                                                                    ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                                                                    しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                                                                    HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                                                                    アウトしておきましょう。
                                                                                                    
                                                                                                    これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                                                                    に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                                                                    README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                                                                    
                                                                                                    ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                    
                                                                                                    IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                                                    
                                                                                                    ↓変更
                                                                                                    
                                                                                                    #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                                                    
                                                                                                    元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                                                                    IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                                                                    に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                                                                    readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                                                                    のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                                                                    
                                                                                                    ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                    
                                                                                                    LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                                                    
                                                                                                    ↓変更
                                                                                                    
                                                                                                    LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                                                    
                                                                                                    言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                                                                    日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                                                                    
                                                                                                    ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                    
                                                                                                    AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                                                    
                                                                                                    ↓変更
                                                                                                    
                                                                                                    #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                                                    
                                                                                                    デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                                                                    このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                                                                    の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                                                                    
                                                                                                    ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                    
                                                                                                        #AddHandler cgi-script .cgi
                                                                                                    
                                                                                                    ↓変更
                                                                                                    
                                                                                                        AddHandler cgi-script .cgi
                                                                                                    
                                                                                                    コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                                                                    実行する」という意味です。
                                                                                                    
                                                                                                    ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                    
                                                                                                    #AddHandler send-as-is asis
                                                                                                    
                                                                                                    ↓変更
                                                                                                    
                                                                                                    AddHandler send-as-is asis
                                                                                                    
                                                                                                    コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                                                                    
                                                                                                    ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                    
                                                                                                    #AddHandler imap-file map
                                                                                                    
                                                                                                    ↓変更
                                                                                                    
                                                                                                    AddHandler imap-file map
                                                                                                    
                                                                                                    コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                                                                    
                                                                                                    ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                    
                                                                                                    #AddType text/html .shtml
                                                                                                    #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                                                    
                                                                                                    ↓変更
                                                                                                    
                                                                                                    AddType text/html .shtml
                                                                                                    AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                                                    AddType text/html .html
                                                                                                    AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                                                                    
                                                                                                    最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                                                                    同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                                                                    
                                                                                                    -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                                                                    
                                                                                                    変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                                                                    
                                                                                                    最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                                                                    

                                                                                                    7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                                                                    前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                                                                    ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                                                                    今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                                                                    現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                                                                    Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                                                                    Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                                                                    1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                                                                    2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                                                                    3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                                                                    4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                                                                    5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                                                                    6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                                                                      ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                                                                      httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                                                                      多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                                                                      Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                                                                      Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                                      これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                                                                      別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                                                                      Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                                      バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                                                                      起動

                                                                                                      1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                                                                      2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                                                                      終了

                                                                                                      1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                                                                      2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                                                                      3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                                                                      (ケーブルテレビの場合)
                                                                                                      J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                                                                      1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                                                                      2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                                                                      3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                                                                      4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                                                                      5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                                                                      6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                                                                      Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                                                                       

                                                                                                      8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                                                                      HTMLファイルを置く

                                                                                                      ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                                                                      [index.html]
                                                                                                      [Windows 95/98/Me では]
                                                                                                      Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                                                                      1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                                                                      2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                                                                      [全Windows OS共通]
                                                                                                      1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                                                                      2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                                                                      ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                                                                      UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                                                                      ~apollo

                                                                                                      CGIファイルを置く

                                                                                                      では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                                                                      [test.cgi]
                                                                                                      CGIスクリプトの先頭行
                                                                                                      #!/usr/local/bin/perl
                                                                                                      の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                                                                      test.cgi
                                                                                                      CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                                                                      [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                                                                      を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                                                                      SSIを使う

                                                                                                      では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                                                                      [test.shtml]
                                                                                                      ブラウザで
                                                                                                      test.shtml
                                                                                                      にアクセスしてみましょう。

                                                                                                      Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                                                                      Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                                                                      上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                                                                      拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                                                                      簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                                                                      上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                                                                      では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                                                                      [counter.cgi]
                                                                                                      counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                                                                      カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                                                                      続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                                                                      [counter.html]
                                                                                                      やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                                                                      counter.html
                                                                                                      ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                                                                      counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                                                                      ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
                                                                                                      • 博客访问: 162049
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                                                                                                      2008年(1)

                                                                                                      2006年(29)

                                                                                                      我的朋友

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                                                                                                      2006-07-05 15:56:01

                                                                                                      文件: aspl2065.zip
                                                                                                      大小: 269KB
                                                                                                      下载: 下载


                                                                                                      旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                                                                      1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                                                                      Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                                                                      ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                                                                      Windows 95 の場合

                                                                                                      [DCOM for Windows 95]
                                                                                                      1. に行きます。
                                                                                                      2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                                                                         Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                                                                      3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                                                                      4. [はい] クリックしします。
                                                                                                      5. [Yes] クリックしします。
                                                                                                      6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                                                                      Windows 95/98/Me の場合

                                                                                                      [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                                                                      1. に行きます。
                                                                                                      2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                                        File Name:    File Size
                                                                                                            1670 KB

                                                                                                      3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                                      4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                                                      ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                                        ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                                                      [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                                                                      * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                                                                      * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                                                                      1. に行きます。
                                                                                                      2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                                        File Name:    File Size
                                                                                                            1781 KB

                                                                                                      3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                                      4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                                                      5. パソコンを再起動します。
                                                                                                      ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                                        ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                                                      * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                                                                      Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                                                                      Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                                                                      [本体]
                                                                                                      いよいよ本体です。

                                                                                                      1. に行きます。
                                                                                                      2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                                                                        「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                                                                        ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                                                                        Windows           11.5MB

                                                                                                        をダウンロードします。
                                                                                                        上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                                                                      3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                                                                      2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                                                                      1. ダウンロードした本体
                                                                                                        ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                                                                        をダブルクリックします。

                                                                                                      2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                                                                        Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                                        と表示されたら Next をクリックします。

                                                                                                      3. End-User License Agreement 画面で
                                                                                                        I accept the terms in the License Agreement
                                                                                                        をチェックして、Next をクリックします。

                                                                                                      4. Custom Setup 画面で、
                                                                                                        枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                                                                        すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                                                                      5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                                                                        Location: C:\Perl\
                                                                                                        と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                                                                        Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                                                                        C:\usr\local\

                                                                                                        に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                                                                        パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                                                                        C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                                                                        #!/usr/local/bin/perl

                                                                                                        プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                                                                        C:\usr\ に変更してください。

                                                                                                      6. Next をクリします。

                                                                                                      7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                                                                        Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                                                                        の □ にチェックマークが付けます。

                                                                                                      8. Next をクリします。

                                                                                                      9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                                                                        Add Perl to the PATH environment variable

                                                                                                        Create Perl file extension association
                                                                                                        にチェックマークがついています。

                                                                                                        その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                                                                        されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                                                                        ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                                                                        ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                                                                        この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                                                                        (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                                                                        は選べません。

                                                                                                      10. Next をクリします。

                                                                                                      11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                                                                      12. ファイルのコピーが始まって
                                                                                                        Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                                                                        と表示されている間、待ってください。

                                                                                                      13. 画面が変わり、表示が
                                                                                                        Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                                        変わったら、Finish をクリックします。

                                                                                                      14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                                                                      これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                                                                      ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                                                                      3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                                                                      ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                                                                      使ってみましょう。
                                                                                                      1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                                                                        (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                                                                      2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                                                                        (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                                                                        と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                                                                        c:\usr\local\eg
                                                                                                        ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                                                                      3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                                                                      4. Hello from ActivePerl!
                                                                                                        C:\usr\local\eg>


                                                                                                        と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                                                                      では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                                                                      1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                                                                        と入力して、Enterキーを押します。

                                                                                                      2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                                                                        (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                                                                      加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                                                                      ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                                                                      試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                                                                      bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                                                                      1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                                                                        と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                                                                        C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                                                                        と入力して、Enter キーを押します。

                                                                                                      2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                                                                        ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                                                                        bbs.cgi syntax OK

                                                                                                        C:\home\bbs>
                                                                                                      では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                                                                      自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                                                                      しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                                                                      4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                                                                      準備
                                                                                                      [Windows XP のみ]
                                                                                                      Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                                                                      [Windows 95 のみ]
                                                                                                      Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                                                                      (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                                                                      1. 次に行きます。
                                                                                                      2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                                                                        このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                                                                        Windows Socket 2 Update
                                                                                                        986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                                                                      3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                                                                      4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                                                                      [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                                                                      上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                                                                      ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                                                                      「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                                                                      • Windows 95 の場合
                                                                                                      • Windows 95/98/Me の場合
                                                                                                      • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                                                                      本番
                                                                                                      [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                                                                      1. に行きます。

                                                                                                      2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                                                                            09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                                                                           ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                                                                      3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                                      5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                                                                      1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                                                                      2. ダウンロードした
                                                                                                        apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                                                                        をダブルクリックします。

                                                                                                      3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                                                                        Apache HTTP Server 2.0.47

                                                                                                        と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                                                                      4. License Agreement 画面では、
                                                                                                        I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                                                                      5. Read This First 画面では、
                                                                                                        Apache HTTP Server
                                                                                                        というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                                                                      6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                                                                        私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                                                                        Server Name (e.g.)
                                                                                                        127.0.0.1
                                                                                                        Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                                                                        Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                                                                        127.0.0.1

                                                                                                        一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                                                                      7. 入力欄の下に
                                                                                                        Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                                                                        とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                                                                        ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                                                                        ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                                                        の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                                                                      8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                                                                      9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                                                                        Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                                                                        C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                                        このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                                                                        Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                                                                        しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                                                                        そのように変更しましょう。
                                                                                                      10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                                                                      11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                                                                          Folder Name:
                                                                                                          C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                                        ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                                                                          Folder Name:
                                                                                                          C:\
                                                                                                      12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                                                                        C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                                                                      13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                                                                        何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                                                                      14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                                                                        作業が終わるまで待ちます。

                                                                                                      15. 画面が変わって、

                                                                                                        Installation Wizard Completed

                                                                                                        Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                                                                        Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                                                                        と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                                                                      16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                                                                      6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                                                                      作業ディレクトリの作成

                                                                                                      (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                                                                      ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                                                                      われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                                                                      ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                                                                      C:\apollo\
                                                                                                      次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                                                                      1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                                                                      2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                                                                      3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                                                                      ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                                                                      C:\apollo\public_html\
                                                                                                      プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                                                                      私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                                                                      次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                                                                      httpd.conf の修正

                                                                                                      Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                                                                      「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                                                                      [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                                                                      Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                                                                      実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                                                                      われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                                                                      プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                                                                      を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                                                                      確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                                                                      ● 212行目
                                                                                                      
                                                                                                      インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                                                                      確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                                                                      インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                                                      を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                                                                      
                                                                                                      ServerName 127.0.0.1:80
                                                                                                      
                                                                                                      もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                                                                      ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                                                                      
                                                                                                       228行目
                                                                                                      
                                                                                                      DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                                      
                                                                                                      ↓変更
                                                                                                      
                                                                                                      #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                                      DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                                                                      
                                                                                                      先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                                                                      ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                                                                      
                                                                                                      「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                                      の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                                                                      
                                                                                                      なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                                                                      ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                                                                      できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                                                                      もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                                                                      musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                                                                      が完全に一致することです。
                                                                                                      
                                                                                                      ● 253行目
                                                                                                      
                                                                                                      
                                                                                                      
                                                                                                      ↓変更
                                                                                                      
                                                                                                      #
                                                                                                      
                                                                                                      
                                                                                                      「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                                                                      です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                                                                      までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                                                                      
                                                                                                      作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                                                                      ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                                                                      とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                                                                       または  だけで表示されます。
                                                                                                      
                                                                                                      ● 267行目
                                                                                                      
                                                                                                          Options Indexes FollowSymLinks
                                                                                                      
                                                                                                      ↓変更
                                                                                                      
                                                                                                          Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                                                                      
                                                                                                      ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                                                                      で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                                                                      
                                                                                                      MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                                                                      ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                                                                      
                                                                                                      ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                                                                      されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                                                                      の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                                                                      方法の一つです。
                                                                                                      
                                                                                                      ● 321行目
                                                                                                      
                                                                                                      DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                                                      
                                                                                                      ↓変更
                                                                                                      
                                                                                                      DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                                                      DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                                                                      
                                                                                                      これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                                                                      そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                                                                      に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                                                                      
                                                                                                      ● 511行目付近
                                                                                                      
                                                                                                      ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                                                                      キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                                                                      
                                                                                                      ↓挿入
                                                                                                      
                                                                                                      Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                                                                      
                                                                                                      
                                                                                                          Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                                                                          AddOutputFilter Includes html
                                                                                                          AllowOverride None
                                                                                                          Order allow,deny
                                                                                                          Allow from all
                                                                                                      
                                                                                                      
                                                                                                      上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                                                                      Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                                                                      すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                                                                      
                                                                                                      その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                                                                      簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                                                                      html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                                                                      
                                                                                                      ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                      
                                                                                                      ReadmeName README.html
                                                                                                      HeaderName HEADER.html
                                                                                                      
                                                                                                      ↓変更
                                                                                                      
                                                                                                      #ReadmeName README.html
                                                                                                      #HeaderName HEADER.html
                                                                                                      
                                                                                                      元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                                                                      HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                                                                      レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                                                                      ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                                                                      ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                                                                      しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                                                                      HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                                                                      アウトしておきましょう。
                                                                                                      
                                                                                                      これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                                                                      に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                                                                      README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                                                                      
                                                                                                      ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                      
                                                                                                      IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                                                      
                                                                                                      ↓変更
                                                                                                      
                                                                                                      #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                                                      
                                                                                                      元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                                                                      IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                                                                      に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                                                                      readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                                                                      のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                                                                      
                                                                                                      ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                      
                                                                                                      LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                                                      
                                                                                                      ↓変更
                                                                                                      
                                                                                                      LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                                                      
                                                                                                      言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                                                                      日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                                                                      
                                                                                                      ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                      
                                                                                                      AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                                                      
                                                                                                      ↓変更
                                                                                                      
                                                                                                      #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                                                      
                                                                                                      デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                                                                      このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                                                                      の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                                                                      
                                                                                                      ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                      
                                                                                                          #AddHandler cgi-script .cgi
                                                                                                      
                                                                                                      ↓変更
                                                                                                      
                                                                                                          AddHandler cgi-script .cgi
                                                                                                      
                                                                                                      コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                                                                      実行する」という意味です。
                                                                                                      
                                                                                                      ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                      
                                                                                                      #AddHandler send-as-is asis
                                                                                                      
                                                                                                      ↓変更
                                                                                                      
                                                                                                      AddHandler send-as-is asis
                                                                                                      
                                                                                                      コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                                                                      
                                                                                                      ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                      
                                                                                                      #AddHandler imap-file map
                                                                                                      
                                                                                                      ↓変更
                                                                                                      
                                                                                                      AddHandler imap-file map
                                                                                                      
                                                                                                      コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                                                                      
                                                                                                      ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                      
                                                                                                      #AddType text/html .shtml
                                                                                                      #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                                                      
                                                                                                      ↓変更
                                                                                                      
                                                                                                      AddType text/html .shtml
                                                                                                      AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                                                      AddType text/html .html
                                                                                                      AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                                                                      
                                                                                                      最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                                                                      同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                                                                      
                                                                                                      -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                                                                      
                                                                                                      変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                                                                      
                                                                                                      最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                                                                      

                                                                                                      7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                                                                      前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                                                                      ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                                                                      今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                                                                      現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                                                                      Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                                                                      Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                                                                      1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                                                                      2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                                                                      3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                                                                      4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                                                                      5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                                                                      6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                                                                        ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                                                                        httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                                                                        多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                                                                        Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                                                                        Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                                        これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                                                                        別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                                                                        Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                                        バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                                                                        起動

                                                                                                        1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                                                                        2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                                                                        終了

                                                                                                        1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                                                                        2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                                                                        3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                                                                        (ケーブルテレビの場合)
                                                                                                        J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                                                                        1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                                                                        2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                                                                        3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                                                                        4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                                                                        5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                                                                        6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                                                                        Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                                                                         

                                                                                                        8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                                                                        HTMLファイルを置く

                                                                                                        ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                                                                        [index.html]
                                                                                                        [Windows 95/98/Me では]
                                                                                                        Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                                                                        1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                                                                        2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                                                                        [全Windows OS共通]
                                                                                                        1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                                                                        2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                                                                        ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                                                                        UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                                                                        ~apollo

                                                                                                        CGIファイルを置く

                                                                                                        では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                                                                        [test.cgi]
                                                                                                        CGIスクリプトの先頭行
                                                                                                        #!/usr/local/bin/perl
                                                                                                        の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                                                                        test.cgi
                                                                                                        CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                                                                        [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                                                                        を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                                                                        SSIを使う

                                                                                                        では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                                                                        [test.shtml]
                                                                                                        ブラウザで
                                                                                                        test.shtml
                                                                                                        にアクセスしてみましょう。

                                                                                                        Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                                                                        Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                                                                        上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                                                                        拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                                                                        簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                                                                        上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                                                                        では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                                                                        [counter.cgi]
                                                                                                        counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                                                                        カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                                                                        続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                                                                        [counter.html]
                                                                                                        やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                                                                        counter.html
                                                                                                        ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                                                                        counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                                                                        ActivePerlとApacheでパソコンをサーバに -- Windows 95/NT 4.0/9-tekikesyo-ChinaUnix博客
                                                                                                        • 博客访问: 162060
                                                                                                        • 博文数量: 43
                                                                                                        • 博客积分: 1410
                                                                                                        • 博客等级: 上尉
                                                                                                        • 技术积分: 360
                                                                                                        • 用 户 组: 普通用户
                                                                                                        • 注册时间: 2006-06-06 16:25
                                                                                                        文章分类

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                                                                                                        2014年(12)

                                                                                                        2008年(1)

                                                                                                        2006年(29)

                                                                                                        我的朋友

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                                                                                                        文件: aspl2065.zip
                                                                                                        大小: 269KB
                                                                                                        下载: 下载


                                                                                                        旧バージョンの ActivePerl がインストールしてあれば、アンインストールして、準備しておきましょう。

                                                                                                        1: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のダウンロード

                                                                                                        Internet Explorer 5.5 以上がインストールされていない場合

                                                                                                        ActivePerl を使用するには、Internet Explorer 5.5 以上がパソコンにインストールしてある必要があるそうです。万一、これより前の IE をお使いに方は、次に行って、バージョンアップしておきましょう。

                                                                                                        Windows 95 の場合

                                                                                                        [DCOM for Windows 95]
                                                                                                        1. に行きます。
                                                                                                        2. 次のようなリンクを探し、クリックしてダウンロードして、マイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所に保存します。このリンクそのものをクリックしても、同じものがダウンロードできます。

                                                                                                           Download the self-extracting executable file from the Microsoft Download site.

                                                                                                        3. dcom95.exe をダブルクリックします。
                                                                                                        4. [はい] クリックしします。
                                                                                                        5. [Yes] クリックしします。
                                                                                                        6. インストールが終了したら、パソコンを再起動します。

                                                                                                        Windows 95/98/Me の場合

                                                                                                        [Windows Installer 2.0 for Windows 95, 98, and Me]
                                                                                                        1. に行きます。
                                                                                                        2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                                          File Name:    File Size
                                                                                                              1670 KB

                                                                                                        3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                                        4. ダウンロードした InstMsiA.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                                                        ◎ InstMsiA.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                                          ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                                                        [Windows Installer for Windows NT 4.0 and 2000]
                                                                                                        * Windows 95/98/Me 用の Windows Installer とは別です。
                                                                                                        * Windows XP にはすでにWindows Installer 2.0 が含まれていて、これを再インストールすることは出来ないそうです。
                                                                                                        1. に行きます。
                                                                                                        2. 次のように書かれているリンクをクリックします。このリンクそのものをクリックしてもダウンロードできます。

                                                                                                          File Name:    File Size
                                                                                                              1781 KB

                                                                                                        3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                                        4. ダウンロードした InstMsiW.exe をダブルクリックてインストールします。
                                                                                                        5. パソコンを再起動します。
                                                                                                        ◎ InstMsiW.exe は Apache 2.0.47 for Win32 のインストールにも必要です。
                                                                                                          ここで上記の作業を完了しておくと、Apache での作業が省略できます。

                                                                                                        * このほか、Windows NT 4.0 には、Service Pack 6 が必要なようです。まだの方は、Windows Update から
                                                                                                        Microsoft サイトに行って確認してください。

                                                                                                        Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通

                                                                                                        [本体]
                                                                                                        いよいよ本体です。

                                                                                                        1. に行きます。
                                                                                                        2. ダウンロードページには、上の段に「ActivePerl 5.6.1 Build 635」、下の段に
                                                                                                          「ActivePerl 5.8.0 build 806」と、2つのバージョンがおいてあります。下の方
                                                                                                          ActivePerl 5.8.0 Build 806 のすぐ右

                                                                                                          Windows           11.5MB

                                                                                                          をダウンロードします。
                                                                                                          上記の文字のうち、MSI の部分を直接クリックしても、同じものがダウンロードできます。
                                                                                                        3. ダウンロードする ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi をマイドキュメントやデスクトップなどわかりやすい場所を指定して、保存します。

                                                                                                        2: ActivePerl 5.8.0 Build 806 のインストール

                                                                                                        1. ダウンロードした本体
                                                                                                          ActivePerl-5.8.0.806-MSWin32-x86.msi
                                                                                                          をダブルクリックします。

                                                                                                        2. ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup
                                                                                                          Welcome to the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                                          と表示されたら Next をクリックします。

                                                                                                        3. End-User License Agreement 画面で
                                                                                                          I accept the terms in the License Agreement
                                                                                                          をチェックして、Next をクリックします。

                                                                                                        4. Custom Setup 画面で、
                                                                                                          枠の中にハードディスクのアイコンがいくつか表示されていて、それぞれに名前がついています。
                                                                                                          すでに、すべてハードディスクにインストールする設定になっていますので、そのままにしておきます。

                                                                                                        5. 同じ Custom Setup 画面で、左下方に
                                                                                                          Location: C:\Perl\
                                                                                                          と記述されています。その右の Browse をクリックして、
                                                                                                          Folder name に入力してあるC:\Perl\

                                                                                                          C:\usr\local\

                                                                                                          に変更して、OK します。Location:C:\Perl\ が C:\usr\local\ に変わります。
                                                                                                          パスはこれだけ。最後に bin\ とか Perl\ などをつけないこと。
                                                                                                          C:\usr\local\ という形にフォルダが自動作成され、 bin フォルダに入っている perl 実行ファイルがそこに置かれる結果、perl へのパスは C:\usr\local\bin\perl、つまり /usr/local/bin/perl になります。多くのプロバイダでのPerlへのパスと同じく、 GIスクリプトの先頭行の記述するローカルサーバのPerlへのパス次のようになります。

                                                                                                          #!/usr/local/bin/perl

                                                                                                          プロバイダのPerlのパスが #!/usr/bin/perl の場合は、C:\usr\ とだけ入力して、
                                                                                                          C:\usr\ に変更してください。

                                                                                                        6. Next をクリします。

                                                                                                        7. 次の左上にNew Features in PPM と書かれた画面の左下で

                                                                                                          Enable PPM3 to send profile into ASPN

                                                                                                          の □ にチェックマークが付けます。

                                                                                                        8. Next をクリします。

                                                                                                        9. 次の Choose Setup Options 画面で、

                                                                                                          Add Perl to the PATH environment variable

                                                                                                          Create Perl file extension association
                                                                                                          にチェックマークがついています。

                                                                                                          その下にさらに次のような2項目がありますが、多くの人のパソコンでは、グレー表示
                                                                                                          されていて、チェックボックスが選択できなくなっているでしょう。

                                                                                                          ■ Create IIS script mapping for Perl
                                                                                                          ■ Create IIS script mapping for Perl ISAPI

                                                                                                          この場合、パソコンがIIS (Microsoft Internet Information Server) になってなく、ISAPI
                                                                                                          (Internet Server Application Programming Interface) も持っていないからで、これらの2項目
                                                                                                          は選べません。

                                                                                                        10. Next をクリします。

                                                                                                        11. 次の Ready to Install 画面で Install をクリします。

                                                                                                        12. ファイルのコピーが始まって
                                                                                                          Installing ActivePerl 5.8.0 Build 806
                                                                                                          と表示されている間、待ってください。

                                                                                                        13. 画面が変わり、表示が
                                                                                                          Completing the ActivePerl 5.8.0 Build 806 Setup Wizard
                                                                                                          変わったら、Finish をクリックします。

                                                                                                        14. インストールが完了したら、2つのウィンドウ -- ActivePerl User GuideInstaller Information -- が現れます。Installer InformationYes ボタンをクリックすると、パソコンが再起動されます。ActivePerl User Guide は全ての作業の終了後にも読むことが出来ます。
                                                                                                        これで、ActivePerlのインストールが終了して、ActivePerl をローカルサーバの一部として使用する準備がすべて整いました。

                                                                                                        ActivePerl 5.8.0 Build 806 では、この段階で、Windows パソコンのCドライブある autoexec.bat も自動的に変更されていて、 autoexec.bat には C:\Perl\ から C:\usr\local\ へのインストール場所の変更が反映されています。従って、ユーザが手動でを変更する必要は ありません。次ページのテストのように、MS-DOSプロンプトからActivePerl を単独で起動することができます。

                                                                                                        3: ActivePerl 5.8.0 Build 806 を使ってみよう

                                                                                                        ActivePerl 5.8.0 Build 806 が正しくインストールされたかどうか、チェックしてみましょう。インストールしてできた C:\usr\local\eg ディレクトリに example.pl という名前の Perlのサンプルスクリプトが入っています。
                                                                                                        使ってみましょう。
                                                                                                        1. 「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOS プロンプト」を選びます。
                                                                                                          (Windows XP では、「スタート」→「コマンド プロンプト」を選びます。)

                                                                                                        2. C:\WINDOWS>cd c:\usr\local\eg  (赤字がタイプ入力、黒字は自動表示。)
                                                                                                          (上記自動表示が C:\Documents and Settings\User> などと違っていてもかまいません。)

                                                                                                          と入力して Enter キーを押します。これで、
                                                                                                          c:\usr\local\eg
                                                                                                          ディレクトリがカレントディレクトリになります。

                                                                                                        3. 次に C:\usr\local\eg>perl example.pl と入力して Enter キーを押します

                                                                                                        4. Hello from ActivePerl!
                                                                                                          C:\usr\local\eg>


                                                                                                          と表示されたら、めでたし、めでたし!インストール成功!!
                                                                                                        では、念のために、別の方法でテストしてみましょう。
                                                                                                        1. C:\usr\local\eg>perl -h

                                                                                                          と入力して、Enterキーを押します。

                                                                                                        2. コマンドラインで使えるすべてのオプションが表示されましたか?
                                                                                                          (テストですから、内容は後ほどゆっくり研究しましょう。)
                                                                                                        加入しているプロバイダが telent でサーバにアクセスしてテストすることを許していなくても、
                                                                                                        ActivePerl をインストールしたからには、Perlの文法チェックが自分のパソコンでできるはずです。
                                                                                                        試してみましょう。たとえば、C ドライブの home フォルダに bbs フォルダがあり、そこに
                                                                                                        bbs.cgi ファイルが入れてあるとします。
                                                                                                        1. C:\usr\local\eg>cd c:\home\bbs

                                                                                                          と入力して、Enter キーを押し、bbs フォルダに移動します。

                                                                                                          C:\home\bbs>perl -wc bbs.cgi

                                                                                                          と入力して、Enter キーを押します。

                                                                                                        2. 「タイプの間違いではないか」などと、テストの結果が何行か表示されると思いまが、最後さえ次の
                                                                                                          ようになっていると、CGIスクリプトが少なくとも文法的には正しいとわかります。

                                                                                                          bbs.cgi syntax OK

                                                                                                          C:\home\bbs>
                                                                                                        では、exit と入力、Enter キーを押して、MS-DOS プロンプトを抜けましょう。
                                                                                                        自分のパソコンでPerlスクリプトが実行でき、Perlで書かれたCGIスクリプトの文法チェックができるようになりました。これだけでも非常に便利で、大変な進歩です。

                                                                                                        しかし、Perlで書かれたCGIスクリプトを掲示板やチャットとして機能させるには、コンピュータ(パソコン)のサーバ化がどうしても必要です。私たちの最終目標、パソコンをサーバにするために、 Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロードに進みましょう。

                                                                                                        4: Apache 2.0.47 for Win32 のダウンロード

                                                                                                        準備
                                                                                                        [Windows XP のみ]
                                                                                                        Windows XP に Apache をインストールする場合、Windows XP Service Pack 1 をインストールしなければならないそうです。そのほかにも注意事項があるようなので、次の説明を参照してください。

                                                                                                        [Windows 95 のみ]
                                                                                                        Microsoftから Windows Socket 2 Update をダウンロード、インストールする必要があります。
                                                                                                        (Windows NT 4.0、98、Me、2000 のパソコンにはすでに入っています。)
                                                                                                        1. 次に行きます。
                                                                                                        2. 説明を読んで、次のようなアイコンをクリックして、W95ws2setup.exe をデスクトップなどに保存します。
                                                                                                          このアイコンを直接クリックしても、ダウンロードできます。
                                                                                                          Windows Socket 2 Update
                                                                                                          986 KB | 8 Min @ 28.8
                                                                                                        3. ダウンロードした W95ws2setup.exe をダブルクリックしてインストールします。

                                                                                                        4. インストール終了後、パソコンを再起動します。
                                                                                                        [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000]
                                                                                                        上記以外で、Apache 2.0.47 for Win32 をダウンロード、インストールする前に準備しておくべき作業は、
                                                                                                        ActivePerl 5.8.0 Build 806 の場合と同じです。まだの方は
                                                                                                        「」 で、該当箇所をお読みください。
                                                                                                        • Windows 95 の場合
                                                                                                        • Windows 95/98/Me の場合
                                                                                                        • Windows NT 4.0/Windows 2000 の場合
                                                                                                        本番
                                                                                                        [Windows 95/NT 4.0/98/Me/2000/XP 共通]

                                                                                                        1. に行きます。

                                                                                                        2. 次の項目を探し、クリックしてダウンロードします。 (バージョンや日付、ファイル名が .msi で終わっていることに注意)

                                                                                                              09-Jul-2003 02:14 5.8M MSI Installer Package

                                                                                                             ↑ これを直接クリックしてもまったく同じもがダウンロードできます。

                                                                                                        3. パソコンの適当なフォルダに保存します。(マイドキュメントやデスクトップでも。)
                                                                                                        5: Apache 2.0.47 for Win32 のインストール
                                                                                                        1. 古いバージョンの Apache がインストールしてあったら*、Apache 2.0.47 for Win32 のインストールを始める前に、正規の方法で古い Apache をアンインストールしておきましょう。(*Windows XP パソコンで、購入時にすでに C:\Apache フォルダが存在する場合は、そのままでかまわないでしょう。) アンインストールしただけでは、設定ファイルの httpd.conf など、一部のファイルが残ります。これらを残さないために、正規のアンインストールの後で、先にインストールしてできた Apache 用のフォルダ (2.0 では Apache2 フォルダ) ごと、 手動で削除しておきましょう。理由は、Apache 2.0.47 for Win32 の httpd.conf ファイルは 2.0.46 以前のものと違いがあるからです。古い httpd.conf があると、上書きされずに、そのまま残ってしまいます。以前の設定を継承したい場合は、アンインストールの前に、古い httpd.conf をコピーして、別のフォルダに貼り付け、保存しておきましょう。
                                                                                                        2. ダウンロードした
                                                                                                          apache_2.0.47-win32-x86-no_ssl.msi
                                                                                                          をダブルクリックします。

                                                                                                        3. Welcome to the Installation Wizard for
                                                                                                          Apache HTTP Server 2.0.47

                                                                                                          と書かれた画面が現れるので、Next をクリックします。
                                                                                                        4. License Agreement 画面では、
                                                                                                          I accept the terms in the license agreement をチェックして、Next をクリックします。
                                                                                                        5. Read This First 画面では、
                                                                                                          Apache HTTP Server
                                                                                                          というタイトルの Apache の説明を読んだら (あるいは、読んだことにしたら)、Next をクリックします。
                                                                                                        6. Server Information 画面には、 Network Domain 欄と Server Name 欄と Administer's Email Address 欄 があり、すべて入力する必要があります。
                                                                                                          私たちには、真中の Server Name 欄がもっとも重要です。ここには次の赤字の部分を入力します。 (意味は次ページで説明します。)
                                                                                                          Server Name (e.g.)
                                                                                                          127.0.0.1
                                                                                                          Apache をテスト用の擬似サーバとして使うのなら、一番上の Network Domain 欄も同じ数字でかまいません。

                                                                                                          Network Domain (e.g.somenet.com)
                                                                                                          127.0.0.1

                                                                                                          一番下の Administer's Email Address 管理者のEメールアドレスを入力します。擬似サーバではメールアドレスの出番はないでしょうが、ここが空欄だとエラーになります。ふだん使っているアドレスを入力しましょう。

                                                                                                        7. 入力欄の下に
                                                                                                          Install Apache HTTP Server 2.0 programs and shortcuts for:
                                                                                                          とあり、ラジオボタンが2つあります。
                                                                                                          ○ for All Users, on Port 80, as a Service -- Recommended.
                                                                                                          ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                                                          の方、 ○ forAll Users, on Port 80, as a Service -- Recommended. をチェックして、 Next をクリックします。

                                                                                                        8. Setup Type 画面では、Typical をチェックして、Next をクリックします。

                                                                                                        9. Destination Folder 画面が現れます。フォルダアイコンの右に次のように書かれています。

                                                                                                          Install Apache HTTP Server 2.0 to the folder:
                                                                                                          C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                                          このままだと、必要なフォルダやファイルは C ドライブの Program Files フォルダ の Apache Group フォルダに、さらに Apache2 フォルダ* を作ってインストールされることになります。
                                                                                                          Apache 1.3.XX は Apache フォルダにインストールされていましたが、Apache 2.0 では、 Apache2 フォルダにインストールされるように初期設定されています。
                                                                                                          しかし、Apache2 フォルダが直接Cドライブに作られたほうが、後の設定がやりやすいので、
                                                                                                          そのように変更しましょう。
                                                                                                        10. 上記の記述の右にある Change... と書いてあるボタンをクリックします。
                                                                                                        11. Folder Name 欄に次の記述があります。
                                                                                                            Folder Name:
                                                                                                            C:\Program Files\Apache Group\
                                                                                                          ここから Program Files 以降を削除して次のようにします。
                                                                                                            Folder Name:
                                                                                                            C:\
                                                                                                        12. OK をクリックして Destination Folder 画面に戻ったら、 C:\Program Files\Apache Group\ が
                                                                                                          C:\ に変更されているのを確認します。Next をクリックします。

                                                                                                        13. Ready to Install the Program 画面で、これまでの設定でよければ Install をクリックします。
                                                                                                          何か変更があれば Back ボタンで戻ります。

                                                                                                        14. 次の Installing Apache HTTP Server 2.0.47 画面で、インストールが行われます。
                                                                                                          作業が終わるまで待ちます。

                                                                                                        15. 画面が変わって、

                                                                                                          Installation Wizard Completed

                                                                                                          Installation Wizard has successfully installed Apache HTTP
                                                                                                          Server 2.0.47. Click Finish to exit the wizard.

                                                                                                          と表示されたら、 Finish をクリックします。

                                                                                                        16. おめでとう!これでインストール完了です。促されなくてもパソコンを再起動しておきましょう。

                                                                                                        6: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (1)

                                                                                                        作業ディレクトリの作成

                                                                                                        (この作業は必須です。万一飛ばすと、Apacheを起動できないので注意!)
                                                                                                        ActivePerl と Apache をインストールして、パソコンに擬似サーバを作りました。今後、これを使ってCGIスクリプトなどホームページ用ファイルの動作確認をすることになります。専用の作業ディレクトリ (フォルダ) が必要ですね。プロバイダのサーバに会員が設置したホームページの構造に近づけるため、まずホームディレクトリを作り、その下 (中) に作業ディレクトリである public_html を作りましょう。
                                                                                                        われわれWindowsユーザの感覚では、フォルダの「中」にファイルや別のフォルダを作りますが、サーバの大多数を占めるUNIXコンピュータでは、ファイルやサブディレクトリはディレクトリ (フォルダ) の「下」にあると考えられています。ちなみに、配布サイトからダウンロードしたCGIスクリプトの説明に、よく「xxxx ディレクトリの下に yyyy ディレクトリを作る」とか 「xxxx ディレクトリの下にアップロードする」などと書いてあります。ここでも、「下に」は、「画面で見て下の方に」という意味ではなく、「ひとつ下の階層に」という意味です。やはり、Windows の感覚で言う「中に」と同じです。
                                                                                                        ホームディレクトリの名前は自由ですが、ここでは仮に、私がBIGLOBEサーバに持っているホームページIDと同じ apollo にしてみます。パスは次のとおりです。
                                                                                                        C:\apollo\
                                                                                                        次はこのディレクトリを作る手順です。
                                                                                                        1. 「マイコンピュータ」から「C」ドライブをダブルクリックして開く。
                                                                                                        2. メニューの「ファイル」→「新規作成」→「新しいフォルダ」を選ぶ。
                                                                                                        3. 「新しいフォルダ」の名前を apollo に変更する。
                                                                                                        ホームディレクトリ apollo の下に作業ディレクトリの public_html を作ると、パスは次のようになります。
                                                                                                        C:\apollo\public_html\
                                                                                                        プロバイダのサーバにアップロードしたホームページでは、ホームディレクトリの下に public_html があっても、アクセスするURLには public_html を書きません。ブラウザに ~apollo/ と入力したら、 public_html にあるトップページの index.html や index.htm につながります。
                                                                                                        私たちのApacheサーバでも、 public_html を省略したURLでアクセスします。プロバイダのサーバに倣って、 ~apollo/ でアクセスするようにもできますが、ここでは、さらに簡単にして、ブラウザに または と入力したら、C:\apollo\public_html\index.html につながるようにします。
                                                                                                        次ページ、「7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)/もう一つのアクセス方法」で説明します。

                                                                                                        httpd.conf の修正

                                                                                                        Apache 2.0.47 を C ドライブの Apache2 フォルダにインストールした (前ページの を参照) ので、そこにフォルダやファイルが作られているはずです。調べてみましょう。
                                                                                                        「マイコンピュータ」→「C」→「Apache2」とダブルクリックして開いて見ましょう。 Apache2 フォルダを開くと、次の12個のフォルダが見えます。
                                                                                                        [bin] [cgi-bin] [conf] [error] [htdocs] [icons] [include] [lib] [logs] [manual] [modules] [proxy]
                                                                                                        Apache2 フォルダにはまた、5個の .txt ファイルが直接置かれています。
                                                                                                        実行ファイルの Apache.exe は、bin フォルダに入っています。ダブルクリックして開き、赤い羽のアイコン があることを確認しておきましょう。
                                                                                                        われわれが当面必要なのは、conf フォルダにある httpd.conf ファイルです。これで Apache を設定します。デスクトップの左下のスタート から
                                                                                                        プログラム→Apache HTTP Server 2.0.47→ Configure Apache Server→Edit the Apache httpd.conf Configuration File
                                                                                                        を選びます。あるいは、メモ帳、EmEditor、秀丸エディタなどのテキストエディタを起動して、C:\Apache2\conf\httpd.conf を開いても結構です。
                                                                                                        確認や設定変更が必要な箇所は次のとおりです。

                                                                                                        ● 212行目
                                                                                                        
                                                                                                        インストール時に Server Name を 127.0.0.1 と入力したので、次のようになっているはずです。
                                                                                                        確認しましょう。Apache 2.0.47 では、ポート番号 80 も一緒に記述されています。
                                                                                                        インストール時に ○ only for the Current User, on Port 8080, when started Manually.
                                                                                                        を選ぶと、ポート番号は8080 になります。
                                                                                                        
                                                                                                        ServerName 127.0.0.1:80
                                                                                                        
                                                                                                        もし、初期設定のままだったり、別のサーバ名が記述されていたら、上記の通りに変更しましょう。
                                                                                                        ホスト名 127.0.0.1 は「ループバック」と呼ばれ、自分自身を示す特別なアドレスだそうです。
                                                                                                        
                                                                                                         228行目
                                                                                                        
                                                                                                        DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                                        
                                                                                                        ↓変更
                                                                                                        
                                                                                                        #DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                                        DocumentRoot "C:/apollo/public_html"
                                                                                                        
                                                                                                        先ほど作った作業ディレクトリの C:\apollo\public_html を「ドキュメントルート」に指定します。
                                                                                                        ここでは、区切りには円マーク (\) やバックスラッシュ (\) ではなく、スラッシュ (/) を使います。
                                                                                                        
                                                                                                        「ドキュメントルート」は一つでなければならないので、 DocumentRoot "C:/Apache2/htdocs"
                                                                                                        の行頭に # を付けて無効にしました。
                                                                                                        
                                                                                                        なお、ディレクトリ名の、 apollo が、C ドライブに実際に作ったディレクトリ名と一致するかどうかを確認して
                                                                                                        ください。実際のディレクトリ名の綴りが apolllo だったり、 apolo だったりしたら、Apache 自体が起動
                                                                                                        できません。また、このディレクトリとその中の public_html は事前に作成しておかなければなりません。
                                                                                                        もちろん、作成するディレクトリの名前が apollo である必要はありません。 www でも morning でも
                                                                                                        musume でもかまいません。要は、作成したディレクトリ名とドキュメントルートに指定するディレクトリ名
                                                                                                        が完全に一致することです。
                                                                                                        
                                                                                                        ● 253行目
                                                                                                        
                                                                                                        
                                                                                                        
                                                                                                        ↓変更
                                                                                                        
                                                                                                        #
                                                                                                        
                                                                                                        
                                                                                                        「ドキュメントルート」は、ブラウザからのあらゆる要求を受け取って処理するディレクトリ (フォルダ)
                                                                                                        です。上の設定で、public_html がドキュメントルートになりました。ここから 282行目の 
                                                                                                        までは、ドキュメントルートでどのような動作を実行可能にするかをを設定する場所です。
                                                                                                        
                                                                                                        作業ディレクトリの C:\apollo\public_html をドキュメントルートに指定したために、public_html にある
                                                                                                        ファイルは、  にファイル名 (たとえば test.html) を付けて、test.html
                                                                                                        とアクセスすると、見られるようになりました。また、index.html など、優先表示されるファイルがあれば、
                                                                                                         または  だけで表示されます。
                                                                                                        
                                                                                                        ● 267行目
                                                                                                        
                                                                                                            Options Indexes FollowSymLinks
                                                                                                        
                                                                                                        ↓変更
                                                                                                        
                                                                                                            Options Indexes FollowSymLinks MultiViews ExecCGI Includes
                                                                                                        
                                                                                                        ここは、ドキュメントルート内での追加機能 (Options) です。 FollowSymLinks の後に半角スペース
                                                                                                        で区切って、MultiViews と ExecCGI と Includes を追加します。
                                                                                                        
                                                                                                        MultiViews は、ブラウザから来るさまざまな言語やメディアタイプに対する要求にスムーズに応じられる
                                                                                                        ようにします。ExecCGI はCGI が使えるように、Includes は SSI が使えるようにします。
                                                                                                        
                                                                                                        ちなみに、元からあった Indexes は、ファイル名を特定せずに、ディレクトリ名だけの指定でアクセス
                                                                                                        されたとき、そのディレクトリに index.html など優先表示するファイルがなければ、ディレクトリ内
                                                                                                        の全てのファイルの目次 (index) を表示します。FollowSymLinks はファイルを別の名前で呼び出す
                                                                                                        方法の一つです。
                                                                                                        
                                                                                                        ● 321行目
                                                                                                        
                                                                                                        DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                                                        
                                                                                                        ↓変更
                                                                                                        
                                                                                                        DirectoryIndex index.html index.html.var
                                                                                                        DirectoryIndex index.htm index.htm.var
                                                                                                        
                                                                                                        これは、ブラウザでディレクトリが呼び出されたときに、真っ先に表示されるファイルの名前の指定です。
                                                                                                        そのようなファイル名として、元からあった index.html の次に index.htm を追加したので、ディレクトリ
                                                                                                        に index.html がないときは、index.htm が優先表示されます。
                                                                                                        
                                                                                                        ● 511行目付近
                                                                                                        
                                                                                                        ここには最初何も書かれていません。Apache manual の設定部分の直後にある空白です。
                                                                                                        キーボードの Enter キーを押して1行空白行を作り、その下に次の記述を挿入します。
                                                                                                        
                                                                                                        ↓挿入
                                                                                                        
                                                                                                        Alias /html "C:/usr/local/html"
                                                                                                        
                                                                                                        
                                                                                                            Options Indexes FollowSymLinks MultiViews IncludesNoExec
                                                                                                            AddOutputFilter Includes html
                                                                                                            AllowOverride None
                                                                                                            Order allow,deny
                                                                                                            Allow from all
                                                                                                        
                                                                                                        
                                                                                                        上の方の元からあった記述は、Alias 命令を使って、Apache 2.0.47 for Win32 の本体と同時にインストールされた
                                                                                                        Apache のマニュアルを簡単に読めるようにしています。ブラウザで manual/ にアクセス
                                                                                                        すると、Apache のマニュアルが表示されます。
                                                                                                        
                                                                                                        その下に新しく挿入した記述では、これに倣って、先に C:\usr\local\html にインストールしされた ActivePerl のマニュアルも
                                                                                                        簡単に読めるようにしました。ActivePerl のマニュアルは、html/ または最後の / を省いて、
                                                                                                        html とブラウザに入力すると、表示されます。
                                                                                                        
                                                                                                        ● 615行目-616行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                        
                                                                                                        ReadmeName README.html
                                                                                                        HeaderName HEADER.html
                                                                                                        
                                                                                                        ↓変更
                                                                                                        
                                                                                                        #ReadmeName README.html
                                                                                                        #HeaderName HEADER.html
                                                                                                        
                                                                                                        元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) README.html (Windows パソコンの場合 readme.html も) や 
                                                                                                        HEADER.html (header.html) という名前のファイルがあれば、index.html の場合と同様、ブラウザでディ
                                                                                                        レクトリのURLにアクセスするだけで、そのファイルの内容を表示させる、という意味です。これでは困り
                                                                                                        ますね。Web上で公開するためのCGIファイルを作成したとき、使い方を説明した readme.html を添付する
                                                                                                        ことがあります。それをディレクトリに入れておくと、他のファイルを見るためにディレクトリにアクセス
                                                                                                        しても、readme.html が表示されてしまいます。これを防止するために、# をつけて無効にしておきます。
                                                                                                        HEADER.html (header.html) というファイルを作る機会は少ないでしょうが、万一のために、やはりコメント
                                                                                                        アウトしておきましょう。
                                                                                                        
                                                                                                        これらのファイルが index.html と違うところは、有効にした場合でも、ファイルの内容が表示されると同時
                                                                                                        に、他のファイルのリストも表示されることです。(index.html があればリストが見られません。) ちなみに、
                                                                                                        README.html はリストの後に表示されますが、HEADER.html はリストの前に表示されます。
                                                                                                        
                                                                                                        ● 622行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                        
                                                                                                        IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                                                        
                                                                                                        ↓変更
                                                                                                        
                                                                                                        #IndexIgnore .??* *~ *# HEADER* README* RCS CVS *,v *,t
                                                                                                        
                                                                                                        元の設定は、ディレクトリの直下に (中に) HEADER (header) や README (readme) で始まる名前のファイルなど、
                                                                                                        IndexIgnore 以下に記述した名前のファイルがあれば、ブラウザでディレクトリのURLにアクセスアクセスしたとき
                                                                                                        に表示されるリストから除外するという意味です。この設定を有効にしておくと、せっかく作ったreadme.html や
                                                                                                        readme.txt などの名前が表示されません。「このフォルダに入れたはずだけど、入れ忘れたのか、無意識に削除した
                                                                                                        のかな?」と慌てることになるかもしれません。この設定も無効にしておきましょう。
                                                                                                        
                                                                                                        ● 704行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                        
                                                                                                        LanguagePriority en da nl et fr de el it ja ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                                                        
                                                                                                        ↓変更
                                                                                                        
                                                                                                        LanguagePriority ja en da nl et fr de el it ko no pl pt pt-br ltz ca es sv tw
                                                                                                        
                                                                                                        言語の優先順位で、英語が最優先で、日本語が9番目になっています。これでは、紛らわしい場合、英語と認識して、
                                                                                                        日本語が文字化けする原因になります。日本語最優先に変更します。
                                                                                                        
                                                                                                        ● 723行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                        
                                                                                                        AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                                                        
                                                                                                        ↓変更
                                                                                                        
                                                                                                        #AddDefaultCharset ISO-8859-1
                                                                                                        
                                                                                                        デフォルトの文字セットを、西欧諸国の文字に基づいた ISO-8859-1 Latin1 というのに設定しようとしています。
                                                                                                        このままでは、日本語ページが、ほとんど例外なく文字化けし、ブラウザの種類やバージョンによっては、ブラウザ
                                                                                                        の設定を変更しても、文字化けが直りません。コメントアウト (#) して隠します。
                                                                                                        
                                                                                                        ● 786行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                        
                                                                                                            #AddHandler cgi-script .cgi
                                                                                                        
                                                                                                        ↓変更
                                                                                                        
                                                                                                            AddHandler cgi-script .cgi
                                                                                                        
                                                                                                        コメントアウト (#) を削除して、記述を有効にします。「拡張子 .cgi がついたファイルをCGIスクリプトとして
                                                                                                        実行する」という意味です。
                                                                                                        
                                                                                                        ● 791行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                        
                                                                                                        #AddHandler send-as-is asis
                                                                                                        
                                                                                                        ↓変更
                                                                                                        
                                                                                                        AddHandler send-as-is asis
                                                                                                        
                                                                                                        コメントアウト (#) を削除して、CGIスクリプトなどからHTTPヘッダを送れるようにします。
                                                                                                        
                                                                                                        ● 796行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                        
                                                                                                        #AddHandler imap-file map
                                                                                                        
                                                                                                        ↓変更
                                                                                                        
                                                                                                        AddHandler imap-file map
                                                                                                        
                                                                                                        コメントアウト (#) を削除して、イメージマップが使えるようにします。
                                                                                                        
                                                                                                        ● 811-812行目 (上記修正後の行番号。行番号がずれてもかまいません。)
                                                                                                        
                                                                                                        #AddType text/html .shtml
                                                                                                        #AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                                                        
                                                                                                        ↓変更
                                                                                                        
                                                                                                        AddType text/html .shtml
                                                                                                        AddOutputFilter INCLUDES .shtml
                                                                                                        AddType text/html .html
                                                                                                        AddOutputFilter INCLUDES .html
                                                                                                        
                                                                                                        最初の2行からコメントアウト (#) を削除するのを忘れずに! 拡張子が .shtml のSSIが使えるようにします。
                                                                                                        同時に、3、4行目を追加して、拡張子が .shtml でなく、.html でもSSIが機能するようにします。
                                                                                                        
                                                                                                        -----------------------------------------------------------------------------------------------------------
                                                                                                        
                                                                                                        変更後、httpd.conf を「上書き保存」または「名前をつけて保存」します。httpd.conf の名前を変更しないように。
                                                                                                        
                                                                                                        最後に、パソコンを再起動して httpd.conf ファイルの設定変更を有効にします。
                                                                                                        

                                                                                                        7: Apache 2.0.47 for Win32 の設定 (2)

                                                                                                        前ページで、 だけのURLで C:\apollo\public_html\index.html につながるようにしました。このページでは、プロバイダのサーバにあるホームページのように、~apollo/ というURLでアクセスする方法を説明しましょう。こちらも試してみてください。二重になってもかまいません。
                                                                                                        ユーザ名 (ホームページID) apollo の前になぜ ~ がついて、~apollo となっているのか、 ~ はどうして必要なのか、と疑問に思う人も多いでしょう。~ 記号は チルダ (tilde)、ティルデ (同じく tilde) または 波ダッシュ (swung dash) と呼ばれているようです。
                                                                                                        今ではUNIXコンピュータがWebサーバの大多数を占めています。しかし、インターネット時代が到来する前から、UNIXコンピュータは多くのユーザによって共同で使用されていました。それぞれのユーザは、UNIXコンピュータの中に自分の名前が付いたホームディレクトリ (home directory) を持っていました。そこにアクセスするときは、ユーザ名の前に ~ を付けてを呼び出す仕組みです。
                                                                                                        現在、プロバイダのサーバに会員が持っているホームページの名前の前に ~ が付いているのは、このUNIXの伝統を受け継いだものです。
                                                                                                        Webサーバで公開するファイルは、直接ホームディレクトリに置かず、その下にある public_html などに入れてあるのが普通です。これはセキュリティ上の理由からだそうです。
                                                                                                        Apacheサーバでは、httpd.conf ファイルにある UserDir 命令 (directive) を設定することにより、これが可能になります。ホームディレクトリ名の前に ~ を付けて呼びoだすと、ホームディレクトリの下にある public_html 内のファイルにアクセスできます。次の手順で設定してみましょう。
                                                                                                        1. C ドライブにディレクトリを作り、 home と名付けます。
                                                                                                        2. home ディレクトリにサブディレクトリを作り、ユーザ名 (たとえば apollo) を付けます。
                                                                                                        3. apollo ディレクトリにサブディレクトリを作り、public_html と名付けます。
                                                                                                        4. httpd.conf ファイルを開きます。
                                                                                                        5. ● httpd.confファイル 290行目 UserDir "My Documents/My Website" ↓変更 UserDir "C:/home/*/public_html"
                                                                                                        6. ● 300行目-311行目 # # AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit # Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch IncludesNoExec # # Order allow,deny # Allow from all # # # Order deny,allow # Deny from all # # ↓変更 AllowOverride FileInfo AuthConfig Limit Options MultiViews Indexes SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes Order allow,deny Allow from all Order deny,allow Deny from all
                                                                                                          ExecCGI を追加して、CGI が使えるようにしました。また、 IncludesNoExec と、「SSI は使えるが、 exec コマンドだけはダメ」の設定でしたが、Includes に変更して、exec コマンドも使えるようにしました。上記全ての行で、コメントアウト (#) の削除をお忘れなく。
                                                                                                          httpd.conf ファイルを上書き保存します。ここで、もう一度パソコンを再起動して、追加した設定を有効にしましょう。
                                                                                                          多くのプロバイダでは、この方法で会員のホームページを指定しているものと推測されます。home ディレクトリまたは、これに相当するディレクトリに、 apollo のほか、taro、hanako、john、mary など、たくさんのユーザ用ディレクトリが置かれているはずです。そして、それぞれのユーザ用ディレクトリには、ファイルを入れる public_html または、それに相当すものがあるでしょう。
                                                                                                          Apache サーバでこの省略を可能にする方法は、この他にも複数あります。今回は使いませんが、その一つは Alias 命令を使う方法です。次の例では、Apache の httpd.conf ファイルで、 /~apollo をより複雑なパス C:/apollo/public_html/ のalias (別名) に指定にしています。
                                                                                                          Alias /~apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                                          これで、~apollo/ のURLで C:/apollo/public_html/ の内容を表示させることができます。
                                                                                                          別名は ~ がなくてもかまいません。次の例では、 ~ がない、/apollo を C:/apollo/public_html/ の別名にすることにより、apollo/ のURLでアクセスできるようにしています。
                                                                                                          Alias /apollo "C:/apollo/public_html/"
                                                                                                          バージョンが 2.0.XX になってから、Window 95/98/Me では、Apache を優雅に終了させる方法が見つかりません。 (*Windows XP/2000/NT では、Windows の起動と同時に Apache が起動し、Windows の終了と同時に Apache が終了するので、問題ありません。) アイコンのクリックやダブルクリックだけで Apache を起動する方法はあるのですが、そのように起動した Apache を同様な方法で終了させるのは無理なようです。したがって、Apache 2.0.47 for Win32 でも、次の方法を取るとにしましょう。

                                                                                                          起動

                                                                                                          1. デスクトップの左下 [スタート] から [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Control Apache Server]→[Start Apache in Console] を選ぶ。
                                                                                                          2. 開いた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの右上、最小化ボタン ( _ ) をクリックして、 下のタスクバーに置き、デスクトップの作業スペースを確保する。

                                                                                                          終了

                                                                                                          1. Windows を終了、または再起動する前に、タスクバーにある最小化されたMS-DOSプロンプト「APACHE」をクリックして、通常のウィンドウに戻す。
                                                                                                          2. キーボードの [Cntrl] キーを押しながら [C] キーを押して、数秒待つ。
                                                                                                          3. MS-DOSプロンプトが閉じたら、Windows を終了、または再起動する。
                                                                                                          (ケーブルテレビの場合)
                                                                                                          J-COM など、ケーブルテレビ網のサービスでインターネットに接続していると、 Internet Explorer の設定がそのままでは、Apache ローカルサーバにアクセスでないことがあります。その場合、次のように設定変更すると、Apache ローカルサーバが使え、同時に他のサーバを使ってWeb上のサイトにもアクセスできるようです。 IE 6 で説明します。( 接続方法によって違う場合があります。これは一例です。)
                                                                                                          1. Internet Explorer メニューの [ツール] から [インターネットオプション] を選ぶ。
                                                                                                          2. [接続] タブをクリックし [LAN の設定] ボタンをクリックする。
                                                                                                          3. [ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] 画面の上半分 [自動構成] で、 [設定を自動的に検出する]にチェックマークを入れる。
                                                                                                          4. [自動構成スクリプトを使用する] がチェックされていたら、 チェックマークをはずす。
                                                                                                          5. 下半分 [プロキシサーバ] で、 [LAN にプロキシサーバを使用する] がチェックされていたら、チェックマークをはずす。
                                                                                                          6. [OK]クリックして[ローカルエリアネットワーク (LAN) の設定] を閉じ、[OK]クリックして [インターネットオプション] を閉じる。
                                                                                                          Netscape Communicator 4.XX、Netscape 6.XX、Netscape 7.0X、Netscape 7.1 ともに、設定変更なしに、Apache および外部サーバにアクセスできるようです。
                                                                                                           

                                                                                                          8: Apache 2.0.47 for Win32 を使ってみよう

                                                                                                          HTMLファイルを置く

                                                                                                          ローカルサーバを使う準備万端整いました。せっかくだから、ファイルを置いて、ちゃんと動くか確かめてみましょう。まずは、HTMLファイルから。
                                                                                                          [index.html]
                                                                                                          [Windows 95/98/Me では]
                                                                                                          Windows NT/2000/XP では、パソコンを起動した時点で、すでにApacheも起動しています。
                                                                                                          1. [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47] → [Control Apache Server] → [Start Apache in Console] を選んで Apache を起動します。
                                                                                                          2. 現れた「APACHE」というタイトルのMS-DOSプロンプトの最小化ボタン ( _ ) をクリックして、小さくし、タスクバーに置きます。
                                                                                                          [全Windows OS共通]
                                                                                                          1. 上記の index.htmlをメモ帳などにコピー・貼り付けして、index.html と名前をつけ、パソコンの作業フォルダ、たとえば C:\apollo\public_html\ に保存しましょう。
                                                                                                          2. 次に、ブラウザを起動して、「アドレス」(場所)欄に次のようにに入力して、 Enterキーを押します。
                                                                                                          ちゃんと表示されましたか? index.html を入力しなくても、index.html を表示してくれたでしょう。
                                                                                                          UserDir 命令を設定した方は、同じ index.html を C:\home\apollo\public_html にも置いて、ブラウザに次のように入力してみましょう。同様な結果が得られるはずです。
                                                                                                          ~apollo

                                                                                                          CGIファイルを置く

                                                                                                          では、同じ内容をCGIファイルにしてみましょう。
                                                                                                          [test.cgi]
                                                                                                          CGIスクリプトの先頭行
                                                                                                          #!/usr/local/bin/perl
                                                                                                          の前にスペースを入れたり、1行空けたりするとエラーになります。詰めてください。こんどは test.cgi と名前をつけ、同様に C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザに次のように入力します。
                                                                                                          test.cgi
                                                                                                          CGIスクリプトもうまく行きましたか?もしサーバエラーになったら、
                                                                                                          [スタート] → [プログラム] → [Apache HTTP Server 2.0.47]→ [Review Server Log Files]→[Review Error Log]
                                                                                                          を見てください。エラーの原因がわかります。

                                                                                                          SSIを使う

                                                                                                          では、SSIが使えるか試してみましょう。index.htmlの内容にSSIの記述を1行付け足して、ファイル名を test.shtml にしましょう。
                                                                                                          [test.shtml]
                                                                                                          ブラウザで
                                                                                                          test.shtml
                                                                                                          にアクセスしてみましょう。

                                                                                                          Internet Explorer 6 SP1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面


                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) で見た test.shtml の画面

                                                                                                          上のように表示されましたか?もし表示されなかったら、SSI関連の設定に漏れがあるのかもしれません。もう一度チェックしてみてください。
                                                                                                          拡張子が .htmlでもSSIが有効なことを確かめておきましょう。test.shtmlの内容はそのままで、ファイル名だけを ssi.html などに変更して C:\apollo\public_html\ に置き、ブラウザで ssi.html にアクセスしてみましょう。

                                                                                                          簡単なSSIアクセスカウンタの作成

                                                                                                          上で試した test.cgi で、パソコンに作った Apache サーバで CGIが動くことがわかりました。test.shtml と ssi.html では、SSIが使えることを確認しました。しかし、あまりにも簡単すぎたので、私たちの ActivePerl と Apache で実用的なCGIやSSIが動くことに、まだ確信が持てないかもしれません。
                                                                                                          では、SSIアクセスカウンタを作ってテストしてみましょう。まず、次のCGIファイルを作ります。
                                                                                                          [counter.cgi]
                                                                                                          counter.cgi という名前で C:\apollo\public_html\ に置きます。
                                                                                                          カウンタの数字は、自動作成される count.dat ファイルに記録されます。念のために、使用中のテキストエディタで「新規 (作成)」を選んで空のファイルを作り、 count.dat という名前を付けて、counter.cgi と同じフォルダに保存しておいても結果は同じです。
                                                                                                          続いて、次のようなHTMLファイルを作り、これも C:\apollo\public_html\ に置きます。

                                                                                                          [counter.html]
                                                                                                          やることはこれだけです。Windowsパソコンでは、UNIXコンピュータで必要なパーミッションの設定は必要ありません。ブラウザに次のように入力します。
                                                                                                          counter.html
                                                                                                          ブラウザの「更新」(再読み込み) をクリックして、カウンタの数字が増えるのを確認しましょう。
                                                                                                          counter.html の SSI 部分を次のように記述しても同様な結果が得られます。
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51279) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51278) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51277) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51276) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51275) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51274) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51273) | 评论(0) | 转发(0) |
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                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51272) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51271) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51270) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51269) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51268) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51267) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51266) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51265) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51264) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51263) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51262) | 评论(0) | 转发(0) |
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                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

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                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51261) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51260) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51259) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51258) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51257) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51256) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51255) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51254) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51253) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51252) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51251) | 评论(0) | 转发(0) |
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                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51250) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51249) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51248) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51247) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51246) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51245) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51244) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51243) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51242) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51241) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51240) | 评论(0) | 转发(0) |
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                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

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                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51239) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51238) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51237) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51236) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51235) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51234) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51233) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51232) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51231) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51230) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

                                                                                                          ActivePerlのホームページ。ActivePerlの最新版は でダウンロードできます。 Windows 版は、Windows 95、Windows NT、Windows 98、Windows Me、Windows 2000、Windows XP で使用できます。 Windows 版の他に、Solaris版とLinux 版もリリースされています。
                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
                                                                                                          阅读(51229) | 评论(0) | 转发(0) |
                                                                                                          0

                                                                                                          上一篇:C#语言初级入门

                                                                                                          下一篇:rubyの概要

                                                                                                          给主人留下些什么吧!~~
                                                                                                          いずれの場合も、counter.cgi の拡張子を .pl に変えて、counter.pl のファイル名で保存し、counter.html から counter.pl を呼び出すことができます。
                                                                                                          上記すべての場合に、counter.cgi または counter.pl では、次のどちらかの Content-type ヘッダが必要です。
                                                                                                          print "Content-type: text/plain\n\n";
                                                                                                          print "Content-type: text/html\n\n";
                                                                                                          できたら、それぞれのファイルを C:\home\apollo\public_html にも置いて見ましょう。特に、counter.html での確認をお勧めします。UserDir 命令の箇所で、 IncludesNoExec を Includes に変更しなかったなら、最後の ~apollo/counter.html はエラーになります。
                                                                                                          次は、 ~apollo/counter.html を別々のブラウザで表示させた様子です。

                                                                                                          IE 6 SP1 (Windows XP) で見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Netscape 7.1 (Windows XP) 見た ~apollo/counter.html

                                                                                                          Apache と ActivePerl のマニュアルが読めることを確認しましょう。まず、ブラウザの「アドレス」(場所) 欄に

                                                                                                          manual

                                                                                                          と入力して Enterキーを押します。

                                                                                                           が現れましたか?
                                                                                                          次に、次のように入力して Enterキーを押します。

                                                                                                          html

                                                                                                           が表示されましたか?
                                                                                                           
                                                                                                          お疲れ様でした。

                                                                                                          9: 関連リンク

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                                                                                                          ActivePerl を開発した ActiveState はカナダのバンクーバーに本社があり、世界に Perl 言語関連製品を供給する会社です。会社の情報は で得られます。
                                                                                                          Apache の総合サイト。Apache HTTP Server Project は非営利団体 によって、組織的、法的、財政的にサポートされています。サイト内の で最新版の Apache for Win32 がダウンロードできます。
                                                                                                          フリーウェアの Apache は今やインターネット上で第一位を占めるサーバソフトウェアです。最初は、世界中に散らばっていたボランティアのウェブマスターたちのグループ (Apache Group) が 1995 年に、当時最も普及していたサーバ、NCSA HTTPD を基に開発しました。自分たちのサーバを謙遜してa patchy server (つぎはぎだらけのサーバ)と呼んだのが名前の由来だそうです。しかし、多くの徹底的な改良がなされた今では、最新鋭のサーバとして知られています。

                                                                                                           
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